EPISODE · Jun 22, 2026 · 5 MIN
《1574》腎不全の緩和ケア 補足と追加☝️
from 内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · host 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
★医療者は必ず読んで下さい★ 腎不全患者のための緩和ケアガイダンス https://www.jspm.ne.jp/files/news/kidneyPCguide.pdf 参考放送) 《1352》腎不全の緩和ケアガイダンス 読み解き〜前編〜 https://stand.fm/episodes/68daf1bb264198845f2d0915 《1353》腎不全の緩和ケアガイダンス 読み解き〜後編〜 https://stand.fm/episodes/68dc43408a14ba2ce3588053 この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非! (匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #たけおがお答えします をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 ■AI要約(誤字はご勘弁ください) ## 概要と前回の振り返り 本放送は、内科医たけお氏が医療に関する質問やニュースを解説する番組です。今回は前日に配信した「腎不全の緩和ケアにおける5つの誤解」というテーマに続き、アフタートークで気づいた「非常に重要な追加の3つのポイント」について詳しく解説しています。 --- ## 追加された3つの重要ポイント ### 1. 腎代替療法が持つ「症状緩和」の側面 腎不全の緩和ケアにおいて、人工透析や腎移植といった「腎代替療法」は、単なる延命治療ではなく「症状を和らげるための有効な手段(緩和的アプローチ)」になり得ます。 例えば、体内に水分が溜まりすぎる(一水)ことで生じる激しい呼吸困難感に対し、利尿薬での改善が難しい場合、透析を行って水分を抜くことで症状が大きく軽快することがあります。このように、腎代替療法の可能性を常に考慮することが、ケアのガイドラインでも強調されています。 ### 2. 「腎臓サポートケア(キドニー・サポーティブ・ケア)」への呼称の変化 現在、国際的に「腎不全の緩和ケア」は「腎臓サポートケア(または腎支持療法)」と呼ばれるようになってきています。 背景として、「緩和ケア」という言葉が「終末期や病状が進行した段階で受けるもの」という固定観念を持たれやすい(がん医療などと同様の傾向)ことがあります。本来、緩和ケアは診断された初期段階から提供されるべきものであり、今後は中身は緩和ケアでありながら、より受け入れやすい「サポートケア」という名称で普及していく可能性が示唆されています。 ### 3. 「保存的腎臓療法」という前向きな選択肢 人工透析などの腎代替療法をあえて行わない「保存的腎臓療法」は、特に高齢の腎不全患者において有力な選択肢となります。 「すべての患者が透析を行うべきか」というと必ずしもそうではなく、透析をしない選択をした方が、患者本人のQOL(生活の質)を高く保てることがあります。場合によっては、そちらの方がかえって予後を延長する(寿命が延びる)可能性すらあります。この療法は決して消極的・ネガティブな選択ではなく、意味のある選択肢であるという認識が、医療従事者の間でもさらに広まることが求められています。 --- ## 結び たけお氏は、前回の放送に対しても多くの有意義なコメントが寄せられていることに感謝を述べ、視聴者からの質問や意見をさらに募集しています。番組の最後には、恒例の「心身じゃんけん(今回はグー)」を行い、視聴者の幸福を願いながら放送を締めくくっています。
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