EPISODE · May 22, 2026 · 1H 4M
美しさの正体とは ~嫌いバリアと好きバイアス~ 漠然#36
from バク然らいぶらり · host ハマナカ,どてらい
折り紙を作るハマナカ、文章を書くどてらい、写真を撮るさかまさみ。「いいものを作る」とは何かを語り合う。インプット、処理、アウトプット。「良いもの」と「美しいもの」、『カント』の「目的なき合目的性」を手がかりに、美学の森へ。主観と客観、「嫌いバリア」と「好きバイアス」、そして「崇高」。美しさは作品だけでなく、言葉の受け取り方や暮らしにも潜んでいる。お聴き流しください。目次 00:00:00 創作における3ステップ 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考える 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わる 00:25:44 期待値オーバーの発生要因 00:30:00 コレジャンセンサー発動 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアス 00:53:56 美しさの正体とは要約 00:00:00 創作における3ステップハマナカは、創作をインプット、処理、アウトプットの3段階で捉えていると語る。良いものを取り込み、考え、最後に手を動かして限界を更新していく。創作はかなり筋トレ的な行為でもあるらしい。 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章さかまさみは、写真について目標設定よりも瞬間や出会いから表現が広がることが多いと語る。一方どてらいは、文章仕事をプロジェクト単位で捉え、何のための文章なのか、その落としどころを探す作業が「いいものを作る」ことに近いという。 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考えるハマナカが『カント』の「目的なき合目的性」を紹介する。良いものは目的に沿って判断しやすい。一方、美しいものは明確な目的がないようでいて、どこか成立しているように感じられるものだという。 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わるどてらいは、美しいと感じる瞬間として、作り手の人柄や意地が見えた時を挙げる。作り手が意図したかはわからなくても、受け手がそこに熱を感じてしまう。 00:25:44 期待値オーバーの発生要因創作には、作り手自身の予想を超えたものが出てくる瞬間がある。ハマナカは「どうした俺」と思うような感覚があると語り、さかまさみは急にタイトルや言葉が「これじゃん」と降ってくることがあるという。 00:30:00 コレジャンセンサー発動「コレジャンセンサー」を高めるにはどうすればいいのか。ハマナカは、結局は量をこなすしかないのではないかと語る。どてらいは、80点の安定と120点を狙う突破の両方が必要なのだと語る。 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体ハマナカは、良さや美しさには時代性やローカル性があるのではないかと話す。一方で時代を超えて美しいと感じられるものもある。美しさは、時代に左右されるものと、普遍的なものが混ざり合っているようだ。 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに美的判断は主観的な感性でありながら、同時に客観的な普遍性も含んでいるのではないかと語られる。美しさは、そのあいだにある不安定なバランスなのかもしれない。 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアスさかまさみは、美術品や表現を見る時に、好き嫌いで判断してしまうことがあると話す。客観的には美しいとされるものでも、自分の嫌いが強すぎると受け取れないことがある。 00:53:56 美しさの正体とはハマナカは『判断力批判』における「崇高」の概念を紹介する。崇高は自然の大きさや、人間の認識を超えてくるものに対する感覚に近い。美しさの正体は、主観、客観、好き嫌い、時代性、そして恐れまで含んだ複雑な心の動きなのかもしれない。漠然なる気付き 「良いもの」は目的に沿って評価しやすいが、「美しいもの」は目的がないようでいて、どこか目的に合っているように感じられる。ここに難しさがある。 創作には、インプット、処理、アウトプットの流れがある。良いものを見て考え、実際に手を動かして試す。この筋トレ感は、折り紙にも文章にも写真にもある。 さかまさみの写真は「取りに行く」より「出会う」創作に近い。一方、ハマナカは設計と試行錯誤、どてらいは目的と落としどころから作る。創作スタイルの違いがよく出ていた。 伝えるつもりがなくても、なぜか伝わってしまうものがある。作り手の意地や熱を、受け手が勝手に感じ取る瞬間が美しい。 「コレジャンセンサー」は運の要素が強い。ただし、運を引くには行動量を増やすしかない。創作は最後に体育会系になる。 文章仕事では、80点を安定して出すことも大切だが、120点を狙わなければ100点も出ない。 美しさは、主観と客観のあいだにある。その両方が混ざった不安定なバランスが、美的判断なのかもしれない。 好き嫌いは、美しさの判断に影響する。嫌いバリアによって見えなくなるものもあれば、好きバイアスによって見えすぎてしまうものもある。 「崇高」は、美しさに恐れや無力感が加わったものに近い。勝てないものに出会うと、人は負けながら喜ぶことがある。 美しさの正体は、ひとつの言葉では捉えにくい。目的、主観、客観、文化、時代、好き嫌い、恐れ。判断軸が重なったところに立ち上がっている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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折り紙を作るハマナカ、文章を書くどてらい、写真を撮るさかまさみ。