EPISODE · Jan 21, 2026 · 28 MIN
#60 暇と退屈② 「浪費を広めたいのに、消費を煽らないと事業が続かない?」
from 人文実装部 〜アトツギ経営者たちの、読書、哲学、ときどき経営〜 · host 乘冨賢蔵、田中諒、高田健太
▼ 要約浪費は満足が来るが、事業は“満足”で終わると続かない/投資・資金調達・ピッチはスケーラビリティ前提で消費構造を要求する/資本主義と「経世済民としての経済」は別物ではないか/フォード的モデルチェンジと“新しさ”の強制/耐久財(キャンプ道具)は浪費的で満足しやすく、買い替え需要が生まれにくい/ブームは需要の先食いになり、市場が冷え込む/「消費を喚起する」ことの倫理的違和感(塩水で喉を乾かす比喩)/一方で作って売れないと産業が持続しないジレンマ/スノーピークの「人間性の回帰」的ビジョンと領域拡張(アパレル・家具)/マーケティングは必ずしも“消費の煽動”だけではない/転売批判に見る倫理の線引き/解としての「ファンベース」と「小売商売」(少数の顧客を深く満足させ単価を上げる)/洋服は他者の眼差しが介在しやすく消費性が強いが、自己満としての“愛でる”側面もある/良い目的に駆動する消費(環境・福祉)なら肯定できるのか/ただし依存・中毒化(コントロール喪失)が起きれば豊かさを損なう/「消費は悪」ではなく、どこに向けて駆動させるか・誰の幸福を損なわないかが焦点⸻▼ 今回引用・参照された本・国分功一郎『暇と退屈の倫理学』⸻▼ Podcast 紹介文読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界の前提」を問い直すポッドキャスト。⸻▼ 出演者乘冨賢蔵(福岡県柳川市・水門メーカー アトツギ)異業種連携で既存事業をアップデートしつつ、新規事業にも挑戦。哲学・歴史・デザイン・まちづくりに関心。👉 https://x.com/kenzounoritets1田中諒(大阪市・道具屋筋商店街 包丁店 アトツギ)道具と場を軸に食文化の更新を試みる。文化・食・歴史・宗教・思想が主な関心領域。👉 https://x.com/ryo_tanaka1高田健太(岡山市・アパレル業 アトツギ)社内ベンチャーでテクノロジーを活かしたものづくりを実践。脳科学・人類学・自己啓発・仏教に関心。👉 https://x.com/kenta_okym⸻
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