EPISODE · Jun 14, 2026 · 15 MIN
185在宅リハを活かす服薬調整 — 痛み・ふらつき・意欲の壁
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
在宅リハビリテーションの効果は、「リハの中身」だけでは決まりません。実は、その日の薬の使い方ひとつで、患者さんが歩けるか歩けないか、訓練に参加できるかどうかが大きく変わります。痛み止めを訓練の何分前に飲んだか、睡眠薬の残効でふらついていないか、降圧薬で起立時に血圧が落ちていないか——リハの現場では、こうした「薬とリハの相互作用」が成否を左右します。一方で、リハに関わる職種(PT・OT・ST)と、薬に関わる職種(医師・薬剤師・訪問看護師)は、訪問日も訪問時間もバラバラで、情報共有が分断されがちです。リハ職が「今日は痛がってできなかった」と記録しても、それが薬剤師の処方提案や医師の処方変更に届かないまま週が過ぎていく——そんなケースは珍しくありません。本稿では、服薬支援の一般論ではなく、「リハと服薬の交点」に絞り込み、リハ参加度を上げるための服薬タイミング設計、転倒リスクを下げるための薬剤見直し、そしてリハ職と薬剤関連職をつなぐ実践的な連携の作り方を解説します。
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