EPISODE · Jul 26, 2026 · 16 MIN
236救急を要する高齢者の皮膚所見
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
在宅医療の現場で、高齢者の皮膚トラブルは日常的に遭遇する問題ですが、時に急変し重篤な状態に至ることがあります。特に、蜂窩織炎(ほうかしきえん)や壊死性筋膜炎といった重症感染症、急性アレルギー反応、スティーブンス・ジョンソン症候群などの薬剤性皮膚障害は、数時間で生命を脅かす状態に進行することがあります。在宅医療スタッフは、これらの急変の初期サインを見逃さず、適切な判断と対応を求められます。高齢者の皮膚は加齢により菲薄化(薄くなること)し、皮脂分泌が低下し、バリア機能が著しく低下しています。このため、わずかな外傷や圧迫から感染が急速に拡大しやすく、また全身状態への影響も大きくなります。さらに、糖尿病や免疫抑制剤の使用、低栄養状態などの背景因子があると、リスクはさらに高まります。本資料では、在宅現場で遭遇する皮膚トラブルの急変について、「ABC」アプローチ(Airway/Breathing/Circulation:気道・呼吸・循環の評価)を基本とした初期対応、在宅での対応限界と入院判断、そして119番通報の具体的基準について解説します。
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