BC050 1年で表現する『超圧縮 地球生物全史』 episode artwork

EPISODE · Nov 8, 2022 · 1H 7M

BC050 1年で表現する『超圧縮 地球生物全史』

from ブックカタリスト

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は、『超圧縮 地球生物全史』をメインの題材にしつつ「46億年の地球を1年にたとえて俯瞰する地球史」について語ります。本編でも冒頭に話していますが、人間の直感では「1万年前」のことも「1億年前」のこともどっちも「すごい昔」以上の区別ができません。それを相対的に俯瞰する方法として素晴らしいな、と思うのが地球の46億年を「1年」という期間に変換して考えてみること。この変換をしてざっと計算をすると、1万年前は12月31日の23時59分ごろの出来事で、1億年前は12月23日ごろになります。地球の年齢を元に大ざっぱに計算するとだいたい以下のような計算結果が出てきます。6月まではほとんどなにもない時代上記表を元にして地球全史を振り返ると、まずわかるのが地球が存在していた期間の半分くらいはいわゆる「生き物」は存在していませんでした。6月になってミトコンドリアを含んだ真核生物が誕生して、そこからさらに月日は流れ、動き回れる動物が生まれたのが11月半ば。4本足の生き物が誕生したのは12月に入ってからのこと。恐竜がだいたい12月15日から26日くらいまで存在していて、2足歩行の人類が登場するのは12月31日の午前6時。火を使い始めたのが午後9時で、農業を始めたのは23時59分の出来事。23時59分50秒くらいに聖徳太子が生まれて、23時59分59秒にようやく明治時代が始まった、というくらいの計算です。こういうふうに地球の歴史を振り返ってみると、生物の「進化」という言葉一つ取っても見えてくるものの距離感が変わってくるように感じます。「歴史」は複数の本をつなげるのが簡単年に1回の頻度でこういう感じで「今まで読んできた本を横断的にまとめる」ということをやっていますが、今回の「1年でまとめる」というやつはまとめるのが非常に楽しい行為でした。また、BC049「物語」とどう付きあうかのように複数の本の「つながり」を見つけるのは難しいかもしれないですが、今回のような「時間軸」でまとめるだけのことであれば簡単です。手間暇はかかるかもしれませんが、それぞれの出来事をどこに位置づければよいかは小学校の算数の能力さえあれば問題なし。ある意味で「アトミックな読書メモ作り」の第一歩としてこういうノートのまとめ方は中々よい練習にもなるのではないかな、ということも思った次第です。今回の参考文献なお、今回の話は『超圧縮地球全史』以外は主に以下の本の内容を参考にしています。 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

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