EPISODE · Apr 19, 2023 · 19 MIN
アクションと立回りアート03:アクションとは何か
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
<アクションとは何か?> ●今回はアクションの対立概念として、殺陣・立回りという流れ全体を、便宜上「殺陣文化」としてまとめて考える視点を設定しておく。 ●殺陣文化との差異化という観点から、アクションについて語るのが今日のテーマ。 アクションとは、殺陣文化とは異なる文脈から生まれた身体文化であると捉える。 ●アクション=身体能力対応型演劇内表現 ●要求される表現の範囲が広いということ、そして常にまだ行われていない未知の表現を要求されるということから、表現の形式そのものが存在していなかった時代に誕生したことが、身体能力による対応を必然化した。 ●その結果、様々なスポーツや武道などで身体能力を高めることが有効であるという方法論が確立された。 ●その中でも、器械体操系運動が即戦力的に有効であることから、導入される傾向が強まった。 ●これらの方法論が、独自技術を持たない無空中枢構造を形成するに至ったが、実際は全くないわけではなく、無空中枢に経験則として蓄積されていたものも多々ある。しかし、個人差が大きいため、方法論としては確立されてこなかった。 ●一方、作品として要求された格闘表現において、有効機能した武道などが器械体操と同様に、身体能力を高めること以上に重視されるような誤認を一部の間で生み出した。それはアクションの独自体系が存在しないためである。 ●だが、日本独自の殺陣文化の存在により、格闘表現もまた独自表現として土台を築いた。結果的にこれが殺陣文化とアクションの融合としての完成形を生み出すに至った。(これまでの立回り型アクション) そんな話をしています。
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<アクションとは何か?> ●今回はアクションの対立概念として、殺陣・立回りという流れ全体を、便宜上「殺陣文化」としてまとめて考える視点を設定しておく。 ●殺陣文化との差異化という観点から、アクションについて語るのが今日のテーマ。 アクションとは、殺陣文化とは異なる文脈から生まれた身体文化であると捉える。 ●アクション=身体能力対応型演劇内表現 ●要求される表現の範囲が広いということ、そして常にまだ行われていない未知の表現を要求されるということから、表現の形式そのものが存在していなかった時代に誕生したことが、身体能力による対応を必然化した。 ●その結果、様々なスポーツや武道などで身体能力を高めることが有効であるという方法論が確立された。 ●その中でも、器械体操系運動が即戦力的に有効であることから、導入される傾向が強まった。 ●これらの方法論が、独自技術を持たない無空中枢構造を形成するに至ったが、実際は全くないわけではなく、無空中枢に経験則として蓄積されていたものも多々ある。しかし、個人差が大きいため、方法論としては確立されてこなかった。 ●一方、作品として要求された格闘表現において、有効機能した武道などが器械体操と同様に、身体能力を高めること以上に重視されるような誤認を一部の間で生み出した。それはアクションの独自体系が存在しないためである。 ●だが、日本独自の殺陣文化の存在により、格闘表現もまた独自表現として土台を築いた。結果的にこれが殺陣文化とアクションの融合としての完成形を生み出すに至った。(これまでの立回り型アクション) そんな話をしています。
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