EPISODE · May 16, 2026 · 11 MIN
第21回 三年目の春の「僕が見たかった青空」
from 僕青について話してみる · host bokuao_hanasu
#僕が見たかった青空 #僕青https://note.com/bokuao_kaku0803/n/n88f8772a02bd全国ツアー福岡公演が終わってしばらく経ちました。なんか、しみじみと、いいライブだったなあ。実のところ、昨年の同公演で最前列を味わって、もうあれ以上はないだろうと思っていました。もちろん、僕青に去年以上を期待していないということではありません。自分が、今、どれだけライブを楽しめるか、ということです。福岡公演の直前に、BLTとSPAからツアー初日の内容を含む記事が配信されました。今回のライブの演出や、メンバーの意気込みなんかが書かれていましたが、どちらの記事も、ライブに行く気分を盛り上げてくれるようなものだったか、と言われると、ちょっと違いました。記事から読み取れた今回のライブの内容は、たとえばファン参加型であること尖った演出であることメンバーの意見が多く採り入れられていること煽りのバリエーションが増えていることメンバーによる楽器演奏があることそして、世界観を描くという部分は薄まっているかもしれない、ということ。え、どういうことなんだろう?どう変化していたとしても、僕青が好きであることは変わらない、という確信がある一方で、もしも、「なんか違う・・・」と感じてしまう自分がいたらどうしよう。これを機に自分が僕青から遠ざかってしまう、そんなことがあるなら、むしろ見にいくのが怖い。それは、ひょっとするとこの投稿の後半で取り上げている、ななちゃんの言葉とも繋がっている感情なのかもしれません。そう、だから、あまり気分を上げすぎずに、期待しすぎずに見にいこう。当日朝までそんなことを考えていました。リハーサル観覧の抽選に当たっていたので、なんならそっちが本番ぐらいのつもりで。それが、よかったんですよね。去年のように爆発的な、「いやマジヤバい」という感覚とは違いますが、ジワジワと。帰り路、なんでこんなに「よかった」のかと考えてみたのですが、どうも理由は2つあるみたいです。ポジティブな理由とネガティブな理由と。まずはポジティブな理由から書いてみたいのですが、今回はかなり人にフォーカスした文章になりそうです。正直言って、今回はひとみんばかり見ていました。体感で6割ぐらい。なんといったらいいのか、こんなにも魅力的な人だったっけ?以前、第9回と第18回の投稿で、「こういう雰囲気を持った人がこの先どう変わり、どう変わらないのか」と書きましたが、これほどの変化は予想していませんでした。これが、あの一周年ライブで「自分がいるからなにかできるわけじゃない」、「自分がここにいていいのか」と自信無げに話していた人と同一人物なの?ちょうど一年前、広島公演のYoutubeで「この一年は振り切っていく」と語っていましたが、それを見事にやりきったんじゃないかと思います。もはや1列目にいることになんの違和感もありません。4枚目の楽曲あたりまでは曲中3〜4列目をいったりきたりするポジションだったのに、最近の曲では前にいるのが当たり前過ぎて、「空色の水しぶき」では「あれ?どこ?ああ、後ろか」ってなりました。福岡公演の直後に公開されたK POP UP CHART SHOWでは、金澤、吉本の両名が個人仕事で不在のためもあって、ひとみんの見せ場がたっぷり。後日、「僕青ちゃんの放課後トークルーム」でも話していましたが、金澤吉本の役目の多くをひとみんが担っていました。ティッピングのサムネはド〜んとひとみん!ステージめっちゃかっこよかった。一時期韓国でアイドルを目指してレッスンを受けていたこともあるひとみん。どんな気持ちであのステージに立ったのでしょう。それから工藤さん。6枚目7枚目で雲組センターを務め、一気に覚醒した感があります。自信と責任感。これが表情に現れていました。MCコーナーで積極的に話す(青考でついついポリのパートまで歌っちゃう)ゆあてぃーなんて、1年前には想像できなかったよ。SPAのインタビューで、ななちゃんが「工藤、八重樫が積極的に発言するようになれば、、、」と話していますが、それはそう遠くない未来かもしれません。新アー写ではセンター金澤の隣にいます。そして岩本さんも、ひとみんと同じく当たり前のごとくフロントに立っています。本人が以前は苦手だったと話していたメイクもほんとに上手くなって、もはやビジュアルメンといっても過言ではありません。こちらも新アー写ではゆあちゃんとシンメでセンター脇にいます。