EPISODE · Nov 14, 2023 · 12 MIN
アクションの棲み分け02:チャンバラの二重構造
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
<チャンバラの二重構造> ●チャンバラにおいては、シンとカラミの二重構造として表れている。 ・これはチャンバラだけでなく、日本における格闘表現の技術体系として独自に発展し確立された表現としての構造性に基づく二重性である。 ・その構造は、シン=主役を中心とし、その周縁にカラミ=やられ役が取り囲むように配置されるという形態を基本として形成されている。 ・この関係が、例えば一対一の格闘において、形態としては対等であり中心と周縁という形をとっていなくても、表現構造としてはそのまま継承されているものである。 ・これが主役を引き立てるという意味で、有効に機能しており、そこに独自の表現体系が築き上げられたのが、日本の格闘表現であり、またそれが単なる格闘表現に留まらない芸術性を引き出している源泉ともなっている。 ●この二重性と主役を引き立てる=主役の魅力を引き出すという表現の目的を中心に構成されている振り付け構築性が、用語としての「立回り」と「殺陣」という使い分けに至り、双方が使用言語として生き延びている要因でもあるのだ。
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<チャンバラの二重構造> ●チャンバラにおいては、シンとカラミの二重構造として表れている。 ・これはチャンバラだけでなく、日本における格闘表現の技術体系として独自に発展し確立された表現としての構造性に基づく二重性である。 ・その構造は、シン=主役を中心とし、その周縁にカラミ=やられ役が取り囲むように配置されるという形態を基本として形成されている。 ・この関係が、例えば一対一の格闘において、形態としては対等であり中心と周縁という形をとっていなくても、表現構造としてはそのまま継承されているものである。 ・これが主役を引き立てるという意味で、有効に機能しており、そこに独自の表現体系が築き上げられたのが、日本の格闘表現であり、またそれが単なる格闘表現に留まらない芸術性を引き出している源泉ともなっている。 ●この二重性と主役を引き立てる=主役の魅力を引き出すという表現の目的を中心に構成されている振り付け構築性が、用語としての「立回り」と「殺陣」という使い分けに至り、双方が使用言語として生き延びている要因でもあるのだ。
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