PODCAST · education
雑談、または教育について
by りべるりべる
この番組について雑談または教育についてこの番組は「りべるりべる【次世代教員養成塾】」代表の貴村 甍(たかむら いらか)とアシスタントのTamaがお送りするインターネットラジオです。「教育は日々の何気ない雑談の中にある」というコンセプトのもと、私たち二人が教育的観点から様々な雑談をしていきます。教育という概念は「学校」という枠組みだけではなく、社会のあらゆるところに存在します。私たちのゆる〜い雑談を通じて、教育が皆さんにとってより身近なものになれば嬉しいです。毎週水曜日配信です!プロフィール貴村 甍(たかむら いらか)『りべるりべる【次世代教員養成塾】』代表大学卒業後、中高一貫校の英語科教員として約10年勤務。米国留学を経て、2023年りべるりべるを設立。著書『授業展開の手引き〜「勉強」を「学び」に変えるメソッド』(Amazon Kindle出版)Tamaプロコーチ米国の大学を卒業後、物流・貿易事務、英語講師、児童福祉施設指導員、通訳・翻訳、文章校正など様々な職を経験した後、コーチングの資格を取得。『習慣化コーチ』『英語コーチ』として数多くの顧客の目標達成に貢献中。
Episodes
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#113 または、生徒と教員を守る方法について
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♯112 または、同窓について
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#111 または他者を評価する事について
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♯110 または、他者を自分の駒として使うことについて
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#109 または、目標設定の大切さについて
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♯108 または性別を越えていくことについて
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♯107 または、時代を後退させる人について
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♯106 またはあえて他者を不快にさせる人について
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#105 または、私の価値がわからない人といてもしかたない
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♯104 または、教育DXについて
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♯103 または通り過ぎないことについて
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♯102 または学ばないと決めた人たちについて
人は生まれながらに知の欲求を持ってます。生まれたばかりの赤子が、ありとあらゆるものに興味を示すのは、自分が見たことのない世界を知りたいと願うからです。しかしながら、目の前にいる生徒が、知りたいという欲求を放棄している様を、多くの先生が見たことがあるのではないでしょうか。そこには彼らの「できない」という感情が起因しているのではないかと個人的には考えています。できないという感情は物事の学びを大きく阻害します。そして、その感情は自分自身を縛り付けます。学ばないと決めることによって、本来自分にとって価値ある学びの時間を浪費してしまう。自由とはできないと思う自分を解放する概念です。自分を縛るあらゆるもの…
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♯101 または、教員を育てる生徒について
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♯100 または自由と不自由の綱引きについて
学校教育の特徴の一つに教員の自治権というものがあります。ベテラン教員も、新卒教員も同じように生徒を教えることになります。その1コマをどう使うのかは、一人一人の裁量であり、それは多様な授業を生み出す基盤と言えます。一方、一般的に言えばベテラン教員の方が新卒の教員よりも、児童・生徒に対してより効果の高い授業を展開することができるという点では、ビジネス的な観点でいうと損得が生じます。組織体の強さの一つには、個人の能力に依らずとも、ある一定のクオリティを顧客に担保することが挙げられるわけで、そのためには、教科指導のシラバスの作成や授業研修などを行うことで、その目的を達成することになります。しかし、シラ…
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♯99 または、鳥籠について
漫画『ONE PIECE』には、ドフラミンゴというキャラクターが登場します。一国の支配者として君臨し国民の自由を抑圧するその姿を、主人公は「トリカゴ」と表現し、その息苦しさを叫ぶのです。NHKが放送する『映像の世紀...
