EPISODE · Nov 9, 2023 · 16 MIN
アクションと立ち位置04:時代考証ではない
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
<時代考証ではない> ●アクション表現において、写実性の追及は必須ではない。 ●そもそも、写実度の加減は作品の性質が決めるものである。 ●特に格闘表現において、本物でなくてはいけないというレベルでの写実性の要求があるとすれば、それは時代考証に限りなく近いものである。 ●したがって作品の性質が、それを要求するものであるならば写実に徹する必要はあるが、そうでない娯楽作品の場合は写実性へのこだわりは、むしろクリエイティビティの邪魔になる。 ●その理由は、アクションとは表現を生み出す力であり、それは身体運動レベルにおいても同様。従って、写実的技術=リアルな武術・武道・格闘技などを完全習得したり、その再現にこだわることは、アクション表現のベクトルと真逆であるがゆえアクションに上達することはない。 ●そう思われていない真の理由は、アクションとは何かが、やっている当事者本人に理解されていないところにある。→要するに下手くそで上達の方法も分からないから既存技術に依存しているだけのこと。それを隠して正当化するために、リアル技術の必要性・優位性を前面に押し出しているに過ぎない。→プロであっても、本質的に素人であるということで、実例は多々あり。 重要なのは、写実の影に隠された、力学的ポジショニング性。これが写実が重視される●場合の本質的理由。 ●だから極論を言ってしまえば、力学的ポジショニングを獲得してしまえばいいということになる。 そんな話をしています。
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<時代考証ではない> ●アクション表現において、写実性の追及は必須ではない。 ●そもそも、写実度の加減は作品の性質が決めるものである。 ●特に格闘表現において、本物でなくてはいけないというレベルでの写実性の要求があるとすれば、それは時代考証に限りなく近いものである。 ●したがって作品の性質が、それを要求するものであるならば写実に徹する必要はあるが、そうでない娯楽作品の場合は写実性へのこだわりは、むしろクリエイティビティの邪魔になる。 ●その理由は、アクションとは表現を生み出す力であり、それは身体運動レベルにおいても同様。従って、写実的技術=リアルな武術・武道・格闘技などを完全習得したり、その再現にこだわることは、アクション表現のベクトルと真逆であるがゆえアクションに上達することはない。 ●そう思われていない真の理由は、アクションとは何かが、やっている当事者本人に理解されていないところにある。→要するに下手くそで上達の方法も分からないから既存技術に依存しているだけのこと。それを隠して正当化するために、リアル技術の必要性・優位性を前面に押し出しているに過ぎない。→プロであっても、本質的に素人であるということで、実例は多々あり。 重要なのは、写実の影に隠された、力学的ポジショニング性。これが写実が重視される●場合の本質的理由。 ●だから極論を言ってしまえば、力学的ポジショニングを獲得してしまえばいいということになる。 そんな話をしています。
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