EPISODE · May 28, 2026 · 11 MIN
#61 「強さ」とは何か?【JLPT N2】
from 日本語ペラペラジオ[Casual Japanese radio for leaners!] · host kurakawajohn
今年の東京大学の英語の入試問題に、こんな問題が出たそうです。「What does it mean to be strong?」日本語で言うと、「強さとは何か?」ですね。みなさんなら、日本語でどう答えますか?【トランスクリプト】倉川:さなポン先生、日本一頭がいい大学、世界大学ランキング26位、アジアで3番目にいい大学といえばどこですか?さなポン:ピンポーン!東京大学!倉川:正解!もちろんそうですよね。東京大学、日本で一番いい大学としてよく知られています。そんな東京大学なんですけど、今年ですね、2026年の2月に東京大学を受験した受験生、高校3年生の学生ですね、受験生がある今年の東大の英語の問題をインターネットでシェアしたんですね。さなぽん:英語のテストですね。倉川:そのテストの内容がとても面白いということで、日本でちょっと大きな話題になったんですね。さなポン:東京大学は書かせるテストですよね。倉川:答えを選ぶ問題ではなくて、英語の文を作る問題を出したんですね。それがどんな問題かというかというとですね、こういう問題でした。♬~以下の問いに、60~80語の英語で答えなさい。What does it mean to be strong?さなポン:強さとは何ですか?倉川:強いことの意味は何ですか?もっと簡単に言うと、強さとは何ですか?ですよね。さなポン:強い、弱いの強いですね。倉川:強い、強さ、名詞ですよね。この強さって何ですか?これだけの問題。さなポン:深い!いろんな考え方できますよね。面白い!倉川:人によって強さって全然違うでしょ。お母さんとしての強さとか、人としての強さ。さなぽん:力が強いもいいですよね。倉川:スポーツをする人なら、スポーツをする人としての強さとか、社会人としての強さとか、いろんな強さがあると思うんですけど、こんなちょっと曖昧(あいまい)な、哲学的(てつがくてき)な問題を出したということで、すごく話題になりました。さなポン:日本語で答えるのも難しいのに、英語で答えなければならないんですね。倉川:そうですね。私たちは日本語の先生ですし、これは日本語の勉強のためのラジオですからね。さなポン:もちろん日本語で。倉川:日本人が英語で考える問題なんですけど、日本語を勉強している皆さんなら、この質問に日本語でどうやって答えますかということで、私たち日本語の先生が答えを考えてみましょう!ということです。さなポン:来年東大に行けるかもしれませんね。ラジオを聴いてる人は。倉川:ということで、皆さんも一緒に考えてほしいんですけど、私たちも私たちで答えを考えてきましたね。今まで考えたことあります?さなポン:ないです。考えたことなかったです。倉川:ちょっと私たちの答えを発表していこうということで、やっていきますか。さなポン:はい。倉川:まず、私の答えいいですか?さなポン:お願いします。倉川:強さとは、「白い靴下」だ。さなポン:いいね。わかりやすい。倉川:本当?意味わかります?さなポン:靴下は一番汚れるところですよね。倉川:はい。さなポン:でも、白いまま、汚れないでいる。白いままでいること、つまり強さだっていうことですか?倉川:すごい。よくわかりましたね。さなポン:わかりやすいですよ。倉川:本当?その通り。さなポン:だって私の靴下、全部黒いです。倉川:白い靴下、ない?さなポン:汚れています、全部。倉川:そうなんですね。私が言いたかったのは、強さとは、白い靴下だ。白い靴下はとても汚れやすい。でも、白い靴下は黒い靴下には絶対にならない。どんなに汚れても、白い靴下はあくまで白い靴下だ。汚れたとしても、白いままでいる。それが強さだと思ったんですね。 だから、簡単に言うと、大人になって社会に出ると、悪い人になるチャンスもたくさんあると思うんですよね。力をもらって、お金をもらって、時間をもらって、本当にいい人じゃなくて、自分がしたいことのために、自分のお金のためにとか、悪いことをするチャンスも、実はみんなたくさんあると思うんですよね。大人になると。でも、それをしないで、自分が正しいと思ったことを守る。汚れてもそのままでいることが強さだと思うんですよね。さなポン:いいね。倉川:黒い靴下にならないことね。さなポン:いいね。もう正解じゃない?これでいいんじゃない?