EPISODE · Jun 14, 2025 · 7 MIN
「点数主義の方が個性主義より多様だ」(朝日新聞GLOBE、2016/03/06)
from 『芦田の毎日』 · host Hironao Ashida
この記事は、朝日新聞GLOBEの「入試とエリート」の中の記事「点数主義の方が多様だ」の再録です。これは、学力に基づく選抜、いわゆる点数主義が、真に多様な社会を築く上でいかに有効であるかを論じています。筆者は、「人物評価」が個人の環境的側面を強く反映し、結果として親の社会的・文化的背景を選抜することになると指摘しています。これに対し、学校教育は「前配分」の機能を持ち、同じ環境で学ぶことで社会階層の差異を相対化し、富の再配分に寄与すると主張しています。教育における多様性とは、個人的な個性ではなく、多様な階層からリーダー層が輩出される状態を指すと定義し、ハーバード大学のダイバーシティ選抜を例に挙げつつ、脱学力主義が実際には、既存の学力水準を前提とした上で、さらに文化的な出自による選抜を行う、より巧妙な階層主義に繋がりかねないと警鐘を鳴らしています。最終的に、点数主義の本質であるメリトクラシーこそが、親の文化的階層をシャッフルし、真の多様性を生み出すと結論付けています。
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「点数主義の方が個性主義より多様だ」(朝日新聞GLOBE、2016/03/06)
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