「いいものを作る」とは何かを語り合う。インプット、処理、アウトプット。「良いもの」と「美しいもの」、『カント』の「目的なき合目的性」を手がかりに、美学の森へ。主観と客観、「嫌いバリア」と「好きバイアス」、そして「崇高」。美しさは作品だけでなく、言葉の受け取り方や暮らしにも潜んでいる。お聴き流しください。目次 00:00:00 創作における3ステップ 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考える 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わる 00:25:44 期待値オーバーの発生要因 00:30:00 コレジャンセンサー発動 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアス 00:53:56 美しさの正体とは要約 00:00:00 創作における3ステップハマナカは、創作をインプット、処理、アウトプットの3段階で捉えていると語る。良いものを取り込み、考え、最後に手を動かして限界を更新していく。創作はかなり筋トレ的な行為でもあるらしい。 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章さかまさみは、写真について目標設定よりも瞬間や出会いから表現が広がることが多いと語る。一方どてらいは、文章仕事をプロジェクト単位で捉え、何のための文章なのか、その落としどころを探す作業が「いいものを作る」ことに近いという。 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考えるハマナカが『カント』の「目的なき合目的性」を紹介する。良いものは目的に沿って判断しやすい。一方、美しいものは明確な目的がないようでいて、どこか成立しているように感じられるものだという。 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わるどてらいは、美しいと感じる瞬間として、作り手の人柄や意地が見えた時を挙げる。作り手が意図したかはわからなくても、受け手がそこに熱を感じてしまう。 00:25:44 期待値オーバーの発生要因創作には、作り手自身の予想を超えたものが出てくる瞬間がある。ハマナカは「どうした俺」と思うような感覚があると語り、さかまさみは急にタイトルや言葉が「これじゃん」と降ってくることがあるという。 00:30:00 コレジャンセンサー発動「コレジャンセンサー」を高めるにはどうすればいいのか。ハマナカは、結局は量をこなすしかないのではないかと語る。どてらいは、80点の安定と120点を狙う突破の両方が必要なのだと語る。 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体ハマナカは、良さや美しさには時代性やローカル性があるのではないかと話す。一方で時代を超えて美しいと感じられるものもある。美しさは、時代に左右されるものと、普遍的なものが混ざり合っているようだ。 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに美的判断は主観的な感性でありながら、同時に客観的な普遍性も含んでいるのではないかと語られる。美しさは、そのあいだにある不安定なバランスなのかもしれない。 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアスさかまさみは、美術品や表現を見る時に、好き嫌いで判断してしまうことがあると話す。客観的には美しいとされるものでも、自分の嫌いが強すぎると受け取れないことがある。 00:53:56 美しさの正体とはハマナカは『判断力批判』における「崇高」の概念を紹介する。崇高は自然の大きさや、人間の認識を超えてくるものに対する感覚に近い。美しさの正体は、主観、客観、好き嫌い、時代性、そして恐れまで含んだ複雑な心の動きなのかもしれない。漠然なる気付き 「良いもの」は目的に沿って評価しやすいが、「美しいもの」は目的がないようでいて、どこか目的に合っているように感じられる。ここに難しさがある。 創作には、インプット、処理、アウトプットの流れがある。良いものを見て考え、実際に手を動かして試す。この筋トレ感は、折り紙にも文章にも写真にもある。 さかまさみの写真は「取りに行く」より「出会う」創作に近い。一方、ハマナカは設計と試行錯誤、どてらいは目的と落としどころから作る。創作スタイルの違いがよく出ていた。 伝えるつもりがなくても、なぜか伝わってしまうものがある。作り手の意地や熱を、受け手が勝手に感じ取る瞬間が美しい。 「コレジャンセンサー」は運の要素が強い。ただし、運を引くには行動量を増やすしかない。創作は最後に体育会系になる。 文章仕事では、80点を安定して出すことも大切だが、120点を狙わなければ100点も出ない。 美しさは、主観と客観のあいだにある。その両方が混ざった不安定なバランスが、美的判断なのかもしれない。 好き嫌いは、美しさの判断に影響する。嫌いバリアによって見えなくなるものもあれば、好きバイアスによって見えすぎてしまうものもある。 「崇高」は、美しさに恐れや無力感が加わったものに近い。勝てないものに出会うと、人は負けながら喜ぶことがある。 美しさの正体は、ひとつの言葉では捉えにくい。目的、主観、客観、文化、時代、好き嫌い、恐れ。判断軸が重なったところに立ち上がっている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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