EPISODE · Jan 7, 2026 · 17 MIN
#02 タイポグラフィーの世界
from デザイン審美眼—社長の第六感をカタチにするデザインの話
今日のテーマは「タイポグラフィーが扱う領域」です。タイポグラフィー=レタリングという誤解はよくありますが、本来は活版印刷から続く「文字を組んで紙面を作る」技術全般を指します。InDesignでの書籍・雑誌制作、写植の歴史、日本語文字組みの基本ルール、生成AI時代に必要な品質判定の目──。Mat N. Studio代表・的場仁利さんが、タイポグラフィの全体像を経営者の視点で解説する回です。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 [email protected] Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・タイポグラフィーとは何か?レタリングとの違いを解説 ・活版印刷の世界──銀河鉄道の夜でジョバンニが活字を拾うアルバイトをしていたあの世界 ・現代ではInDesignを使った本・雑誌・広報誌の制作がタイポグラフィーの仕事 ・的場さんのキャリア:学校の資料集・問題集(学参)を長く手がける ・学参の厳しさ──人名・地名・記号の正確性、色の再現性、データの長期管理 ・車のデザイン志望からMacでのDTPへ転向、DJをしながらデザインの道へ ・写植(写真植字)という技術─‥2024年で100周年、2000年頃まで現役だった ・DTP黎明期の苦労:夜にプリントボタンを押して朝出力、エラーとの戦い ・日本語は正方形にデザインされた文字、文字数計算と編集者・執筆者との連携 ・現在の仕事:中部デザイン協会75年史、国際問題シンクタンクの冊子 ・生成AIで作れる時代だからこそ「これ出すの?」と見極める審美眼が必要 ・デザイナーへの発注で「何か違うけど説明できない」問題を解消したい ・次回予告:デザイン経営について ▼こんな方におすすめ ・タイポグラフィーという言葉を聞いたことはあるが、何を指すのかよくわからない ・デザイナーに依頼した成果物に違和感があるが、どう伝えればいいかわからない ・生成AIでデザインを作ってみたが、品質面で不安がある ・印刷物やページものの制作を発注する機会がある ・デザインの歴史や背景を知って、発注時の判断力を高めたい ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)
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