PODCAST · society
バク然らいぶらり
by ハマナカ,どてらい
忙しい日常の中でふと去来する漠然とした気持ちとか、感覚とか。それは言葉にしたくてもできず、あっという間に消え去っていく。けれど、たまらなく愛おしい。そんな愛すべき“漠然”を紙折り・ハマナカと物書き・どてらいが拾い集め、そっと収蔵する──「バク然らいぶらり」、つくりました。毎週金曜20時公開。夜更かしのおともに聴いてください。
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カタルタに遊ばれる大人たち ~世界はウミガメに吹き飛ばされる~ 漠然#39
再び始まった、恐怖の遊び「カタルタ」。接続詞や副詞が書かれたカードをめくりながら物語を紡ぐストーリーテリングに、ハマナカ、どてらい、さかまさみが挑む。今回の舞台は、窓も何もない白い部屋。そこから忍者屋敷、ウミガメ、受験勉強、天使と悪魔、中庸の人、マザーコンピューター、ロシアへと物語は転がり続ける。いったい何の話なのか。なぜウミガメは卵で世界を吹き飛ばすのか。中庸の人とは何者なのか。混乱と伏線が飛び交う即興物語。お聴き流しください。【目次】00:00:00 カタルタでストーリーテリング00:03:11 白い部屋、忍者屋敷、そしてウミガメ00:10:00 天使・悪魔・中庸の人00:17:32 裏山の小屋と赤いルージュの伝言00:20:06 世界を吹き飛ばすウミガメの卵00:30:09 死に戻り、コピー、ロシア遠征00:36:30 海ガメの反乱、終幕00:40:25 ストーリーテリング反省会【要約】00:00:00 カタルタでストーリーテリング今回は3人で、カタルタのストーリーテリングに挑戦。勝ち負けではなく、カードの言葉を使いながらひとつの物語を協力して完成させていく。だが、始まる前からどてらいは緊張し、さかまさみは最後のターンを嫌がり、ハマナカは途中でギブアップの気配。第一声は「どうやら俺は閉ざされた部屋に閉じ込められているようだ」。ここから長い迷走が始まる。00:03:11 白い部屋、忍者屋敷、そしてウミガメ主人公がいるのは、窓もない白い部屋。壁を押したり引いたりしても何も起こらない。3年か10分かわからない時間を経て、目覚めると大海原の島。主人公は自分がウミガメだったことを思い出す。ところが話は、缶切り、仮想世界、学生服、受験勉強へと流れ始める。もはや誰も白い部屋を説明できない。00:10:00 天使・悪魔・中庸の人受験勉強をめぐり、主人公の前に天使と悪魔が現れる。そしてその中央には、なぜか「中庸の人」。しかしその正体は弟だった。しかも後に「中庸の人」が「中東の人」めいたイメージとして処理されていたことも発覚。ここで物語は一気に怪しくなる。00:17:32 裏山の小屋と赤いルージュの伝言後半、主人公は母親の夕食から逃げるように学校の裏山へ。小屋で鍵のかかった本を見つけ、またしても缶切りを探す。本を開くと、真っ赤なルージュで「もう終わりだね」。怖い。気持ち悪い。そこへ弟が現れ、「兄貴よ。君はこの世界のことをまだ何も知らないんだね」と告げる。急にSFめいてきた。00:20:06 世界を吹き飛ばすウミガメの卵弟が明かした真実は、主人公は100年眠っていたというもの。世界ではウミガメの卵が爆発し、地球の4分の1が吹き飛んでいた。しかも母親は、夕食を作るふりをして爆弾化する薬を作っていたらしい。話は隔離施設、人工知能、記憶のすり替えへ広がり、母親は巨大なマザーコンピューター説まで浮上する。00:30:09 死に戻り、コピー、ロシア遠征主人公は何度も死に、何度も生まれ変わるが、そのたびに記憶が消える。やがて、主人公は弟の体に記憶を植え付けられていたこと、弟は宇宙決戦で死んでいたことが判明。主人公は弟の身体で生き、世界中に自分のコピーをばらまく。北海道のコピーが反乱を企て、舞台はロシアへ移る。00:36:30 海ガメの反乱、終幕ロシアで主人公たちは母親のハッキング攻撃を受ける。ロシア語に記憶を書き換えれば読めないはず、という作戦も全部聞かれていた。絶体絶命かと思われたその時、弟が生きていて、母親を殺す。主人公は自由を得て、寒空のロシアを歩く。こうして物語は「海ガメの反乱」と名づけられた。00:40:25 ストーリーテリング反省会終了後、3人は反省会へ。前回のおみやげ邸カタルタで見えた、おみやげの調整力の高さを痛感する。白い部屋や舞台設定は面白かったのに、話はウミガメ、受験、宇宙、ロシアへ飛散。特に「中庸の人」がよくなかったのでは、という疑惑が濃厚になる。次回はもう少しテーマと舞台を練ってリベンジしたい。カタルタ・ストーリーテリングの道はまだ始まったばかりだ。【漠然なる気付き】カタルタのストーリーテリングは、作る側が遊んでいるようで、実はカードに遊ばれている。最初に置いた舞台設定は大事。白い部屋という強い導入があっても、深掘りしなければすぐに別の要素に飲み込まれる。「中庸の人」は危険である。概念として強すぎるうえに、中東の人と混線する。缶切りは便利だが、何度も出てくると物語の不穏な装置になる。即興物語では、母親がマザーコンピューターになりがち。いや、普通はならない。さかまさみは混乱しながらも、最終的に物語への感動へたどり着く強い鑑賞力を持っている。おみやげの調整力はすごかった。前回のカタルタが成立していたのは、かなり彼の手腕によるところが大きい。今回の物語は飛び散った。だが、その飛び散り方にしか出ない奇妙な味がある。カタルタは、テーマや舞台をもう少し設計すると、かなり面白い遊びになりそうだ。第39回は、白い部屋から始まった即興物語が、ウミガメ爆弾、マザーコンピューター、ロシア遠征へ転がっていく回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質のマイスター。Instagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。漠然スタイルは「イタコ」。感覚派マイスター。Instagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!ぼんやり言葉にできない言葉を投書箱へ。漠然マイスターが番組内で言葉にします。バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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言語化の言語化を言語化する 漠然#38
どてらいは物書きなのに、どうにもよくわからない言葉がある。それは「言語化」。思考や感情を言葉にすること?相手に伝わる形にすること?「言語化できていない」と言えている時点で、それはもう言語化できているのではないか。そんなパラドックスを抱えたどてらいに、ハマナカ、さかまさみがそれぞれの見方を投げ込んでいく。話は言語化レベル1とレベル2、ロン・ミュエク展の案内文、美術館の鑑賞体験へ。今日もお聴き流しください。【要約】00:00:00 言語化って、ちゃんと説明できます?今回はどてらいが、物書きとして長年引っかかっていた「言語化」という言葉について話し始める。昔は、文章を書ける人や話をまとめられる人のことを、いまほど「言語化がうまい」とは言わなかった気がする。それなのにここ数年で、「言語化できる」「言語化できない」という言葉を急によく聞くようになった。特に引っかかるのは、「ごめん、言語化できていない」という言い方。その状態を相手に伝えられているなら、それはもう言語化できているのではないか。「言語化できない」は、問題の輪郭までぼかしてしまう言葉なのかもしれない。00:08:04 言語化レベル1とレベル2ここでハマナカが、「言語化の言語化の言語化」に挑む。ハマナカの見立てでは、言語化にはレベルがある。レベル1は、自分の頭の中にあるものを、とりあえず言葉にすること。一方、現代でよく使われている「言語化」はもっとビジネススキル寄りのものではないか。頭の中の情報を構造化し、枝葉を落とし、相手に伝わる形に整理して、行動や理解につなげる。いわば、言語化レベル2。この意味で使っている人にとっては、レベル1ができていても、レベル2まで到達していなければ「言語化できていない」となる。世間が言う「言語化」は、もはや単なる言葉化ではなく、構造化スキルなのだ。00:11:36 戦前からある言葉が、なぜいま流行るのかどてらいは、さらに「言語化」という言葉の歴史を共有する。言語化という言葉自体は戦前から存在していた。もともとは、概念や感覚を言語という形に変換するような、やや学術寄りの硬い言葉。ところが2020年代に入り、「言語化」は日常語になった。そのぶん、昔ながらの意味と現代的な意味が混在する。言葉が流行ると、意味も増殖する。便利になるが、少しずつ不気味にもなる。00:18:49 言語化ブームの次に来るものハマナカは、言葉や情報整理が強力なスキルとして扱われる時代が続いた一方で、今後は「言葉ではない体験」への揺り戻しもあるのではないかと語る。AIが文章を作れるようになった今、人間の側では、身体感覚や、その場にいる体験、言葉にしきれないものが逆に価値を持ち始めるのかもしれない。00:23:09 美術館の案内文は、体験を助けるのか、奪うのかここで話は、前回のロン・ミュエク展へ。さかまさみは、美術展の案内文について違和感を抱いていた。作品を見る前に解釈や背景を読んでしまうことで、初見の感覚が薄れてしまうのではないか。案内文があることで理解は深まる。だがしかし、それによって自分の目で受け取る前に、見方を決められてしまうこともある。00:31:32 美術館の作法と、子どもたちの鑑賞態度展示会場で見かけた子どもたちは、思いのほか静かに、きちんと作品を見ていた。ただ、作法があるということは、同時に排他性も生む。そうしたルールは、鑑賞体験を守る一方で、初心者を緊張させることもある。00:40:00 案内文のバランスと、言葉の届かなさ案内文は来場者のためにある。だが、初心者向けに書けば詳しい人には説明しすぎに見え、上級者向けに書けば初心者には置いてけぼりになる。言葉は、すべての人に同じようには届かない。00:50:05 言語化は、もつれを引き受ける行為なのかもしれない言葉は、受け取る人の知識、経験、感性に大きく左右される。同じ文章を読んでも、初心者と経験者では受け取るものが違う。わかりやすさと豊かさ。効率と倫理。初心者への親切と、余白の尊重。言語化とは、きれいに答えを出すことではなく、そのもつれを引き受けながら、どこまで届けるかを選ぶ行為なのかもしれない。【漠然なる気付き】「言語化」という言葉は、思った以上に意味の幅が広い。言葉にすることと、伝わるように整理することが、同じ言葉の中で混ざっている。「言語化できていない」と言えている時点で、最低限の言語化はできている。このややこしさが、言語化という言葉の不気味さでもある。言葉が流行ると、意味も増殖する。便利になる一方で、使う人によって前提がズレやすくなる。AIが言葉を扱える時代だからこそ、身体感覚や現場体験、言葉にならないものの価値が見直される可能性がある。美術館の案内文は、鑑賞を助ける一方で、初見の体験を奪ってしまうこともある。言葉は、すべての人に同じ意味で届かない。だからこそ、どこまで届けるかを選ぶ必要がある。第38回は、「言語化」という言葉そのものから、美術館の案内文、鑑賞体験、言葉の限界まで広がった、言葉についての漠然回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。焼き魚との対話に悩む繊細な性格。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmさかまさみのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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目が合わない彫刻たち ~ロン・ミュエク展へ行ってきた~ 漠然#37
今回は、ハマナカ、どてらい、さかまさみの3人で、六本木・森美術館の「ロン・ミュエク展」へ。「イン・ベッド」の巨大な女性、「エンジェル」の羽を持つおじさん、見る角度で印象が変わるカップル。本物の人間と見まごうほどリアルな肌、毛、表情。今にも動き出しそうな彫刻たち。だがしかし、彼らからは呼吸を感じられない?目が合わない彫刻たちに宿る魅力に迫る。3人はリアリズム、不気味の谷、視線、撮影することの暴力性、そして“緊張感が生む美しさ”について語り合っていく。今日もお聴き流しください。【目次】00:00:00 ロン・ミュエク展へ行ってきた00:10:11 見る角度で変わる彫刻の表情00:20:18 撮影できることの暴力性00:30:00 硬さと緊張感が生む美しさ00:40:00 動かないものが、頭の中で動き出す00:44:01 近くで見るか、遠くで見るか00:53:30 ロン・ミュエク展、行くなら誰かと語れ【要約】00:00:00 ロン・ミュエク展へ行ってきた今回はハマナカの発案で、どてらい、さかまさみとともに、3人で六本木・森美術館の「ロン・ミュエク展」へ。ロン・ミュエクといえば、非常に写実的な人体彫刻で知られる作家。会場には、大小さまざまな人物像に加え、制作過程の写真や映像も展示されていた。肌の質感、毛、体の造形まで本物の人間のように作り込まれた作品を前に、3人はまず「これは本当に彫刻なのか」と驚く。00:10:11 見る角度で変わる彫刻の表情ロン・ミュエクの作品は、見る角度によってまったく違う印象を与える。カップルの彫刻は、正面から見ると寄り添う恋人同士のようだが、裏側から見ると男性が女性の腕を強くつかんでいるようにも見え、支配性や暴力性が立ち上がる。顔も、正面、横、下から見ることで表情が変わる。人間の表情が角度によって変わって見えるように、彫刻にも複数の読み取り方が仕込まれている。00:20:18 撮影できることの暴力性会場では作品を撮影できる。しかし、そこで3人は少し不思議な違和感を覚える。目の前にいる人間のような存在。動けない彼らを好きな角度から、近づき、覗き込み、部分を切り取って記録する。撮影という行為は、どこか暴力的で、彫刻のリアルさも相まって、妙な生々しさをいだくことに。見ること、撮ること、所有することの感覚が、作品の前で揺さぶられる。00:30:00 硬さと緊張感が生む美しさ話題は作品に感じる硬さや緊張感の美しさへ。柔らかそうに見える肌や布も、彫刻である以上、実際には動かない。そこには、現実にない張り詰めた何かが宿っている。静止しているのに、力が込められている。動かないからこそ、次の瞬間に何かが起きそうに見える。不穏さ、サスペンス、緊張。そのぎりぎりの状態が、怖さでありながら美しさにもつながっているのではないだろうか。00:40:00 動かないものが、頭の中で動き出す彫刻は動かない。けれども、鑑賞者の頭の中では動き始める。硬直した姿勢や止まった時間があるからこそ、その前後の動きや物語を想像してしまう。それは、不気味さとエネルギーが同時に存在する暗黒舞踊のよう。動かないものの中に、今にも動き出しそうな力を感じる。その境目の緊張感こそ、今回の展示で3人が強く受け取った美しさのひとつだった。00:44:01 近くで見るか、遠くで見るかロン・ミュエクの作品は、距離によって印象が大きく変わる。近づけば、肌、毛、爪、腕などのディテールが驚くほどリアルに見える。ところが少し離れると、全体のサイズ感や情報量のズレによって、逆に違和感が強くなることもある。近くで見る身体と、遠くから見る人間像。そのどちらも正しく、どちらも不完全。鑑賞者の距離が、作品のリアルさを変えていく。00:53:30 ロン・ミュエク展、行くなら誰かと語れひとりで見ている時には、自分の視点だけで受け取ってしまう。しかし、誰かと話すことで、目が合わないこと、角度による印象の違い、撮影の暴力性、硬さの美しさなど、自分だけでは拾いきれなかった見方が立ち上がる。ロン・ミュエク展は、作品を見るだけでなく、見たあとに誰かと話すことでさらに深まる展示だった。【漠然なる気付き】リアルすぎる彫刻は、人間らしさだけでなく、人間ではなさも同時に浮かび上がらせる。目が合わない彫刻には、こちらを見ていないからこその不穏さがある。見る角度が変わるだけで、関係性や感情の読み取り方まで変わる。撮影できる彫刻は、鑑賞対象でありながら、どこか「動けない人間」を切り取っているような生々しさを持つ。動かないものを見ると、人はその前後の物語を想像してしまう。硬さ、静止、緊張感は、怖さだけでなく美しさにもつながる。作品との距離が変わると、リアルさの質も変わる。近くで見る身体と、遠くから見る人間像はまったく違う。展示は、見るだけで完結しない。誰かと語ることで、自分の中になかった見方が立ち上がる。第37回は、ロン・ミュエク展を通じて、リアリズム、不気味の谷、視線、撮影、緊張感が生む美しさを語る回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。焼き魚との対話に悩む繊細な性格。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmさかまさみのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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美しさの正体とは ~嫌いバリアと好きバイアス~ 漠然#36
折り紙を作るハマナカ、文章を書くどてらい、写真を撮るさかまさみ。「いいものを作る」とは何かを語り合う。インプット、処理、アウトプット。「良いもの」と「美しいもの」、『カント』の「目的なき合目的性」を手がかりに、美学の森へ。主観と客観、「嫌いバリア」と「好きバイアス」、そして「崇高」。美しさは作品だけでなく、言葉の受け取り方や暮らしにも潜んでいる。お聴き流しください。目次 00:00:00 創作における3ステップ 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考える 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わる 00:25:44 期待値オーバーの発生要因 00:30:00 コレジャンセンサー発動 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアス 00:53:56 美しさの正体とは要約 00:00:00 創作における3ステップハマナカは、創作をインプット、処理、アウトプットの3段階で捉えていると語る。良いものを取り込み、考え、最後に手を動かして限界を更新していく。創作はかなり筋トレ的な行為でもあるらしい。 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章さかまさみは、写真について目標設定よりも瞬間や出会いから表現が広がることが多いと語る。一方どてらいは、文章仕事をプロジェクト単位で捉え、何のための文章なのか、その落としどころを探す作業が「いいものを作る」ことに近いという。 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考えるハマナカが『カント』の「目的なき合目的性」を紹介する。良いものは目的に沿って判断しやすい。一方、美しいものは明確な目的がないようでいて、どこか成立しているように感じられるものだという。 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わるどてらいは、美しいと感じる瞬間として、作り手の人柄や意地が見えた時を挙げる。作り手が意図したかはわからなくても、受け手がそこに熱を感じてしまう。 00:25:44 期待値オーバーの発生要因創作には、作り手自身の予想を超えたものが出てくる瞬間がある。ハマナカは「どうした俺」と思うような感覚があると語り、さかまさみは急にタイトルや言葉が「これじゃん」と降ってくることがあるという。 00:30:00 コレジャンセンサー発動「コレジャンセンサー」を高めるにはどうすればいいのか。ハマナカは、結局は量をこなすしかないのではないかと語る。どてらいは、80点の安定と120点を狙う突破の両方が必要なのだと語る。 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体ハマナカは、良さや美しさには時代性やローカル性があるのではないかと話す。一方で時代を超えて美しいと感じられるものもある。美しさは、時代に左右されるものと、普遍的なものが混ざり合っているようだ。 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに美的判断は主観的な感性でありながら、同時に客観的な普遍性も含んでいるのではないかと語られる。美しさは、そのあいだにある不安定なバランスなのかもしれない。 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアスさかまさみは、美術品や表現を見る時に、好き嫌いで判断してしまうことがあると話す。客観的には美しいとされるものでも、自分の嫌いが強すぎると受け取れないことがある。 00:53:56 美しさの正体とはハマナカは『判断力批判』における「崇高」の概念を紹介する。崇高は自然の大きさや、人間の認識を超えてくるものに対する感覚に近い。美しさの正体は、主観、客観、好き嫌い、時代性、そして恐れまで含んだ複雑な心の動きなのかもしれない。漠然なる気付き 「良いもの」は目的に沿って評価しやすいが、「美しいもの」は目的がないようでいて、どこか目的に合っているように感じられる。ここに難しさがある。 創作には、インプット、処理、アウトプットの流れがある。良いものを見て考え、実際に手を動かして試す。この筋トレ感は、折り紙にも文章にも写真にもある。 さかまさみの写真は「取りに行く」より「出会う」創作に近い。一方、ハマナカは設計と試行錯誤、どてらいは目的と落としどころから作る。創作スタイルの違いがよく出ていた。 伝えるつもりがなくても、なぜか伝わってしまうものがある。作り手の意地や熱を、受け手が勝手に感じ取る瞬間が美しい。 「コレジャンセンサー」は運の要素が強い。ただし、運を引くには行動量を増やすしかない。創作は最後に体育会系になる。 文章仕事では、80点を安定して出すことも大切だが、120点を狙わなければ100点も出ない。 美しさは、主観と客観のあいだにある。その両方が混ざった不安定なバランスが、美的判断なのかもしれない。 好き嫌いは、美しさの判断に影響する。嫌いバリアによって見えなくなるものもあれば、好きバイアスによって見えすぎてしまうものもある。 「崇高」は、美しさに恐れや無力感が加わったものに近い。勝てないものに出会うと、人は負けながら喜ぶことがある。 美しさの正体は、ひとつの言葉では捉えにくい。目的、主観、客観、文化、時代、好き嫌い、恐れ。判断軸が重なったところに立ち上がっている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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オレライブラリを語り合おう! 漠然#35