倉川:試験に書く勇気はないけどね。さなポン:いいと思うよ。シンプルで。わかりやすい。難しい言葉でもないし、いいと思います。倉川:ありきたりな、普通な答えじゃないから、面白いかなと思って考えました。さなポン:例えてますね。倉川:強さとは、白い靴下だ。倉川:さなポン先生お願いします。さなぽん:強さとは、雪が降った時の種(たね)。倉川:雪が降った時の種?植物の?さなポン:植物の。倉川:どういうことですか?さなポン:植物は、野菜とか花とかは、春に種を植えて、大きくなる野菜や花もあるんですが、秋とか冬ですね。寒い時に植えて、大きくなる野菜とか花もあるんですよ。雪があっても、大きくなろうとする、寒い中、頑張っている種は、夏に蒔く種より、強くないですか?倉川:大変な環境で、頑張れる種。それが強さだ。ということですね。さなポン:私は、小さい時、強い人こそがいいと思っていたんです。誰にも頼らず、子供の時?子供の時、誰にも頼らず、一人でやる。さなポン:迷惑をかけない。自分で何か問題があっても、自分で問題を解決すること。それこそが強い人であり、人に迷惑をかけないことが、人に頼らないことが、一人だけでできることがいいと思っていましたが。倉川:小学校ぐらいですか?さなポン:そうですね。小学校、中学校もかな。なんか、それって良くないなって思ったんですよ。倉川:どのタイミングで?さなポン:大学生の時に、人にめちゃくちゃ頼る先輩がいたんですよ。何も自分でやらないで。倉川:ああ、「これちょっとお願い!」みたいな。さなポン:そうそうそう。例えば、英語はAさんに聞いて、パソコンのことはBさんに聞いてとか、人を全部使ってる先輩を見て。倉川:女の先輩?さなぽん:女の先輩。さなポン:うわー、人生、イージー(EASY)じゃん!倉川:って思ったんですね。さなポン:簡単に生きてるなって思ったんですよ。時間を上手に使ってるなって思って、良い意味で思ったんだ。私はそれまで全部100%自分で、一人で解決していたので、時間ないですよね、ほとんど。全部ガチガチに毎日を生きてたので、楽しそうに生きてるな、あの先輩は!と思って、そこからちょっと、無理をしないことを覚えました。倉川:そこで強さの考え方がちょっと変わったかもしれないですね。さなポン:変わった変わった。倉川:その先輩がちょっと強そうに見えたんだ。社会的に強いってことかもしれないですよね。色々な問題や課題を他人と一緒に解決できる能力?さなポン:そうだね。強いと言えば強いですね。それはなんかさ、それは全然同意するんだけど、その方が楽しいだろうし、楽だろうし、強いんじゃないですか?さなポン:社会的に見たら。会社の中でも学校の中でも、そういう人強いと思いますね。さなポン:いますよね、どこでもね。倉川:うん、いると思うね。さなポン:上手に生きている人ね。倉川:それ私はなんかね、つまらないなって思うんですよね。自分でその問題を解決した方が面白いのに、その問題を解決するところが一番楽しいのに、チャレンジするところなのに、どうしてその楽しいところを他の人にお願いしちゃうんだろうってちょっと思いますね、私は。自分でやった方が自分の能力になるから楽しいのになって思いますね。さなぽん:そう思うよ。倉川:どっちなんだよ。そう思うんかい。さなポン:なんか使い方だなって思って。勉強においては、全部自分で考えて、自分でこうかな、こうかなって考えることがいいと思うんですよね。考えることが大切だと思うけど、人に頼ってもいいところもあるじゃないですか。倉川:社会生活ですか?会社員の生活で?さなポン:そうそう。倉川:自分ができないことはあるからね。さなポン:全部一人でやろうとしないで、言ってくれたらいいのにっていうこと。例えば友達がそのレポートを先生に出しに行くときに、その友達に私のレポートを出してくれるとか、そういうところは頼ってもいいよなって思いますね。倉川:小さい部分ね。さなポン:そうそう。そういうのがうまくできなかったんですよね。人にお願いしていいことと、自分でやることを全部自分でやろうとしてたっていう話ですね。倉川:全部自分でやろうとしてる人は結構強く見えますけどね。強そうに見えるけどね。あの人なんでも自分でできるなって。さなポン:無理をするとね、やっぱ体にきますからね。倉川:そうだね。これからはね。倉川:私はね、「強い人」というのは「日本」とだいたい同じだと思うんですよね。さなポン:強い人は日本と同じ?どういうことですか?倉川:どちらも【じしん】(自信/地震)がたくさんあるんですよね。さなぽん:よいしょ!
