EPISODE · Jul 5, 2026 · 17 MIN
210高齢者の熱中症予防:食事の新常識
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
高齢者の熱中症は、毎年7月から8月にかけて救急搬送の主要原因となり、死亡例の約8割を65歳以上が占めています。在宅医療の現場では、熱中症予防として「水分をしっかり摂りましょう」という指導が定番ですが、実は食事からの水分・栄養摂取が予防の鍵を握っていることが近年明らかになってきました。従来、熱中症予防では「1日1.5リットルの水分補給」が強調されてきましたが、高齢者では飲水だけに頼ると低ナトリウム血症のリスクが高まり、また食事量が減少して低栄養を招く悪循環に陥ることがあります。実際、熱中症で搬送された高齢者の約半数に低栄養(BMI<21または血清アルブミン<3.5g/dL)が認められるという報告もあります。在宅医療スタッフには、「水分補給」と「栄養確保」の両立という、一見矛盾する課題への対応が求められています。本資料では、最新のエビデンスに基づいた実践的な食事指導のポイントを解説します。
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