今回のテーマは「オレライブラリ」。本、漫画、映画、音楽、哲学、体験。現在の自分を構築する脳内ディレクトリをそう呼ぶ。ハマナカ、どてらい、さかまさみがそれぞれのライブラリを開架。『ハリーポッター』、『ユニコ』、『ナルニア国物語』、『ダイの大冒険』、『鋼の錬金術師』、『Mr.Children』、『カント』などを紐解くことで、人物の根っこが見えてくる。ラストには、新企画「漠然投書マイスター シングルスターライセンス」のお知らせも。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 オレライブラリを語り合おう! 00:02:37 リベラルな価値観を育んだ『ハリーポッター』 00:06:30 別世界を覗けば、現実世界と自分のつながりが見える 00:08:59 勇者とは勇気ある者 そして勇気とは打算なきもの 00:13:25 鋼の錬金術師が教えてくれたもの 00:24:15 鬱屈青年期ライブラリ 00:30:00 本当の自分なんてどこにもいないような気がしてる 00:40:59 折紙身体認識向上計画 00:49:34 揺らぐ現実 01:00:01 新企画・漠然投書マイスターライセンス要約 00:00:00 オレライブラリを語り合おう!ハマナカが最近ホームページに書いた「オレライブラリ」の話からスタート。読んできた本や作品、体験を、自分専用の図書館として捉える概念で、考える時や話す時に参照する内なる資料室のようなものとして説明される。 00:02:37 リベラルな価値観を育んだ『ハリーポッター』ハマナカが最初に挙げたのは『ハリーポッター』。差別や共生の描写、多様な価値観が同居する世界観が、他者をフラットに見る姿勢を植えつけたのではないかと話が広がる。 00:06:30 別世界を覗けば、現実世界と自分のつながりが見えるさかまさみは『ユニコ』や『ネバーエンディング・ストーリー』、『ナルニア国物語』を挙げる。今いる世界だけでなく、どこか別の世界があるかもしれない。そんな感覚が、幼い頃から自分の中にあったと語る。 00:08:59 勇者とは勇気ある者 そして勇気とは打算なきものどてらいが挙げたのは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。勇気、正義、仲間、成長といった言葉を、どてらいの中に根づかせた作品だった。 00:13:25 鋼の錬金術師が教えてくれたもの『鋼の錬金術師』からは、命、代償、倫理、戦争、後悔、次世代への願いといった価値観が語られる。どてらいも原画展でグッズを買い込むほどの熱量を見せる。 00:24:15 鬱屈青年期ライブラリさかまさみの青年期ライブラリは、恋愛、死の香り、身体性、他者との境界線を扱う作品が中心だったという。さらに、スピリチュアル系に傾倒した時期や瞑想合宿に参加した経験も共有される。 00:30:00 本当の自分なんてどこにもいないような気がしてるハマナカは『カント』を通じて認識や世界の存在を考えるようになったと語る。一方どてらいは、『Mr.Children』の歌詞から「本当の自分なんてどこにもいない」という考えに強く影響を受けたという。 00:40:59 折紙身体認識向上計画ハマナカは折り紙を通じて、思い通りにならないものに向き合い、スキルや設計、相対的なバランスを分析する感覚を身につけたと語る。さかまさみは整体や体調管理から、自分の体は自分で向き合うしかないと学んだという。 00:49:34 揺らぐ現実話はSFへ。ファンタジーやSFを通じて、現実とは少し違う世界を想定することで、自分たちの現実を相対的に理解しやすくなると語る。どてらいも、自分とは何なのかを考える感覚に共鳴する。 01:00:01 新企画・漠然投書マイスターライセンスオレライブラリは定期的に更新していくと面白いのではないかという話に。さらに番組から、リスナー参加型の新企画「漠然投書マイスター シングルスターライセンス」のお知らせも発表される。漠然なる気付き オレライブラリは、単なる好きな本リストではない。物を考える時に無意識に参照している、内なる資料室のようなものだ。 幼少期の作品は、想像以上に深く世界観を作っている。 少年漫画はかなり強い倫理教育装置である。重いテーマを、子どもにも届く形で渡してくれる。 さかまさみのライブラリは、生と死、精神世界、身体性、見えない世界との接続に強く反応している。 ハマナカのライブラリは、『ハリーポッター』、『カント』、折り紙、SFを経由しながら、自分を更新していく軌跡として見える。 どてらいのライブラリには、「本当の自分はない」という感覚が強く根づいている。 折り紙は、ハマナカにとって単なる趣味ではなく、世界の捉え方を変える思考訓練でもあった。 体と精神は別々ではない。整体や身体との向き合い方から得た気付きは、精神世界への関心と地続きに見える。 SFは、現実逃避でありながら、現実理解の道具でもある。 オレライブラリは定期更新に向いている。内なる図書館は増築され続ける。 漠然投書マイスター シングルスターライセンスは、リスナー参加のかなり良い導線になりそう。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させられる男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する繊細な人。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトでまっしぐらになるマイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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プロジェクト・ヘイルメアリーを観て思ったこと ~SFのトビラが開いた日~ 漠然34.5
人気SF映画『プロジェクト・ヘイルメアリー』を観てきたハマナカ、どてらい、さかまさみ。未知の原因によって太陽エネルギーが奪われ、地球が氷河期へ向かっていくなか、人類最後の賭けに宇宙へと旅立つことを余儀なくされた科学者グレイス。宇宙船で目覚めたグレイス、失われた記憶、謎の赤い線「ペトロバライン」、そして宇宙で出会う小さな相棒ロッキー。映画と小説の違い、ロッキーとのコミュニケーション、AIヘイルメアリー号、見やすさについて語っていく。※今回は映画・小説の内容に触れるネタバレありの感想回です。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 今さらだが、プロジェクト・ヘイルメアリーとは? 00:01:38 映画と小説の描写の違い 00:06:35 宇宙で出会う小さな相棒ロッキー 00:10:00 どう見せる? 科学描写の説得力 00:20:00 SF映画版は、初心者にも届く親切設計 00:30:09 ヘイルメアリー号に見る「現代っぽさ」 00:40:01 映像を小説で補完する 00:48:29 平和的ファーストコンタクト 00:58:49 ビートル号とビートルズ 01:01:48 SFのトビラが開いた日要約 00:00:00 今さらだが、プロジェクト・ヘイルメアリーとは?ハマナカ、どてらい、さかまさみの3人で映画『プロジェクト・ヘイルメアリー』を観てきた感想回。ネタバレありで、面白かったところや小説版との違いを掘り下げていく。 00:01:38 映画と小説の描写の違い原作小説を読んでいるハマナカが、映画と小説の基本構造を解説。映画ではかなり整理されているが、グレイス、ペトロバライン、アストロファージといった物語の芯は同じだという。 00:06:35 宇宙で出会う小さな相棒ロッキータウセチで出会う異星生命体ロッキー。物や数字を使いながら少しずつ意思疎通を図っていく。映画ではロッキーの動きや反応がコミカルかつハートフルに描かれ、さかまさみも「とにかくロッキーがかわいかった」と語る。 00:10:00 どう見せる? 科学描写の説得力小説版では、宇宙船だと気づくまでの過程や実験、重力や船内環境の違いなどが丁寧に描かれる。一方映画版ではかなり省略され、視覚的にわかりやすく見せる方向に整理されている。 00:20:00 SF映画版は、初心者にも届く親切設計どてらいとさかまさみは、SFに詳しいわけではない立場から、映画がかなり見やすかったと語る。「見たいものを見せる」映画の強さが浮かび上がる。 00:30:09 ヘイルメアリー号に見る「現代っぽさ」映画版では、宇宙船AIがかなり会話的に描かれている。「その指示では動けません」と返してくる感じに、現代のAIっぽさがにじむ。ロッキーが「生き物」として感じられる対比も効いている。 00:40:01 映像を小説で補完する原作小説には、映画で省略された細かい設定やエピソードが多くある。映画はそれらを整理して、2時間半の物語として成立させている。原作の情報量を知るほど、映画の圧縮のうまさも見えてくる。 00:48:29 平和的ファーストコンタクト本作では、異星人とのファーストコンタクトが攻撃ではなく協力として描かれる。数字、原子、物の形といった共通言語を探しながら、互いの知性を確認していく過程が面白い。ロッキーが2回目に物をゆっくり投げてくる描写にも優しさがある。 00:58:49 ビートル号とビートルズ映画終盤に登場する「ビートル号」とビートルズ楽曲の使用にも話が及ぶ。映画を観ただけでも気づける小ネタと、原作を読んでいるからこそわかる小ネタが重なり、細部へのこだわりが作品の楽しさを増している。 01:01:48 SFのトビラが開いた日この作品をきっかけに、どてらいもさかまさみもSFへの興味が少し開いていく。映画はSF初心者にも入りやすく、原作小説を読むとさらに世界観が深まる。最後は感想投書も募集しながら感想会は終了する。漠然なる気付き 『プロジェクト・ヘイルメアリー』は、SF初心者にも届く入口の作り方がうまい。 小説と映画では求められる快感が違う。小説は納得感、映画は見たいものを見せる気持ちよさが強い。 ロッキーはかわいい。未知の生命体でありながら、ちゃんと相棒として好きになれる。 異星人とのコミュニケーションが「攻撃」ではなく「協力」から始まるのが良い。 映画版のAIヘイルメアリー号は現代っぽい。便利だけど融通がきかない感じに、今のAIとの距離感がにじむ。 ロッキーが2回目に物をゆっくり投げる描写は小さいけれど大きい。優しさが伝わる。 原作小説には、映画に入り切らなかった科学的世界観がかなり詰まっている。 グレイスとロッキーの関係は、恋愛ではなくバディとして描かれているところが熱い。 ビートル号やニコンらしきカメラなど、細部の小ネタに気づくと映画はさらに楽しい。 今回は映画感想回でありながら、SFの楽しみ方そのものを話す回にもなっていた。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させられる、単なる容れ物志向の男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する、繊細なガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトでまっしぐらになる瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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カタルタで遊ぼう! ~勇者たちは西へ、東へ編~ 漠然#34
今回もおみやげ邸からお届け!まるで山賊のように押しかけて来たハマナカ、どてらいとともにカードゲーム「カタルタ」に挑戦。接続詞や副詞が書かれたカードをめくりながら、出た言葉に合わせて会話を紡いでいく……はずが、地元の定義、好きな季節、アンコウ鍋、泳げない男、職質の話まで、いつものように右往左往。後半では、ストーリーテリング版のカタルタを使って即興物語づくりへ。人類誕生前の荒野から始まった物語は、勇者、犬、鬼、おばあちゃん、巨大ロボット、科学者イノシシ、ロケット、宇宙大戦争へと転がっていく!おみやげの話術が光り、ハマナカの神話性が暴れ、どてらいが余計な寄り道を置いていく。カタルタって、こんな壮大な遊びだったっけ?毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 恐怖の遊び、カタルタ 00:03:02 地元って、どこから地元? 00:05:34 春派、冬派、アンコウ派 00:10:00 泳げぬ男と救命胴着 00:16:35 勇者たちは西へ、東へ 00:34:39 ギャラクシーオペラ、これにて閉演!要約 00:00:00 恐怖の遊び、カタルタおみやげ邸で、ハマナカ、どてらい、おみやげの3人がカードゲーム「カタルタ」に挑戦。接続詞や副詞が書かれたカードをめくり、その言葉に合わせて話を続けていく。ゆるいようで意外と難しい、言葉の反射神経ゲームが始まる。 00:03:02 地元って、どこから地元?どてらいの出身地の話から、「地元」の定義について考えていく。生まれた場所なのか、長く住んだ場所なのか、思い出が強い場所なのか。それぞれにとっての地元の曖昧さが語られ、早くも概念のぬかるみに足を踏み入れる。 00:05:34 春派、冬派、アンコウ派「春は好きか」という話題から、好きな季節の話へ。花粉症、日が長くなるうれしさ、夏の生命力、冬の食べ物など、それぞれの季節観が語られる。そこからアンコウ鍋、深海ダイビング、泳げないどてらいへと話は順調に脱線していく。 00:10:00 泳げぬ男と救命胴着海に囲まれた日本では生存競争上かなり不利なのではないか、という話から、どてらいは常に救命胴着を着て暮らすべきではという説が浮上。救命胴着が怪しいのか、どてらいが怪しいのか、話はだんだん怪しさの本質へ向かっていく。 00:16:35 勇者たちは西へ、東へカタルタ2本目はストーリーテリング版に挑戦。人類誕生前の荒野から、光、最初の人間、星座、勇者、犬、鬼、きび団子、おばあちゃん討伐へと、どこかで聞いたことのある要素も交えながら、即興神話が西へ東へ転がっていく。 00:34:39 ギャラクシーオペラ、これにて閉演!100年を超える旅の果てに、おばあちゃんは巨大ロボットに乗って登場。科学者イノシシ、なだれ、巨大化する犬、ロケット、スーパーイノシシ人を経て、物語は宇宙大戦争へ突入。最後におみやげが「モノタロウ」と命名し、壮大すぎる即興神話は幕を閉じる。漠然なる気付き カタルタはバージョンによって、求められる力がかなり変わる。 スタンダード版は瞬発力、ストーリーテリング版は起承転結を組む構成力が試される印象。 意外性のある言葉選びに定評のあるおみやげは、今回は話を前に進める調整役として活躍。 ハマナカとどてらいは、逆にやや暴走気味。ポンコツ。 自分のターンを話し終えてから次の人のカードをめくるスタイルは、テンポを落とさず進めやすい。 一方、勝敗を決めるゲーム性についてはまだ工夫の余地がある。 なぜか勇者は西へ向かいがち。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagram おみやげ某出版社で編集をしているどてらいの友人。コンビニにエモさを感じとり、ネオイオン国家構想に心躍る過激派。ぼろ雑巾のようなちーちゃい犬を目にすると笑いが止まらなくなるという悲しい体質を持っている。漠然スタイルは「複眼」。何かを見聞きする時、直感的にフィルターをかけ多角的な見方をする。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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引っ越し遊牧民とふたりの山賊 ~サテライトスタジオ・おみやげ邸~ 漠然#33.5
最近、引っ越しをしたおみやげ!うっかり「遊びに来てくださいよ」と言ったせいで、どてらいとハマナカが乗り込んできた!押入れをまるごと本棚にした部屋、レコード、アナログテレビ、畳、そしてなぜか持ち込まれる「おもちゃのハローマック」のプラモデル。あまりにも仕上がった新居を前に、バク然らいぶらりのサテライトスタジオ化計画が勝手に始動する!こいつら……山賊だ!新居祝いのはずが、部屋と人生とポッドキャストの話に広がっていく番外編。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 引っ越し遊牧民とふたりの山賊 00:06:46 田舎者の楽天地・新宿区 00:11:41 ハマナカ、学生時代を語る 00:23:53 新宿ラプソディ 00:29:08 何をおっしゃい、畳がいいのだ 00:40:00 サテライトスタジオ・おみやげ邸要約 00:00:00 引っ越し遊牧民とふたりの山賊引っ越しを終えたおみやげの新居に、ハマナカとどてらいが突撃。押入れ本棚やレコード、アナログテレビまでそろった仕上がりの良さに感激しつつ、新居祝いを口実に「バク然らいぶらりのサテライトスタジオ」として乗っ取る算段を進めていく。 00:06:46 田舎者の楽天地・新宿区おみやげが新居に選んだのは新宿区。田舎出身者にとって「新宿区に住む」ことの意味を熱弁し、不動産サイトを延々見続けていた引っ越し好きらしい一面も明かされる。 00:11:41 ハマナカ、学生時代を語る本郷から早稲田近辺へ移った流れから、大学生のエネルギーや“ウェイ”の話へ。ハマナカの学生時代、おみやげの調子こいていた頃、大学に行っていないどてらいの距離感など、それぞれの視点が見えてくる。 00:23:53 新宿ラプソディ新宿区は繁華街だけでなく、古い住宅や小さな公園が残る生活の街でもある。街の歴史や暮らしの気配をたどりながら、おみやげもどてらいも「引っ越し遊牧民」的な気質を自覚していく。 00:29:08 何をおっしゃい、畳がいいのだ畳部屋の落ち着きや、物量がコントロールされた部屋の気持ちよさについて語る一同。本やCDを整理して身軽になった話から、新居の空間づくりと暮らし方、そして「本棚は人の心を映し出す」という話へ広がっていく。 00:40:00 サテライトスタジオ・おみやげ邸ポッドキャストを続けられる理由は、一人ではなく二人だから。そんなイイ話の流れのまま、おみやげ邸サテライトスタジオ構想はまだ継続中。おみやげ自身の発信構想も明かされ、ビデオポッドキャストや本棚紹介などの企画案が飛び出す。漠然なる気付き おみやげ曰く「田舎者は新宿に憧れる」。 老成しているハマナカですらハマる大学生特有の高揚状態、「ウェイぶっこき現象」。 どてらいやおみやげは、突発的に住処を変えたがる「引っ越し遊牧民」。 畳にどかっと座り、ちゃぶ台を囲むことで生まれる妙な安心感には名前をつけるべき。 「サテライトスタジオ・おみやげ邸」爆誕。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagram おみやげ某出版社で編集をしているどてらいの友人。コンビニにエモさを感じとり、ネオイオン国家構想に心躍る過激派。ぼろ雑巾のようなちーちゃい犬を目にすると笑いが止まらなくなるという悲しい体質を持っている。漠然スタイルは「複眼」。何かを見聞きする時、直感的にフィルターをかけ多角的な見方をする。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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私は手芸用品店で暮らしたい ~不思議に魅せられし求道者~ 漠然#33
手品師に衣装を製作する「衣装計画」のつくし。衣服に興味が薄いハマナカとどてらいからモチベーションを聞かれ、「私は手芸用品店で暮らしたい」と、熱い思いを語る!「音楽が映し出す舞台のシンボル」、「ウエディングドレスアドバイザー」、「不思議に魅せられし求道者」など、衣服や手品への思いを切り口に、つくしのパーソナリティを深掘りしていく!毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 私は手芸用品店で暮らしたい 00:06:37 はしご服、それは玄人の服選び 00:14:15 音楽が映し出す舞台のシンボル 00:23:43 アイデアは遅れて実現する 00:32:10 ウエディングドレスアドバイザー 00:41:50 焼きつく幻影を追っている 00:54:02 不思議に魅せられし求道者要約 00:00:00 私は手芸用品店で暮らしたい可愛い布、フリル、色など、つくしが衣服や衣装に心が動く理由を語る。服が好きな人と、服にリソースを割かない人の温度差も見えてくる。 00:06:37 はしご服、それは玄人の服選び服に興味がない人ほど服屋に緊張しがち。つくしは複数の店や組み合わせまで視野に入れる「はしご服」を勧め、行動パターンの違いを解き明かしていく。 00:14:15 音楽が映し出す舞台のシンボル曲の風景、演者の存在感、体型、照明、観客からの見え方まで重ね合わせ、衣装を「舞台上のシンボル」として設計する思考が明らかになる。 00:23:43 アイデアは遅れて実現する「プラマイゼロ点の衣装」という最低限成立する土台を作り、必要に応じて足していく発想を語る。アイデアと依頼が時間差で噛み合う面白さも印象的。 00:32:10 ウエディングドレスアドバイザードレス選びでは好みだけでなく、試着時間、予約、式場との相性、家族の反応まで判断軸が多い。つくしは整理役として花嫁を支える。 00:41:50 焼きつく幻影を追っている手品には音楽、照明、衣装、演出など舞台芸術の要素が詰まっている。さらに「いま目の前で起きた」アナログな不思議さへの強い魅力が語られる。 00:54:02 不思議に魅せられし求道者衣装制作も手品も、つくしにとっては最終的に「不思議なものを見るため」の手段。衣装、手品、不思議さがひとつにつながっていく。漠然なる気付き 服屋は、興味がある人には発見の場だが、興味がない人には試練のダンジョンになりがち。 つくしの衣装制作は、曲・演者・照明・観客の視線をつなぐ翻訳作業に近い。 「プラマイゼロ点の衣装」は、まず成立する形を作ってから足していく考え方で、企画や文章にも応用できそう。 ウエディングドレス選びでは、客観的に判断軸を整理する対話相手の重要さが際立つ。 手品の魅力は、同じ物理法則の中で起きるアナログな不思議さにある。 つくしは「衣装が好きな人」であると同時に、「不思議なものを見るために衣装を作る人」でもある。 三者の立ち位置は、ハマナカが研究者寄り、つくしが演出家寄り、どてらいが観察者寄りで、それぞれの違いが話を立体的にしている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram つくし「衣装計画」のアカウントで活動。主に手品師に向け衣装制作やメイクを施し、舞台上の世界観に彩りを添える。漠然スタイルは「不思議」。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉をこちらの投書箱へ。番組内で言葉にします。バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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教えて! 「洗い足りないところ」の正しい答え方 漠然#32.5 ※(リスナー投稿紹介)
「洗い足りないところはありますか、と聞かれても困るんです……」リスナー「六法のおいしい水」さんの投書を目の当たりにしたハマナカ、どてらい、つくし。リスナーさんが悩んでいるなら、答えてあげるのが漠然マイスターだ!ということで今回はリスナー投稿紹介回です。過去、「そんなのわからない」と答えた実体験を持つどてらい。前提となる状況の確認から考察するハマナカ。服屋での立ち回りに例えて解決策を提案するつくし。三人揃えば文殊の知恵!果たして六法のおいしい水さんの悩みを解決することはできるのか!【目次】00:00:00 俺の悩みを聞いてくれ! 投書に書かれた悲痛な叫び00:01:54 洗う時? 流す時? 状況によって正解は変わる00:07:52 客のパーソナリティを探る「枕詞プロトコル」00:14:43 「お探しのものありますか」撲滅運動00:30:08 クサクサすんな! 自分を変えろ【要約】00:00:00 俺の悩みを聞いてくれ! 投書に書かれた悲痛な叫び今回は、おなじみマイスターネーム「六法のおいしい水」さんから届いた投書を紹介。美容室でシャンプーをしてもらっている時に聞かれる「洗い足りないところはありますか?」という質問に対し、「ありません」以外の答えが浮かばないという悩みである。そもそも他人のシャンプーに身を委ねている状態で、自分の頭のどこが洗い足りないかを把握するのは難しい。仮にわかったとしても、その場所を言葉で正しく伝えるのは至難の業。六法さんの悲痛な叫びに、ハマナカ、どてらい、つくしの三人が真剣に向き合う。00:01:54 洗う時? 流す時? 状況によって正解は変わるまず三人は、「洗い足りないところはありますか?」がどのタイミングで聞かれているのかを確認する。シャンプーで泡立てている時なのか、流している時なのか、それとも両方なのか。実はこの質問、タイミングによって意味が変わる。洗っている最中なら「もっとここを洗ってほしい」という確認に近く、流している時なら「流し足りないところはないか」という不快感の確認に近い。美容師側のリスクヘッジであり、顧客への気遣いでもあるこの一言を、状況ごとに分解していく。00:07:52 客のパーソナリティを探る「枕詞プロトコル」話は、美容室における会話そのものへ。美容師は髪を切るだけでなく、顧客がどんな会話を望むのか、どれくらい話したいのか、どう過ごしたいのかを探る必要がある。そこで出てくるのが「枕詞プロトコル」。いきなり本題に入るのではなく、軽い声かけや確認を通じて、相手のパーソナリティやその日の状態を探るという考え方である。こうした声かけは、沈黙を埋めるためだけではなく、サービス体験の質を調整するためのハンドシェイクなのかもしれない。00:14:43 「お探しのものありますか」撲滅運動美容室の話から、つくしは洋服屋での接客に話を広げる。服屋でよく聞かれる「お探しのものはありますか?」という質問は、客側からすると答えづらいことがある。まだ見たいだけなのに、急に目的を聞かれると、少し圧を感じる。けれど店員側にも、声をかけなければならない理由やマニュアルがある。大事なのは、客側も自分の状態を伝えること。「ちょっと見ているだけです」「気になるものがあったら聞きますね」など、やんわり返すことで場が楽になる。接客の声かけは一方通行ではなく、客と店員が関係性を調整するための小さなプロトコルなのだ。00:30:08 クサクサすんな! 自分を変えろ最終的に、六法さんへの答えは「ありません。ありがとうございます。」に着地する。「ありません」だけだと少し否定的に聞こえたり、自分の中にモヤモヤが残ったりする。そこに「ありがとうございます」を添えることで、相手への感謝とリスペクトが加わり、言う側の心も少し整う。これは美容室に限らず、仕事のチャットや日常会話にも応用できる。相手を変えるのではなく、自分の言葉の出し方を少し変える。これが漠然マイスターたちの出した、現実的でやさしい解決策だった。【漠然なる気付き】「洗い足りないところはありますか?」は、単なる定型句に見えて、実は顧客確認、リスクヘッジ、気遣い、沈黙回避が重なった接客プロトコルである。この質問は、洗っている時に聞かれるのか、流している時に聞かれるのかで意味が変わる。他人に頭を洗われている状態で、自分の「洗い足りない場所」を正確に把握するのはかなり難しい。仮に場所がわかっても、頭部の位置を言葉で伝えるのは難しい。右、左、後ろ、奥など、視点によって表現がズレやすい。美容師側にとっては、途中で合意ポイントを作ることがサービス上の安心につながる。美容室の会話は、雑談ではなく顧客のパーソナリティを探るヒューマンスキルでもある。接客の声かけは、店員側にも理由がある。客が圧を感じる一方で、店員にも声をかける責務やマニュアルがある。「お探しのものはありますか?」は便利な質問だが、客側からすると答えづらく、圧を感じやすい。客側も「見ているだけです」「必要になったら聞きます」と伝えることで、接客の距離感を調整できる。「ありません」という答え自体が悪いわけではない。そこに「ありがとうございます」を添えるだけで、印象と自分の心持ちが変わる。感謝の言葉は、相手のためだけでなく、自分のクサクサした気持ちを和らげる効果もある。相手や環境をすぐに変えられない時は、自分の返し方を少し変えるのが現実的な攻略法になる。第32.5回は、美容室のシャンプー台での一言から、接客、会話、心理的負担、感謝の効能まで広がった、実用的なリスナー投稿回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramつくし「衣装計画」として、手品師に向けた衣装づくりやヘアメイクなどを行う作り手。ハマナカの学生時代の先輩でもあり、学生マジックの伝統や舞台づくりを衣装面から支えてきた。漠然スタイルは、物事の背景にあるストーリーや温度をすくい上げる「不思議の魔力」型。つくしのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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模様替えの行動心理学 ~ノイズは集中高めるギミックだ~ 漠然#32
