EPISODE · Jul 22, 2026 · 2 MIN
【07/22】【夕刊*ビジネスの種】「売れない」を「新ジャンル」へ!弱者が市場を創る巻き込み戦略|fm8739
from みんなの企画部。 · host 社長参謀|尾張一宮
多忙な経営者の皆様へ。本日のfm8739『花開くビジネスの種』の要点まとめです。 【きょうのファクト】離乳食スタートアップのMiLが、子供向け栄養補助食品を「スマート成長食」と定義し、他社製品も集めた専用売り場をトイザらスや赤ちゃん本舗など全国164店舗に展開。バラバラだった売り場を集約し、市場でのカテゴリー確立を目指す。(出典:日本経済新聞 2026年6月26日「子供の栄養補助食品、専用売り場」) 【なぜこれが「ビジネスの種」なのか?】実績の少ない中小・ベンチャー企業が単体で「うちの商品を置いてください」と小売店に交渉しても、棚を確保するのは至難の業です。MiLの戦略が秀逸なのは、「他社製品も一緒に並べるので、お店の中に『新しい専門コーナー(市場)』を作りましょう」という、売り場全体の課題解決(カテゴリー・キャプテン)の提案を行っている点です。自社のシェア争いの前に、まずは市場そのものを競合と連携して創り出すという「弱者の巻き込み戦略」として非常に深い学びがあります。 【マネージャー小島の視度(現場への応用)】中小企業の経営において、「自社の商品だけを目立たせたい」と考えるのは自然なことです。しかし、顧客の視点に立ったとき、商品がバラバラの棚に混在している状態は「探しにくい=存在しない」のと同じになってしまいます。 MiLの事例では、店舗側も「どう売ればいいか困っていた」という潜在的な悩みを抱えていました。そこに「スマート成長食」という分かりやすい共通の看板(コンセプト)を掲げ、他社製品も含めてパッケージ化して提案することで、店舗側の「売り場作りの手間」をゼロにしています。 これを私たちの現場に置き換えるなら、「自社の商品単体のスペック」をアピールするのを一度やめてみることです。顧客や取引先が「何と何が一緒に並んでいたら、迷わずに買えるのか」という『文脈(コンテキスト)』をこちらでデザインし、現場に提案する。時には地元の同業者や関連サービスとタッグを組み、「〇〇専門パック」として面でアプローチする方が、結果として自社を選んでもらう近道になります。大手の流通網や既存の枠組みに背を向けるのではなく、彼らの困りごとを「棚ごと解決する」という泥臭い提案力こそが、中小企業が売れる土壌を耕すヒントになります。 🌱 自社の土壌を耕す3つの問い (1)カテゴリーの認知: 自社の商品やサービスは、お客様にとって「探しやすい場所」にありますか?既存の古いジャンルに埋もれていませんか?(2)他者との共生: 自社単体では突破できない壁に対して、あえて競合や周辺の事業者を「巻き込んで大きな市場を作る」という選択肢を検討できますか?(3)売り手の課題解決: 購入者だけでなく、販売代理店や紹介者が「これなら扱いやすい、提案しやすい」と思えるようなパッケージや看板を用意していますか? 自社の利益だけを囲い込もうとせず、まずはお客様とパートナーが動きやすい「新しい棚」を自らの手で創り出してみてはいかがでしょうか。 #森と川に咲く花 #fm8739 #一宮市 #スマート成長食 #MiL #カインデスト #カテゴリーサクセス #市場創造 #コワーキングスペース
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