EPISODE · Jun 7, 2026 · 16 MIN
180胃瘻でも歩ける、食べられる
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
胃ろう(胃瘻)造設と聞くと、「もう口から食べられない」「寝たきりになる」という終末的なイメージを持たれがちです。しかし、これは大きな誤解です。胃ろうは本来、栄養状態を改善し、誤嚥性肺炎のリスクを減らしながら、ADL(日常生活動作)の向上や経口摂取の再開を目指すための「リハビリテーションのツール」として位置づけられるべきものです。実際の在宅医療の現場では、胃ろうを造設した後に栄養状態が改善し、リハビリテーションが進んで歩けるようになった方、嚥下機能の回復により再び口から食べられるようになった方、さらには胃ろうを抜去できた方も少なくありません。重要なのは「胃ろう=ゴール」ではなく、「胃ろう=スタート地点」という発想の転換です。在宅医療スタッフには、利用者やご家族に対して「胃ろうでも希望はある」というメッセージを伝え、可逆性を念頭に置いたケアプランを立てることが求められています。本テーマでは、胃ろう管理の実践において、ADLの維持・向上、経口摂取との併用、そして社会参加の継続をどのように実現するかを具体的に解説します。
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