「偶然ルーレット」や「炭酸のせいじゃない」で見せた、魅力的な表情と楽しそうに歌うさま。これはインタビューで塩釜さんや柳堀さんが話していた、「私たちらしさをステージで表現した」最たるものなんじゃないかと思います。きっとリコピンがこの1年半の外仕事で得たスキルですね。リコピンらしさを失わず、かつ表情や仕草、発言のどれをとってもデビュー当初とは比べ物になりません。そしてなんといっても、ここ最近の変化が目覚ましいのは、ぽりぽりだと思います。年明けの外仕事(ギアミュ)で、外の世界の厳しさと、僕青がまだまだヌルいということを感じたそうです。加えて副リーダーに就任したことが、とても大きく作用している様子。必要以上に遠慮したり譲ったり、周囲に合わせたりすることがなくなりました。役割がはっきりしたことで、何を、どこまでやっていいのかが本人の中で明確になったのではないでしょうか。SPAの記事内で「ビビってないで前に出て!」と強い調子で発破をかけていますが、こういうことは以前ならば(少なくとも表立っては)絶対言いませんでした。ステージでも気合のはいったいい表情を見せてくれていました。やっぱり外を経験するって、大きいんでしょうね。だから今、これからの変化に最も注目しているのは秋田さんです。6月にかけて舞台を経験した先で、どんな姿を見せてくれるのか。それから吉本さんも。こちらは3月はじめに一週間ほど単独仕事をしていた様子です。なんだろう?近日中になにか大きな発表があるのかな。それからやっぱり、早﨑、八木の別格感はすごかった。1部はステージに向かって左側4列目で見ていました。後半、不意に目の前にすーてぃんが緊張の面持ちで現れたと思ったら、「炭酸のせいじゃない」の始まりでした。それ以降、気づくと目で追っているんですよね。なぜか。2部は後方で見ていたので、ステージ全体がよく見えました。すると、自然ととあちゃんが目に入ってきます。ただ単に真ん中にいることが多いから、というだけじゃなく、自然と。二人ともそれだけの存在感があるのだと思います。別格感といえば、こんなことがありました。2部の開始前、後ろに座っていた二人連れ。おそらく友人同士ではなさそうだったんですが、こんな会話を交わしていました。「何気ない振り付けも、亜美ちゃんが踊ると可愛くなるんですよね、、、」「そうなんですよね〜」これ、いたって真面目なトーンの会話です。大の大人に真剣に”可愛さ”について語らせてしまう。これも亜美ちゃんの持つ別格さのなせる業でしょうね。結果的に、BLTのライブレポから言葉を借りれば、「世界観が希薄になるような」、印象が散漫になるようなことはありませんでしたし、「メンバーみんなが伸び伸びと自由にライブを楽しんでいるように」見えました。これまでMCで必ず誰かが口にしていた「緊張して〜」みたいな毒にも薬にもならない陳腐なフレーズを、今回は誰も言いませんでした。そういう易きに流れない姿勢が、パフォーマンスにも説得力を与えていたように感じました。ここまでが「よかった」と思えたポジティブな理由。一方で、ネガティブな理由。それは単純に「人が少なかった」からです。空いてた=見やすかった=よかった。つまりそういうことです。有り体に言えば。昨年の投稿では1公演400人ほどだったと書いていますが、今年はその八掛けぐらい。昨年はオールスタンディングだったのに、今年は椅子席です。それですら、後方にはチラホラ(とは言えないほどに)空席が目立ちます。24年夏の鹿児島のイベントでご一緒した方(全公演参加!)と今年もお会いできましたが、「ひと、減ってますよ。東京神田すら完売してなかったですもん」とのことでした。これもBLTの記事からですが、須永塩釜の二人が、会場が昨年と同じであることに悔しさを口にする一方で、「もうここ(神田スクエアホール)には戻ってこない」と話しています。だから、「ああ、集客悪くないんだな」と、「そう思えるほどの手応えを感じているんだな」と思っていたら、まさかの椅子席。いったいこれをどう解釈したらいいのでしょう。河口湖のロケハン動画で、同じくななちゃんが、「(ファンが)応援しなきゃという気持ちで見てくれているんじゃないか(それではいけない)」と話しているんですよ。確かに、それは少なからずあるかもしれない。「ここで自分がこのグループを見捨てるわけにはいかない」みたいな。少なくとも、ファンからのそういう空気をメンバーは感じ取っているのでしょうね。それが、この投稿の前半で書いた、このライブに行くのが少し怖かった理由の一つなのかもしれません。
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