EPISODE · Feb 4, 2026 · 18 MIN
#06 うまくいっている時こそ疑え——坂本啓一氏の品質哲学
from デザイン審美眼—社長の第六感をカタチにするデザインの話
今日のテーマは「最後のアナログレタッチャー・坂本啓一氏から学んだ『指揮命令系統』と『ひっかけてみろ』という2つの品質哲学」です ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 [email protected] Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・「存在意義と理念の紡ぎ方——師匠からの教え」シリーズ第2回 ・今回の師匠は最後のアナログレタッチャー・プリンティングディレクターの坂本啓一氏 ・坂本氏の経歴——大日本印刷で見習いからスタート、70代まで現場に立ち続けた巨匠 ・『レタッチ技術手帳』は印刷・デザイン業界の教科書として何刷も重ねている ・教え①:生産現場に指揮命令系統がないなら作ってそれを厳守させよ ・印刷工程の各職種——DTPオペレーター、レタッチ、面付け製版、印刷オペレーター、後工程 ・組織命令系統が崩れている現場では情報が届かず品質劣化が起こる ・教え②:ひっかけてみる——自分すら疑って多面的にチェックせよ ・うまくいってるように見える時こそ本質的な問題がないかチェックする ・ハインリッヒの法則(1:29:300)との関連——苦情がないから安心ではない ・お客様から言われる前に自ら気づいて修正する姿勢が信頼の源泉 ・タイポグラフィーは出版印刷の産業全体を指す言葉——「印刷を知らずにタイポグラファーにはあらず」 ▼こんな方におすすめ ・デザインや印刷物の品質管理をどう仕組み化すればいいか悩んでいる ・「お客様から何も言われないから大丈夫」と安心してしまいがち ・制作現場で情報がうまく伝わらず、意図しないミスが発生している ・品質は「センス」や「経験」の問題だと思い込んでいる ・自社のものづくりにおける「信頼の源泉」を明確にしたい ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)
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