最近、部屋の模様替えをしたどてらい!どうやら生活に潤いが増したよう。なぜ人は突然模様替えをしたくなるのか?「模様替えの行動心理学」に始まり、「面で捉えるモードチェンジ」、「ノイズは集中高めるギミックだ」、「ホンバンコンセントレーション」と、場所の魔力にまつわる漠然を語り合う。毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。今日もお聴き流しください。【目次】00:00:00 模様替えの行動心理学00:12:06 面で捉えるモードチェンジ00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン00:29:45 ホンバンコンセントレーション【要約】00:00:00 模様替えの行動心理学最近、仕事の忙しさが極まり、能率が落ちていたどてらい。そこで突然「これは部屋の配置が悪いのでは」と思い立ち、時間を作って模様替えを決行する。結果、仕事に集中しやすくなり、気分も晴れやかになり、寝入りや寝起きまで改善したという。話は、なぜ人は忙しい時ほど模様替えをしたくなるのかへ。ハマナカも、作業机と仕事机のあいだに棚を置いたことで動線が悪くなり、体調が悪くなるほど違和感を覚えた経験を語る。日当たり、風通し、家具の位置、起きてから動くまでの導線。部屋の配置は、思った以上に生活と心を支配しているらしい。00:12:06 面で捉えるモードチェンジ話は、部屋を「面」で捉えるモードチェンジへ。仕事と私生活のバランスを考えた時、どこを見るか、どの壁に向かうか、どの机に座るかで、心と身体のモードは変わる。どてらいは、模様替えによって「仕事をする場所」「生活する場所」「休む場所」の感覚が分かれ、生活の流れが整ったことを実感する。ハマナカも、折り紙の作業机と別の仕事机など、用途ごとに空間を切り分ける重要性を語る。部屋は単なる箱ではない。壁、机、窓、出入り口といった面が、無意識に人の行動や思考のスイッチを押しているのかもしれない。00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ集中するには静かで真っ白な空間がよいのかと思いきや、ふたりの感覚は少し違う。どてらいは、背景に多少の散らかりや視覚情報がある方が、思考の取っかかりが生まれると語る。真っ白な壁を見ていると、むしろ考えが止まってしまうことがある。ハマナカも、外部からの情報や雑味が、連想や思考のきっかけになる可能性に触れる。適度な視覚情報や環境のざわめきは、集中へ入るためのギミックになることがある。雑味は、脳に火花を散らす導火線なのだ。00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン集中に入るためのルーティンは、人によって大きく違う。ハマナカは、折り紙やスケッチなど、手を動かすことで思考や集中のスイッチが入る。どてらいは、画面を一定時間見続けることで、集中できるかどうかを測るような感覚がある。さらに格闘技や武道の話になると、集中に入った時には周囲の雑音が消えるような感覚があるという。集中とは、単に「がんばる」ことではなく、自分の身体がどんな入口から深く潜れるのかを知ることでもある。00:29:45 ホンバンコンセントレーション終盤では、練習と本番の集中の違いへ。練習ではできるのに、本番ではできない。あるいは、本番だからこそ力が出る。どてらいは格闘技や武道の経験から、怖がりすぎるとメンタルが崩れ、パフォーマンスに影響すると語る。ハマナカは、観客の存在や場所そのもののエネルギーが、演者や作り手に影響を与える「フィールドバフ」のようなものを考える。見られていること、場に立つこと、空間に包まれること。それらは人の状態を変える。本番に入る集中とは、場所と人と自分がぶつかる瞬間に発生する、不思議な状態なのかもしれない。【漠然なる気付き】模様替えは、ただ家具を動かすだけではなく、生活の流れと心の流れを組み替える行為である。忙しい時ほど模様替えをしたくなるのは、荒れた心や滞った動線を立て直そうとする本能なのかもしれない。部屋の配置が悪いと、動線のストレスが少しずつ蓄積していく。日当たり、風通し、窓の見え方は、気分や生活リズムにかなり影響する。模様替えは逐次的に少しずつ進めるより、ある程度計画を立てて一気に変える方が成立しやすい。物は入ってくる時より、出ていく時の方が心理的ストレスが大きい。だから部屋には物が溜まりやすい。部屋は「面」で人のモードを切り替える。どの壁を見るか、どの机に座るかで、思考や行動が変わる。集中に必要なのは、必ずしも無音や真っ白な空間ではない。適度なノイズや視覚情報は、思考のきっかけや集中のギミックになることがある。集中への入り方は人それぞれ。手を動かす人もいれば、画面を見続けて集中状態を測る人もいる。本番で力を出すには、練習通りの技術だけでなく、場や観客に影響される自分を扱う力も必要になる。観客や場所のエネルギーは、パフォーマンスに影響を与えるフィールドバフのようなものかもしれない。第32回は、模様替えから始まり、動線、光、視覚ノイズ、集中ルーティン、本番の場の力まで広がった、場所の魔力をめぐる回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~ 漠然#31.5 ※ゲスト・つくし(漠然マイスター認定試験編)
今回はゲストに「衣装計画」のつくしさんが登場!手品師に向けた衣装づくりをしているつくしさん、実はハマナカの学生時代の先輩だったようで……?「その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力」に始まり、「不意打ちエンドロールエモーションの不思議」や「会いたいフォー・ア・モーメント症候群」など、持ち込み漠然の研究にも励む!普段は「終わらない雑談」を語り合うバク然らいぶらり。今夜はゲストも招いてにぎやかにお送りいたします。【目次】00:00:00 その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~00:07:53 いま、明かされる学生時代のハマナカ00:12:19 不意打ちエンドロールエモーションの不思議00:18:42 予告バイブスと噛みしめタイムが映画鑑賞の妙味?00:35:55 会いたいフォー・ア・モーメント症候群 ~人は被らないから面白い~00:53:30 もっとくれ! 二度と戻れぬイノセントブルー01:05:56 今日からあなたも漠然マイスター【要約】00:00:00 その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~今回はゲストに「衣装計画」のつくしさんが登場。手品師向けの衣装づくりやヘアメイクなどを行っているつくしさんは、実はハマナカの学生時代の先輩でもある。舞台衣装は、ただ着るものではなく、その人が演じる世界観やキャラクター性を支える装置。テーマや演目に合わせて作られる衣装には、不思議の世界へ観客を連れていく魔力が込められている。00:07:53 いま、明かされる学生時代のハマナカつくしさんの口から、学生時代のハマナカの姿が語られる。手品サークル時代から、ハマナカはどこか独特で、人との距離感も少し変わっていたらしい。つくしさんは、そんなハマナカを先輩として見守り、ときには「この子はこの先大丈夫なんだろうか」と心配していたという。創作や表現を通じて互いを知っている関係性が浮かび上がる。00:12:19 不意打ちエンドロールエモーションの不思議つくしさんの持ち込み漠然、まずは「不意打ちエンドロールエモーション」。映画を観ている最中はそれほど大きく感情が動いていなかったのに、エンドロールで流れる曲や余韻によって突然涙が止まらなくなる。物語の結末そのものではなく、終わったあとの音楽や空気が感情の引き金になることがある。映画の感動は、ストーリーだけでなく、音楽や予想外のタイミングによっても発生するのだ。00:18:42 予告バイブスと噛みしめタイムが映画鑑賞の妙味?話は映画の予告編の見方へ。つくしさんは予告を見た瞬間に「これは合わなそう」と直感することがあるという。予告編は本編の中身をそのまま伝えるものではなく、ターゲット層に向けて編集された別の作品でもある。さらに映画は、観る時間帯や連続して複数本観るかどうかでも、感情の残り方が変わる。予告のバイブスと噛みしめタイムの扱いも、映画鑑賞の妙味に含まれる。00:35:55 会いたいフォー・ア・モーメント症候群 ~人は被らないから面白い~続いて語られるのは、久しぶりに誰かに会いたい気持ちと、実際に連絡するまでの距離感について。友人リストを見て「会いたいな」と思うことはある。しかし、がっつりやりとりしたいわけではなく、ほんの少しだけ生存確認したいような感覚もある。人は被らないから面白い。同じ界隈でも、好きなものや感情の揺れ方は違う。だからこそ、人に会うことは新しい情報や感覚に触れる体験でもある。00:53:30 もっとくれ! 二度と戻れぬイノセントブルー若者との交流から生まれた漠然として、「二度と戻れぬイノセントブルー」が語られる。中学生にお菓子を渡したときの素直な驚きや、衣装を受け取った大学生から届いたまっすぐな感謝のメッセージ。大人になると、つい遠慮や計算が入ってしまう。けれど、若者の無垢な反応には、失われた青さのようなものがある。戻れないからこそ尊い。イノセントブルーは、失われたものへの郷愁であり、鮮度への感動なのかもしれない。01:05:56 今日からあなたも漠然マイスター終盤では、ゲスト回恒例の漠然マイスター認定試験へ。つくしさんが持ち込んだ漠然は、どれも日常の中にある感情を丁寧に拾い上げるものだった。物そのものよりも、その背景にいる人、作り手の姿、関係性に心を動かされる。そんなつくしさんの漠然力は十分すぎるほど高い。ライセンス交付の儀式を経て、つくしさんも晴れて漠然マイスターの仲間入り。バク然らいぶらりの世界に、またひとり仲間が加わるのだった。【漠然なる気付き】衣装はただの服ではなく、演者の世界観やキャラクターを観客に届けるための装置である。手品師の衣装には、演目の不思議さや舞台上の存在感を支える魔力が宿る。映画の感動は、物語の本筋だけでなく、エンドロール、音楽、余韻、懐かしさによって不意打ちで発生することがある。映画は観たあとに噛みしめる時間があるかどうかで、感情の残り方が変わる。「会いたい」と思っても、必ずしも長いやりとりを求めているわけではない。ほんの一瞬の生存確認で満たされることもある。新しい人や文化に触れることは、自分の中にない情報や感覚を取り込む体験でもある。戻れない青さに触れると、人は懐かしさと愛おしさの両方を感じる。物そのものよりも、その物を作った人、渡してくれた人、背景にある物語に心を動かされることがある。つくしさんの漠然は、人や物の背景にある温度を拾い上げるタイプの漠然である。第31.5回は、衣装制作、映画鑑賞、人間関係、若者の無垢さ、作り手への愛おしさが詰まった、にぎやかで温度の高いゲスト回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramつくし「衣装計画」として、手品師に向けた衣装づくりやヘアメイクなどを行う作り手。ハマナカの学生時代の先輩でもあり、学生マジックの伝統や舞台づくりを衣装面から支えてきた。漠然スタイルは、衣装、人、映画、若者の反応など、物事の背景にあるストーリーや温度をすくい上げる「不思議の魔力」型。人や物に込められた世界観を受け取り、そこに愛おしさを見出すマイスターである。【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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信念は、廻り回って螺旋階段 ~ドーナツホールのグラビティ~ 漠然#31
自信、信仰、信念。普段何気なく使っている言葉だけど、実際のところはひどく曖昧。その正体にハマナカとどてらいが挑む!ゲーム脳のふたりの得意とする「自信ゲージとステ振りの醍醐味」の話題から始まり、過去の漠然の新たな理解「脊髄時代から脳みそ時代、その先へ」。メインタイトルの「信念は、廻り回って螺旋階段」、「ドーナツホールのグラビティ」など、独自の“漠然哲学”を披露する!毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。ゆるっと聴き流して。【目次】00:00:00 自信ゲージとステ振りの醍醐味00:09:58 脊髄時代から脳みそ時代、その先へ00:16:59 信念は、廻り回って螺旋階段00:22:13 ドーナツホールの神秘00:29:45 自分に説明するために、ワークする00:37:19 最終的には直感にBET【要約】00:00:00 自信ゲージとステ振りの醍醐味前回までの「自信を貯金する」という話を受け、今回は自信をゲームのゲージに例えるところから始まる。ロックマンXのライフゲージのように、自信にも分野ごとの長さや残高があるのではないか。ハマナカは折り紙に特化した長い自信ゲージを持ち、それを塗装や別の創作にも変換しながら使っている。一方どてらいは、文章や進行、空手など、分野ごとに自信の残量が違うことを考える。人生やスキル形成は、ゲームのステ振りに似ている。何に特化し、どこを捨て振りし、どのゲージを軸に他分野へ変換するのか。ふたりのゲーム脳が、自信をスキルツリーとして捉え直していく。00:09:58 脊髄時代から脳みそ時代、その先へ話は、#18で生まれた「脊髄トーク」と「脳みそトース」の再解釈へ。どてらいは当初、脊髄トークと脳みそトースは行ったり来たりするものだと考えていた。しかしハマナカは、そこには不可逆な変化があるのではないかと考える。一度脳みそを通して考える経験をすると、完全に元の脊髄トークには戻れない。けれど、脳みそを通し続けた先には、反射的にまとまった言葉が出る新しい段階があるのではないか。知る前には戻れないが、知った先で新しい直感が育つ。過去の漠然がここで一段深く理解されていく。00:16:59 信念は、廻り回って螺旋階段脊髄と脳みその往復は、単なる行ったり来たりではなく、螺旋階段のように少しずつ上へ登っていくものではないか。経験し、考え、また直感に戻る。その繰り返しの中で、人は少しずつ本質に近づいていく。では、その螺旋階段の中心にあるものは何なのか。ふたりはそこに、信念や信仰のような“重力”を見る。人は完全に自由に動いているようで、実際には自分の価値観や過去の経験に引っ張られている。信念は、行動の方向を決める重力であり、螺旋階段の中心軸なのかもしれない。00:22:13 ドーナツホールの神秘話はさらに、ドーナツホールの神秘へ。ドーナツの穴そのものには実体がない。けれど、周囲に生地があることで、穴は確かにそこに「ある」ように見える。信念や信仰も、それ自体を直接つかもうとすると曖昧だが、周囲の行動、選択、言葉、好き嫌い、時間の使い方を見ることで、中心にある空洞のようなものが浮かび上がるのではないか。人は、自分の信念を直接語るよりも、自分が何に時間を使い、何を避け、何に惹かれるかによって、その輪郭を示している。00:29:45 自分に説明するために、ワークするハマナカとどてらいは、なぜ人は自分の行動を説明したくなるのかを考える。直感的に選んだことでも、後から「なぜ自分はそうしたのか」を物語として説明することで、自分の中に納得が生まれる。創作や仕事に没入し続けるには、ただ好きだからだけではなく、自分に対する説明が必要になることがある。ワークするとは、他人に見せるためだけではなく、自分に自分を説明するための営みでもある。自己説明の積み重ねが、自信ゲージや自分神話を形づくっていく。00:37:19 最終的には直感にBET最後は、直感と理由づけの関係へ。人は自分の選択にあとから理由をつけることが多い。けれど、それは嘘というより、自分の物語を整える作業でもある。どれだけ考えても、最終的には直感に賭けるしかない瞬間がある。考え抜いた上での直感は、単なる脊髄反射とは違う。脳みそを通し、経験を積み、自己説明を繰り返した先に出てくる直感は、螺旋階段を登った先の判断なのかもしれない。【漠然なる気付き】自信はひとつの大きな塊ではなく、分野ごとに長さや残高の違うゲージとして捉えるとわかりやすい。得意分野に長い自信ゲージを持っていると、それを別分野へ変換して使えることがある。人生や創作はゲームのステ振りに近い。何に特化し、何を捨て、何を変換するかで進み方が変わる。脊髄トークと脳みそトースは、単純に行き来するものではなく、経験によって不可逆に変化していく可能性がある。一度考えることを覚えると、完全に「知らない頃の直感」には戻れない。しかし、脳みそを通した先には、考え抜いた経験を含んだ新しい直感が生まれる。経験と思考の往復は、円ではなく螺旋階段に近い。戻っているようで、少しずつ上に登っている。信念や信仰は、螺旋階段の中心にある重力のようなものかもしれない。人は自由に選んでいるようで、自分の過去、好き嫌い、価値観、信念に引っ張られている。ドーナツホールのように、信念そのものには実体がないように見えるが、周囲の行動や選択によって輪郭が浮かび上がる。自分の信念は「何を語るか」より、「何に時間を使い、何を避け、何に惹かれるか」に表れやすい。自分に説明するためにワークすることがある。作業や創作は、他人のためだけでなく、自分の納得を作るためにも行われる。直感は理由のないものではなく、経験や自己説明の積み重ねから出てくる場合がある。最終的には直感にBETするしかない瞬間がある。ただし、その直感がどんな螺旋階段を登ってきたものなのかは見ておきたい。第31回は、自信ゲージ、脊髄トークと脳みそトース、信念の螺旋階段、ドーナツホールの重力、直感へのBETまで進んだ、濃い漠然哲学回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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コスパ疲れはなぜ起きる⁉ ~値引きシールに潜む魔術~(リスナー投稿紹介回)漠然#30.5
今回はマイスターネーム「六法のおいしい水」さんからの投書をご紹介!「スーパーで50%引きシールの刺し身を買って以来、値引きされていない刺身を買えなくなった……」値引きシールとの良い距離感を取れなくなってしまった六法のおいしい水さん!どてらいとハマナカが見出した「値引きシールに固執しない方法」はどのようなものなのか?【目次】00:00:00 値引きシールに潜む魔術00:05:48 買い物のコツは数字処理モードの解除00:10:28 モノゴトの裏側に真の価値00:15:13 値引き捜索は悪いことではない00:25:55 把握せよ! バトルフィールドの特性を【要約】00:00:00 値引きシールに潜む魔術今回は、マイスターネーム「六法のおいしい水」さんから届いた投書を紹介するリスナー投稿回。スーパーで50%引きの刺身を買ったことで、そのお得感に胸を撃ち抜かれ、以来、値引きシールの貼られていない刺身や惣菜を買いづらくなってしまったという。値引きシールを探す日々に疲れ、かつてのようにスーパーと良好な関係を築けなくなった六法さん。ハマナカは、そこに「数字の魔術」や「色の魔術」を感じると語る。赤く大きく目立つシール、30%引き・50%引きという強い数字、レアアイテムを見つけたような感覚。値引きシールは、単なる割引情報ではなく、人を引き寄せる魔力を帯びたアイテムなのかもしれない。00:05:48 買い物のコツは数字処理モードの解除どてらいは、自分の場合、値引きシールを「お得だから買う」というより、「このままだと捨てられてしまうなら救ってやりたい」という気持ちで受け取っていると語る。値引きの数字よりも、食材をどう料理するか、どう使い切るかという攻略感の方が強い。一方で、六法さんは値引きされた金額や損得に意識が向きすぎて、買い物中の脳が「数字処理モード」になっているのではないかと推測される。値引きシールの探索に疲れるということは、頭をかなり使っている証拠でもある。買い物を金額計算ゲームにしすぎると、スーパーは楽しい場所ではなく、損得判定のダンジョンになってしまうのかもしれない。00:10:28 モノゴトの裏側に真の価値数字の魔術の話は、SNSのいいね数や通知数にも広がっていく。いいね数が多いと自分の価値が上がったように感じ、少ないと価値が下がったように感じる。しかし本来、その数字の裏側には、誰かが投稿を見て「いいな」と思い、ボタンを押したという現実がある。値引きシールも同じで、そこには「賞味期限が近い商品を廃棄せず誰かに買ってもらいたい」というスーパー側の事情がある。数字やシールだけを見ると魔術にかかるが、その裏にある人の動き、廃棄の問題、現場のロジックを想像すると、数字の絶対的な魔力は少し弱まる。アナログな現実感を取り戻すことが、魔術への対抗策になるのかもしれない。00:15:13 値引き捜索は悪いことではないどてらいとハマナカは、値引きシールを探す行為そのものは悪いことではないと考える。節約にもなるし、食品ロスを減らすことにもつながる。問題は、それが自分の意思ではなく「損したくない」という感情に使われている状態になること。どてらいは、捨てられそうな食材を救うために値引きシールを探すなら、むしろ能動的でかっこいいと語る。同じ行動でも、「得したいから探させられている」のか、「自分の信念に基づいて探している」のかで、疲れ方も満足度も変わる。値引きシールは敵ではない。付き合い方を変えれば、買い物を楽しくする攻略対象にもなり得る。00:25:55 把握せよ! バトルフィールドの特性を終盤では、値引きシールにかかっている魔術をさらに分解する。色の魔術、数字の魔術、お金の魔術、即時性の魔術。スーパーという空間には、「安く買えることは得である」というフィールド特性があり、その場に入った瞬間に催眠効果のようなものが働く人もいる。さらに、お金やいいね数のような数字は、社会的な共通認識があるからこそ価値を帯びる。どのフィールドで、どの数字に、どんな価値が与えられているのかを知ることが重要なのだ。まずは、自分がどの魔術にかかりやすいのかを見極めること。状態異常の種類がわかれば、攻略法も見えてくるはずである。【漠然なる気付き】値引きシールは、単なる割引情報ではなく、数字・色・お金・即時性の魔術が重なったかなり強いアイテムである。50%引きや30%引きという数字は、人の損得感情を強く刺激する。赤く目立つ値引きシールには、視覚的に人を引き寄せる色の魔術がある。値引きシールに疲れるのは、買い物中に脳が数字処理モードへ切り替わっているからかもしれない。「安いから買う」と「捨てられそうだから救う」では、同じ値引き商品を買う行為でも、心の疲れ方が変わる。数字だけを見ると魔術にかかりやすい。数字の裏側にいる人や現場のロジックを想像すると、現実感が戻ってくる。いいね数や通知数も、値引きシールと同じく数字の魔術を持っている。数字が自分の価値そのものに見えてしまうと、人は魔術に絡め取られやすい。値引き商品を探すこと自体は悪いことではない。節約にもなるし、食品ロスを減らす行動にもなり得る。大事なのは、自分が能動的に選んでいるのか、損得感情に使われているのかを見極めること。スーパーという空間には、「安く買えることが得である」というフィールド特性がある。フィールド特性と自分の特性を把握すると、自分がどの魔術に弱いのかが見えてくる。魔術に対抗するには、まず自分が何の状態異常にかかっているのかを見極める必要がある。第30.5回は、値引きシールという日常の小さな魔術から、数字、損得、食品ロス、マーケティング、フィールド攻略まで広がった実用的なリスナー投稿回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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「言葉にならない」をコトバにする ~バグに垣間見るこの世の真理~ 漠然#30
