EPISODE · Jul 22, 2026 · 14 MIN
2〜子と過ごす夏休みの最適解と働き方〜
from 土佐よりみちジャーナル · host やすはとチェコ
学童行かない宣言を受けたチェコと毎日お弁当作りなやすはが送る夏休みの最適解(もちろんない)。人生のステージによって働き方は変えられるのか?懐かしい保活という活動と合わせて話しています。話の中にでてきた🇯🇵と🇸🇪(やすはさんが訪れた)との違いをまとめてみたのでご参考に。・日本と北欧(特に代表国であるスウェーデン)の保育制度には、「誰を主体(主役)として考えられた仕組みか」という根本的な思想の違いがあります。 ひと目でわかる「主体の違い」日本(親主体・福祉の補完) 北欧 / スウェーデン(子ども主体・子どもの権利)・根本的な捉え方🇯🇵親の仕事のサポート(福祉の補完) 🇸🇪子どもの成長と社会性の獲得(幼児教育)・利用できる基準🇯🇵親の家庭保育ができない証明(点数・保育の必要性)🇸🇪親の状況(無職、求職中、育休中など)に関わらず**「すべての子どもの権利」**・働き方への影響🇯🇵労働時間や収入が変わると点数が下がり、退園を迫られるため働き方を変えづらい🇸🇪親が一時的に仕事を辞めても、子どもは通い続けられるため柔軟に働き方を変えられる 日本の保育:親の状況ありきの「福祉の補完」(親主体)日本の保育園は、歴史的に「親が家庭で保育できない状態をサポートする」という福祉政策からスタートしています。日本の児童福祉法や子ども・子育て支援法では、保育園を利用するために「保育の必要性の認定(事由)」が必要です。就労(フルタイムかパートか)、介護、病気などの条件を「点数(指数)」にし、点数が高い順に枠が埋まります。そのため、「親が働いている(あるいは働けない)」ことが通園の絶対条件になります。親が「少し仕事をセーブしてゆったり働きたい」「フリーランスに挑戦したい」と思っても、勤務時間が減ると保育の必要性の認定が外れ(または点数が下がり)、保育園を退園させられてしまうこともあります。幼稚園という選択肢や子ども園の拡大、子どもが皆通えるようにという動きもありますが、まだまだ変わっていない状況ではないでしょうか? 北欧(スウェーデンなど)の保育:教育とケアの一体化(子ども主体)北欧諸国、特にスウェーデンでは、保育園(プリスクール)は親を助けるためだけのものではなく、「すべての子どもが質の高い幼児教育とケア(民主的な教育)を受ける権利」として法律で保障されています。 この教育とケアを一体にした概念を「EDUCARE(エデュケア:Education +Care)」と呼びます。スウェーデンの学校法(1998年〜)では、就学前学校(プリスクール)が正式に学校制度の一部(幼児教育)として組み込まれました。これにより、親が働いているかどうか、または育児休業中(第二子の誕生など)や求職中であっても、1歳からすべての子どもに対して週に一定時間以上の無償のプリスクール利用枠が保障されています。親の雇用形態や就労時間がどう変化しても、子どもの「園に通う権利」は脅かされません。だからこそ親は、キャリアを一時的に休んで学び直したり、フリーランスとして起業準備をしたり、働く時間をセーブしたりと、ライフステージに合わせてグラデーションのように働き方を柔軟に変えやすいそうです。
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