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♯98 または、自分と他者の切り分けについて
教員は生徒に大きな影響力持っていると言われることがあります。友人は「よく教員なんかやるよな。そんな責任取られへんわ」としばしば言っていました。一方で、教員は彼らの人生にとって一部の要素でしかない。大きな影響力を持っていると考える時点で、それは教員の傲慢ではないか。一生懸命な先生ほど、生徒に愛情を注ぎ、そして自分を責める。子どものよくない行動の全ての責任が自分があるように思ってしまうのです。今週は「教員は子どもたちにとって大した存在ではない」という観点から、自分と他者を区別することの大切さについて考えていきます。 #学校 #教育 #学校教育 #教育哲学 #未来の学校 #未来の教育…
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♯97 または知識と感覚のアップデートについて
英語教育に携わっていると日々新しい学習理論が生まれます。都度更新される情報を追いかけ、最新の研究をもとにした授業作りが必要となります。一方で、「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、幼い頃から育んできた感覚を変えるのはなかなか難しい。頭では理解しても、どこかで違和感を感じてしまうものでしょう。今では科学的根拠を持って否定される体罰がいまだになくならいのは、「体罰は良くない」という知識の欠如と、体罰を受けた自分の成功体験があるから。今週は、知識と感覚のアップデートの重要性と、それを阻むものの正体について考えていきます。 #学校 #教育 #学校教育 #教育哲学 #未来の学校 #未来の教育...
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♯96 または、名を呼ぶことについて
前の職場には、生徒に「名前」で呼ぶように伝えていた非常勤講師の教員がいました。職場からは、あまりその姿勢がよく映っていなかったと記憶しています。私は「先生という記号」の役割に批判的な立場をとっています。それは物理的に先生と呼ばれるのを拒むというよりも、その呼称から、「自分の存在」が薄れることによって、業務上、逆に、マイナスなことが多くなるから。氏とは代々引き継いできたもので、名は個人を表します。家もまた、日本社会においてはある種の記号的な側面を有していて、その潜在的な部分において、「個」を軽視する部分があるのではないか。...
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♯95 または言葉の劣化について
私たちは普段から「言葉」を媒体として、他者とコミュニケーションをとっています。言葉を適切に運用することは、自分と相手のより良い関係を築くために不可欠だと言えます。時代のスピードが急速に上がっている今。短い尺の中で、瞬発力を持って言葉を出すことが求められています。しかし、本来言葉を使うことは、そんなに簡単なことなのでしょうか。自分の心や思考を適切に表現しようとすれば、それがより深いものであればあるほど時間がかかるのも当然。瞬発力に比重がかかりすぎた言語化は、「言葉の劣化」を生み出出して、結果として、他者との関係性を作る障害になるのではないか。今週は、時代が求める瞬発性に疑問を持ちながら、私たちが…
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♯94 または気づく力について
「気づく力」は私が教員時代にお世話になった先輩から貰ったキーワード。新しい「気づき」は、自分が持つ常識や偏見を取り除いて、よりよい自分を作ってくれます。...
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♯93 または、偏差値史上主義による授業崩壊について
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♯92 または、かっこいい格好の付け方について
人は誰しも「格好つけ」である。というのは、私の個人的な意見です。それが自分自身の中でか、他者との関係性の中でかは人それぞれ。ですが、人は自分の中の「かっこよさ」をそれぞれ持っていて、その「かっこよさ」に従って生きていくのだと思ったりします。...
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♯91 または見た目と社会性について
人は誰にもで「こだわり」があり、その「こだわり」が否定されてしまうと、何かこう悲しい気持ちになってしまうのではないでしょうか。 自分が解決したい課題に対して、どうアプローチするのか。そのアプローチと教科の学びが連動していくことで、主体的に学習できるという考え方です。私の場合、髪型やファッションがそのこだわり。教育業界で勤める際になることも多い。社会性。それは組織が定める規範に、自分自身の形を変化させること。学校における頭髪その他に関するルールもまた、「社会性」の1つの形を教えるための手段なのかもしれません。...
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♯90 または問題解決学習について
PSLという言葉があります。これはproblem-solving learningの略で、日本語では「問題解決学習」と訳されます。 自分が解決したい課題に対して、どうアプローチするのか。そのアプローチと教科の学びが連動していくことで、主体的に学習できるという考え方です。一方、このアプローチにはちょっとした問題点がある。それは、学習者側にそもそも「解決したい課題がない」場合。...
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#89 または2025年の抱負について
2025年。あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。抱負。それは、新年を迎えた時に必ずと言っていいほど問われる質問。 そして捻くれた私は、抱負を聞かれるのがそんなに好きではなく、適当なことを言ってやり過ごしていた記憶があります。一方、新年最初の放送で、「あえて」抱負について語ろうと思ったのは、抱負とは何かを考えたかったから。 学校教育的な、大人が求めてくるような、そういう表面的な抱負は、形骸化してあまり実質的な意味がない。...