3回にわたるひとり語り回を経て、久しぶりにハマナカとどてらいが再会した留守中のハマナカが体験した「紙折りの未知なる挑戦」に始まり、「“知”を飼いならすアナログスキル」、「『言葉にならない』をコトバにする」、「バグに垣間見るこの世の真理」と話が転がりゆく。ふたりの語り切れない漠然は「レベル0とレベル0.1の違い」に触れ次回に続く!毎週金曜日配信の「終わらない雑談」。【目次】00:00:00 紙折りの未知なる挑戦00:05:18 現代で失われつつある虚構認識力00:14:59 “知”を飼いならすアナログスキル00:22:40 「言葉にならない」をコトバにする00:30:38 バグに垣間見るこの世の真理00:34:13 レベル0とレベル0.1の違い(導入)【要約】00:00:00 紙折りの未知なる挑戦3回にわたるひとり語り回を経て、久しぶりにハマナカとどてらいが再会。冒頭では、ハマナカがこの間に取り組んでいた塗装仕事の話から始まる。エアブラシで大きなものに均一に塗料を乗せることは、デジタルのバケツツールのようにはいかない。吹ける範囲、塗料の厚み、重なり、ムラ、ゴミ、削り直し。色を塗るだけのはずが、実際には層を積み、削り、整える彫刻のような作業だったという。アナログ作業に宿る身体感覚と、手を動かさなければわからない難しさが語られていく。00:05:18 現代で失われつつある虚構認識力話は、#27の「おそれ分類論」へのアンサーへ。ハマナカは、恐れの根っこには命の危機があると語り、どてらいも犬、強風、夢の国、人の群れへの恐怖をそこに結びつけて考える。夢の国のような場所は、現実の上に仮想のレイヤーを重ねるエンターテインメントでもある。そこへ自覚的に没入するなら楽しいが、没入していることに無自覚になると、現実との接続を忘れてしまう危うさがある。現代社会には、さまざまな仮想レイヤーがあり、人はいつの間にかその中で生きている。虚構を虚構として扱う力が、いま改めて問われているのかもしれない。00:14:59 “知”を飼いならすアナログスキル続いて話は、情報と身体感覚の違いへ。パンチの打ち方を知識として知っていることと、実際に打つ、受ける、痛みを知ることはまったく違う。武道を通じてどてらいは、何を怖がるべきで、どこを守ればいいのかという「正しい怖がり方」を身体で覚えてきた。ハマナカも塗装の経験から、均一に塗るには手先だけでなく、距離、速度、重心、身体全体の制御が必要だったと語る。検索やAIで情報は手に入るが、それを自分の感覚として扱えるようにするには、失敗し、体験し、身体でフィードバックを受け取る必要がある。00:22:40 「言葉にならない」をコトバにする話は、自分の中の信仰や表現手段へ移る。ハマナカは、言葉を超えたものへの渇望を持っている。一方、どてらいは、言葉そのものへの信仰があると気づく。言葉は万能ではない。けれど、人間のコミュニケーションの中心にあり、薬にも刃にもなり、人の感情を大きく動かす。漠然とした感覚を言葉にするのは野暮ではないか、とかつては思っていたどてらい。しかし今は、言葉にならないものをあえて言葉にし、漠然図鑑に載せて共有することにアート性を感じている。完全には言い切れないものを、それでもコトバにしてみる。その行為こそ、バク然らいぶらりの核なのかもしれない。00:30:38 バグに垣間見るこの世の真理ハマナカは「矛盾」という概念が好きだと語る。絶対に何でも貫く矛と、絶対に何でも防ぐ盾。それらがぶつかった時に起きる解決不能な何か。論理では処理できない矛盾や無限のようなものに、真理の気配があるのではないか。ゲームで言えば、通常のルールでは起こり得ないバグや、世界の外へ落ちてしまうような現象。バグは失敗や不具合であると同時に、その世界の仕組みや限界を一瞬だけ見せてくれる。言葉でも、ビジュアルアートでも、写真でも、そうした「既存の枠組みを超えた何か」を表現しようとして、人は足掻いているのかもしれない。00:34:13 レベル0とレベル0.1の違い(導入)終盤では、ツール選びと失敗の話へ。AI、ペンタブ、画材、ソフトウェア。どれを使うべきかは、ハウトゥーだけでは決まらない。大事なのは、自分が何をしたいのか、何に困っているのか、なぜそのツールが必要なのかを考えること。すごい人が使っているツールを買えば自分もできると思う時期はあるが、実際に使ってみて「そういうことじゃない」と気づくことにも価値がある。レベル0とレベル0.1は全然違う。少し触って失敗しただけでも、見える問いや足りないものが変わる。この話は次回へ続く。【漠然なる気付き】デジタルでは一瞬で塗れる色も、アナログでは厚み、ムラ、重なり、削り直しを伴う。現実の作業には、情報だけではわからない層がある。恐れの根っこには、命の危機がある。犬、強風、人の群れ、夢の国への恐怖も、突き詰めると自分の身を守る感覚につながっている。夢の国やゲームやネット空間は、現実の上に仮想のレイヤーを重ねるもの。そこに自覚的に没入できるかが大事である。虚構認識力とは、現実ではないものを現実ではないと知りつつ、その中で遊ぶ力なのかもしれない。情報として知ることと、身体で理解することは違う。パンチの知識と、実際に受ける痛みは別物である。“知”を飼いならすには、検索やAIだけでは足りない。実際にやる、失敗する、感覚としてフィードバックを受けることが欠かせない。どてらいの信仰には「人をがっかりさせたくない」がある。そこから「楽しませたい」という表現欲が生まれている。ハマナカには言葉を超えたものへの渇望があり、どてらいには言葉への信仰がある。道具は違っても、目指している場所は近い。「言葉にならない」を言葉にすることは、野暮ではなくアート性を持つ行為なのかもしれない。矛盾や無限は、論理だけでは扱いきれない。だからこそ、そこに真理の気配や表現の面白さが宿る。バグはただの失敗ではなく、その世界のルールや限界を一瞬だけ見せてくれる窓でもある。失敗して「これは違う」と知ることにも価値がある。レベル0とレベル0.1の間には、大きな差がある。第30回は、ふたり語りで、恐れ、身体知、言葉への信仰、矛盾、バグ、失敗の価値まで転がった再始動回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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アート神話と自信残高の話 漠然#29
#27、#28でひとり語りをしたどてらいに触発され、自身もひとり語りに挑戦するハマナカ。どてらいの語った「漠然へのアンサー漠然」にはじまり、「“私”を形成する信仰とルール」、「アート神話と自信残高の話」、「生死を超えて渇望する何か」と、独自の創作論を展開していく!毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。奥深きハマナカワールドを覗いてみて。【目次】00:00:00 漠然へのアンサー漠然00:02:56 全ての恐怖は生命に集約する00:11:14 “私”を形成する信仰とルール00:24:29 アート神話と自信残高の話00:30:24 生死を超えて渇望する何か【要約】00:00:00 漠然へのアンサー漠然今回は、ハマナカによるひとり語り回。#27、#28でどてらいがひとり語りに挑戦したことを受け、ハマナカもまた、自分なりのアンサーとして音源を録ることに。どてらいが語った「おそれ分類論」や「自信を養う方法」に対して、その場で返すのではなく、一度受け止め、咀嚼し、自分の中で問い直してから言葉にしていく。普段の会話では相手の反応に合わせて思考が動くが、ひとり語りでは、自分の内側にある問いがそのまま立ち上がる。ハマナカは、どてらいの漠然を起点に、恐怖、自信、信仰、創作の奥へ潜っていく。00:02:56 全ての恐怖は生命に集約するハマナカは、どてらいが語った「おそれ」について、自分なりに再解釈していく。怖いものにはいくつもの種類があるように見えるが、その根っこには「生命を脅かされる感覚」があるのではないか。死ぬかもしれない、傷つくかもしれない、存在が揺らぐかもしれない。直接的な危険だけでなく、社会的な不安や失敗への恐れも、突き詰めると自分の生命や居場所を守ろうとする反応なのかもしれない。恐怖は単なる弱さではなく、生き延びるためのセンサーでもある。どてらいのおそれ分類論を受け取りながら、ハマナカは恐怖を生命の問題として捉え直していく。00:11:14 “私”を形成する信仰とルール話は、自分自身を形づくる「信仰」や「ルール」へ進んでいく。ここでいう信仰とは、特定の宗教だけではなく、自分が無意識に信じている世界の前提、判断基準、創作のよりどころのようなもの。人はそれぞれ、自分を動かしている内なるルールを持っている。ハマナカにとっては、折り紙やアート、創作への向き合い方にも、その信仰が深く関わっている。何を美しいと感じるのか。何を作るべきだと思うのか。何に価値を見出すのか。そうした選択の奥には、「私はこういう世界を信じている」という、個人の神話のようなものがあるのかもしれない。00:24:29 アート神話と自信残高の話どてらいが#28で語った「自信は自分との約束を守ることで育つ」という話を受け、ハマナカはそこに「アート神話」という切り口を重ねていく。自信とは、単なる成功体験の量ではなく、自分の中に積み上がる信頼の残高のようなもの。作る、考える、手を動かす、完成させる、問いを立てる。その繰り返しの中で、自分の中に「自分はこれをやってきた」という残高が蓄積されていく。アートや創作は、単に作品を作る行為ではなく、自分の神話を更新し、自信残高を積み上げる行為でもある。ハマナカは、創作を通じて自分自身を信じるための構造を見つめていく。00:30:24 生死を超えて渇望する何か終盤では、創作や信仰のさらに奥にある「渇望」の話へ進む。人はなぜ作るのか。なぜ表現するのか。なぜ、そこまでして何かを残そうとするのか。生きるためだけなら必要ないはずの創作に、人はなぜ惹かれるのか。ハマナカは、創作の根っこには、生死を超えて何かに触れたい、何かを見たい、何かを残したいという渇望があるのではないかと考える。恐怖が生命に集約されるなら、創作は生命の先にある何かへ手を伸ばす行為なのかもしれない。ひとり語りだからこそ、ハマナカの内側にある創作への信仰が濃く浮かび上がる回となった。【漠然なる気付き】ひとり語りは、誰かに返答する会話とは違い、自分の内側に問いを立て直す時間でもある。相手の話をすぐに返さず、いったん咀嚼することで、より深いアンサー漠然が生まれることがある。恐怖は弱さではなく、生命を守るためのセンサーでもある。すべての恐怖は、突き詰めると「生命が脅かされる感覚」に集約されるのかもしれない。社会的な不安や失敗への恐れも、居場所や存在を守るための反応として見ることができる。人はそれぞれ、自分を形づくる信仰やルールを持っている。ここでいう信仰は宗教だけではなく、自分が何を価値あるものとして信じているかという、個人の内なる前提である。創作の奥には、その人だけの神話がある。何を美しいと感じ、何を作るべきだと思うかには、その人の信仰が表れる。自信は成功体験そのものではなく、自分との約束を守ることで積み上がる「信用残高」に近い。創作を続けることは、作品を増やすだけでなく、自分の中の自信残高を積み上げる行為でもある。アートは、自分の神話を更新し続けるための装置なのかもしれない。人が創作する理由の奥には、生きるためだけでは説明できない渇望がある。恐怖が生命を守る感覚だとすれば、創作は生命の先にある何かへ手を伸ばす感覚なのかもしれない。第29回は、どてらいのひとり語りへのアンサーとして、ハマナカが恐怖、自信、信仰、創作、渇望を独自に編み直した濃密なひとり語り回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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自信を養う冴えた方法 ~成功体験はさほど問題ではない~ 漠然#28
「あたしゃ、自信がない男なもんで」。偏屈奇人、冷嘲熱罵、シニカル大王な物書きどてらいは、実はかなり自己への不信をこじらせている!自信が持てない理由。自己肯定感との関係。そして自らを信じるための克服法。自信を持てない男なりに考えた、自信を取り戻す方法とは?「終わらない雑談」をお送りしている「バク然らいぶらり」。前回に続きハマナカはお休み。どてらいは自信を持ってひとり喋り回を乗り切ることができるのか?【目次】00:00:00 自信があるって、なんですねん00:08:35 暇な時ほど自信はなくなる00:15:05 成功体験はさほど問題ではない00:19:24 自信を養う冴えた方法【要約】00:00:00 自信があるって、なんですねん前回に続き、今回もどてらいのひとり語り回。ハマナカ不在の中、ひとり喋りの難しさに戸惑いながら、どてらいは「自信」をテーマに選ぶ。自分は自信がない、自己肯定感も低い、しかしいい年をして「自信がないんです」と言い続けるのも格好悪い。そこでまず、自信とは何かを辞書的な意味から考えていく。自信とは、自分の能力や価値を信じること、あるいは自分の考えや行動が正しいと信じて疑わないこと。つまり自信がないとは、自分を信じられていない状態であり、自分の行動や価値をずっと疑っている状態なのではないか。どてらいは、自信と自己肯定感の違いにも目を向けながら、自分の中にある不信の正体を掘っていく。00:08:35 暇な時ほど自信はなくなるどてらいは、自信がなくなる時期には共通点があるのではないかと考える。学生時代、アルバイト時代、社会に出てからの挫折、たこ焼き屋時代。自信があったように見えた時期もあれば、完全に折れていた時期もある。アルバイトリーダーとしてうまくやれていた頃は、周囲から評価され、役割もあり、自己肯定感も高まっていた。しかし社会に出ると、その成功体験はそのまま通用せず、自信は失われていく。一方、たこ焼き屋で7年間働いた時期は、派手な成功体験というより、日々やるべきことをこなし続ける中で、少しずつ自信が戻っていった。何もしていない時間、暇な時間ほど、自分を疑う余地が増える。逆に、やるべきことに集中している時、人は自分を疑う暇が減るのかもしれない。00:15:05 成功体験はさほど問題ではない自信を得るには成功体験が必要だと言われることがある。しかしどてらいは、それだけでは少し違うのではないかと考える。成功体験そのものより重要なのは、自分との約束を守ることではないか。朝起きる、やると決めたことをやる、締切を守る、怠けたい気持ちに流されずに小さな行動を積む。そうした小さな約束を守ることで、自分に対する信用が積み上がっていく。逆に、自分で決めたことを破り続けると、自分への信頼はどんどん削れていく。成功体験は結果として自信につながることもあるが、根本にあるのは「自分は約束を守る人間だ」と思えるかどうか。自信とは、成果の記念碑ではなく、自分への信用残高なのかもしれない。00:19:24 自信を養う冴えた方法終盤でどてらいは、自信を養う方法をかなりシンプルにまとめる。自分や他人との約束を守ること。やりたいことではなく、やるべきことをやること。脇目も振らずに努力を続けること。これらは聞こえとしては地味だが、自信を回復する上ではかなり強い。メンタルが落ちていた時期、どてらいは早起きなどの小さな約束を守ることで、少しずつ生活を立て直した。自信があるから動けるのではなく、動いて約束を守るから、あとから自信が育つ。自己肯定感もまた、自信の結果として高まっていくのではないか。最後には、ハマナカなら自信をどう捉えるのか、リスナーはどう考えるのかを問いかけ、ひとり語り回は静かに締めくくられる。【漠然なる気付き】自信がないとは、自分の能力や価値を信じられない状態であり、自分を疑い続けている状態でもある。自信と自己肯定感は似ているが、同じものではない。自信は自分を信じる力、自己肯定感は自分を肯定的に受け止める感覚に近い。自己肯定感が先にあるというより、自信が育つことで自己肯定感が高まる場合もある。暇な時ほど自信はなくなりやすい。何もしていない時間が長いと、自分を疑う余白が増えてしまう。やるべきことに集中している時、人は自分を疑う暇が少なくなる。過去の成功体験は、そのまま別の環境で通用するとは限らない。アルバイト時代の自信が、社会に出た瞬間に崩れることもある。自信を育てるうえで、成功体験そのものはさほど本質ではないのかもしれない。大事なのは、自分との約束を守ること。小さな約束を守るたびに、自分への信用が少しずつ積み上がる。自信とは、才能や成果の証明というより、自分に対する信用残高のようなものかもしれない。自分で決めたことを破り続けると、自分への信用は削れていく。早起き、締切、日々の作業など、小さな約束を守ることが、自信の回復につながる。やりたいことではなく、やるべきことをやる。欲望や怠け心に勝つ経験が、自分を信じる材料になる。自信があるから行動できるのではなく、行動して約束を守るから自信が育つ。第28回は、ひとり語りで「自信とは何か」を掘り、自信を成功体験ではなく「自分との約束を守ること」から考えた、かなり内省深めの回だった。【本日の漠然マイスター】どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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おそれ多い男の「おそれ分類論」 漠然#27
「いつも何かをおそれてる」。漠然マイスター随一のビビり男・どてらい! 某夢の国、犬、ホラー、強風、山とか川とか。何をそんなにビビっているのか? どうしたら怯えずに済むのか? 独自の観点から「おそれ」の分解に挑む! なんと本日はハマナカがお休み。どてらいのひとり喋りが恐る恐る繰り広げられます!【目次】00:00:00 いつも何かに怯える男00:04:54 おそれ多い男の「おそれ分類論」00:11:56 夢の国と人の群れ ~所詮は僕らアニマルですから~00:25:03 台場で俺は風神をみた00:29:40 ビビるから逆に好きになる?【要約】00:00:00 いつも何かに怯える男今回は、バク然らいぶらり初のどてらいひとり語り回。ハマナカが急な仕事の納期で収録に参加できず、スタジオにはどてらいひとりだけ。ひとりで喋ること自体に怯えながら、「怖い」「恐れる」というテーマを選ぶ。もともと自分は臆病で、新しいものや未知のものに対してまず怖がってしまうタイプだという。そこで今回は、自分が何を恐れているのか、なぜ恐れているのかを言葉にして、少しでも怖さの正体を掴もうとする。某夢の国、犬、ホラー映画、強風、山や川。代表的な怖いものを挙げながら、「おそれ研究」が始まる。00:04:54 おそれ多い男の「おそれ分類論」どてらいは、「怖い」「恐い」「畏れる」など、同じ「こわい」「おそれる」でも漢字によって意味が違うことに注目する。辞書を引きながら、自分なりにおそれを3つに分類していく。まずは、このあと何か悪いことが起こるかもしれないと想像する「先読み型おそれ」。次に、急に驚かされたり、反射的にびくっとしたりする「瞬間型おそれ」。そして、自然や大きな力に対して抗えないと感じる「リスペクト型おそれ」。怖さを種類ごとに分けて考えることで、対処できる怖さと、受け入れるべき怖さが見えてくるのではないかと探っていく。00:11:56 夢の国と人の群れ ~所詮は僕らアニマルですから~どてらいが怖いもののひとつとして挙げるのが、某夢の国。楽しい場所のはずなのに、どうにも恐ろしい。その理由を掘っていくと、アトラクションやキャラクターそのものではなく、人の群れや同調圧力への恐れが根底にあるのではないかと考える。異世界のような空間に、大量の人が同じ方向へ熱狂し、個々の人格が見えにくくなる。その状態に、どてらいは生き物としての危うさを感じてしまう。夢の国への恐れは、先読み型おそれとリスペクト型おそれが複雑に混ざったものなのかもしれない。00:25:03 台場で俺は風神をみた次に語られるのは、強風への恐れ。どてらいは台場で強風に襲われた経験を振り返り、自然の力にはどうにも抗えないという感覚を語る。風そのものは見えないが、身体を持っていかれそうになる、物が飛んでくるかもしれない、歩くことすらままならない。そこには、自然へのリスペクト型おそれと、これから何か起きるかもしれないという先読み型おそれが混ざっている。山や川への恐れも同様で、圧倒的な自然の力に対する畏れがある。台場で見た風神は、どてらいにとって抗えない存在の象徴なのだった。00:29:40 ビビるから逆に好きになる?終盤では、恐れを減らすにはどうすればいいのかを考える。犬に対する恐れなら、犬の習性や接し方を知ることで先読み型の不安は和らぐかもしれない。ホラー映画なら、事前にネタバレを確認することで、先読み型と瞬間型の恐怖をコントロールできるかもしれない。一方で、自然や群れのようなリスペクト型のおそれは、無理に消すより、きちんと畏れることが大事なのかもしれない。怖いものを分解し、距離感を見つける。場合によっては、ビビるからこそ興味が湧き、好きになることもある。おそれは、自己理解の入口でもあるのだ。【漠然なる気付き】怖いものが多い人は、ただ臆病なのではなく、いろいろな種類のおそれをまとめて受け取っているのかもしれない。「おそれ」はひとつではない。先読み型、瞬間型、リスペクト型に分けると、かなり整理しやすくなる。先読み型おそれは、「このあと何か悪いことが起こるかもしれない」と想像する怖さである。瞬間型おそれは、急に驚かされた時や、身体がびくっと反応するような反射的な怖さである。リスペクト型おそれは、自然や動物、人の群れなど、自分では制御できない大きな力に対する畏れである。某夢の国が怖い理由は、アトラクションではなく、人の群れや同調圧力への恐れにあるのかもしれない。人間も結局はアニマルであり、群れになった時に何が起こるかわからない。その予測不能さが怖さを生む。ホラー映画の怖さは、先読み型と瞬間型の組み合わせでできている。これから来るぞという不安と、実際に来た時の反射が重なる。強風は見えないのに身体を持っていく。自然へのリスペクト型おそれがかなり強く出る対象である。怖さは、知識や対策で和らげられるものと、消さずに付き合った方がいいものがある。おそれを分類すると、自分が何に怯えているのかが見えやすくなる。怖さの正体が少し見えるだけで、距離感も変わる。第27回は、初のひとり語りでありながら、どてらいのビビり気質を「おそれ分類論」として研究対象にした自己分析回だった。【本日の漠然マイスター】どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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AI言語学構想 ~低反発が理解できない男~ 漠然#26
