EPISODE · May 17, 2026 · 17 MIN
157波のように繰り返すうつ症状を予測する3つの観察法
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
在宅医療の現場では、高齢者のうつ症状が波のように増悪と寛解を繰り返すことを経験されている方も多いでしょう。特に独居高齢者や配偶者を亡くされた方では、季節の変化や記念日、身体疾患の悪化などをきっかけに、一度改善したうつ症状が再燃することが少なくありません。高齢者のうつ病は若年者と比較して再発率が高く、65歳以上では約40-60%が2年以内に再発するというデータもあります。慢性期管理において重要なのは、「完全に治った」という考え方ではなく、「波を小さくコントロールする」という視点です。大きな波が来る前の小さなさざ波、つまりイエローシグナルをいかに早期に発見できるかが、入院や自殺企図などの重大な事態を防ぐ鍵となります。在宅医療スタッフは医師よりも頻繁に患者さんと接する機会があるため、この早期発見において極めて重要な役割を担っています。本資料では、訪問看護師、ヘルパー、ケアマネジャーなど、日々利用者さんと接する皆さんが実践できる3つの観察法をご紹介します。これらは特別な検査や評価スケールを使わなくても、日常的な関わりの中で実施できる方法です。
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