EPISODE · Apr 2, 2026 · 22 MIN
#130「異文化理解で磨くグローバル交渉力」第2回:7つのマインドセット(実践編)
from 人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学 · host NPO法人日本交渉協会,安藤雅旺,星野良太
前回に引き続き、組織開発コンサルタント・コーチの祖父江玲奈氏をゲストにお迎えし、「異文化理解で磨くグローバル交渉力」をテーマにお送りします。第2回となる今回は、ホフステードの6次元モデルをベースに、実務で役立つ「7つのマインドセット(文化クラスター)」と、タイプ別の具体的な交渉・対応のヒントについてお届けします。◎祖父江 玲奈 氏のご経歴・中央大学総合政策学部卒業・アクセンチュアにて、組織戦略、組織設計、人材開発戦略を中心とするコンサルティング業務に従事。多くのインターナショナルプロジェクトに参画・日産自動車株式会社にて、女性への魅力創出グループ課長。ダイバーシティの取り組みの一環として、女性の視点を新しい商品開発の視点と位置付け、組織横断でのプロジェクトを企画・推進・2013年に独立、組織開発や異文化をテーマとしたグローバル企業のリーダー育成プログラムなどを手がけているHofstede-Insights Japan 異文化適応力認定ファシリテーターGlobal Coaching Institute 認定コーチTLC(リーダー層の360度フィードバックプログラム)認定プラクティショナー・デンマークの滞在を通じて、幸福感を支える価値観「ヒュッゲ」に出会う。人とつながる喜びやライフスタイルの可能性を伝える活動を展開している【主なサービス領域および実績】・コーチング:グローバル企業のリーダーシップ開発、女性リーダー育成など・組織変革コンサルティング:グローバル企業の本社機能改革、グローバル人材育成の検討など共訳書:『異文化理解で磨くグローバル交渉力―「なぜ?」を読み解く文化の7タイプ』【TODAY’S TOPICS】 ◎タイプ別マインドセットの解説勝負型(競争・コンテスト):アングロサクソン系(米・英など)。競争で上に行きたいという意欲が強い。個人対個人の信頼関係や、楽観的で意欲的な姿勢が重視される。つながり重視型(ネットワーク):北欧系。平等主義で人のつながりや弱者支援を重視する。どちらか一方が有利になるのではなく、お互いのニーズを満たす「Win-Win型」のアプローチが望ましい。プロセス信奉者(油の効いた機械):ドイツを中心とするゲルマン系。秩序や正確性、専門性を非常に尊重する。コネではなく、明確な評価基準や意思決定プロセスに基づいた論理的な提案が説得力を生む。外交官(太陽系):ラテンヨーロッパ系(仏・伊・西など)。権威を尊重しながらも個人の意見も主張する二律背反的な文化。相手の立場を踏まえ、ダンスを踊るように緩急をつけた交渉が必要。身内びいき型(ピラミッド):中南米・アフリカ・ロシア・韓国など。集団主義が強く、組織や集団へのメリットを重視する。関係構築に時間はかかるが、一度信頼を得れば交渉はスムーズに進む。スタミナ自慢(家族):中国や華僑を含むアジア圏。規律が厳格ではない一方で、重層的なレポートラインを通じた合意形成が必要。成果が出るまでに非常に多くの時間と体力を要する。職人型(日本):完璧主義や道を追求する考え方が非常に強い、独自の文化圏。仕事以外の場でも何かを追求する姿勢が賞賛される。---交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
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