EPISODE · Jun 13, 2025 · 7 MIN
〈教育〉という言葉の語源について — 『シラバス論』より
from 『芦田の毎日』 · host Hironao Ashida
この解説会話は『シラバス論 — 大学の時代と時間、あるいは〈知識〉の死と再生について』における「教育」という言葉の語源と歴史的変遷の記述についてのものです。日本では、「教育」という言葉が孟子の時代から存在したものの、庶民の営みに適用されることはなく、江戸時代中期以降に限定的な用例が見られ、明治時代に箕作麟祥がeducationの訳語として定着させるまで、その使用は稀でした。一方、西洋におけるeducationの語源は、ラテン語の「引き出す(educere)」と「養う(educare)」に由来し、古くは「産育」の意味合いが強かったとされています。しかし、17世紀以降、学校がeducationの中心的な場としての地位を確立するにつれて、その意味は「教える」ことへと変遷し、現在私たちが考える「教育」の意味が形成されたと筆者は結論付けています。
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〈教育〉という言葉の語源について — 『シラバス論』より
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