【導入】「低反発という言葉が不思議なんです」。そう語るハマナカにその意図を問うさかまさみ。聞けば、言葉の意味、文字並び、カタチ、リズムといった多様な要素が絡み合い、違和感を抱いたという。何気なく目にしている文字の不思議。やがて、「AI言語学」の構想へと話は進みゆく。今回はハマナカ、さかまさみ、どてらいの3人で、少し賑やかにお送りします!【目次】00:00:00 「低反発」が理解できない男00:10:48 図としての文字の魅力とは00:21:51 日常に並ぶ文字たちは、割とクレバーに組まれている00:29:37 まだ見ぬ「意味を持たぬ言語」の可能性00:40:14 AI言語学構想と「バクログリフ」【要約】00:00:00 「低反発」が理解できない男今回は、さかまさみがハマナカの書いた「低反発」という言葉への違和感を掘り下げるところから始まる。ハマナカは、意味だけでなく、文字の並びや見た目、語感そのものにも不思議さを感じているという。言葉は意味だけで理解しているようでいて、実は見た目やリズム、身体感覚も含めて受け取っているのではないか。低反発という身近な言葉から、文字認識の深い沼が顔を出す。00:10:48 図としての文字の魅力とは話は、文字を「意味」ではなく「図」として見る感覚へ。漢字には意味だけでなく、形、シルエット、密度、抜け感、左右のバランスがある。ハマナカは、文字の見た目そのものが概念理解に影響しているのではないかと語る。さかまさみも、文字や文章の見え方、色の濃淡、リズム感が印象に関わることに反応する。どてらいは物書きとして、文字は単なる記号ではなく、読者の認知に触れる図像でもあると考える。普段読み流している文字にも、それぞれ固有の姿勢や手触りがあるように見えてくる。00:21:51 日常に並ぶ文字たちは、割とクレバーに組まれている文字の形の話は、日常にある文字表現の話へ広がっていく。広告、Webサイト、説明文、商品名。私たちは何気なく文字を見ているが、読みやすさ、温度感、伝わりやすさ、余白、漢字とひらがなのバランスなど、実はかなり多くの工夫がそこに含まれている。どてらいは、漢字を開くか閉じるか、優しさを出すためにひらがなを使うかといった、文章表現上の判断に触れる。日常の文字は、思っている以上にクレバーに設計されているのかもしれない。00:29:37 まだ見ぬ「意味を持たぬ言語」の可能性話はさらに飛躍し、意味を持たない、あるいは人間には意味がわからない言語の可能性へ向かう。文字が意味を伝えるためのものだとしたら、意味がわからない文字には価値がないのか。いや、暗号や未知の文字、AIが生成する謎の記号には、それ自体の美しさやロマンがあるのではないか。ハマナカは、理解できない文字や記号の中に、体系や規則性が潜んでいる可能性に興味を示す。読めない文字を「読む」のではなく、眺め、集め、研究する面白さも立ち上がってくる。00:40:14 AI言語学構想と「バクログリフ」終盤では、AIが生成する謎の文字や、AI同士のコミュニケーションに話が及ぶ。人間には読めないが、AIにとっては効率的な記号体系や通信形式があるのではないか。もしAIが出力する崩れた文字や意味不明な記号列に規則性があるなら、それを研究する分野が必要になる。そこで浮かび上がったのが「AI言語学」構想であり、未知のAI文字体系を「バクログリフ」と名付ける案である。漠然学会は、また妙な研究領域の入口に立ってしまった。【漠然なる気付き】言葉は意味だけでなく、文字の形、並び、密度、重心、リズムでも受け取られている。「低反発」という言葉への違和感は、意味の問題だけではなく、文字列そのものの見た目への反応でもある。漢字は記号でありながら、図像でもある。形のバランスや抜け感が、概念のつかみやすさに影響している可能性がある。文字を「読む」のではなく「見る」と、普段見落としている構造や気持ちよさが浮かび上がる。日常にある文字表現は、意外とクレバーに組まれている。漢字を開くか閉じるか、ひらがなにするかだけでも、印象は大きく変わる。Webや広告の文章では、意味の正確さだけでなく、読みやすさ、温度感、見た目の軽さも重要になる。意味がわからない文字にも、美しさや神秘性はある。読めないからこそ、そこに体系やロマンを感じることがある。AIが生成する謎文字は、単なる失敗出力ではなく、何らかの偏りや規則性を持った記号体系として見られるかもしれない。人間には読めないが、AIにとって効率的な言語や通信形式が存在する可能性はかなり面白い。AI言語学とは、AIが生み出す記号、文字、通信形式、出力の偏りを研究する分野として考えられる。謎のAI文字体系を「バクログリフ」と呼ぶと、一気に研究対象らしくなる。名前をつけると、研究は始まってしまう。第26回は、「低反発」という身近な違和感から、文字の見た目、言語の神秘、AI独自言語、バクログリフ構想まで広がった回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きいほどまっしぐらな瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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曇りガラスの向こうに神秘の光 ~好きと生存本能の密接な関係~ 漠然#25
【導入】「美術と暗号と魔術の共通点とは?」ハマナカの突然の問いかけに首を傾げるどてらいとさかまさみ。芸術や生活、仕事、慣習など、人々の営みの果てに見える神秘性。そこから自身の「好き」を理解するためのパターン認識の話。さらに、「好きと生存本能の密接な関係」へと、雑談は軽妙に切り替わる!【目次】00:00:00 美術と暗号と魔術の共通点00:09:58 曇りガラスの向こうに神秘の光00:15:58 スキルツリーは楕円に広がりゆく00:30:59 好きと生存本能の密接な関係00:41:22 見えた、私の「好きパターン」【要約】00:00:00 美術と暗号と魔術の共通点ハマナカの「美術と暗号と魔術の共通点とは?」という問いから今回の漠然が始まる。暗号には意味不明な文字列の裏に規則や意味が隠れ、美術にも見える形の奥に作者の意図や文化、技法が潜んでいる。魔術にも、儀式や文字、手順の裏に体系的な知識やパターンがある。つまりどれも「表からは見えきらない何か」を持ち、それを知ることで世界の見え方が変わる。3人は共通点を探りながら、神秘とは何なのかを考えていく。00:09:58 曇りガラスの向こうに神秘の光話は、神秘をどう感じるのかへ進む。ハマナカは、神秘とは「曇りガラスの向こうにぼんやり見える光」のようなものではないかと語る。完全に見えてしまうと神秘ではなくなり、まったく見えなければ何も感じられない。ぼんやり見えるからこそ、そこに何かあると感じる。美術も暗号も魔術も、曇りガラスの向こう側にある秩序や意味を少しずつ覗き込む行為なのかもしれない。そして人間の認知には、神秘を感じやすいパターンがあるのではないかという話へ広がっていく。00:15:58 スキルツリーは楕円に広がりゆく前回から続くスキルツリーの話は、さらに広がりを見せる。知識や経験は単純な枝分かれではなく、楕円のように広がり、離れていたもの同士がつながっていく。折り紙、美術、暗号、魔術、文章、写真。別々に見えていた分野も、共通する構造やパターンを見つけることで、ひとつのネットワークとして再解釈できる。ハマナカはソル・ルウィットと折り紙の構造に共通点を見出し、どてらいは自分の仕事や創作の切り口へ接続していく。スキルツリーは縦に伸びるだけでなく、横にも橋を架ける。00:30:59 好きと生存本能の密接な関係話は「好き」という感情の根っこへ向かう。人が何かを美しいと感じたり惹かれたりするのは、単なる好みではなく、生存本能やパターン認識と結びついているのではないか。安心できる形、気持ちよく感じる配置、惹きつけられるリズム。そうした感覚は、先祖代々の経験や身体の反応に支えられているのかもしれない。なぜそれに惹かれるのかを考えていくと、「好き」は個人的な趣味でありながら、かなり根深い本能にもつながっているように見えてくる。00:41:22 見えた、私の「好きパターン」終盤では、それぞれの「好きパターン」をどう認識するかが話題になる。さかまさみは、写真を撮るときにスキマや配置、余白に反応していることを語る。どてらいは、文章でも構成や温度感、ライブ感のパターンがあると考える。ハマナカは、自分の作品における外せないパターンを把握することで、スタイルや様式を意識的に作れるのではないかと話す。自分の「好き」を知ることは、自分の表現の型を見つけることでもある。【漠然なる気付き】美術、暗号、魔術には「表面からは見えない体系や意味がある」という共通点がある。暗号は、意味不明に見える文字列の奥にパターンがあるからこそ、神秘的に感じられる。美術作品も、見えている形の背後に、作者の意図、文化、技法、時代背景が潜んでいる。魔術は、神秘的なものをただ眺めるのではなく、手順や体系によって操作しようとする術なのかもしれない。神秘は、完全に見えないものではなく、曇りガラス越しにぼんやり見えるものに近い。人間には、神秘を感じやすい認知パターンがある。そのパターンを理解すると、神秘を作る方法も見えてくる。スキルツリーは、枝分かれするだけでなく、離れた知識同士が楕円のようにつながって広がっていく。折り紙、美術、暗号、文章、写真のように、別分野の知識がつながると、新しい理解や創作の切り口が生まれる。「好き」は単なる趣味ではなく、生存本能やパターン認識と結びついている可能性がある。自分の好きなものを集めると、自分の中にあるパターンが見えてくる。自分の好きパターンを把握できると、創作における「らしさ」を意識的に扱えるようになる。第25回は、美術・暗号・魔術の共通点から、神秘、スキルツリー、好きと生存本能、創作におけるパターン認識まで進んだ深掘り回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きいほどまっしぐらな瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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『ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー』を真面目に振り返る 漠然#24
【導入】東京都現代美術館で開催された『ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー』。コンセプチュアルアートに興味津々のハマナカと、相変わらずぼんやり勢のどてらい、さかまさみ。しかし蓋を開けてみると、意外や得るものの多い日になったようで……?【目次】00:00:00 『ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー』を真面目に振り返る00:05:47 「引き算の極致」に驚くハマナカ00:13:54 さかまさみは「規則性」に胸躍らせる00:24:43 「いとととい」の奥深さにどてらいは唸る00:31:41 僕たちはアイデアをどう活かすか00:49:02 分厚い図鑑に書かれていた言葉【要約】00:00:00 『ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー』を真面目に振り返る今回は、東京都現代美術館で開催されている『ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー』を見たあとの振り返り回。前回の運慶展であまりにもふわふわした感想を話してしまったどてらいは、友人から厳しい指摘を受け、珍しく予習して収録に臨む。ソル・ルウィットは、作品そのものよりも、アイデアや手順、プロセスを重視したコンセプチュアルアートの代表的な作家。その考え方を入り口に、3人は展示の見方を探っていく。00:05:47 「引き算の極致」に驚くハマナカハマナカは、ソル・ルウィットの作品から「引き算の極致」のような印象を受ける。具体的な手仕事や装飾を削ぎ落とし、形や線、手順、構造へと作品を絞り込んでいく姿勢に驚く。実際の展示では、幾何学的な構造や建築的な視点、グラフィックデザイン的な面白さも感じられたという。折り紙を作るハマナカにとって、指示書やルールから形が生まれる感覚は、自分の創作にも重なる部分があったようだ。00:13:54 さかまさみは「規則性」に胸躍らせるさかまさみは、最初こそ数学的な指示文や作品説明に戸惑うものの、立体作品や線の配置を見ていくうちに、規則性や繰り返しの面白さに惹かれていく。とくに立方体の構造や、光と影によって生まれる見え方の変化に反応。難しい理屈をすべて理解できなくても、形のリズムや影の出方、何かに見える感じから楽しめることに気づいていく。00:24:43 「いとととい」の奥深さにどてらいは唸るどてらいは、作品の見た目そのものよりも、作品が投げかける問いや、鑑賞者との関係性に興味を持つ。現代アートでは、「これは何を問いかけているのか」「鑑賞者はどう関わるのか」という視点が重要になる。展示の中で出会った「いとととい」のような作品や言葉のあり方から、どてらいは作品の意味を固定するのではなく、見る人がどう受け取るかによって広がっていく面白さを感じる。ぼんやり勢だったはずの男が、思いのほか真面目にアートの問いへ踏み込んでいく。00:31:41 僕たちはアイデアをどう活かすか話は、ソル・ルウィットの考え方を自分たちの創作へどう活かすかに移っていく。ルウィットは、アイデアは独占するものではなく、共有され、発展していくことで豊かになると考えていた。これは折り紙の基本構造や、バク然らいぶらりで生まれた漠然概念にもつながる。ハマナカは、折り紙における構造や手順の共有性を思い浮かべ、どてらいは物語の分岐やフローチャートのような構造に重ねる。アイデアを守るのか、開くのか。創作の共有性について、3人はそれぞれの視点から考えていく。00:49:02 分厚い図鑑に書かれていた言葉終盤では、展示で見た分厚い図鑑や、ソル・ルウィットの言葉が話題になる。立方体、線、色、指示、組み合わせ。シンプルな要素を網羅的に研究し、膨大なパターンへ展開していく姿勢に、ハマナカは強く共鳴する。どてらいも、物語の分岐や人生の選択をフローチャート的に考える自分の創作と重ねる。展示を見た一日は、作品理解だけでなく、自分たちの創作をどう位置づけるかを考える時間にもなった。【漠然なる気付き】コンセプチュアルアートは、完成品そのものよりも、アイデア、手順、ルール、プロセスを作品の中心に置く考え方である。ソル・ルウィットの作品は、シンプルな線や立方体でありながら、その背後に膨大なルールと構造がある。作家本人が直接手を動かさなくても、指示書やルールで作品が成立するという考え方は、作家性の捉え方を揺さぶる。ハマナカは、ルウィットの構造や手順に、折り紙の設計に近いものを感じていた。さかまさみは、難解な説明よりも、規則性、影、立体の見え方、何かに見える感じから作品へ入っていった。現代アートは、正しい答えを当てるものではなく、自分なりの関わり方を見つけるものでもある。「いとととい」のような言葉や作品は、意味を固定しないからこそ、見る側・読む側の解釈を呼び込む。アイデアは独占するものではなく、共有されることで豊かになるという考え方は、折り紙や漠然図鑑にも通じる。物語の分岐、折り紙の構造、漠然概念の分類は、いずれも「可能性のパターン」をどう扱うかという話につながる。美術館での鑑賞は、知識量だけで決まるものではない。事前知識、直感、身体感覚、会話の相手によって、見えるものは変わる。第24回は、ソル・ルウィット展をきっかけに、アイデア、構造、指示書、網羅性、創作の共有性まで考えることになった、真面目な鑑賞回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭している研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させるように感覚を拾うマイスター。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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それはさておき、カタルタで遊ぼう!~言葉はかくも魔性なり~ 漠然#23
【導入】ある日、偶然どてらいが手に入れたカードゲーム「カタルタ®」。接続詞や副詞が書かれたカードを1枚ずつめくりながら、全員で会話を成立させていくゲームである!言葉を生業とする物書き・どてらい。幅広い知識と立体的思考が武器の紙折り・ハマナカ。鋭い感性と直感で語彙を閃く写真家・さかまさみ。三者三様の漠然マイスターたちが、予想外の展開に呻き、唸り、笑い転げる!いつもと少し違う「終わらない雑談」、お楽しみください!【目次】00:00:00 それはさておき、カタルタで遊ぼう!00:03:11 チュートリアルのシングルプレイ00:12:30 ここから本番、リレー形式のマルチプレイ00:23:22 言葉はかくも魔性なり【要約】00:00:00 それはさておき、カタルタで遊ぼう!今回は、東京都現代美術館の売店でどてらいが偶然見つけたカードゲーム「カタルタ®」で遊ぶ回。カードには接続詞や副詞が書かれており、引いたカードの言葉を使って会話をつないでいく。まずは、カタルタの基本ルールを説明しながら、「語りを遊びに変える」ゲーム性を確認。いつものように自由に話すのではなく、カードに書かれた言葉に思考を揺さぶられながら語るため、話し手の癖や瞬発力が丸見えになる。物書き、紙折り人、写真家という異なる言葉の扱い手たちによる、実験的な雑談ゲームが始まる。00:03:11 チュートリアルのシングルプレイまずは一人ずつ3枚のカードを引き、「好きな食べ物」をテーマに話すチュートリアルへ。ハマナカはカップラーメンの鴨そばについて、具の少なさや出汁のうまさを語り、最後には「鴨汁のカップラーメンでできた家に住みたい」という謎の願望へ着地。さかまさみはベビースターラーメンや、乾麺をそのままバリバリ食べていた記憶を語り、無の感情で食べる楽しさを明かす。どてらいは小池屋ののり塩を熱弁し、取材で知った小池屋の歴史やプライドポテト、隠し味の一味唐辛子まで語る。カードに導かれ、好きな食べ物の話がいつの間にか人生の癖まであぶり出していく。00:12:30 ここから本番、リレー形式のマルチプレイ続いて、複数人で話をつないでいくリレー形式の本番へ。テーマは「好きな季節」。どてらいは初夏の明るさ、さかまさみは冬へ向かう秋のワクワク感を語る。しかしハマナカの番で、話は突如として季節の仕組み、地球の自転と公転、天動説と地動説へ飛躍。さらに、説が更新されるまでの困難さ、人間の認識モデル、宇宙論の話まで広がっていく。カードの言葉に合わせて話をつなぐうちに、季節の話だったはずが、科学史と認識論の話に変貌。そこへ「それはさておき」が出たことで、話は天気、徒歩収録、ピンマイク、日本一周徒歩構想、どてらいの小説執筆へとさらに流転していく。00:23:22 言葉はかくも魔性なり遊び終えて見えてきたのは、言葉の怖さと面白さ。接続詞や副詞ひとつで、話の流れは思わぬ方向へ曲がる。普段は無意識に使っている「なぜか」「特に」「そういえば」「それはさておき」といった言葉が、カードとして出てくるだけで、話し手は強制的に別の回路を通らされる。カタルタは、語彙力だけでなく、瞬発力、構成力、脱線力、受け身力まで試してくるゲームだった。3人は、今後もカタルタを定期的に遊び、別のルールも試していきたいと話す。遊びながら言葉と思考の癖を可視化する、まさに漠然研究向きの回となった。【漠然なる気付き】接続詞や副詞は、会話の流れをこっそり操っている。普段は気にしていなくても、カードで指定されると、その力が急に見えてくる。「なぜか」「特に」「いつか」のような言葉は、話し手に追加説明や飛躍を強制する。言葉は会話のハンドルであり、時にハンドルを奪う存在でもある。カタルタ®は、語彙力だけでなく、瞬発力、構成力、脱線を受け入れる力を試すゲームである。好きな食べ物を語るだけでも、その人の生活や癖が見えてくる。鴨そば、ベビースター、乾麺、小池屋のり塩には、それぞれの人生の断片がこびりついている。カードの指示によって、言うつもりのなかったことまで引き出される。言葉は人の記憶のフタを勝手に開けることがある。どてらいの小池屋のり塩語りは、取材経験と嗜好が結びついた「物書きの食べ物語り」である。好きなものの背景を知ると、愛着はさらに濃くなる。ハマナカは、季節の話から地動説・天動説・宇宙論へ飛ぶ。カードゲームをしていても、思考のスケールが急に宇宙へ伸びる。さかまさみは、ベビースターや乾麺を語るときの身体感覚が強い。バリバリ食べる、無の感情になる、という表現に生活の手触りがある。リレー形式になると、会話は個人のものではなく共同制作になる。誰かの一言を受けて、次の人が予想外の方向へ橋を架ける。「それはさておき」は強い。どんな壮大な話も、いったん横に置いて日常へ戻す力がある。カタルタ®は、話が上手い人を決めるゲームではなく、言葉に振り回される面白さを味わうゲームでもある。会話の面白さは、整った論理だけでなく、脱線、詰まり、強引な接続、思いがけない飛躍からも生まれる。第23回は、カードゲームで遊んでいるようでいて、言葉の魔性、思考の癖、雑談の構造を体感する、かなり漠然研究向きの回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。どてらいのInstagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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クリスマスワクワク ~ワクワクがスキルになる瞬間~ 漠然#22
【導入】「クリスマスのワクワクって最強だと思うんですよ」。ハマナカのひと言から始まった「クリスマスワクワク……それはワクワク界最強の一角」。創作や仕事など、さまざまな場面で「ワクワクがスキルになる瞬間」があるという。物書きであるどてらいも賛同し、「ジョブごとに異なるスキルツリー」の解放条件で盛り上がる。そして、興が乗ったハマナカによって「錬成されるスキルツリー」。【目次】00:00:00 クリスマスワクワク……それはワクワク界最強の一角00:09:19 仕事に活かせる? ワクワクがスキルになる瞬間00:17:05 ジョブごとに異なるスキルツリー00:25:27 マップを広げるには量しかねえんだよ!00:32:53 錬成されるスキルツリー【要約】00:00:00 クリスマスワクワク……それはワクワク界最強の一角ハマナカの「クリスマスのワクワクって最強だと思うんですよ」という一言から、ワクワク談義が始まる。遠足前、友達と遊ぶ前、旅行前、イベント前。ワクワクにも種類や段階があるが、その中でもクリスマス前のワクワクは特別なのではないか。プレゼントがもらえるかもしれない、サンタが来るかもしれない、何が起きるかわからない。実際に当日を迎える前の「期待している時間」こそが、ワクワクの本体なのかもしれない。ワクワクは、出来事そのものではなく、出来事の前にある可能性の膨らみとして捉えられていく。00:09:19 仕事に活かせる? ワクワクがスキルになる瞬間話は、ワクワクを仕事や創作に活かせるのかという方向へ。ハマナカは、何かを作るときにも「これができたら面白そう」というワクワクがあり、その感情が次の行動やスキル獲得につながるのではないかと考える。折り紙でも、料理でも、文章でも、やってみたい、作ってみたい、試してみたいという気持ちは、単なる感情ではなく、スキルツリーを開く鍵になる。ワクワクは、楽しさの前段階でありながら、行動を生み、経験を増やし、結果的に技術へと変わっていく。感情がスキルに化ける瞬間が、そこにある。00:17:05 ジョブごとに異なるスキルツリーワクワクの話は、ゲーム的な「スキルツリー」の話へ発展する。紙折り師には紙折り師のスキルツリーがあり、物書きには物書きのスキルツリーがある。料理なら包丁、焼き方、味付けなどが見えやすいが、物書きのスキルはもっと抽象的で、読む、聞く、書く、構成する、切り口を見つけるなど、多方向に枝分かれしている。さらに、同じ物書きでも雑誌、コピー、脚本、エッセイで必要なスキルは違う。どのジョブにも、その人が何を積み重ねてきたかによって、固有のスキルツリーが広がっている。00:25:27 マップを広げるには量しかねえんだよ!スキルツリーを広げるには、やはり量が必要なのではないか。たくさん書く、たくさん聞く、たくさん作る、たくさん試す。その積み重ねによって、ある時ふっと「できること」が増える。ハマナカとどてらいは、スキルの習得には適性やジョブ補正のようなものがあり、苦痛なく量をこなせる分野ほどツリーが広がりやすいのではないかと考える。たとえば、物書きにおける「聞く力」は、取材や雑談の中で鍛えられていく。スキルは突然生えるのではなく、反復によってマップの霧が晴れていくように見えてくる。00:32:53 錬成されるスキルツリー終盤では、スキルツリーを実際に可視化するアイデアが生まれる。漠然マイスターごとにスキルツリーを作れば、その人の得意なこと、歩んできた道、ジョブ補正、アンロック済みの能力が見えてくるのではないか。さらに、ポストイットのようにスキルを書き出し、つなげていくWebサービスのような構想も飛び出す。ハマナカは興が乗り、翌日には実際にバク然らいぶらりのホームページ上でスキルツリーページを作り始めることになる。ワクワクから始まった話は、いつの間にか新しい制作物を錬成していた。【漠然なる気付き】クリスマス前のワクワクは、ワクワク界でもかなり上位の存在。まだ何も起きていないのに、可能性だけで心が満ちる。ワクワクは、出来事そのものよりも「起きる前」に強く宿ることがある。期待している時間こそが、感情のピークになる場合がある。ワクワクは、楽しさに変わることもあれば、がっかりに変わることもある。感情には進化先がある。創作や仕事におけるワクワクは、ただの気分ではなく、スキルを開放するトリガーになりうる。「これができたら面白そう」という気持ちは、行動を生み、試行回数を増やし、結果的にスキルになる。スキルツリーはジョブごとに違う。紙折り師には紙折り師の、物書きには物書きの、料理人には料理人のマップがある。物書きのスキルツリーは抽象的で見えにくい。読む、聞く、書く、構成する、切り口を見つけるなど、かなり多方向に枝分かれしている。スキルを習得するには量が必要。たくさん試すことで、できることの地図が少しずつ広がる。ただし、量をこなせるかどうかには適性やジョブ補正がありそう。苦痛を感じにくい分野ほど、スキルツリーは広がりやすい。自分のスキルツリーを可視化すると、その人がどう成長してきたのか、どこに得意分野があるのかが見えてくる。バク然らいぶらりにおけるスキルツリーは、「物書き」「紙折り」など現実の職能だけでなく、「漠然」という切り口で広げると面白い。「ワタシマルチアカウント理論」や「ギャルマインドー」のような番組発の概念も、スキルツリーに組み込める可能性がある。第22回は、クリスマスワクワクから始まり、ワクワクの感情構造、創作スキル、スキルツリー可視化構想へと進んだ、錬金術めいた回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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必殺! アクアパッツァーーー! ~安心の押し売りに抱く不安~ 漠然#21
