EPISODE · Sep 3, 2026 · 17 MIN
275パーキンソン病のタンパク質制限は命取り
from おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト · host Go Ito
パーキンソン病(PD)患者の栄養管理は、これまで「タンパク質制限」が主流とされてきました。L-dopaとタンパク質が腸管で競合吸収されるという理由からです。しかし、高齢PD患者においては、この従来の常識が必ずしも正しくないことが明らかになってきています。在宅医療の現場では、過度なタンパク質制限により低栄養・サルコペニアが進行し、ADLが著しく低下したPD患者を少なからず経験します。実は、PD患者の約50%に低栄養リスクがあり、体重減少は疾患進行の独立した予測因子でもあります。「薬の効きを良くするため」という善意の食事制限が、かえって患者の予後を悪化させているケースが散見されるのです。最新のエビデンスでは、高齢PD患者には「タンパク質の適切な確保」と「服薬タイミングの工夫」を両立させるアプローチが推奨されています。本資料では、在宅医療スタッフが明日から実践できる、エビデンスに基づいた食事指導のポイントを解説します。
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