EPISODE · May 22, 2024 · 23 MIN
#58 または教員の人気低下と職業的価値について
from 雑談、または教育について · host りべるりべる
先日、教員の働き方改革の一貫として、文科相の諮問機関である中教審は、残業代の代わりとして支給される「教職調整額」を基本給の「4%」から「10%以上」に引き上げる案をとりまとめました。給与を上げることによって、現場の労働に対する適切な対価を支払い、また教員志望者を増やそうとする狙いが安易に見えるでしょう。そもそも、いかなる職業種であろうとも、それらは必ず社会や人を助けるためにある。どの職業にも専門性や創造性が求められるし、私たちは敬意を払わなければならない。一方、資本主義経済の中で生きている私たちは、職業的価値=収入と考える傾向にある。高給であればあるほど、その職業的価値は社会的に高いとされ、より優秀・有能(この定義もそもそも曖昧であるが)とされる人たちがその地位を目指す。結果、その職業的質が担保されるという構図が現実的に存在します。 経済協力開発機構(OECD)は日本の教員給与が加盟国の平均を下回ったとする報告書を発表しています。OECDは待遇面への戦略的投資によって教職の魅力を高めるべきだと指摘。つまり給与を上げることによって教員の「資本的価値」をあげろと言っているのです。本来、その職業的魅力というのは、その特性にある。ものを作ること、掃除をすること、何かを教えること。自分のやりたいこと、得意なこと、面白いと感じることと職業的特性がマッチすれば、その職業は楽しいと感じることができる。一方、給与という要素が入ると、また違った感覚になる。今回は、教員という職業の不人気の原因の正体を経済的、社会的、業務的側面からじっくり話しながら、私たちが本当に向き合わなければならない問題は何かを考えていきます。 #教員の働き方改革 #教職調整額 #教育の未来 #教員給与 #教職の魅力 #教育改革 #教員志望者 #教育現場 #職業価値 #教育ラジオ #中教審 #資本主義社会 #職業と収入 #OECD報告 #待遇改善 #教員不人気 #教育と社会 #職業の魅力 #社会的地位 #教員の課題 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/642a7a48c881d58fc5550c2c
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