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♯88 または他人を「使う」ことについて
私たちは、社会生活の中で、様々な人と交流し、その中で共通の課題を達成することを求められます。 しかし、私たちはそれぞれ異なった人間でり、だからこそ、時として衝突することも。その時に大事なのは、自分のために「人を使ってはならない」という感覚。人間はそもそも自己中心的な生き物だと個人的には考えていますが、自己中心が他者を巻き込むような形になってしまうと、不具合が生じてしまう。今週は、他者とのより良い関係性を築く上で大切な、自己中の範囲について考えていこうと思います。 #学校 #教育 #学校教育 #レジリエンス #コニュニケーション #他者の尊重 #リスペクト #他人を使うこと…
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♯87 または嘘について
嘘をついてはいけない。私たちはこの言葉を人生の中で何度となく聞いたことがあります。しかし、人生で一度も嘘をついたことがない人はいないではないかと思うくらい、人間にとって「嘘」は身近なものだと言えるでしょう。今週は、人はなぜ嘘をつくのかについて考えながら、教育における「嘘をついてはいけない」という言葉の本質を探っていきます。 #学校 #教育 #学校教育 #嘘について考える #嘘をつく理由 #嘘と教育 #誠実な生き方 #心理学と嘘 #人間関係の本質 #嘘の功罪 #嘘をつく心理 #教育的視点 #白い嘘 #嘘の役割 #教育と倫理 #人間の本能 #子供と嘘 #社会における嘘 #道徳教育 #教育哲学...
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♯86 またはレジリエスの鍛え方について
レジリエンス(resilience)とは、もともとは物理学の用語です。「困難にぶつかっても、しなやかに回復し、乗り越える力(=精神的回復力)」と定義されるこの言葉は、現在教育やビジネスの業界などで注目されている概念です。人が自己成長を目指す上で大切な要素に「負荷」があります。負荷は、自分の能力やスキルを向上されようとするモチベーションと機能し、その繰り返しが、より良い自分を作り上げていきます。一方、この「負荷」をどのように、どのくらいかけるのかが難しい。不適切な負荷は、レジリエンスを鍛えるどころか、モチベーションを失わせる可能性があり、それが繰り返されれば、挑戦そのものを諦めてしまうことにも。…
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♯85 または対立と攻撃について
私たちは一人ひとり違う人間で、それぞれが異なる考え方を持っています。それはいかなる事象に対しても、意見が食い違うことが当然であることの証明でもあり、だからこそ、異なった意見を互いに擦りわせていく作業が必要不可欠であると言えるでしょう。一方、現在の私たちの協働的な問題解決能力はまだまだ未熟だと言える。本来その能力はより良い形への模索であるはずが、その作業を行っている中で、他者への攻撃性が見え隠れするのです。今回は、ニュートラルな意味での「対立」を自然なものと捉えることの大切さと、そこに攻撃性を含ませないために必要なことを考えていきます。 #学校 #教育 #学校教育 #人間関係...
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♯84 またはマナー指導について
学校教育でしばしば行われるマナー指導。挨拶・敬語をはじめとしたそれらは、社会の中で生きていくための「常識」として機能しているでしょう。ではそもそも「マナー」とは何なのか。社会の中で当たり前とされているマナーは、その技術的側面のみに焦点が当たり、その本質的な意味が取り残されてるのではないでしょうか。挨拶。あなたは今日、コンビニで対応してくれた店員さんに「おはようございます」と挨拶しましたか?敬語。料理を運んでくれた店員さんに、それを使いましたか?形式主義としてのマナーは、それを使う側の利己心を根源として用いられ、そしてそれは、決してマナーという言葉が意味する心を表しているのではない気がします。.…
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♯83 または理想と理想論の違いについて
私たちは日々の生活の中で様々な願望を持ちます。願望は言い換えれば、「理想の自分」を求めること。理想は自分自身を成長させる原動力になります。一方、人は時に理想論を語ります。理想論は時として、私たちに「虚像」を見せる。私たちはその虚像に囚われて、自分が本当に求めているものがぼやけてしまうのです。理想と現実は対立概念として捉えられます。しかし、自分の理想を語る時、そこには必ず現実がついてきます。理想は現実を見るからこそ見えてくるし、逆に理想を語るからこそ現実を変えていくことができる。今週は、理想と理想論の違いに言及しつつ、「理想の自分」になるために必要なことを考えていきます。 #学校 #教育...