【導入】思わず叫びたくなる必殺技みたいな食べ物の名前……。「必殺! アクアパッツァーーー!」に始まり、言葉の価値に迫りゆく今回。いつものごとく議論は飛躍していき、「人財とか顔張るとかむずがゆい」、「安心の押し売りに抱く不安」、「世界はレイヤーでできている」など、より漠然味が増していく。今回は久しぶりに二人回。【目次】00:00:00 必殺! アクアパッツァーーー!00:23:00 新潟県村上市限定料理「大海」の謎00:37:44 人財とか顔張るとかむずがゆい00:49:28 安心の押し売りに抱く不安01:06:40 言葉はスパイスのようなもの01:18:04 世界はレイヤーでできている【要約】00:00:00 必殺! アクアパッツァーーー!どてらいが取材先で出会った料理「アクアパッツァ」。その味以上に気になったのは、料理名に漂う必殺技感だった。「アクアパッツァ」は叫びたくなる、蹴り技っぽい、どこか格闘ゲームの技名みたいだ。そんな直感から、ハマナカとどてらいは料理名の響きについて語り始める。インボルティーニ、ペスカトーレ、ビーフストロガノフ、ブイヤベース。料理の名前は、ただの説明ではなく、技名や魔法名のように印象をまとっているのではないか。食べ物の話から、言葉の音・勢い・イメージの話へと広がっていく。00:23:00 新潟県村上市限定料理「大海」の謎話題は、日本の郷土料理名へ。日本語の料理にも、技名のような力強さや土地の気配が宿っているのではないか。そんな流れから、新潟県村上市の郷土料理「大海」が登場する。料理そのものの情報だけでなく、地域限定の響き、名前から立ち上がるスケール感、知らない土地の生活のにおいが気になってくる。さらに、目玉焼きに何をかけるか、漬物の食べ方、給食で出ていたものなど、食文化のローカル差へ。自分にとって当たり前の食べ方が、他人にとっては不思議な風景になる。00:37:44 人財とか顔張るとかむずがゆい料理名の話から、どてらいが日常で引っかかる言葉へ。「人材」を「人財」と書くこと、「頑張る」を「顔張る」と言い換えること。込められた意図はわからなくもないが、どうにもむずがゆさが残る。言葉をポジティブに変えたところで、現実が本当に変わっているのか。あるいは、言葉だけがきれいに飾られているのではないか。ハマナカは、個別の言葉そのものよりも、その言葉が使われる背景や構造に目を向ける。言葉の肌ざわりに反応するどてらいと、言葉をレイヤーの中で見るハマナカ。その違いが少しずつ見えてくる。00:49:28 安心の押し売りに抱く不安続いて、どてらいは「安心」という言葉への違和感を語る。安心の住まい、安心の相談、安心のサービス。もちろん安心は大切だが、あまりに先回りして「安心」を掲げられると、逆に不安になってしまう。「安心」とは本来、説明や約束ではなく、結果として感じるものなのではないか。安全があり、信頼が積み重なり、そのあとに安心が生まれる。にもかかわらず、最初から「安心です」と差し出されると、どこか押し売りのように感じてしまう。01:06:40 言葉はスパイスのようなもの「人財」「顔張る」「安心」などの違和感を通じて、言葉の使い方そのものへ話は進む。言葉はスパイスのようなものかもしれない。適量なら素材を引き立てるが、使いすぎると本来の味がわからなくなる。強い言葉、優しい言葉、前向きな言葉、安心させる言葉。どれも便利だが、乱用すると薄っぺらくなったり、かえって疑わしく見えたりする。言葉へのこだわりは武器でもあり、扱いを間違えるとただの偏りにもなる。01:18:04 世界はレイヤーでできている最後は、世界の見え方を「レイヤー」として捉える話へ。ひとつの言葉、ひとつの出来事でも、どの高さから見るかによって意味が変わる。言葉そのものの表面に反応する人もいれば、社会的背景や歴史、構造から見る人もいる。ハマナカは、世界を階層構造として捉え、それぞれのレイヤーに異なる役割や景色があると語る。どてらいは、自分が言葉に敏感な理由として、父親も物書きで、幼い頃から言葉の使い方に細かく触れてきたことを思い返す。人は、自分が育ってきたレイヤーから言葉を見ているのかもしれない。【漠然なる気付き】料理名には、必殺技のような響きを持つものがある。意味より先に、音の勢いや語感が身体に飛び込んでくることがある。アクアパッツァ、ブイヤベース、ビーフストロガノフのような名前は、料理名でありながら、技名や魔法名のようにも聞こえる。日本の郷土料理名にも、土地の気配と語感の強さがある。知らない料理名には、その土地の暮らしを覗く入口がある。地域の食文化は、自分にとっての普通が他人にとっての謎になる。食べ物の記憶はかなりローカルで、かなり身体的である。「人財」や「顔張る」のような言い換えは、意図は理解できても、実態が伴っていないとむずがゆく感じることがある。言葉をポジティブに言い換えることと、現実をポジティブに変えることは別の話である。「安心」は、言葉で先に売られるものというより、安全や信頼の積み重ねのあとに生まれる感情なのかもしれない。安心を強く掲げられすぎると、かえって不安が立ち上がることがある。安心の押し売りは、安心ではなく警戒心を呼ぶこともある。言葉はスパイスのようなもの。適量なら印象を引き立てるが、振りかけすぎると本来の味を壊してしまう。ハマナカは個別の言葉よりも、背景や構造のレイヤーに関心が向きやすい。どてらいは言葉そのものの肌ざわりに反応しやすい。世界はレイヤーでできている。同じ言葉でも、どの階層から見るかによって意味も違和感も変わる。自分が見ているレイヤーを絶対視すると、ただの嫌なやつになる危険がある。言葉にこだわるなら、その自覚も必要である。第21回は、料理名の必殺技感から始まり、言葉の違和感、安心の押し売り、世界のレイヤーまで進んだ、言葉のスパイス多めな回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。どてらいのInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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お節介って嬉しいな 漠然#20
お節介!出しゃばって不必要に口を挟むこと。余計な世話を焼くこと。一般的にはあまりいい意味には捉えられない言葉だが、熱波師・ちみにとっては少し違うようで……?今回は熱波師・ちみの持ち込み漠然、略して「ちみ漠」をご紹介。「お節介って嬉しいな」「行きたいときに行かないとなくなる」「寒いと人恋しくなるのはなんでかな」「それぞれのドギルティ再び」に加え、「紙折り師ハマナカはサイボーグになりたい」を収録。ハマナカ、どてらい、さかまさみ、ちみの四人で賑やかにお送りいたします!目次 00:00:00 お節介って嬉しいな 00:23:43 行きたいときに行かないとなくなる 00:35:32 寒いと人恋しくなるのはなんでかな 00:46:26 紙折師ハマナカはサイボーグになりたい 00:54:23 それぞれのドギルティ再び要約 00:00:00 お節介って嬉しいな一般的には少しネガティブにも使われがちな「お節介」。しかしちみにとっては、相手が自分のためを思って言葉をかけてくれた証でもある。相手を思って踏み込むこと、踏み込みすぎないこと。その境界線はどこにあるのか。四人で「配慮」と「お節介」のあわいを探っていく。 00:23:43 行きたいときに行かないとなくなる「いつか行こう」と思っているうちに、お店がなくなったり、機会を逃したりする。人も場所も、ずっとそこにあるわけではない。だからこそ「行きたい」と思った時の気持ちの鮮度を、どう扱うかが問われる。 00:35:32 寒いと人恋しくなるのはなんでかな気温が下がると、どうして人のぬくもりや気配が恋しくなるのか。身体感覚なのか、季節性なのか、それとも心の奥にある別の寂しさなのか。冬の感覚を通して、「寒さ」と「感情」のつながりをやわらかく掘り下げる。 00:46:26 紙折師ハマナカはサイボーグになりたい話題はなぜかハマナカの身体感覚や認知モデルへ。感覚の捉え方、回復の仕方、脳内処理のされ方などを話すうちに、「ハマナカってちょっとサイボーグっぽくない?」という流れに。人間らしさと機械っぽさの境目がにじみ出るパート。 00:54:23 それぞれのドギルティ再び以前ちみが持ち込んだ「ドギルティ」が再登場。罪悪感と幸福感が同時にやってくる独特な感覚について再び盛り上がる。食べ物、行動、時間の使い方など、四人それぞれのドギルティが飛び出す。漠然なる気付き 「お節介」は一方的な押しつけにもなりうるが、相手を思って一歩踏み込む優しさでもある。受け取り方は、関係性やタイミングによって大きく変わる。 「行きたい」と思った時の熱量には賞味期限がある。後回しにすることで失われるものは、案外多い。 寒さは、人を内向きにも外向きにもする。身体が冷えると、人のぬくもりや気配を求めたくなるのかもしれない。 人それぞれ、心身の回復方法や感覚の捉え方はかなり違う。そこに個性が強く表れる。 「ドギルティ」は単なる背徳感ではなく、欲望と理性が同時に立ち上がる瞬間の感情でもある。 ちみの漠然は、穏やかでほっこりしているようでいて、生活感情の深いところをきちんと突いてくる。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭する研究家気質のマイスター。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。思い込んだら一直線の瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram ちみ熱波師。自身の仰いだ風で目の前の人を癒すことに生きがいを見出す、優しい心の持ち主。漠然スタイルは「安穏」。日常の身近な出来事から喜びを見出す、ほっこり和やか系漠然の発見を得意とする。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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離陸と着陸怖すぎね?という話(リスナー投稿紹介回)漠然#19.5
【導入】今回はマイスターネーム「六法のおいしい水」さんからの投書をご紹介!「飛行機の離陸と着陸の瞬間、死を覚悟してしまいます」。感覚系漠然の紐解きにハマナカ、どてらい、さかまさみが挑む!【目次】00:00:00 リスナーさんの漠然紹介00:03:04 三者三様、分かれるマイスターたちの見解00:16:44 道具の扱いに見える身体の拡張性00:25:17 自分の体は自分のものではない?00:36:05 私はいつも未来だけを見ている00:44:33 負けず嫌いの遠吠え00:50:17 そして答えはでなかった【要約】00:00:00 リスナーさんの漠然紹介今回は、マイスターネーム「六法のおいしい水」さんから届いた投書を紹介するところからスタート。「飛行機の離陸時、着陸時にほんのり死を覚悟してしまう」という感覚に、ハマナカ、どてらい、さかまさみが向き合っていく。以前にも投書を送ってくれたリスナーであり、ZINEフェス東京にも足を運んでくれた強火の番組ファン。投書をきっかけに、リスナーとの関係性の話もふわりと立ち上がる。00:03:04 三者三様、分かれるマイスターたちの見解飛行機の離陸と着陸に死を覚悟するのか。さかまさみは、友人と一緒に離陸の瞬間を盛り上がることで、むしろワクワクが勝ったと語る。どてらいは、離着陸よりも飛行中の方が逃げ場がなくて怖いのではないかと考える。一方ハマナカは、離陸や着陸は「地面から空へ」「空から地面へ」という変化が大きく、人間がそこに強く反応しているのではないかと分析する。恐怖なのか、スリルなのか、リアル感なのか。三者三様の見解が分かれる。00:16:44 道具の扱いに見える身体の拡張性話は飛行機から、乗り物と身体感覚の話へ。車を運転している時は、車幅やタイヤの位置が自分の体の延長のように感じられる。一方、飛行機や電車にただ乗っている時は、自分の身体が乗り物に拡張されにくい。ハマナカは、キーボードやカメラも、使い慣れることで身体の一部のように感じられると語る。道具を操作し、その結果が返ってくることで、身体の境界は少しずつ拡張されるのかもしれない。00:25:17 自分の体は自分のものではない?身体拡張の話は、自分の体そのものの扱いへ。どてらいは、球技が苦手なのは、ボールが自分の体から離れた瞬間にコントロールできなくなるからだと語る。さかまさみは、足をぶつけたり、つまずいたりすることが多く、自分の体すら把握しきれていないのではないかと気づく。ハマナカは、動作の記憶には個人差があり、身体感覚で覚える人もいれば、言葉や分解で覚える人もいるのではないかと考える。00:36:05 私はいつも未来だけを見ているさらに話は、仕事とプライベートでのメンタルポジションの違いへ。ハマナカは、いつも未来側に意識を置いているような感覚があると語る。さかまさみは仕事では未来を見て逆算できるが、プライベートでは今この瞬間の心地よさに重きを置いている。どてらいも、仕事では先を考えるが、プライベートでは今を大事にしたいと話す。00:44:33 負けず嫌いの遠吠え終盤では、どてらいの「負けず嫌い」が創作や運動の原動力として語られる。空手でも文章でも、理想の自分と現実の自分のズレが大きく、そこに悔しさが生まれる。その悔しさがあるから、誤差を修正し続けられる。一方ハマナカは、悔しさよりも好奇心が原動力になっていると語る。さかまさみは、今あるものへの心地よさを大事にする。3人の燃料の違いが見えてくる。00:50:17 そして答えはでなかったさんざん話した末に、マイスターたちはふと気づく。離陸と着陸の話から、身体拡張、未来志向、負けず嫌いまで飛び回ったものの、肝心の投書への明確な答えは出ていない。離着陸で死を覚悟する感覚は、恐怖なのか、変化への反応なのか、身体が乗り物と一体化できないことによる不安なのか。答えは出なかったが、漠然研究としては立派に滑走路を飛び立った回である。【漠然なる気付き】「飛行機の離陸と着陸で死を覚悟する」という感覚は、単純な恐怖だけではなく、スリル、リアル感、変化への反応が混ざっていそう。離陸と着陸は、地面から空へ、空から地面へと環境が切り替わる瞬間。人間は「状態」よりも「変化」に強く反応するのかもしれない。乗り物を自分の身体の延長として感じられるかどうかは、操作しているか、役割があるか、フィードバックが返ってくるかによって変わりそう。車、キーボード、カメラは、慣れると身体の一部のように扱える。道具の扱いとは、身体の境界を少し外側へ伸ばすことなのかもしれない。自分の体そのものすら、完全に把握できているとは限らない。身体は案外、借り物めいている。仕事とプライベートでは、メンタルポジションが変わる。未来から逆算する時と、今を大事にする時は同じ人の中でも別々に動いている。創作や習得の原動力も人によって違う。どてらいは悔しさ、ハマナカは好奇心、さかまさみは心地よさや一期一会に近い。第19.5回は、飛行機の不安から始まり、身体感覚、未来志向、負けず嫌いまで飛び回った研究回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてね!バク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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ギャルマインドー ~壱ノ型・ワタシカワイスギテゴメン~ 漠然#19
【導入】「そもそもギャルってなんなのさ」。辛い時、心に住むギャルズと対話して解決する「ギャルマインドー」を伺う!【目次】00:00:00 説明しよう! ギャルマインドーとは!00:10:25 豪快! ギャル四天王00:21:51 もしかしてギャルは別次元の存在?00:27:21 合議制モデル思考にギャルを参加させる方法00:33:15 なぜギャルはエネルギーに満ち溢れているのか00:38:42 社会学におけるギャルという存在00:49:42 ギャルマインドー ~壱ノ型・ワタシカワイスギテゴメン~【要約】00:00:00 説明しよう! ギャルマインドーとは!今回は、ギャルマスター☆ゆかりんに「そもそもギャルとは何なのか」を聞くところからスタート。どてらいは、かつてギャルの友人たちの軽やかさに救われた経験から、ギャルを神聖な存在として捉えていると語る。ゆかりんにとってのギャルとは、誰にどう思われても「私が一番可愛い」「私が最強」と思える自己肯定感の塊。自分自身はギャルになりきれないからこそ、心の中に複数のギャルズを宿し、悩んだ時や落ち込んだ時に呼び出すのだという。ギャルマインドーとは、自分を励まし、背中を押し、重たい空気を軽やかに飛び越える心の技術なのである。00:10:25 豪快! ギャル四天王ゆかりんの中にいるギャルズは一人ではない。寄り添ってくれるギャルもいれば、「そんなの考えてもしょうがなくない?」と突き放してくれるサバサバ系ギャルもいる。さらに、友人の結婚式で出会った4人のギャルズのお姉さまたちが、ゆかりんの理想のギャル像を決定づけた。花嫁を全力で褒め、自分たちも全力で楽しみながら、場を明るくする。その豪快さと自由さに、ゆかりんは「これがギャルだ」と強く感じた。00:21:51 もしかしてギャルは別次元の存在?ギャルズたちは、ただ派手だったのではない。寒くても可愛い服を着る。長い爪で不便でも、可愛いから貫く。他人からどう見られるかではなく、自分が自分を可愛いと思えるかを優先する。そこには、社会の一般的な便利さや無難さとは別の秩序がある。ギャルとはただのファッションではなく、独自のルールで生きる別次元の存在なのではないかと考えが広がっていく。00:27:21 合議制モデル思考にギャルを参加させる方法ギャルマインドーは、「合議制モデル思考」ともつながっていく。ゆかりんは、爪を長くして出社するか悩んだ時、心のギャルズに相談する。するとギャルズは「人にどう思われても関係なくない?」「爪ごときで言われるなら、それまでの仕事しかできてないってことじゃん」と、かなり論理的に背中を押してくれる。自分の中に、社会不安を受け流し、自分を肯定してくれるアカウントを置くこと。それがギャルマインドーの実践方法なのだ。00:33:15 なぜギャルはエネルギーに満ち溢れているのかギャルは自分の可愛さに忠実でありながら、他人を否定するのではなく、自分も他人も明るく巻き込んでいく。結婚式でのギャルズの振る舞いも、場を荒らすのではなく、むしろ楽しさを増幅していた。ギャルのエネルギーは、自分のテンションを自分で上げられる自立性から生まれているのかもしれない。00:38:42 社会学におけるギャルという存在ギャルは、一般秩序を壊す存在ではなく、独自の秩序を持った存在として見えてくる。社会のルールに完全に従うのではなく、自分の可愛さやテンション、自分の譲れない価値観に従う。しかしそれは、他人へ強要するものではない。別のキャラクターを心に宿すことで、自分を肯定する術を持てるのではないかと話は広がる。00:49:42 ギャルマインドー ~壱ノ型・ワタシカワイスギテゴメン~最後に、ギャルマインドーの初心者向け奥義が披露される。それが「ワタシカワイスギテゴメン」。誰かに冷たくされたり、嫌な態度を取られたりした時、怒りをそのまま相手にぶつけるのではなく、「私が可愛すぎちゃったのかな」と受け流す。相手の問題に巻き込まれず、自分の可愛さに一度変換することで、怒りの矛先をずらし、心を守る技である。ギャルマインドー、壱ノ型。ここに開眼である。【漠然なる気付き】ギャルとは、見た目だけではなく「誰にどう思われても私が一番可愛い」と思える自己肯定のマインドでもある。心のギャルズには複数のタイプがいる。寄り添い系、サバサバ系、背中を押す系。状況に応じて呼び出すギャルを変えるのがギャルマスターの技である。ギャルは脊髄ではない。むしろかなり論理的で筋が通っている。「可愛いからやる」という一見シンプルな行動の裏には、強い価値基準がある。長い爪が不便でも、それは問題ではない。ギャルは「便利かどうか」ではなく「自分がテンション上がるか」で判断している。ギャルは、社会の一般秩序とは別の独自秩序を持っている。その秩序は他人を攻撃するものではなく、自分のテンションと可愛さを守るためのもの。ギャルのエネルギーは、他者への依存ではなく、自立した自己肯定から生まれている。だから周囲にも明るさを分けられる。ギャルマインドーは、合議制モデル思考と相性が良い。心の会議にギャルを参加させることで、自己否定に傾いた議論を一気に明るい方向へ持っていける。「ワタシカワイスギテゴメン」は、怒りや傷つきを自己肯定に変換する受け流しの技である。相手の態度を全部自分の価値否定として受け取らないための術式である。第19回は、ギャルという存在を、ファッション、自己肯定、合議制モデル、社会秩序、ストレス受け流し技術として紐解いた回だった。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramギャルマスター☆ゆかりんフォトグラファー。心のギャルズと対話して解決する合議制モデル思考&ワタシマルチアカウントの使い手。漠然スタイルは「刹那」。今、この瞬間を直視することで漠然を拾う。Instagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてね!バク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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ジンフェス東京出展の気づき ~あれは友達づくりの場所なのだ!~ 漠然#18.5
