EPISODE · Jul 3, 2026 · 11 MIN
アクション経済学05:構造的誤認
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
構造的誤認ジャッキーのアプローチの本質(リーのカウンターとしての自覚的なデフレ)を、後世のクリエイターたちが都合よく、かつ致命的に誤認した。ジャッキーの成功を表面だけなぞった後人たち、すなわちノン・スター級のスタントマンや、スタントマン出身のアクション監督たちは、以下のような安直な思考の罠に陥った。「手数を増やし、スタントを過激にすればするほど、映像はもっと凄くなるはずだ」この哲学なき加速主義は、表現のパラメーターを「表現のデフレ」の臨界点へと一気に振り切らせた。彼らは、ただスタントを過激・過剰化させ、ただ高速に、振付コード(コンビネーション)を消化するだけの、機械的な運動の奴隷へと肉体を貶めていったのである。これこそが、現代の映像界を寡占するデジタル・ワイヤー・アクション(手数ダンス)の正体であり、「スタント技術のインフレ」が裏返して引き起こした「アクションの自滅への道」に他ならない。そんな話をしています。#アクション#立ち回り#殺陣#チャンバラ#殺陣・アクション教室#立回り
Embed this episode
NOW PLAYING
アクション経済学05:構造的誤認
No transcript for this episode yet
Similar Episodes
No similar episodes found.
Similar Podcasts
No similar podcasts found.