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♯82 または応援の本質について
応援は私たちの日常の中にある、自然な行為です。家族や友人の挑戦や、好きなスポーツ選手やチームなど、応援は私たちの身近にある。一方、応援のエネルギーがあらぬ方向に行ってしまうと、時に相手への中傷や攻撃衝動に変化してしまうこともある。そんなとき、私たちは「応援すること」とは何かをしっかり考えなければならない。何かを「してやっている」という感情には、本質的に誰かの頑張りを支える力はないのだと思う。今週は、MLB挑戦を表明した佐々木郎希選手を例として、私たちが追い求めるべき理想の「応援の仕方」を考えていきます。 #学校 #教育 #学校教育 #サポート #誹謗中傷 #資本主義 #虚像 #アイドル...
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♯81 または時間軸の捉え方について
人間を人間たらしめる1つの要素として、「時間の連続性をとらえる力」があるかもしれません。人は、より長い時間軸の中で、物事を認識する、つまり、現在の自分の行動が、未来にどのように影響を及ぼすのかを理解することができる生き物です。私は高校生の頃まで、時間を認識する力が非常に低い人でした。その瞬間、その瞬間の刺激に自分の行動が左右され、いざ振り返ると、その行動をとった理由がわからない。いわゆる「反射」の中で生きていたのです。この原因は、のちに自身がADHDであると判明することで、自分なりの納得をしましたが、それは幼い子供ならある意味普通なことであり、程度の差こそあれ、それは単純な成長スピードの差なの…
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♯80 または「文化としての政治」について
「政治の話を芝居や相撲の様に語れなくては民度は上がらない」これは明治〜大正時代の政治家・教育者として名高い大隈重信の言葉です。例えば、アメリカでは著名人が自身の政治的立場を表明するのは珍しいことではありません。現在、大統領選挙が行われていますが、世界的なスターの方達も、自分の指示する候補者や政党を明確にしています。一方、日本ではいまだ、自身の政治的な立場を表明することがタブー視される傾向にある。それは日々の私たちの生活の中で、政治が「文化」として染み込んでないことの現れでしょう。先日もある芸能人の方が,...
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♯79 または選択的夫婦別姓について
最近の新聞やネットニュースでは選択的夫婦別姓の話題がトレンドになっているようです。つい先日には、選択的夫婦別姓の話題が国連の議論の対象となるニュースもあがりました。個人の自由を妨げているように映る日本の夫婦の姓の現状は、他国から見れば、人権侵害に捉えられるかもしれません。人は自由ではなく不自由を求める。これは学校現場で働いた私の感想です。限られた選択の中で生きること、思考停止で生きること。今の日本社会では求められている。可能性を広げること。これは、私たちの社会をより良くするために必要な概念であると考えています。選択とは私たち自身に与えられるべき大切な権利であり、何者にも阻害されるべきものではあ…
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♯78 または主権者教育と民主主義について
憲法では、日本が民主主義国家として、国民の選挙によって、その国家の舵取りをすることが明記されています。衆議院選挙が間近に迫っていますが、国政、地政に限らず、選挙は民意を反映するための大事な手段であると言えるでしょう。一方で、特に若年層の投票率は2016年以降下がっているというデータもあり、直近では10代・20代の投票率が30~40%にとどまっている。主権者教育という言葉があります。それは、国民として良識ある公正な判断力を身につけ、社会への参加意識を高めることを目的とした教育のこと。一方、日本の学校教育は民主主義とはほど遠い組織構造がある。教育の強権的指導による、生徒の自由・主体性の抑圧は、彼ら…
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♯77 「安定した生活」について
私たちは日々様々な物事に追われながら生きています。そんな生活の中、自分が理想とするライフスタイルからかけ離れてしまうこともあるでしょう。日々の何気ない生活を、地に足をつけて送ること。一見当たり前のように思えますが、実は結構難しいのです。自分の心の中に不安定感を持つ時、それは常に日々の何気ない生活に影響を及します。部屋が汚くなったり、暴飲暴食をしたり、不必要に浪費したり。そのような雑さと心理的な負担と同居します。だからこそ、物理的な部分に目を向けて欲しい。部屋を掃除する、溜まっていた書類を整理する、断捨離する。そんな他愛もないことが、問題解決の糸口になったりします。今週は、自分の生活をシンプルに…
