EPISODE · Nov 22, 2023 · 19 MIN
アクションと二律背反03:連動と分動
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
<連動と分動> ●運動構造としての二律背反=連動と分動 ●連動とは、結果重視系分野(=主流)に多く見られる運動のタイプ。 ・目的とする行為を合理的に行うために、多くの関節がその運動に参加することで、より良い結果をもたらすように協調して働く際の、全体が連なった動きを連動という。 ・=インターロッキング ・日常動作やスポーツなどは、ほとんどが連動である。 ・連動にも、質の高低はある。その質の向上が上達につながる。 ●分動とは、過程重視系分野(=限定的/例えば時間系芸術としての身体表現)に多く見られる運動。 ・ある運動に参加する関節をより少なくし、それ以外の身体は動かさないようにすることで、部分的に独立した運動を全体としての動作として行う場合の動作を分動という。=連動の対立概念 ・=アイソレーション ・ダンスやパントマイムなどの身体表現で多用されるもので、日常動作ではほとんど見られない。 ・その非日常性が、表現としての成立条件になっている。=日常にないから珍しいゆえ見世物になるという基本原理。=人間の持つ自分にないものに対する本能的興味性を刺激するもの=非日常的希少性に対する関心誘因特性。 ・アクションの場合は、ダンスやマイムのように主流動作として多用されるわけではないが、分からせるための説明的表現として、またメリハリをつけるために使用される。 ・分動の上手な利用が、アクション表現のうまさにつながる重要なファクターである。 ・しかし連動も主流動作として重要性が高いため、その両立が二律背反性につながっているのである。 ・優れたダンサーやマイマーが、アクション上級者となり得ていない現実は、ここにある(立ち位置問題は置いておくとしても) そんな話をしています。
What this episode covers
<連動と分動> ●運動構造としての二律背反=連動と分動 ●連動とは、結果重視系分野(=主流)に多く見られる運動のタイプ。 ・目的とする行為を合理的に行うために、多くの関節がその運動に参加することで、より良い結果をもたらすように協調して働く際の、全体が連なった動きを連動という。 ・=インターロッキング ・日常動作やスポーツなどは、ほとんどが連動である。 ・連動にも、質の高低はある。その質の向上が上達につながる。 ●分動とは、過程重視系分野(=限定的/例えば時間系芸術としての身体表現)に多く見られる運動。 ・ある運動に参加する関節をより少なくし、それ以外の身体は動かさないようにすることで、部分的に独立した運動を全体としての動作として行う場合の動作を分動という。=連動の対立概念 ・=アイソレーション ・ダンスやパントマイムなどの身体表現で多用されるもので、日常動作ではほとんど見られない。 ・その非日常性が、表現としての成立条件になっている。=日常にないから珍しいゆえ見世物になるという基本原理。=人間の持つ自分にないものに対する本能的興味性を刺激するもの=非日常的希少性に対する関心誘因特性。 ・アクションの場合は、ダンスやマイムのように主流動作として多用されるわけではないが、分からせるための説明的表現として、またメリハリをつけるために使用される。 ・分動の上手な利用が、アクション表現のうまさにつながる重要なファクターである。 ・しかし連動も主流動作として重要性が高いため、その両立が二律背反性につながっているのである。 ・優れたダンサーやマイマーが、アクション上級者となり得ていない現実は、ここにある(立ち位置問題は置いておくとしても) そんな話をしています。
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アクションと二律背反03:連動と分動
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