EPISODE · Jul 24, 2026 · 28 MIN
#80 漫画③ 漫画は世代を映すのか/価値観を作るのか?
from 人文実装部 〜アトツギ経営者たちの、読書、哲学、ときどき経営〜 · host 乘冨賢蔵、田中諒、高田健太
▼ 人文実装部 公式ホームページ (※3人に相談できる「AIボット」や「タイプ診断」もこちらから遊べます!)▼ エピソード概要今回は、漫画が文化や世代感覚にどのような影響を与えているのかを、人文的な視点から掘り下げます。北斗の拳やドラゴンボールに象徴される「強さ」への憧れと、ワンピースや鬼滅の刃に見られる「仲間」「共感」「傷つきながら進む主人公像」。そこには、時代ごとの空気や経営観、組織観の違いが映し出されているのではないかという問いから話が始まります。後半では、東浩紀『動物化するポストモダン』を手がかりに、オタク文化やキャラクター消費、物語消費からデータベース消費への変化について議論が展開します。さらに、中山淳雄『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』を参照しながら、漫画・アニメ・IPビジネスの広がり、日本の漫画表現がなぜ多様化したのか、アメリカのコミックス規制との違いにも話が及びます。漫画は単なる娯楽なのか、それとも世代の価値観や社会のあり方を形づくる文化装置なのか。漫画を通じて、組織、自由、規制、多様性について語り合います。▼ 要約漫画と世代感覚/強さへの憧れとラオウ的経営観/ワンピースに見る仲間型の組織観/鬼滅の刃と共感する主人公像/東浩紀が論じたオタク文化とデータベース消費/物語消費から記号消費への変化/漫画市場とアニメ・IPビジネスの拡張/アメリカの表現規制とヒーローものへの収斂/日本漫画の多様性と規制のゆるさ/揺らぎや不良品が生む文化的な豊かさ⸻▼ 今回引用・参照された漫画・関連ワード・『動物化するポストモダン』(東浩紀)・『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』(中山淳雄)・『北斗の拳』・『ドラゴンボール』・『ONE PIECE』・『鬼滅の刃』・『チェンソーマン』・『SPY×FAMILY』エヴァンゲリオン / 綾波レイ / オタク文化 / ポストモダン / データベース消費 / 萌え / コミックス・コード・オーソリティ / マーベル / 鳥人間コンテスト⸻▼ Podcast 紹介文読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界の前提」を問い直すポッドキャスト。▼ 出演者乘冨賢蔵(福岡県柳川市・水門メーカー アトツギ)異業種連携による既存事業の更新と、新規事業への挑戦を続ける。関心領域:哲学・歴史・デザイン・まちづくり 👉 https://x.com/kenzounoritets1田中諒(大阪市・道具屋筋商店街 包丁店 アトツギ)道具と場を起点に、食文化・道具文化の長期的な更新を模索。関心領域:文化・食・歴史・宗教・思想 👉 https://x.com/ryo_tanaka1高田健太(岡山市・アパレル業 アトツギ)社内ベンチャーでテクノロジーを活用したものづくりを実践。関心領域:脳科学・人類学・自己啓発・仏教 👉 https://x.com/kenta_okym
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