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♯76 または中立性の大切さについて
しばしば人間は、「自分が見たいように物事を見る」と言われます。 世の中には様々な思想や理念、考えがありますが、人は自分が思っているよりも、その多様性に気づいていない場合も多い。こと厄介なのは、人は自分の意見が正しいと思うために、自分と近い意見や考えを周りに集める傾向にあるということ。その結果、自分の視点が徐々に狭まり、まるでその考えが世界の真理であるような錯覚に陥ることもあります。多様性という言葉がキーワードになっている現代では、自分と異なる意見に積極的に耳を傾けることが大切になってくると言えます。 今週は、「ニュートラルな自分」を求める上で、必要なことを考えていきたいと思います。…
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♯75 またはChatGPTを用いた学びについて
最近、ChatGPTを用いて、自分の疑問を解決することにハマっています。ChatGPTは今更人に聞けない疑問に優しく答えてくれるし、複雑な概念を分かりやすく整理して提示してくれる。もちろん、ファクトチェックは必要なのですが、なんと便利なことでしょう。一方、ChatGPTは聞かれたことしか、答えてはくれません。それを有効活用するためには、「プロンプト=自分が得たい情報を引き出すための適切な問い」が必要になる。より良いプロンプトを作成するためには、自分自身の学びの段階を的確に把握し、それを文字化する力が求められる。それはまさに、「学び方を学ぶ」ことを意味しているのかもしれません。今週は、学びを促進…
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♯74 または、外見的個性について
私は初対面の人に、「チャラい」という印象をもたれがちです。それは、私の髪型や服装などがその原因になっていると想像することができます。私は以前の職場で、しばしば服装について注意を受けていました。それは教員としてふさわしい服装なのか。これは私が指導を受けた際に幾度となく問われた質問です。私はその指導にあまり納得がいきませんでした。教員の職業的な本質は、その外見にあらず、自分自身の内面であると考えていたからです。一方、ある同僚にこんなことを言われたことも記憶しています。『個性とはお前のいうように内面によって生まれる。じゃ、外見なんかどうでも良いじゃないか。お前は外見という薄っぺらいもので、「個性まが…
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#73 過剰防衛システムについて
私たちは様々な相手と人間関係を構築しますが、特に「仕事」という媒体を通じて生まれる人間関係には、軋轢が生まれやすいと個人的には感じています。人は皆違うことは頭の中ではわかっていても、同じ環境において、仕事へのスタンスや熱量、そして意見の相違など、自分の意見や価値観が相手と対立する場合が如実になるからであると考えられます。自分の意見や価値観を、例えそれが真っ当なものであったとしても、否定されたり批判されれば、誰だって多少なりとも嫌な気持ちになるものです。時として、批判が自分の存在を否定されるように感じ、自己の過剰防衛システムが働いて、他者の意見に逆ギレしたり、思考停止になったり、拒絶したりする場…
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#72 気づく力と察すること
教員時代、同僚の先輩とよく仕事おわりに酒を飲んでは、教育について様々なテーマで語り合いました。お互い主義・主張は異なれど、二人にして共通していたのは、自身が担当する生徒には「人に優しくあれる人」であって欲しいという願いでした。「人に優しく」とは今でも私の人生のテーマであるほど、非常に難しいもの。そうあるために必要であることは「気づく力」だと理解し、それを生徒には伝えてきたつもりです。さて、前回のテーマは「察すること」でした。私は先週の放送の中で、「察することができるほど傲慢なことはない」という趣旨の発言をしていたと記憶しています。それは自分の教員時代に大切にしていた「気づく力」を育む自分との矛…
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#71 または「察すること」について
日本ではしばしば言葉を解さず、相手の状況や思いを推しはかり、彼らにとって良い行動を取ることを求められることが求められるのではないでしょうか。それは古くから日本の文化みたいなところがあり、和歌や短歌などにもその傾向が出ているのではないでしょうか。「察する」ことは相手に興味を示し、よく観察し、その些細な変化に気づき、相手のためを思う言葉や行動を投げかけることです。しかし、これは個人的には非常に危険で、ある種傲慢であるとも思えたりします。そもそも、私としては本質的に「察する」ことは不可能だと考えていて、相手の思いは相手の言葉を通じてしてかその本意はわかりません(さらにいうならば言葉を介していたとして…
