EPISODE · May 17, 2026 · 24 MIN
#09 資金繰り表は「天気予報」。傘を持つか、濡れて帰るか。──なぜか資金繰りはいつも厳しい
from 会計事務所の休憩室 · host 柏葉幸徳
「売上は順調に伸びているのに、なぜか毎月末の通帳残高を見るとハラハラする……」そんな、多くの中小企業が一度は頭を抱える「資金繰りのミステリー」に、休憩室から本音で切り込みます 。 今回は、売上が伸びるイケイケの時期ほど陥りやすい「運転資金の罠」や、税金を減らしたくて手元の現金をゴリゴリ減らしてしまっている「過度な節税」の矛盾など、お金が残らない4つの原因を分析 。それに対する柏葉所長の答えは、「資金繰り表は天気予報」 。 100%の正確さを求めて挫折するくらいなら、エクセル1枚、降水確率60%のざっくりした感覚で十分だとぶっちゃけます 。事前に雨(資金ショートの危機)が降るとわかってさえいれば、傘を持てる(=対策が打てる)からです 。 後半は、入金の早期化といったドロ臭い対策から、銀行交渉や資金繰りを劇的に安定させる「据え置き借入」の話しまで、教科書には載っていない実務のリアルを語り尽くします 。 オープニングでは、自転車通勤中に後ろから煽られて意地を張った結果、ゴールデンウィークに40度の熱を出して肺炎になったという柏葉先生の災難トークからゆるっとスタート。「会社の体力も自分の体力も、無理な負荷をかけると急にガタがくる」という、身をもって知った(?)教訓とは……? コーヒー片手に、ぜひ聞き流してみてください。 今回のキーポイント 資金が足りなくなる4つの要因分析:売上増の裏に潜む「運転資金の罠」や、在庫・借入返済・本末転倒な節税のカラクリを大解剖 。 天気予報としての資金繰り表:100%の精度を目指して挫折するよりも、60〜70%の精度で資金不足のタイミングに「気づける」ことの重要性 。 経営者の3つのNGパターン:資金繰り表に対する「見ない、信じない、無対策」という姿勢へのチクリとしたツッコミ 。 実践的な「ざっくり資金繰り表」の作り方:縦軸7項目、横軸半年のエクセル1枚から始める、明日から真似できる超シンプル構成 。 危機を乗り切る実務対策と銀行交渉:入金早期化・支払い後ろ倒しの交渉術から、会計事務所を「味方」として銀行へ連れていくメリット 。 究極の安定化「据え置き借入」:金利を安心の「保険料」と割り切り、元本を返済せずに手元に現金を厚く持っておく生存戦略 。 お便り募集中! 番組では、皆さんからの「素朴な疑問」や経営のお悩み、質問をお待ちしています。番組概要欄のフォームからお気軽にお寄せください! https://forms.gle/rrdzgi4Y1KW9gcwx8 【出演者プロフィール】 柏葉(税理士):会計のプロとして、経営者に寄り添う壁打ち相手。これからは自転車も経営も安全運転でスルーパス 。 中川(税理士志望):現場で修行中。リスナーに近い目線で疑問をぶつけます。所長の体調を密かに心配していたしっかり者 。
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