EPISODE · Apr 2, 2026 · 1H
ゲスト:内田樹さん(思想家)「今こそ憲法9条。イラン戦争を止める手段とは?」
from 西谷文和 路上のラジオ · host Radio On The Street
今回のゲスト・内田樹さんは、神戸市で武道と哲学研究のための学塾「凱風館」を主宰されている思想家です。いつも聡明な頭脳と深い洞察力、そしてよどみのないはっきりとした論調で、現代社会の課題をずばずばと斬っていただいておりますが、今回もそんな内田先生の道場「凱風館」におじゃまして、たっぷりとお話を伺ってきました。まず前半では、「トランプの焦り、ネタニヤフの野望、イランの底力」と題して、トランプが何の必然も大儀もなく突然に仕掛けたイラン戦争について、その不可解で狂気に満ちた全体像に迫ります。トランプとネタニヤフはふたりとも、権力を失えば即裁判にかけられ収監される可能性が高い犯罪者であるが故に、次々に戦争を仕掛け保身を続けるのだと内田先生は指摘します。日本経済や安全保障にもじわじわと影響が及びつつある今、内田先生の見立てでは、このままホルムズ海峡を日本のタンカーが通れなければ、ある日突然、日本の流通、産業、医療、食料などあらゆる方面が一斉に崩壊することになりかねないと言います。そこで後半は、「高市政権の失態と大罪」と題して、日米首脳会談でトランプに媚びを売りまくった高市首相が、自国の国難とトランプのはざまにあって、この深刻な危機を乗り切るためにトランプを裏切ってまでするべき、たったひとつのことについて言及します。高市首相は一切の保身をやめ、今こそ国民生活を守り抜く決意をして欲しいのですが、その舵取りは相当に難しそうです。他方で希望もあります。全米では800万人のNo Kingデモが、日本でも国会を包囲した2万4千人のペンライトデモが大きなうねりとなりました。平気で嘘をつきまくり戦争を続ける愚かなリーダーたちを言論で弾劾し、平和憲法をもつ私たちだからこそ、しっかりといのちと暮らしを守れと声を上げていかねばなりません。内田樹先生とともに日本と世界の平和を考える路上のラジオ第280回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
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