EPISODE · Mar 26, 2026 · 11 MIN
登山民の防災意識と、周りとの温度差について(*´ω`*)
from 後悔しない人生を生きるには。 · host eibuyu
防災系YouTubeを見ながら、ちょっと考えた------------------------こないだ、防災系のYouTubeを夕飯食べながらぼーっと見てたんですよ。肩書きはちゃんと覚えてないんですけど、災害アドバイザーみたいな方が2名出ていて、地震への備えについて話してる動画でした。で、その中で「最近、防災グッズが全然売れなくなってきた」って言ってたんですよね。能登の地震があった時は、水のローリングストックのために水を買ったり、レトルトカレーを買ったりする動きが見られたんだけど、最近はもう全然だ、と。そんなことあるかな、と思ったんですよ。私、東日本大震災の前から災害への関心がずっとあって。不謹慎に聞こえるかもしれないんですけど、阪神淡路大震災をはじめ、各地で大きな地震って繰り返し起きてるじゃないですか。しかも関東はずっと「大きいの来るぞ」って言われ続けてる地域でもあるから、もともとそういう災害への感度みたいなものはすごく高いんですよね。それに登山とかアウトドアとかサバイバル系が好きな人たちって、みんなこういうことへの関心を自然と持ってると思うんです。なので私の感覚では「みんな当然備えてるよね」だったんですよ。ところが、そうでもないらしい、というのが今回の話です。私の備蓄、こんな感じです------------------------自分の備えについて整理してみると、まず登山をやってる人間として当然持ってるもの、というのがベースにあります。OD缶(アウトドア用ガスカートリッジ)もカセットボンベも、それを使うための五徳も当然あるし、携帯トイレも。携帯トイレは凝固剤を4kgまとめ買いして自作できるようにしてあります。猫砂も10kgぐらいストックしてあって、これも災害時のトイレに使えるんですよね。固まるし、匂いも出ないし、万能です。段ボールの便座と、上が換気できるように上部が開いてる縦長のポップアップテント、これをトイレ用に持ってます。中にビニール袋を敷いて、凝固剤か猫砂を使う形ですね。匂い対策には防臭袋も箱買いしてあって、おむつ用のやつで匂いが完全に出ないやつです。食料は飽きないように食材のバリエーションを確保して、調味料で味変できるようにしてあります。衛生面では、水がなくても口の中を清潔に保てるように布で歯を拭くやつ、体を拭けるタオルサイズのでっかいウェットティッシュを60日分、水がいらないシャンプー、アルコール除菌剤。コロナ禍でみんなお店の前でシュッシュってやってたやつです。要は「生活の手段は変わっても、日常と同じように衛生的に暮らせる状態」を目指してるんですよ。トイレの数が足りなくて我慢するとか、そういう余計なストレスを排除しておきたい。ポータブル電源も今回新調しました。案件撮影の時に今まで使ってたやつがとうとう寿命を迎えたので、これを機に固体電池ポータブル電源に切り替えました。古いリチウム電池のポータブル電源が室内にあるのって、燃えそうで不安だな、とずっと思ってたんですよね。固体電池は発火リスクが低くて、60度まで耐えられるので、その点は安心です。ただやっぱり高い!ので一番小さいサイズにして、ソーラーパネルをセットにしました。晴れの日なら2〜3時間で8割ぐらい充電できるらしいんですけど、届いてからずっと雨が降り続けてて、全然テストできていません。初期不良があっても保証期間内に気づけるように早めに動作確認したかったのに、お天気だけはどうにもならないですね。職場で実感した温度差------------------------で、職場でその話をしてたんですよ。登山が趣味の女性同僚がいて、その人は当然のように「ポータブル電源ももちろんうちにありますし、アルファ米も箱買いしてますし、保存食は30日分ありますし、トイレも1ヶ月分ぐらいは持ってますよ」みたいな感じで。そうだよね、そういうもんだよね、ってなりました。