EPISODE · Sep 11, 2026 · 55 MIN
デュラビリティは、鍛えられるのか|マラソン後半に足だけが終わる理由
from 藤原新マラソン研究室
30kmを過ぎて、ペースが落ちる。息は上がっていない。心拍も上がりきっていない。それでも、足が前に出ない。 長く走るあいだに、VO2maxもエコノミーも閾値も、少しずつ落ちていきます。その落ち幅の小ささが「デュラビリティ」。この3つに続く4つ目の指標として、研究が進んでいる言葉です。 ただ、新さんの実感は、少し違うところから始まりました。去年の富山マラソン、35km地点。ガソリンは残っていて、オーバーヒートもしていない。だけど、足回りだけがズタボロだった。「疲労としての痛み、痛みとしての疲労。それへの耐性なんじゃないのかな」 なぜ、ガソリンが残っているのに、足だけが終わるのか。なぜ、5000mで速い選手が、マラソンでは走れないのか。なぜ、アスファルトを走り込むほど、スピードが出なくなるのか。そして、「きつい」と「痛い」は、どう違うのか。 藤原さん自身、「あくまでも俺の理解」「勘違いしてるだけかもしれない」と何度も言いながら話しています。答えの出ている話ではありません。 後半に足が止まる人。走り込みの量を増やすか迷っている人ほど、聴いてほしい回です。 ── この回のチャプター ── (00:00) オープニング (00:59) LT・VO2max・エコノミーの次に来る、4つ目の指標 (02:07) 去年の富山マラソン35km。ガソリンは残っているのに、足回りだけが (05:00) 距離走が大嫌いだった。ゆっくり「長く」のほうがきつい (07:06) 瀬古・宗兄弟・中山。3つとも高かった4人を真似すると何が起きるか (08:23) 5000mの選手がマラソンを走ると、足から終わる (09:54) デュラビリティは、測れるのか (11:00) 速筋が多い選手のほうが高い。教科書とは逆の実感 (15:47) 怪我をしない人は、デュラビリティが高い (17:09) 引退すると、デュラビリティはバッチリ落ちる (17:52) 「足作り」の順番。デュラビリティが先、4ヶ月のうち最初の1ヶ月 (21:03) まずトータルの負荷。1回の距離は「テスト」として後から (21:35) 硬いところを走れば、耐久性は上がるのか (24:26) 硬い地面は、フォームを「防御優先」に変えてしまう (29:12) 市民ランナーは高めて大丈夫。サブ3・2時間45分から話が変わる (32:54) 8万2000人を分析した研究。ラスト8kmの心拍とペースの乖離 (36:52) 3分半の距離走に「死ぬほどきつい」と書く、アメリカ記録保持者 (38:03) きついんじゃない。着地がきついんだ (41:51) 息苦しさの正体は、二酸化炭素。走りながら過呼吸になる仕組み (46:51) 痛みを、最大限受け入れてみる (50:41) ラスト10kmなら耐えられる。15kmで来たら、大変になる (54:07) 極論。デュラビリティを抜きにしたら、5000mの選手が一番速いはず ── 更新 ──毎週金曜18時に更新しています。続きが気になったら、フォローしてみてください。 決まった答えは、ありません。だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。 ▼ 番組公式Instagram最新エピソードと、収録の裏側はこちらで。@fujiwara_marathon_lab ▼ 藤原新 Instagram@arata_n #藤原新マラソン研究室 #デュラビリティ #耐久性 #マラソン練習 #30km走 #サブ3 #ランニング
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