1月10日の「ZINE FEST 東京」に出展したバク然らいぶらり!隣のブースで出展していたさかまさみと一緒に当日を振り返る!多くの人々との一期一会を体験した3人は何を感じたのか?「ジンフェスこれから出たいな~」という人は必聴(?)色々な気付きを語り合う!【目次】00:00:00 あれは友達づくりの場所なのだ!00:08:25 評判上々のメインコンテンツ・漠然図鑑&論文00:13:17 説明不足が仇に! 漠然缶バッヂ00:15:57 意外な好評に驚き! 漠然カセットテープ00:23:41 安定の掴みの強さ! ガスメーターカード00:26:55 合間に掴んだ戦利品 どてらい編00:37:25 合間に掴んだ戦利品 さかまさみ編00:40:47 合間に掴んだ戦利品 ハマナカ編00:48:30 次回の出展で進化させるのはここだ!【あなたの「漠然」、こちらのフォームにください!】漠然投書箱【SNSはコチラ】バク然らいぶらり【ハマナカ プロフィール】紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す「神降ろし」を習得しつつある。漠然スタイルは「探求」。研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。そのスタイルを活かし、日本漠然研究学会では分析官を担当している。ハマナカのInstagram【どてらい プロフィール】物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。ワタシマルチアカウントの使い手で、グッと集中すれば一時的に自身の記憶を塗り替え他の人格を憑依させる「イタコ」という技を持つイカれた男。漠然スタイルは「遊び心」。何を見聞きしてもどこか笑いどころを探し、コメディとしてアウトプットする。日本漠然研究学会では記録員を担当している。どてらいのX【さかまさみ プロフィール】写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。焼き魚との対話に悩む繊細な性格。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る。まさに「思い込んだら一直線」の瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログ notestand fminstagram
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ギリギリでいつも生きていたい女 漠然#18
【導入】1月10日の「ZINE FEST 東京」に出展したバク然らいぶらり。隣のブースで出展していたさかまさみと一緒に、当日の気づきや反応を振り返る。漠然図鑑&論文、缶バッヂ、カセットテープ、ガスメーターカード、そして次回への改善点まで語り合います。【目次】00:00:00 あれは友達づくりの場所なのだ!00:08:25 評判上々のメインコンテンツ・漠然図鑑&論文00:13:17 説明不足が仇に! 漠然缶バッヂ00:15:57 意外な好評に驚き! 漠然カセットテープ00:23:41 安定の掴みの強さ! ガスメーターカード00:26:55 合間に掴んだ戦利品 どてらい編00:37:25 合間に掴んだ戦利品 さかまさみ編00:40:47 合間に掴んだ戦利品 ハマナカ編00:48:30 次回の出展で進化させるのはここだ!【要約】00:00:00 あれは友達づくりの場所なのだ!1月10日の「ZINE FEST 東京」に出展したバク然らいぶらり。隣のブースで出展していたさかまさみと一緒に当日を振り返る。白と黒のクロスが偶然にもバク神さまカラーのようになり、実質ふたつでひとつの「漠然ライブラリー」状態だった。出展者として参加してみると、来場者の流れや声のかけ方、手に取られやすい商品の特徴など、見えるものが全く違う。ジンフェスは単なる販売の場ではなく、友達づくりの場所なのだ、という感覚が見えてくる。00:08:25 評判上々のメインコンテンツ・漠然図鑑&論文メインコンテンツとして販売した「漠然図鑑&論文」はかなり手応えがあった。図鑑側だけでなく、意外にも論文側から読もうとする人が多く、ハマナカ編集の妙に本格的な漠然論文が来場者の好奇心を引いた。特に電車系のテーマは共感を得やすく、ふざけたテーマを真面目な形式で扱うことの強さが、紙の場でも通用した。00:13:17 説明不足が仇に! 漠然缶バッヂ一方で漠然缶バッヂには課題も見えた。絵柄単体では「何の缶バッヂなのか」が伝わりにくく、初見の人には入口が足りなかった。次回は短い説明文や図鑑との対応を見せる必要がありそうだ。00:15:57 意外な好評に驚き! 漠然カセットテープ予想外に好評だったのが漠然カセットテープ。試聴体験も含めて、カセットを聴くという行為そのものが来場者の興味を引いた。音のザラつきや物としての存在感は強かったが、録音作業はかなり過酷で、次回は制作体制の見直しが必要だという反省も残った。00:23:41 安定の掴みの強さ! ガスメーターカードさかまさみのガスメーターカードは、安定の掴みの強さを発揮。対象が具体的で説明しやすく、「なんでガスメーター?」という会話が自然に生まれる。概念的な商品と比べると、入口の強さが際立つ結果となった。00:26:55 合間に掴んだ戦利品どてらいは企画の種になりそうなもの、さかまさみは可愛さや一期一会を感じるもの、ハマナカは制作の参考になりそうなものをそれぞれ回収。戦利品選びにも、各自の創作スタイルがくっきり出ていた。00:48:30 次回の出展で進化させるのはここだ!最後は、次回出展に向けた改善点へ。店番シフト、缶バッヂの説明強化、商品同士のつながり、カセット制作効率、ブースのファサード改善、隣接ブース同士での相互紹介など、反省点は山ほどある。第18.5回は、初出展の振り返りであり、次なる文化祭への作戦会議でもある。【漠然なる気付き】ジンフェスは、単に商品を売る場所ではなく、友達づくりの場所でもある。買う、売る、話す、見つけるが一体になっている。出展者として参加すると、来場者として行く時とは見える景色が違う。客層、足の止まり方、声のかけ方、商品の見られ方が生々しくわかる。バク然らいぶらりとさかまさみの隣接ブースは、実質的にひとつの漠然ライブラリーだった。近くに信頼できる仲間がいると、出展の心理的安全性がかなり上がる。漠然図鑑&論文は、紙にすると説得力が増す。Webで読むのとは違い、手に取れることで「変な研究物」としての存在感が立ち上がる。缶バッヂは、絵柄だけだと文脈が伝わりにくい。漠然系グッズは、短い説明文や図鑑との接続があって初めて本領を発揮する。カセットテープは、予想以上に強い。聴く体験、触る体験、懐かしさ、ノイズ、スリーブデザインまで含めて、物としての魅力がある。ガスメーターカードは説明しやすい。対象が具体的で、見た瞬間に「なんでガスメーター?」という会話が生まれる。戦利品選びには、その人の創作スタイルが出る。どてらいは企画の種、さかまさみは可愛さや一期一会、ハマナカは構造や制作の参考を拾っている。店番シフトは大事。全員が会場を回り、全員が売り場に立つには、事前の役割分担が必要である。第18.5回は、初出展の反省会であり、次回出展への改善会議であり、バク然らいぶらりが音声・紙・物販・場づくりへ広がっていく途中経過の記録である。【本日の漠然マイスター】ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramさかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fmInstagram【インフォメーション】もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてね!バク然らいぶらりSNSはコチラlinktree
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少年ジャンプの過剰摂取 ~バランスの良い知的栄養素について~ 漠然#17
「どてらいさん、少年ジャンプの過剰摂取です」クリエイティブのためのインプットを「知的栄養素」と定義し、その研究に勤しんでいるハマナカとどてらい。さかまさみも加えて、3人で議論を交わします。「少年ジャンプの過剰摂取 ~バランスの良い知的栄養素について~」。ほかにも「夢の中だけで出会う場所」、「考え事をする時ほど、人は何も考えていない」、「人付き合いの適切なスケールとは」など、三者三様の考えが入り混じるエピソードを収録!毎週金曜20:00に繰り広げられる「終わらない雑談」、今夜も少し賑やかにお送りいたします!【目次】00:00:00 夢の中だけで出会う場所00:09:04 夢トレ—ニングと金縛りの話00:21:56 考え事をする時ほど、人は何も考えていない00:30:15 それぞれの脳内情報処理モデル00:41:12 様式美の捉え方00:48:15 少年ジャンプの過剰摂取 ~バランスの良い知的栄養素について~ 00:54:23 人付き合いの適切なスケールとは01:05:24 みんなアレルギーの話(導入編) 【あなたの「漠然」、こちらのフォームにください!】漠然投書箱【SNSはコチラ】バク然らいぶらり【ハマナカ プロフィール】紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。ハマナカのInstagram【どてらい プロフィール】物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。どてらいのInstagram【さかまさみ プロフィール】写真家。ガスメーターをこよなく愛するガスメーター大好きお姉さん。焼き魚との対話に悩む繊細な性格。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトのインパクトが大きければ大きいほどまっしぐらに走る。まさに「思い込んだら一直線」の瞬間最大風速系マイスター。エッセイブログnotestand fminstagram
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ジンフェス出るぞ! ~時空を超えた2025年振り返りまで~ 漠然#16.5
1月10日の「ZINE FEST 東京」へ出展する我らバク然らいぶらり!今回は特別編で出展するブツを紹介しちゃうぞ!なぜか2025年の振り返りと2026年の展望も話したりして……?バク然らいぶらりの出店は1月10日(土)12時から17時!「東京都立産業貿易センター台東館」にて!【目次】00:00:00 ジンフェス出るぞ! 00:02:02 愉快なラインナップ① 漠然缶バッヂ00:05:06 愉快なラインナップ② 漠然図鑑&論文00:20:29 愉快なラインナップ③ 漠然カセットテープ00:25:45 愉快なラインナップ④ 漠然フーディ00:34:09 振り返ろう2025年00:50:30 こうしよう2026年【あなたの「漠然」、こちらのフォームにください!】漠然投書箱【SNSはコチラ】バク然らいぶらり【ハマナカ プロフィール】紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。ハマナカのInstagram【どてらい プロフィール】物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。どてらいのX
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全ての忠臣蔵を過去にした『認知症の大石内蔵助』 漠然#16
前回に引き続きおみやげが登場。ハマナカとどてらいが聞きたかった「センスの構成要素」について議論を繰り広げる中で、なぜか「バック転で骨折して死ぬ運命」を課せられたどてらい。その後、おみやげが学生時代に演じた「全ての忠臣蔵を過去にした『認知症の大石内蔵助』」の話へ飛び、スタジオは笑いの渦に包まれる。今夜も賑やかにお送りしております。目次 00:00:00 センスの構成要素 00:11:22 モノを正しく見る力とは 00:21:02 資質ツリーのマッピング 00:28:05 バック転で骨折して死ぬ運命 00:34:45 全ての忠臣蔵を過去にした『認知症の大石内蔵助』 00:41:06 ジプシー・マインド 00:51:07 Tokyo Zatsumi Memory’s 00:59:53 ダメ人間の香ばしさ要約 00:00:00 センスの構成要素今回は、ハマナカが以前から他の人にも聞いてみたかった「センス」の話から始まる。運動神経やデザインセンスは、ただ「ある」「ない」で片づけられるものではなく、身体感覚、認知、経験、アウトプット力が絡み合った感覚の束なのではないかという話になっていく。 00:11:22 モノを正しく見る力とは絵の上達には、対象を見る力、それを自分の中にインプットする力、そして手でアウトプットする力があるとハマナカは語る。ただ写真のように写し取ることが正しさではなく、人間の認知の歪みまで含めて自然に見える形へ翻訳することが重要なのだという。 00:21:02 資質ツリーのマッピングスキルには近いものと遠いものがあり、資質に合うスキルをどう繋げるかが重要なのではないか、という話へ。格闘技、武道、ダンス、バック転、野球など、一見遠いものでも、長い人生の中で外周を回ればどこかで繋がるかもしれない。 00:28:05 バック転で骨折して死ぬ運命資質ツリーの話は、なぜかどてらいの人生の終わり方へ。もし骨がもろくなった晩年にバック転へ挑み、着地に失敗して死んだらどうだろう。成功してしまってはダメで、生涯未達の挑戦として終わるからこそ“オチ”になる、という冷静な分析が始まる。 00:34:45 全ての忠臣蔵を過去にした『認知症の大石内蔵助』おみやげは大学時代、歌舞伎の授業の発表会で『忠臣蔵』の大石内蔵助を演じることになったが、台詞を一切覚えないまま本番へ。「何も喋れない大石内蔵助」が爆誕し、先生は渋い顔、同期は大爆笑。失敗が新解釈へ化けた伝説の舞台だった。 00:41:06 ジプシー・マインド話は、おみやげの引っ越し好きへ。知らない場所が少しずつ知っている場所へ変わっていく過程が好きだという。移動をエンタメとして楽しむ人と、環境への適応に時間がかかる人。ここにも感覚の違いがある。 00:51:07 Tokyo Zatsumi Memory’s西日暮里、赤羽、船橋、杉並。話は住みたい街や街の空気へ広がる。風通しがよく、今を生きている人がたくさんいる街が好きな人もいれば、川や公園があり、内側で考えられる場所を好む人もいる。東京は、近距離に違う雑味の街が詰まった集合体なのだ。 00:59:53 ダメ人間の香ばしさ終盤では、ダメな人がいる街の魅力へ。会社や学校のような狭い価値基準とは別の基準で生きている人がいると、自分も少し息がしやすくなる。ポッドキャストもまた、他人の人生や価値観を覗けるパラレルワールドの入口なのかもしれない。漠然なる気付き センスとは、ただ「ある」「ない」ではなく、身体感覚、認知、経験、アウトプット力が絡み合ったものかもしれない。 運動神経は、身体をコントロールする力だけでなく、頭の中のイメージを体に反映する力とも言える。 モノを正しく見るとは、写真のように写すことではなく、認知の歪みまで含めて自然に見える形へ翻訳することでもある。 絵や折り紙では、対象の構造を理解することで表現の深さが変わる。 スキルには距離感がある。遠いように見えるものでも、資質ツリーをたどれば繋がる可能性がある。 長生きすることにはロマンがある。今はできないことでも、人生の後半で突然繋がるかもしれない。 ただし、どてらいがバック転で死ぬにはかなり綿密な人生設計が必要である。 おみやげの『認知症の大石内蔵助』は、失敗から生まれた新解釈である。 おみやげのスキルツリーは、アウトプット能力というより、視点や解釈のフィルターに強く出ている。 引っ越しは、知らない場所が知っている場所に変わっていく過程を味わう行為でもある。 東京は、距離の近い場所にまったく違う空気の街が詰まっている。 ダメな人がいる街には、生きる幅がある。 第16回は、センス論から始まり、資質ツリー、バック転死生観、忠臣蔵、引っ越し、街の雑味まで広がった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram おみやげコンビニ・エモーション使い。いいコンビニの佇まい、くたびれた空気、夜道に浮かぶ明かり、コンビニ飯の味わいを愛する。日常の違和感や愛おしさを独自のフィルターで拾い上げる、生活圏観察型マイスター。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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サウナのヒーラー・熱波師のドギルティ※ゲスト・ちみ(漠然マイスター認定試験編) 漠然#15.5
熱波師のちみさんがゲストに登場。「寒い日に暖房の効いた部屋でキンキンに冷えたアイスを食べた時の罪悪感と幸福感はなぜ」という漠然を持って来た。目次 00:00:00 温室アイスの比類なき罪悪感 00:05:12 それぞれのドギルティスタイル 00:13:52 サウナのヒーラー・熱波師のおしごと 00:20:52 YOUは何ゆえ熱波師に? 00:27:09 サウナ―ご用達検索サイトで熱波を探せ! 00:31:07 罪悪感の根源は、幼少期にあり? 00:38:55 サンタ、いつまで信じてた? 00:48:47 クリスマスは死にました 00:54:26 熱波師ちみは八王子で風を巻き起こす! 01:06:07 いざ! 漠然マイスター試験!要約 00:00:00 温室アイスの比類なき罪悪感今回は、ちみさんから届いた投書をさかまさみが読み上げるところからスタート。暖房が効いた部屋でキンキンに冷えたアイスを食べた時の、とてつもない罪悪感と幸福感。この贅沢さと背徳感の混ざった感覚に、3人が食いついていく。 00:05:12 それぞれのドギルティスタイルちみは食べた瞬間に「やっちまった」と気づき、その罪悪感ごと楽しむタイプ。さかまさみは背徳感を狙いにいくタイプ。どてらいは全能感を覚えるタイプで、ハマナカは温度差や食感の複雑さを攻略して楽しむタイプだった。ドギルティの発生条件はかなり人それぞれである。 00:13:52 サウナのヒーラー・熱波師のおしごと話は、ちみの本業である熱波師へ。ロウリュで生まれた蒸気を、タオルと技術で風として届ける仕事であり、流派やスタイルもさまざま。安全管理やお客様の体調を見る心得も必要で、熱波師はサウナ室のヒーラーでもある。 00:20:52 YOUは何ゆえ熱波師に?ちみが熱波師になったきっかけは、前職の会社にあったサウナ部と熱波隊だった。尊敬する上司と仲良くなるために勢いで資格を取り、さらに自分自身が熱波で過去最高に整った体験がその道を強くしたという。 00:27:09 サウナ―ご用達検索サイトで熱波を探せ!熱波やアウフグースを受けられる施設の探し方から、おすすめサウナやストーブの個性へ話が広がる。施設、蒸気、風、体感温度が絡み合うサウナ体験は、ただ暑いだけではないかなり奥深い世界だった。 00:31:07 罪悪感の根源は、幼少期にあり?なぜ冬アイスには罪悪感があるのか。ちみは、子どもの頃に父親とコンビニで冬アイスを買ってもらった記憶を思い出す。幼少期の禁止と許可の境界が、大人になってからのドギルティを作っている可能性がある。 00:38:55 サンタ、いつまで信じてた?ちみのもうひとつの漠然は、「サンタさんはなぜ子どもの心を強く揺さぶるのか」。サンタは、願望と規範の装置でもあり、信じる力そのものだったのではないかという話へつながる。 00:48:47 クリスマスは死にました世界サンタクロース協会や認定サンタの過酷な試験、そして現代のクリスマスは昔ほど盛り上がらなくなったのではないかという話へ。ハロウィンとの違いなどへ広がっていく。 00:54:26 熱波師ちみは八王子で風を巻き起こす!ちみは現在、東京・八王子の施設で熱波師として活動している。薪サウナの独特な熱、水風呂の「羽衣」、外気浴で整う感覚。サウナは、肩書きを脱いで人と向き合うコミュニケーションの場でもあると語られる。 01:06:07 いざ! 漠然マイスター試験!最後に、今回の投書と収録そのものが漠然マイスター認定試験だったことが明かされる。冬アイスのドギルティという秀逸な漠然を持ち込み、熱波師としての世界もたっぷり語ったちみは、見事に漠然マイスターとして認定される。漠然なる気付き 暖房の効いた部屋でキンキンに冷えたアイスを食べる行為には、幸福感と罪悪感が同時にある。これがドギルティの入り口である。 ドギルティは、罪悪感があるからこそ幸福感の輪郭が濃くなる。背徳感は快感の調味料でもある。 ドギルティの発生条件は人によってかなり違う。 ハマナカの食べ物の楽しみ方はかなり攻略型である。 熱波師は、ただ熱い風を送る人ではなく、サウナ室のヒーラーでもある。 ロウリュやアウフグースには流派やスタイルがある。 ちみが熱波師になった入口は少し浅はかでも、本気で資格を取りに行く行動力はある。 いい風が送れた時、お客様の表情も変わる。サウナ室には目だけのコミュニケーションがある。 罪悪感の根源には、幼少期の記憶が関係している可能性がある。 サンタクロースは、子どもにとって願望と規範の装置でもある。 サウナは、肩書きや役職を脱いで人と向き合う場所でもある。 水風呂の羽衣は、かなり良い漠然である。 整うとは、考え事やストレスが吹き飛ぶ体験でもある。 第15.5回は、冬アイスのドギルティから熱波師の仕事、幼少期の罪悪感、サンタ信仰、サウナ文化まで広がった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagram ちみ熱波師。サウナ室で生まれた蒸気を、タオルと技術でお客様へ届ける風の使い手。漠然スタイルは「癒しの熱風」。「ドギルティ」を持ち込み、熱波とサウナの世界を語ってくれたヒーラー系マイスター。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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水面下のネオイオン国家構想説 漠然#15
コンビニ・エモーション使いのおみやげが登場。ハマナカ、どてらいとともに、それぞれのコンビニ・エモーションを語りつつ、大好きなショッピングモールについてもこんこんと語る。談義は加速して「水面下のネオイオン国家構想説」に発展。さらに「犬と赤ちゃんがツボ」「ニチアサの正しい楽しみ方」など、おみやげの持ち味が存分に発揮される。今夜は少し、賑やかにお送りしております。目次 00:00:00 それぞれのコンビニ・エモーション 00:09:07 コンビニ異世界ポータル説 00:11:16 イオン調査隊・ネオイオン 00:17:01 郷愁と無機質と裏世界と 00:27:27 水面下のネオイオン国家構想説 00:39:25 犬と赤ちゃんがツボ 00:47:28 ニチアサの正しい楽しみ方 00:54:26 小さい生き物はみんな“虫” 01:00:11 「こういうのでいいんだよ」要約 00:00:00 それぞれのコンビニ・エモーション冒頭では、ハマナカがよく行くファミリーマートの店員に、ついに漠然ライセンスについて質問された話からスタート。そこからコンビニ・エモーション使いのおみやげが再登場し、自分にとっての「いいコンビニ」の条件を語っていく。 00:09:07 コンビニ異世界ポータル説コンビニの魅力は、どこへ行っても一定のフォーマットがありながら、その土地ごとの違いがにじみ出るところにある。疲れた時に回復でき、知らない土地でも世界とつながれる場所。コンビニは、日常の中に開いた異世界ポータルなのかもしれない。 00:11:16 イオン調査隊・ネオイオン話はコンビニからショッピングモールへ。おみやげは、かつて友人たちと「ネオイオン」というユニットを組み、各地のイオンを見に行っていたと語る。イオンには歴史の地層があり、ただの商業施設ではなく巨大な観察対象だった。 00:17:01 郷愁と無機質と裏世界とショッピングモールには、子どもの頃の原風景としての懐かしさがある一方で、妙な無機質さや不気味さもある。フードコートには生活の温度があり、逆に平坦な売り場には人の不在が漂う。そこから裏イオン、裏コンビニの存在へ想像が広がっていく。 00:27:27 水面下のネオイオン国家構想説イオンをめぐる話は、地方都市の未来像へ。人口減少とインフラ老朽化が進む中、巨大モールを中心に街が集約される未来もあるのではないか。きれいな計画都市だけでは文化は生まれにくく、くたびれと歴史が積み重なって初めて街になるのかもしれない。 00:39:25 犬と赤ちゃんがツボおみやげは、犬と赤ちゃんが可愛すぎると、なぜか笑いに変わってしまうという。小さくて一丁前に生きている姿に、愛おしさが笑いとしてあふれてしまうのだ。 00:47:28 ニチアサの正しい楽しみ方スーパー戦隊シリーズなどでは、見た目は完成されているのに演技はまだ拙い、そのギャップと成長を見守る楽しさがある。足りていないのに全力で存在しているものに、愛おしさと笑いが発生する。 00:54:26 小さい生き物はみんな“虫”おみやげは、小さすぎる犬や赤ちゃんを「虫」と呼ぶことがあるという。もちろん悪口ではなく、小ささと一丁前さが生む愛おしさを表す独自の言葉である。おみやげフィルターの濃さがよく出る話題である。 01:00:11 「こういうのでいいんだよ」最後は、お笑いの価値観とコンビニ飯の話へ。技巧が凝らされたものだけでなく、昔ながらの単純でストレートな笑いにも力がある。コンビニ飯にも「こういうのでいいんだよ」という強さがある。漠然なる気付き コンビニ・エモーションは、便利さだけでは説明できない。照明、佇まい、くたびれ具合、店員との距離感などが積み重なって立ち上がる。 「いいコンビニ」は人によって条件が違う。白く明るい近未来型が好きな人もいれば、年季の入った地域密着型に惹かれる人もいる。 コンビニは異世界ポータルである。知らない土地でも、そこに入れば回復できる。 イオンやショッピングモールには、ジャスコやダイエー時代から続く歴史の地層がある。 巨大ショッピングモールは、ただの商業施設ではなく、生活圏を包み込む都市でもある。 無機質な売り場には人の不在を感じ、フードコートには生活の温度がある。 都市の個性は、トップダウンの計画だけでは生まれにくい。くたびれや雑味が積み重なって初めて街になる。 裏イオン、裏コンビニという発想は、日常の場所に潜む非日常への想像である。 おみやげの「犬と赤ちゃんが面白い」は、悪意ではなく愛おしさの発露である。 足りていないのに全力で存在しているものには、かわいいと面白いが同時に宿る。 コンビニ飯には「こういうのでいいんだよ」という強さがある。 第15回は、コンビニ・エモーションからネオイオン国家構想、おみやげフィルター、ニチアサ、コンビニ飯まで広がった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram おみやげコンビニ・エモーション使い。いいコンビニの佇まい、くたびれた空気、夜道に浮かぶ明かり、コンビニ飯の味わいを愛する。漠然スタイルは「情緒の観測」。日常の違和感や愛おしさを独自のフィルターで拾い上げる生活圏観察型マイスター。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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トレ降り損のくたびれもうけ(漠然研究報告会) 漠然#14.5