水もローリングストックでやってるよね、みたいな話をしてたんです。そしたらもう1人の女性が「私、何もしてないです」って。モバイルバッテリーすら持ってないって聞いて、さすがにマジかいと思いました。災害時って情報が命じゃないですか。スマホが使えるかどうかって、本当に大事なんですよ。カセットコンロもない、水も全然ない、トイレも何もないって聞いて、都内、ちょっと危ないな、と。その人は東京の都内に1人暮らしなんですよ。都内って建物も人も多いじゃないですか。倒壊するものも多い。自衛隊が来るにしても、まず道のガレキ撤去から始まるから、1週間じゃ一般の人のところまで来ないと思うんですよ。「とにかく最初の3日間は絶対に誰も来ないと思っておいてください」という話をしました。72時間は、生存している可能性が高い人の救助に全ての力を注ぐ時間だから。だからその3日分だけでも、誰にも頼らず自分で生きていけるように準備しとかないとだめなんですよって。震災の記憶は薄れていく------------------------東北の人たちも、東日本大震災のころに生まれた子供たちが今や中学生ぐらいになっていて、地震への危機感がだいぶ薄れてきてるらしいんですよね。大人は記憶が実体験として残ってるからずっと「やばい」と思ってるんだけど、子供たちはあまりそういう感覚がない。それで思い出したんですけど、秋田県って地震の避難訓練に加えて、ミサイルが飛んできた場合の訓練もするんですよ。北朝鮮がミサイルを発射する時、秋田県上空を飛んでいくことがあるから。まあミサイルが飛んでくる訓練って言ったって、ちょっとどうしようもない気もするんですけど、ちゃんとやってるんですよね。その時に使われるのが「国民保護サイレン」という音なんです。Jアラートでミサイル発射情報が出た時に防災行政無線から流れるやつで、本当に不気味な音で、聞いたら「あ、これは逃げなきゃいけない」という覚悟が決まるような感じなんですよ。でも、誰かがXに「昔のパワプロの音に似てる」って書いちゃったんですよね。そしたらもうパワプロの音にしか聞こえなくなってしまって。本当だって!どうしよう、危機感が薄まってしまう、と思いながら。備えてない人のほうが多い、という現実------------------------私の周りはたまたまアウトドアや登山が趣味の人が多かったので、みんな当然そのくらいは備えてるよね、という感覚でずっといたんですよ。でも職場でのあの会話で、そうじゃない人のほうがずっと多いんだな、というのを実感しました。特に、大きな地震をあまり経験していないエリアに住んでいる人ほど、そういう備えへの関心が薄いことが多いみたいです。ちなみに私は311の時、東京で被災しました。東京も震度5ぐらい出てたので電車が全部止まって、当時住んでいた藤沢の近くまで帰れなくなったんですよ。直線距離で50kmぐらいあって、さすがに歩いて帰ろうとは思えない距離でした。実はその前に、もし地震で電車が止まったら歩いて帰れるかな、と思って横浜から藤沢まで歩いて帰る練習をしてたことがあったんですよ。5時間ぐらいで着いて、歩けるな、という確認はしてたんですけど、肝心な時に距離が全然違うという。今だったら50kmも歩いて帰ろうかなって思えるんですけどね。あと、会社のバッグが重いでかいってよく言われるんですよ。何が入ってるの、って。防災グッズが入ってるんです。小型ラジオ、懐中電灯、コンタクト使用者なので折り畳める眼鏡、持病の薬1週間分、痛み止めなどの常備薬。見えなくなったら本当に困るので眼鏡は絶対に持ち歩くようにしてます。まとめ------------------------皆さんはきっとすでに色々備えてると思うんですけど、アウトドアが趣味じゃない周りの人って、意外と全然備えてないことが多いみたいですよ、という話でした。皆さんの周りで、登山やアウトドアが趣味じゃない人の防災意識ってどうですか?(*´▽`*)
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