EPISODE · Sep 2, 2026 · 31 MIN
第6話|Ohmine 3粒 夏のおとずれ|日本酒を通じて日本を見つめなおす
from 今夜も日本酒で · host Noriko (J.S.A. SAKE DIPLOMA/日本酒学講師)・Hiroshi(いばらき地酒ソムリエS級)
第5話で「一杯の向こうにある様々な物語」に惹かれるようになった私たち。今回いただくのは、山口県・大嶺酒造の「3粒 夏のおとずれ」。50年以上眠っていた酒蔵を復活させた大嶺酒造。なぜこの場所で、もう一度酒造りを始めようと思ったのか。海外で暮らした経験を持つ蔵元の秋山さんのことや、ペルーで育ったパパが感じる「客観的に日本を見るからこそわかること」。そして、大嶺の酒を語るうえで欠かせない、別府弁天池の水。お米によって色が違う、大嶺のラベルのこと。そして新しく登場した「西都の雫」のお話まで。今回は、一本のお酒を味わいながら、その向こうにある「土地・水・人」の物語を辿ってみました。そして「夏のおとずれ」をひと口。ミネラル感のある、透明な美味しい水のような味わい。マスカットやりんごを思わせる果実感に、大嶺らしい甘みと旨み。そこに綺麗な酸味が柑橘のように広がり、爽やかな余韻へ。合わせたのは、スズキとズッキーニ、ピンクグレープフルーツのカルパッチョ。白身魚の旨みに、グレープフルーツの果実感と酸味。ほんの少しの蜂蜜で味をつなぎ、大嶺の爽やかな酸と合わせました。まだ大嶺のお酒を飲んだことがない方にも、ぜひ一度手に取ってみてほしい。飲んでみると、きっとお酒の味だけじゃなく、その向こうにある土地や水、人、そして秋山さんが描いている世界が、少し見えてくるんじゃないかなと思います。そんな一杯との出会いを、私たちも届けていけたらいいな。今夜も日本酒で。
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