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今年の東京大学の英語の入試問題に、こんな問題が出たそうです。「What does it mean to be strong?」日本語で言うと、「強さとは何か?」ですね。みなさんなら、日本語でどう答えますか?【トランスクリプト】倉川:さなポン先生、日本一頭がいい大学、世界大学ランキング26位、アジアで3番目にいい大学といえばどこですか?さなポン:ピンポーン!東京大学!倉川:正解!もちろんそうですよね。東京大学、日本で一番いい大学としてよく知られています。そんな東京大学なんですけど、今年ですね、2026年の2月に東京大学を受験した受験生、高校3年生の学生ですね、受験生がある今年の東大の英語の問題をインターネットでシェアしたんですね。さなぽん:英語のテストですね。倉川:そのテストの内容がとても面白いということで、日本でちょっと大きな話題になったんですね。さなポン:東京大学は書かせるテストですよね。倉川:答えを選ぶ問題ではなくて、英語の文を作る問題を出したんですね。それがどんな問題かというかというとですね、こういう問題でした。♬~以下の問いに、60~80語の英語で答えなさい。What does it mean to be strong?さなポン:強さとは何ですか?倉川:強いことの意味は何ですか?もっと簡単に言うと、強さとは何ですか?ですよね。さなポン:強い、弱いの強いですね。倉川:強い、強さ、名詞ですよね。この強さって何ですか?これだけの問題。さなポン:深い!いろんな考え方できますよね。面白い!倉川:人によって強さって全然違うでしょ。お母さんとしての強さとか、人としての強さ。さなぽん:力が強いもいいですよね。倉川:スポーツをする人なら、スポーツをする人としての強さとか、社会人としての強さとか、いろんな強さがあると思うんですけど、こんなちょっと曖昧(あいまい)な、哲学的(てつがくてき)な問題を出したということで、すごく話題になりました。さなポン:日本語で答えるのも難しいのに、英語で答えなければならないんですね。倉川:そうですね。私たちは日本語の先生ですし、これは日本語の勉強のためのラジオですからね。さなポン:もちろん日本語で。倉川:日本人が英語で考える問題なんですけど、日本語を勉強している皆さんなら、この質問に日本語でどうやって答えますかということで、私たち日本語の先生が答えを考えてみましょう!ということです。さなポン:来年東大に行けるかもしれませんね。ラジオを聴いてる人は。倉川:ということで、皆さんも一緒に考えてほしいんですけど、私たちも私たちで答えを考えてきましたね。今まで考えたことあります?さなポン:ないです。考えたことなかったです。倉川:ちょっと私たちの答えを発表していこうということで、やっていきますか。さなポン:はい。倉川:まず、私の答えいいですか?さなポン:お願いします。倉川:強さとは、「白い靴下」だ。さなポン:いいね。わかりやすい。倉川:本当?意味わかります?さなポン:靴下は一番汚れるところですよね。倉川:はい。さなポン:でも、白いまま、汚れないでいる。白いままでいること、つまり強さだっていうことですか?倉川:すごい。よくわかりましたね。さなポン:わかりやすいですよ。倉川:本当?その通り。さなポン:だって私の靴下、全部黒いです。倉川:白い靴下、ない?さなポン:汚れています、全部。倉川:そうなんですね。私が言いたかったのは、強さとは、白い靴下だ。白い靴下はとても汚れやすい。でも、白い靴下は黒い靴下には絶対にならない。どんなに汚れても、白い靴下はあくまで白い靴下だ。汚れたとしても、白いままでいる。それが強さだと思ったんですね。 だから、簡単に言うと、大人になって社会に出ると、悪い人になるチャンスもたくさんあると思うんですよね。力をもらって、お金をもらって、時間をもらって、本当にいい人じゃなくて、自分がしたいことのために、自分のお金のためにとか、悪いことをするチャンスも、実はみんなたくさんあると思うんですよね。大人になると。でも、それをしないで、自分が正しいと思ったことを守る。汚れてもそのままでいることが強さだと思うんですよね。さなポン:いいね。倉川:黒い靴下にならないことね。さなポン:いいね。もう正解じゃない?これでいいんじゃない?倉川:試験に書く勇気はないけどね。さなポン:いいと思うよ。シンプルで。わかりやすい。難しい言葉でもないし、いいと思います。