EPISODE · Jul 1, 2026 · 39 MIN
DRIP TRIP 通信 vol.67【2026.7】El Salvador
from RADIO YAMABON · host MOUNT COFFEE
7月のDRIP TRIPはエルサルバドル🇸🇻です。今回は、今回の生豆の仕入れに携わっておられるProgress LIFE STYLE COFFEEの田中裕二さんをお相手に迎え、エルサルバドルの豆や、生産者さんについてのお話を伺いました。農園は、エルサルバドル西部、サンタアナ県コアテペケにあるラ・エスパニョーラ農園。レッドブルボンという昔ながらの品種にこだわって栽培されていて、農園にはマンゴーやアボカド、オークなど多様な樹木が共生し、豊かな自然の中でコーヒー栽培が行われているようです。農園主のフェルナンド・リマさんは、エルサルバドル最大級のコーヒー処理場の役員も務める生産者です。150年以上続くコーヒー農家に生まれ、14歳の頃から父親とともに農園へ通い、コーヒーづくりを学びました。内戦中も危険とされている山間部にある農園に通い、毎日コーヒーのケアを続けていたそうです。田中さんはこれまでも何度もエルサルバドルを訪ね、農園主のリマさんと直接対話を繰り返しながら生豆を仕入れてきたそう。エルサルバドルの歴史的背景や、カッピングを行い点数をつけながら選定するという仕入れまでの流れなど、農園の様子が想像できるリアルなエピソードが、よりコーヒーの味わいを豊かに感じさせてくれます。「現地で(焙煎され)飲んだコーヒーが美味しい」というエピソードも印象的でした。産地に行き、豆を選び、焙煎し、お客様に提供する。裕二さんだからこそ見えている景色や、作れる味わいがあるだろうなあと思いました。リマさんは「良いコーヒーは、きちんと味で評価される時代になって嬉しい」と話します。そんな中で、品質を高められる農園はさらに磨き上げ、味の面で難しい農園は有機栽培など別の付加価値で補うなどして、それぞれの農園に合った方法で向き合っています。今回お届けするラ・エスパニョーラ農園のブルボン・ウォッシュドは、ブルボンらしいやさしい甘さと透明感のある味わいになっています。裕二さんが教えてくださったように、農園に響く笑い声や、笑顔を想像しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
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