EPISODE · Jul 5, 2026 · 16 MIN
211高齢者の熱中症予防を支えるチーム連携
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
高齢者の熱中症は、在宅医療において夏季の最重要課題の一つです。厚生労働省の統計によれば、熱中症による救急搬送者の約半数が65歳以上の高齢者であり、そのうち約8割が住居内で発生しています。高齢者は体温調節機能の低下、口渇感の鈍化、慢性疾患や服薬の影響などにより、熱中症のリスクが特に高い集団といえます。在宅療養中の高齢者は、日中独居であったり、認知機能の低下により自ら適切な対応ができなかったりするケースも多く、医療・介護職による見守りと予防的介入が不可欠です。しかし、訪問看護師が週2回訪問しても、週のうち5日間は直接観察できない時間が存在します。この「見えない時間」をどうカバーするかが、熱中症予防の鍵となります。多職種が連携し、それぞれの訪問時や関わりの中で熱中症のリスクサインを早期発見し、タイムリーに情報共有することで、重症化を防ぐことが可能になります。本稿では、各職種の視点を活かした熱中症予防のチーム連携について、実践的なアプローチを解説します。
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