EPISODE · Nov 29, 2025 · 10 MIN
《1404》『延命治療』のこと、誤解していませんか?
from 内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · host 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
【本日の必読資料】 「つぐみ(福井県版エンディングノート)」https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kourei/tugumi.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)**テーマ:11月30日は「人生会議」の日~延命治療の正しい知識~**本放送では、11月30日が「いい看取り・いい看取られ」の語呂合わせから「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)の日」とされていることに触れ、自身の価値観や医療の希望について周囲と話し合うことの重要性が語られました。そのためのツールとして、福井県版エンディングノート「つぐみ」を紹介し、特に判断が難しい「延命治療」に関する専門用語や選択肢について、医師の視点から詳細な解説が行われました。**【主な延命治療の選択肢と解説】****1. 生命維持のための最大限の治療(フルコード)**心臓マッサージ、電気ショック、気管挿管、人工呼吸器の使用などが含まれます。* **たけお先生の重要ポイント:** よくある誤解として「マッサージだけしてほしい(管は入れないで)」という希望がありますが、医療現場では基本的にこれらは**「セット」**で行われます。酸素を取り込めなければ心臓を動かしても意味がないため、蘇生処置はパッケージとして提供されるのが一般的です。長期化する場合は気管切開(のどに穴を開ける処置)も検討されます。**2. 最大限の治療はしないが、栄養補給は希望する**蘇生処置は行わず、栄養を体に入れる処置です。* **胃ろう(PEG):** お腹に穴を開けて直接栄養を入れる。* **経鼻経管栄養:** 鼻から管を通して栄養を入れる。* **中心静脈栄養(IVH/CV):**首や鎖骨などの太い血管から、高濃度の栄養点滴を入れる(腸を使わない方法)。**3. 継続的な栄養補給はしないが、点滴は希望する*** **末梢点滴・皮下注射:** 手足の血管などから行う一般的な点滴。* **たけお先生の重要ポイント:** 一般的な点滴では、生命維持に必要な十分なカロリーは補給できません(水分補給が主目的)。中心静脈栄養とは明確に異なります。**4. 苦痛の緩和(緩和ケア)のみを希望する**延命よりも、痛みや苦しさを取り除くことを最優先にします。**5. 自然に任せる**医療的な介入を行わず、自然な経過に委ねます。**6. 回復の見込みがない場合は延命治療を希望しない**重篤な脳障害などで回復が望めない場合の選択肢ですが、回復の見込みの判断は医療的な専門性が求められるため、医師との対話が不可欠です。**まとめ**言葉の意味を正しく理解していないと、いざという時に適切な選択ができません。たけお先生は、これらの知識を持った上で、家族や親しい人、医療者と「もしもの時」について話し合うきっかけにしてほしいと結んでいます。
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【本日の必読資料】 「つぐみ(福井県版エンディングノート)」https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kourei/tugumi.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)**テーマ:11月30日は「人生会議」の日~延命治療の正しい知識~**本放送では、11月30日が「いい看取り・いい看取られ」の語呂合わせから「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)の日」とされていることに触れ、自身の価値観や医療の希望について周囲と話し合うことの重要性が語られました。そのためのツールとして、福井県版エンディングノート「つぐみ」を紹介し、特に判断が難しい「延命治療」に関する専門用語や選択肢について、医師の視点から詳細な解説が行われました。**【主な延命治療の選択肢と解説】****1. 生命維持のための最大限の治療(フルコード)**心臓マッサージ、電気ショック、気管挿管、人工呼吸器の使用などが含まれます。* **たけお先生の重要ポイント:** よくある誤解として「マッサージだけしてほしい(管は入れないで)」という希望がありますが、医療現場では基本的にこれらは**「セット」**で行われます。酸素を取り込めなければ心臓を動かしても意味がないため、蘇生処置はパッケージとして提供されるのが一般的です。長期化する場合は気管切開(のどに穴を開ける処置)も検討されます。**2. 最大限の治療はしないが、栄養補給は希望する**蘇生処置は行わず、栄養を体に入れる処置です。* **胃ろう(PEG):** お腹に穴を開けて直接栄養を入れる。* **経鼻経管栄養:** 鼻から管を通して栄養を入れる。* **中心静脈栄養(IVH/CV):**首や鎖骨などの太い血管から、高濃度の栄養点滴を入れる(腸を使わない方法)。**3. 継続的な栄養補給はしないが、点滴は希望する*** **末梢点滴・皮下注射:** 手足の血管などから行う一般的な点滴。* **たけお先生の重要ポイント:** 一般的な点滴では、生命維持に必要な十分なカロリーは補給できません(水分補給が主目的)。中心静脈栄養とは明確に異なります。**4. 苦痛の緩和(緩和ケア)のみを希望する**延命よりも、痛みや苦しさを取り除くことを最優先にします。**5. 自然に任せる**医療的な介入を行わず、自然な経過に委ねます。**6. 回復の見込みがない場合は延命治療を希望しない**重篤な脳障害などで回復が望めない場合の選択肢ですが、回復の見込みの判断は医療的な専門性が求められるため、医師との対話が不可欠です。**まとめ**言葉の意味を正しく理解していないと、いざという時に適切な選択ができません。たけお先生は、これらの知識を持った上で、家族や親しい人、医療者と「もしもの時」について話し合うきっかけにしてほしいと結んでいます。
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《1404》『延命治療』のこと、誤解していませんか?
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