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♯70 または児童・生徒を信頼することについて
私はある時に、自分の授業に対する考えを180°変えて、宿題を「やった方が良い課題」と位置付け、それを義務にしなくなりました。彼らを(悪く言えば)信用することをやめたのです。宿題を出せば、義務にすれば、ペナルティを課せば、児童・生徒は勉強するだろう。これはある意味では生徒を信用していることだと個人的には思うようになりました。私は、例え様々な負荷をかけても、結局、やりたくないならやらないだろうという結論に至ったのです。教員は児童・生徒を信頼するべきだという観点から見ると、私は良くない教員だったのかもしれません。一方、何かを持って「信頼」あるいは「信用」とするかは難しい問題であるとも思ったりします。…
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♯69 またはスピーチ力について
アメリカでは、学校教育の中で、自身の意見を発表する機会が根付いているように、スピーチの化が生活の一部として機能しています。一方、日本ではあまりスピーチの訓練機会がないように思える。その結果、数少ない機会の中で、スピーチが上手くいかないことも多々見受けられると言えるでしょう。以前にもまして、「言語化能力」が大切にされる時代。スピーチの技術的訓練をすることによって、自分の意見や考えを適切に伝える方法を学ぶことができるのではないか。そんなことを思います。キング牧師やオバマ元米大統領のスピーチは、その内容と技術が絶妙にマッチし、聴衆に様々な気づきを与えます。彼らのスピーチは時代を越えても、私たちの学び…
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♯68 学校と警察の連携について
連日パリオリンピックが盛り上がる一方、SNSを通じた選手に対する中傷が問題になり、日本でもある芸人さんがtwitterにおける不適切投稿で炎上しています。...
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♯67 または認知の歪みについて
家族旅行で学校を休ませるのはどうなのか問題があります。学校は休まずいくものだという固定観念は、児童・生徒の学びの選択肢を妨げる危険性があります。...
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♯66 選択基準の明確化について
バイデン氏が大統領選挙から撤退し、兵庫県の斎藤知事は滞留しています。何かを続けること、やめること。その結末は、結果論でしかないですが、正しい情報を持つことでより良い選択をすることができます。個人的な問題であれば、自分が「思ったとおり」にすれば良いのですが、特に組織を率いるリーダーであれば、その決断は非常に大切であると言えます。人は権力に一度触れると、その席から離れたくなくなる。だからこそ、それが職務であればあるほど、決断をする際に、選択の基準をしっかり保つことが大切なのではないか。今回は、理念と目的を明確化することによって、より良い選択ができるのではないかというお話をしていきます。…
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♯65 または綱引きコミュニケーションの危険性について
先日、ドナルド・トランプ氏が襲撃されました。大統領選挙中の出来事であり、民主主義の根幹を揺るがすような、あってはならないことです。バイデン氏は選挙演説の中で、トランプ氏を民主主義の脅威であるとし、「標的」という言葉を用いていました。そのような表現が、トランプ氏への不必要な反感を呼ぶものであると、共和党からは民主党やバイデン大統領への批判の声が上がっています。私たちはコミュニケーションをどのようなものと捉えているでしょうか。強い言葉には強い言葉で返すという綱引き理論がそこには存在するのではないか。互いに相手を軽蔑し合うような言葉の応酬は決してコミュニケーションとは言えません。先日、日本でも東京都…
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♯65 公教育の教科指導について
最近、英語専門塾を立ち上げました。ありがたいことにすでに何名かの生徒が塾に学びにきてくれています。地元の公立学校に通う生徒たちの授業内容や定期考査を分析していると、少し不安になることがあります。それは、教科指導の「質」。それなりに英語教育に携わった者としては、その質に対して多少なりとも疑問を持ってしまうのです。ここで私は、公立学校における教科学習の優先順位が下がっているのではないのかという仮説を立てています。教科・科目の学習は、高校入試の存在から、ある意味不可避的なものです。だからこそ、「やらなければならない」という枠組みの中でしか学習をとらえることができなくなり、結果、その優先順位が下がって…
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