EPISODE · Mar 30, 2026 · 11 MIN
《1502》2人の達人に聞いた問診の極意☝️
from 内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · host 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
■必見YouTube 《出版記念鼎談》徹底討論! 問診の勘どころ https://www.youtube.com/live/elK5I6UGXCg?si=b3ABRI2T7f5HRD44 参考図書) 目指せ総合診療エキスパート! 臨床推論力がアップする問診の“勘どころ” https://www.bunkodo.co.jp/book/N0L2XBY3W8.html 《㊗️1500回記念🎉心身健康ラジオ📻️オリジナルグッズ申し込みおよびリクエストフォーム》 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe-lIaktkhMPTxx882qyMQUiDnC8wr78anu9tIGE8SQPi23tw/viewform?usp=dialog ※応募締め切り 4月5日(日) この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非! (匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #たけおがお答えします をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 ■AI要約(誤字はご勘弁ください) ## ラジオ要約:問診の深掘りと共同作業としての診断 内科医たけお先生の「心身健康ラジオ」において、先日行われたYouTubeライブの振り返りと「問診」についての深い考察が語られました。今回のライブには、書籍『臨床推論力がアップする問診の勘所』の編集に携わった志水太郎先生(たけお先生の元指導医)と四季清信先生という、診断学のトップスペシャリスト二人がゲストとして招かれました。 ### 「良い問診」と「悪い問診」の境界線 放送では、問診には大きく分けて二つの重要な役割があることが強調されました。 * **診断のための情報収集**: 医学的な判断を下すために必要な事実を精査するプロセスです。 * **医療面接(信頼関係の構築)**: 診断には直接関係なくても、「それは大変ですね」といった共感的な態度を示し、患者の心に寄り添うプロセスです。 一方で、若手医師などが陥りやすい「悪い問診」として、**「尋問・詰問」**のようなスタイルが挙げられました。これは、診断に必要な情報を漏れなく集めなければならない、あるいはカンファレンスで指導医に厳しく追及されたくないというプレッシャーから、患者を質問攻めにしてしまうケースを指します。また、仕事の内容など一見病気に関係なさそうな質問をする際、その意図(昼間の内服が可能か、仕事への影響はどうか等の配慮)を適切に伝えないことも、患者の困惑を招く要因となります。 ### 患者とのズレと「解釈モデル」 診断の起点をめぐる「医師と患者の認識のズレ」についても議論されました。患者が「1週間前から症状が出た」と認識していても、実際にはその数ヶ月前から前兆がある場合があり、その時間軸のズレを丁寧に埋めていくことが誤診を防ぐ鍵となります。 特に印象的なエピソードとして、志水先生が実践する**「患者さんに『あなたの診断名は何だと思いますか?』とあえて聞く」**という手法が紹介されました。これは患者に診断を丸投げするのではなく、患者自身が何を不安に思い、どのような期待を持って受診したのかという「解釈モデル」を把握し、患者の真のニーズに基づいた診療を行うための高度なスキルです。 ### 結論:診断は「共同作業」 たけお先生は、診断や問診は医師が一方的に情報を引き出すものではなく、医師、患者、そして家族による**「共同作業」**であるという点に改めて感銘を受けたと語りました。最初から100%の情報が出揃っているわけではなく、対話を通じて少しずつ情報を引き出し、共に正解を形作っていくプロセスこそが、問診の深みであり醍醐味であると締めくくられました。
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