EPISODE · Apr 15, 2026 · 19 MIN
今日の大学教育の衰退について ― あるいは、「学修成果の可視化」について
from 『芦田の毎日』 · host Hironao Ashida
本書は、現代の大学教育が偏差値による序列化に依存し、入学後の教育力が機能していない現状を組織的な教育の欠如として鋭く批判しています。著者の芦田宏直氏は、教育現場に蔓延する心理主義的な動機論や個人の性格を重視する**「人物」評価が、本来あるべき学問的なカリキュラムの形骸化を招いていると指摘します。特に、学生の意欲を待つあまり目標を先送りする姿勢や、出席のみを重視する「履修主義」が、実質的な学力の修得を妨げている点に焦点を当てています。また、教員が単位認定権を私物化し、試験の難易度を恣意的に調整することが、結果として学生の学習ペースを破壊し、教育の質を闇に葬っていると分析します。結論として、大学が偏差値格差を乗り越えるためには、個人の才能に頼らない「学修成果の可視化」**と、組織的な標準性に基づく厳格な教育体制の再構築が不可欠であると説いています。元記事のリンクはこちら→https://ashidahironao.sakura.ne.jp/blog/cat35/post-508.html
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