倉川:ありきたりな、普通な答えじゃないから、面白いかなと思って考えました。さなポン:例えてますね。倉川:強さとは、白い靴下だ。倉川:さなポン先生お願いします。さなぽん:強さとは、雪が降った時の種(たね)。倉川:雪が降った時の種?植物の?さなポン:植物の。倉川:どういうことですか?さなポン:植物は、野菜とか花とかは、春に種を植えて、大きくなる野菜や花もあるんですが、秋とか冬ですね。寒い時に植えて、大きくなる野菜とか花もあるんですよ。雪があっても、大きくなろうとする、寒い中、頑張っている種は、夏に蒔く種より、強くないですか?倉川:大変な環境で、頑張れる種。それが強さだ。ということですね。さなポン:私は、小さい時、強い人こそがいいと思っていたんです。誰にも頼らず、子供の時?子供の時、誰にも頼らず、一人でやる。さなポン:迷惑をかけない。自分で何か問題があっても、自分で問題を解決すること。それこそが強い人であり、人に迷惑をかけないことが、人に頼らないことが、一人だけでできることがいいと思っていましたが。倉川:小学校ぐらいですか?さなポン:そうですね。小学校、中学校もかな。なんか、それって良くないなって思ったんですよ。倉川:どのタイミングで?さなポン:大学生の時に、人にめちゃくちゃ頼る先輩がいたんですよ。何も自分でやらないで。倉川:ああ、「これちょっとお願い!」みたいな。さなポン:そうそうそう。例えば、英語はAさんに聞いて、パソコンのことはBさんに聞いてとか、人を全部使ってる先輩を見て。倉川:女の先輩?さなぽん:女の先輩。さなポン:うわー、人生、イージー(EASY)じゃん!倉川:って思ったんですね。さなポン:簡単に生きてるなって思ったんですよ。時間を上手に使ってるなって思って、良い意味で思ったんだ。私はそれまで全部100%自分で、一人で解決していたので、時間ないですよね、ほとんど。全部ガチガチに毎日を生きてたので、楽しそうに生きてるな、あの先輩は!と思って、そこからちょっと、無理をしないことを覚えました。倉川:そこで強さの考え方がちょっと変わったかもしれないですね。さなポン:変わった変わった。倉川:その先輩がちょっと強そうに見えたんだ。社会的に強いってことかもしれないですよね。色々な問題や課題を他人と一緒に解決できる能力?さなポン:そうだね。強いと言えば強いですね。それはなんかさ、それは全然同意するんだけど、その方が楽しいだろうし、楽だろうし、強いんじゃないですか?さなポン:社会的に見たら。会社の中でも学校の中でも、そういう人強いと思いますね。さなポン:いますよね、どこでもね。倉川:うん、いると思うね。さなポン:上手に生きている人ね。倉川:それ私はなんかね、つまらないなって思うんですよね。自分でその問題を解決した方が面白いのに、その問題を解決するところが一番楽しいのに、チャレンジするところなのに、どうしてその楽しいところを他の人にお願いしちゃうんだろうってちょっと思いますね、私は。自分でやった方が自分の能力になるから楽しいのになって思いますね。さなぽん:そう思うよ。倉川:どっちなんだよ。そう思うんかい。さなポン:なんか使い方だなって思って。勉強においては、全部自分で考えて、自分でこうかな、こうかなって考えることがいいと思うんですよね。考えることが大切だと思うけど、人に頼ってもいいところもあるじゃないですか。倉川:社会生活ですか?会社員の生活で?さなポン:そうそう。倉川:自分ができないことはあるからね。さなポン:全部一人でやろうとしないで、言ってくれたらいいのにっていうこと。例えば友達がそのレポートを先生に出しに行くときに、その友達に私のレポートを出してくれるとか、そういうところは頼ってもいいよなって思いますね。倉川:小さい部分ね。さなポン:そうそう。そういうのがうまくできなかったんですよね。人にお願いしていいことと、自分でやることを全部自分でやろうとしてたっていう話ですね。倉川:全部自分でやろうとしてる人は結構強く見えますけどね。強そうに見えるけどね。あの人なんでも自分でできるなって。さなポン:無理をするとね、やっぱ体にきますからね。倉川:そうだね。これからはね。倉川:私はね、「強い人」というのは「日本」とだいたい同じだと思うんですよね。さなポン:強い人は日本と同じ?どういうことですか?倉川:どちらも【じしん】(自信/地震)がたくさんあるんですよね。さなぽん:よいしょ!
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