EPISODE · May 3, 2026 · 23 MIN
144医師・看護師・介護士、誰が水分量を管理する?
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
高齢者の脱水症は、在宅医療現場で最も見逃されやすい問題の一つです。高齢者は体内の水分量が若年者に比べて約10-15%少なく、さらに喉の渇きを感じにくい、腎機能の低下により水分保持能力が低下するという生理的特徴があります。そのため、気づいたときには既に重度の脱水に陥っているケースも少なくありません。在宅医療において、脱水予防は「誰か一人の仕事」ではなく、医師・看護師・介護士が連携して取り組むべき課題です。医師は月1-2回の訪問、看護師は週1-2回、一方で介護士は毎日利用者と接しています。この接触頻度の違いを活かし、それぞれの専門性を組み合わせることで、早期発見・早期対応が可能になります。しかし、現場では「誰がどこまで管理するのか」が曖昧なまま、情報共有が不十分で脱水が進行してしまうケースが散見されます。多職種連携による効果的な水分管理の仕組みを構築することが、在宅療養の質を大きく左右します。
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