日常で去来する言葉にできない感情や感覚を大胆にも言語化して、図鑑で発表している漠然マイスターたち。今回はどてらいの悩みから生まれた「トレ降り損のくたびれもうけ」にフォーカス。満員電車で一度ホームに降りたものの、再乗車できずに乗り過ごしてしまうあの現象は、不運なのか、それともトレインポジショニングスキルの問題なのか。トレ乗りコンサルタント・ハマナカと、ダンスフロアで溺れるどてらいが、満員電車に潜む暗黙のルールを研究していく。目次 00:00:00 トレ降り損のくたびれもうけ 00:04:48 課題はトレインポジショニングスキル 00:09:13 ダンスフロアで溺れる男 00:12:12 そんなあなたにトレ乗りコンサルティング 00:19:07 禁じられた暗黙のルールを暴きたい 00:28:40 漠然図鑑の研究が、いつか誰かの助けになる要約 00:00:00 トレ降り損のくたびれもうけ今回は、漠然図鑑に収録された「トレ降り損のくたびれもうけ」を取り上げる。満員電車で一度人を通すために途中下車したものの、ホーム上の流れに押されて列の最後尾に回され、再乗車できずに乗り過ごしてしまう現象のこと。ハマナカにはあまり経験がなく、同じ満員電車でも見えている世界がまったく違うことが明らかになっていく。 00:04:48 課題はトレインポジショニングスキルハマナカは、トレ降り損の発生には電車内のポジショニング、つまり「トレポジ」が関係しているのではないかと分析する。どてらいは人の流れに巻き込まれやすい位置にいることが多く、ハマナカは流れを避けられる場所を見つけて立つという。満員電車には、どこに立ち、どう流れを読むかというスキルが存在していた。 00:09:13 ダンスフロアで溺れる男どてらいがよく巻き込まれる入口付近の広いスペースを、二人は「ダンスフロア」と呼び始める。そこは入りやすい一方で最も混みやすく、人の流れに飲まれやすい激戦区でもある。全体がギチギチに見えても、実は避難できる場所はあったのかもしれない。 00:12:12 そんなあなたにトレ乗りコンサルティングハマナカは、トレインスキル初心者には、あえて一本見送って列の前方に並び、最初から通路側へ移動する戦略を提案する。どの路線が混むのか、どの車両が混むのか、自分はどのポジションが苦手なのか。気づけば満員電車にもマーケティングのような分析が必要だという話になっていく。 00:19:07 禁じられた暗黙のルールを暴きたい混んでいる時はリュックを前に抱える、降りる人の流れを妨げない、車内では大声で話さない。こうしたルールは明文化されていないが、守らないと冷たい視線を浴びることがある。誰もはっきり教えてくれない暗黙のトレインルールが、研究テーマとして立ち上がる。 00:28:40 漠然図鑑の研究が、いつか誰かの助けになる二人は、トレ降り損を単なる不運ではなく研究対象として育てていく可能性を語る。車内の状況を知識として理解し、泳ぎ方を覚えることは、同じように困っている人の助けになるかもしれない。漠然図鑑は、言葉遊びではなく、日常の困りごとのノウハウにもなりうるのだ。漠然なる気付き 「トレ降り損のくたびれもうけ」は、満員電車で一度降りたのに再乗車できず、結果的に乗り過ごしてしまう現象である。 同じ満員電車に乗っていても、見えている景色は人によって違う。 満員電車には「トレインポジショニングスキル」がある。どこに立つか、どの流れに入るかで快適さがかなり変わる。 入口付近の広い空間、通称ダンスフロアは、入りやすいが溺れやすい激戦区である。 車内の通路側や控え通路は、思っているより空いていることがある。 トレ乗りスキルが高い人は、車内全体を見ている。 満員電車にも戦略が必要である。外部環境と自分の特性を踏まえた行動設計ができる。 電車内には、明文化されていない暗黙のルールが多い。 暗黙のルールは、知っている人には当たり前でも、知らない人には理不尽に見える。だからこそ図鑑化する価値がある。 地方と都市部では、電車のルールや感覚がかなり違う。 満員電車が苦手な人は、単に根性がないのではなく、泳ぎ方を知らないだけかもしれない。 漠然研究は、くだらないようで実用につながることがある。 第14.5回は、トレ降り損という小さな悩みから、満員電車の暗黙のルールや日本社会の縮図まで広がった研究報告回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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おやすみなさいはサヨナラの練習 漠然#14
「トイレで腹痛に唸ってる時、神を感じるんですよね」。ハマナカの独特な感性をどうにか捉えようとするどてらい。「神はトイレにこもって腹痛にウンウン唸っている時、そばにいる」を皮切りに、「水場の魔力」「おやすみなさいはサヨナラの練習」「夢と運動神経の因果関係」など、話は明後日の方向へ飛んでゆく。今夜も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00:00 神はトイレにこもって腹痛にウンウン唸っている時、そばにいる 00:06:59 水場の魔力 00:12:01 夜の水辺はきちんと恐れた方がいい 00:25:50 おやすみなさいはサヨナラの練習 00:35:27 夢と運動神経の因果関係 00:45:30 身体値インプットの方法論 00:49:25 未知のセンスを求めて要約 00:00:00 神はトイレにこもって腹痛にウンウン唸っている時、そばにいるハマナカは、日常生活で一番神を感じる瞬間は腹痛でトイレにこもっている時なのではないかと語る。どうにもできない痛みの前で、ただ天命を待つような時間。どてらいは、自分の体をどうにかしようと問題解決を試みるタイプだったと語り、冒頭から世界との向き合い方の違いが見えてくる。 00:06:59 水場の魔力話は、トイレという小さな水場そのものへ。水のある空間には、安心感や神聖さがある一方で、どこか恐れもある。水は人間にとって欠かせないものだが、同時に感覚を少しだけ異界へ近づける存在なのかもしれない。 00:12:01 夜の水辺はきちんと恐れた方がいいどてらいは、夜の水辺に強い恐れを感じると語る。昼は遊び場でも、夜になると同じ場所が別フィールドになる。河童や海坊主のような存在を想像させる力があり、水辺は親しむ場所でありながら、きちんと恐れるべき場所でもある。 00:25:50 おやすみなさいはサヨナラの練習トイレと水の話から、話題は睡眠へ。眠っている間の自分はこの世界にいないのではないか。おやすみなさいとは、小さな死の練習なのではないか。夢を見る眠りは異世界転生のようでもあり、眠ることは毎晩ほんの少しだけ世界と別れることなのかもしれない。 00:35:27 夢と運動神経の因果関係夢の中で自由に動けるかどうかは、現実の身体感覚と関係しているのではないかという仮説が生まれる。ハマナカは、頭のイメージと身体の動きが自然につながっていたタイプ。どてらいは、頭ではできているのに体がついてこないタイプだったという。 00:45:30 身体値インプットの方法論どてらいは、球技のように体から離れたものを扱うのは苦手だが、格闘技や空手のように自分の身体をチューニングするものは少しずつインストールできると語る。ハマナカは、道具や周囲まで自分の延長として扱えるタイプなのかもしれない。 00:49:25 未知のセンスを求めて最後はセンスの話へ。五感だけでなく、身体感覚、空想感覚、道具感覚、距離感、リズム感など、複数の感覚が混ざったものとして考えた方がよさそうだという結論へ向かう。日常の小さな違和感は、感覚の奥深くまで潜っていく入口になる。漠然なる気付き 腹痛でトイレにこもっている時、人は自分の無力さに直面する。そこにはたしかに祈りの気配がある。 トイレは、狭い個室であり小さな水場でもある。その構造が神聖さや不思議さを生むのかもしれない。 水は安心と恐れの両方を持っている。 同じ水辺でも、昼と夜ではまったく別の場所になる。 河童や海坊主のような伝承は、水に近づきすぎることへの警告でもあるのかもしれない。 眠ることは、意識が世界から離れる時間である。夢を見ない眠りは小さな死の練習のようでもある。 夢の中で自由に動けるかどうかは、現実の身体感覚と関係している可能性がある。 運動神経とは、筋力や反射だけでなく、頭の中のイメージと身体動作をどれだけつなげられるかでもある。 どてらいは自分の身体をリズムと訓練でインストールしていくタイプ、ハマナカは道具まで自分の延長として扱えるタイプである。 球技が苦手な人は、体から離れた物体の操作が苦手なのかもしれない。 センスとは、五感だけでは説明しきれない複数の感覚の混合体として考えた方がよさそうだ。 「センスがない」は人に向けると刃になるが、自分の感覚を分解するための言葉としては使える。 第14回は、トイレの神様から始まり、水場、睡眠、夢、運動神経、身体感覚、センス論まで広がった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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俺たちの社会人論 ー秩序のない言動にドロップキックー ※ゲスト・もってぃー(漠然マイスター認定試験編) 漠然#13.5
「社会人なんだから、ちゃんとして」。そう言われた時、あなたはどう思いますか?今回は、怒れる男・もってぃーとともに、「社会人」というふわふわした言葉へズバッと切り込む。社会人とは何か。なぜその言葉は、ときに人を雑に縛るのか。便利な言葉、脊髄トーク、怒りの源泉、人格ジャッジメント、そして俺たちなりの社会人論。今日も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00:00 社会人アレルギー 00:04:20 雲を掴むような「社会人」の定義 00:13:59 秩序のない言動にドロップキック 00:21:16 怒りの源泉 00:28:47 人格ジャッジメントの境目 00:35:47 世は空前の脊髄トーク時代 00:40:25 俺たちの社会人論 00:47:21 今日も今日とて漠然マイスター認定試験要約 00:00:00 社会人アレルギー今回は、もってぃーから届いた「社会人」という言葉への違和感からスタート。上司に「社会人なんだから」と言われた時、定義がないまま都合よく押し付けられているのではないかと感じたという。社会人アレルギーの発作、ここに開幕である。 00:04:20 雲を掴むような「社会人」の定義もってぃーは、社会人という言葉が使う人によって意味を変えることに違和感を持っていると語る。会社員、自営業、フリーランスで肌ざわりは違い、調べても定義はかなり曖昧。それなのに共通認識のように使われている。 00:13:59 秩序のない言動にドロップキック社会人、普通、マナー、常識。これらは一見すると理由のように見えるが、実際には話し手の都合や思考停止を隠していることがある。便利な言葉で場を片付けようとする危うさへ話が広がる。 00:21:16 怒りの源泉もってぃーは、自分の行動のモチベーションに怒りやネガティブな感情があると語る。理不尽に先生に嫌われた経験や、接待の場で怒られた記憶など、「社会人」という言葉には彼の怒りの記憶がこびりついていた。 00:28:47 人格ジャッジメントの境目便利な言葉を使う人をどう見るか。友達が軽く言うのと、上司や転職エージェントが言うのでは重さが違う。もってぃーにとって問題なのは、その言葉が誰かの行動に大きな影響を与える立場で、責任を取らずに使われる場合だという。 00:35:47 世は空前の脊髄トーク時代ハマナカは、転職エージェントやビジネスの現場で定型的な言葉が使われる背景には、効率重視の構造があるのではないかと考える。脊髄で話す人は一見すると反応が速く見えるが、言葉に中身がなければ密度は薄くなる。 00:40:25 俺たちの社会人論では社会人とは何なのか。どてらいは「自分が関わり影響を与える人たちとスムーズにコミュニケーションを取れること」と語り、ハマナカは「学生ではない人」が一番広い定義ではないかと考える。社会人という言葉は、複数の概念が混ざった集合体なのだ。 00:47:21 今日も今日とて漠然マイスター認定試験最後に、今回の収録そのものが漠然マイスター認定試験だったことが明かされる。怒りを起点にしながら、曖昧な言葉の奥にある違和感を掘り下げたもってぃーは、無事にライセンスを授与される。漠然なる気付き 「社会人」という言葉は、知っているようでかなり曖昧である。 社会人という言葉は便利なぶん危うい。「社会人なんだから」は押し付けや思考停止になりやすい。 フリーランスや自営業者と、会社に所属している人では、社会人という言葉の肌ざわりが違う。 「普通」「常識」「社会人」などの言葉は、話し手の意見を大衆の声っぽく見せる力がある。 怒りは、かなり強い漠然の源泉になる。 ハマナカは好奇心で動き、どてらいともってぃーは怒りや反骨心でも動く。燃料が違う。 便利な言葉を使う人を即座に人格ジャッジするのは危険だが、影響力のある立場で無責任に使われるなら話は変わる。 脊髄で話す人は、現代社会では「反応が速い」と見なされがちだが、中身が薄いこともある。 ビジネスの場では、迷いのある言葉より「これが正解です」と言い切る言葉が好まれがちである。 どてらい案の「自分が関わり影響を与える人とスムーズにコミュニケーションを取れること」は、かなり実用的な社会人条件である。 社会人という言葉は、遊びとして扱うくらいがちょうどいいのかもしれない。 第13.5回は、便利ワードを入口に、言葉の責任、怒りの扱い方、脊髄トーク時代まで掘り下げた回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram もってぃートレーナー。UXデザイナーを目指して活動中。便利な言葉や、定義の曖昧な言葉が人の行動を雑に縛ることへ強い違和感を持つ怒れる男。漠然スタイルは「怒り」。理不尽や違和感への反骨心を燃料に、言葉の奥にある曖昧さを切り開く反骨系マイスター。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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創作縛りプレイ主義 漠然#13
前回に引き続き、『HUNTER×HUNTER』に垣間見える創作のヒントを語るハマナカとどてらい。「創作縛りプレイ主義」を軸に、「バーニング定点観測」「クリエイティブ・マッスル」「諦めの力」など、互いの創作論を語る。制約は不自由なのか、それとも作品を立ち上げるためのキャンバスなのか。話はあちこちへ転がりながら、最終的には「自分との付き合い方」へ向かっていく。今夜も短編小説のようなトークをお楽しみください。目次 00:00:00 少年ジャンプ過剰摂取 00:06:13 全力縛りプレイ主義 00:11:42 無法なる自由の無味無臭 00:15:46 バーニング定点観測 00:19:55 クリエイティブ・マッスル 00:25:28 摂取コンテンツの周期 00:38:28 諦めの力要約 00:00:00 少年ジャンプ過剰摂取前回の「ものづくりは命がけ」という話を受けて、今回はAI時代に人間がどこへ命をかけるのかを考えていく。どてらいは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のポップや偽勇者一行を引きながら、子どもにも届く形で人のあり方を見せる作品の強さを語る。 00:06:13 全力縛りプレイ主義ハマナカは、設定を作ることは制約を作ることだと語る。制約があるからこそドラマが生まれ、物語が動き出す。どてらいも、雑誌や紙面の制約の中で書くからこそ作品になると応じる。制約は檻ではなく、創作が成立するためのフィールドなのだ。 00:11:42 無法なる自由の無味無臭自由すぎるものは、かえって創作物として見えにくくなる。何かしらの枠が加わることで、表現は作品として立ち上がる。自分らしさとは、何をやるかだけでなく、何をやらないかでもあるという話へつながる。 00:15:46 バーニング定点観測どてらいは、熱苦しい芸風として自分を見せながらも、しっとりした文学寄りの記事が評価された経験を語る。今の芸風を定点観測していると、ふと別の火の燃え方が見えてくる。制約は守るだけでなく、破ることで未来の芸風にもなりうる。 00:19:55 クリエイティブ・マッスルハマナカは、制約を持って一つの方向に努力するからこそ、技術は結晶化すると語る。どてらいも、物書きには筋肉があると話す。急に別方向へ無理をすると筋肉断裂が起きるため、これまでの筋肉を活かしながら少しずつ拡張していく必要がある。 00:25:28 摂取コンテンツの周期話は、コンテンツ摂取の周期へ。ハマナカは、固い本、漫画、映画、音楽などに自然な波があると語り、今回の『HUNTER×HUNTER』も「今がその時期だ」と感じて迎え入れたものだったという。どてらいも、今は活字が読みにくい時期だと語る。 00:38:28 諦めの力気圧や体調によって、書ける日と書けない日がある。若い頃は無理をしてでもやろうとするが、自分を知るほど、今日はインプット、軽作業、あるいはもうやらないと諦める力がついてくる。創作とは、自分という生物機械をどう乗りこなすかでもあるのだ。漠然なる気付き AI時代だからこそ、どこに命をかけるのかが問われる。作り手の思念が作品の強度を左右する。 少年ジャンプ黄金期に浴びた作品は、あとから創作観や倫理観の地層として浮かび上がってくる。 創作における設定は制約であり、その制約があるからこそ物語の駆け引きが生まれる。 自由すぎるものは、作品として立ち上がりにくい。何かしらの枠があってこそ表現は輪郭を持つ。 自分らしさとは、やることだけではなく「やらないこと」で作られる。 制約は守るだけでなく、いつか破る必要もある。ただし、破るにはタイミングと理由がいる。 どてらいの熱苦しい芸風と、しっとりした文学寄りの文章は対立ではなく、地続きの可能性である。 クリエイティブ・マッスルは確実にある。急に別方向へ無理をすると筋肉断裂が起きる。 能力の拡張は、制約の放棄ではなく、制約の再解釈に近い。 コンテンツ摂取には周期がある。自分の季節を見極めることも大切である。 気圧や体調は創作に普通に影響する。今日はやらないと切り替える方が健全な場合もある。 諦める力は、手抜きではなく自己管理である。 第13回は、制約、芸風、筋肉、周期、気圧、諦めまで、創作を続けるための身体論に踏み込んだ回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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いやいやいや、動画で盛るより静止画のライブ感っしょ!」 ※ゲスト・ギャルマスター☆ゆかりん(漠然マイスター認定試験編) 漠然#12.5
バク然らいぶらりにギャルマスター☆ゆかりんが乗り込んできた。派手な名前に反して、落ち着いた声で語る漠然はかなり深い。「グミは嫌いだが気になるあんちくしょう」「いやいやいや、動画で盛るより静止画っしょ!」「グルテンフリーにもの申す!」など、盛りだくさんでお送りします。ゲスト回恒例の漠然マイスター認定試験もこっそり開催。今日もお聴き流しください。目次 00:00:00 ギャルマスター☆ゆかりんことゆかりん 00:03:10 グミは嫌いだが気になるあんちくしょう 00:15:24 いやいやいや、動画で盛るより静止画っしょ! 00:27:29 グルテンフリーにもの申す! 00:36:19 歌詞か? 曲か? 好きになるきっかけ 01:01:16 迷っていた時間が背中を押す要約 00:00:00 ギャルマスター☆ゆかりんことゆかりん今回は、マイスターネーム「ギャルマスター☆ゆかりん」から届いた投稿を紹介するところからスタート。食べ物、静止画、グルテンフリー、音楽、買い物などの漠然を箇条書きで送りつつ、本人もその場に登場。開始早々、ただ者ではない気配が漂う。 00:03:10 グミは嫌いだが気になるあんちくしょうゆかりんは、食べ物を選ぶ時に「味が想像できるかどうか」を基準にしていると語る。特にグミは好きではないのに、新商品が次々に出てくるため未知の味として気になってしまう。好き嫌いとは別に、知らない味を自分の中にストックしたいのだという。 00:15:24 いやいやいや、動画で盛るより静止画っしょ!ゆかりんは、動画よりも静止画が好きだと語る。静止画は瞬きや表情の途中を切り取ることで、そこにしかない動きや想像の余白を生む。Instagramの写真に音楽を付けることや、漫画のコマをAIで動かすことへの違和感もそこにつながっていく。 00:27:29 グルテンフリーにもの申す!大学でグルテンフリーを学んだ経験もあり、その必要性は理解している。しかしパンが好きなゆかりんにとって、グルテンフリーが「健康にいいもの」として単純化され、小麦文化そのものが悪者にされることには複雑な気持ちがあるという。 00:36:19 歌詞か? 曲か? 好きになるきっかけゆかりんは、歌詞よりも曲の雰囲気、リズム、メロディーラインから好きになるタイプ。一方どてらいはかなり歌詞を読むタイプで、ハマナカは音の連なりとして捉えがち。同じ曲を好きでも、刺さっている場所はまったく違うのかもしれない。 01:01:16 迷っていた時間が背中を押すゆかりんは、買う前には色や種類でとても悩むのに、使い始めると急にどうでもよくなると語る。その悩んでいた時間こそが、購入後の自分を納得させる材料になっている。最後には、この放送自体が漠然マイスター認定試験だったと明かされ、ゆかりんは無事にライセンスを取得する。漠然なる気付き ギャルマスター☆ゆかりんは、名前の派手さに反して、かなり繊細に世界を観察するタイプだった。 「味が想像できないから買う」という基準はかなり漠然らしい。自分の内的世界のパターンを増やすために食べ物を選んでいる。 グミが好きではないのに気になるという矛盾が面白い。好き嫌いと興味は別物である。 静止画には、動画とは違うライブ感がある。動かないからこそ、前後の動きや感情を想像できる。 写真に音楽を付ける違和感は、静止画の余白を上書きしてしまう感覚に近いのかもしれない。 グルテンフリーの話には、健康情報が単純化されて広まる怖さが含まれている。 パン好きにとって、グルテンフリーの流行はパン文化の行方にも関わる問題である。 音楽は、歌詞で好きになる人もいれば、音やリズムで好きになる人もいる。 「普通じゃん」と思う瞬間は、相手とのズレを知るチャンスでもある。 買う前に悩む時間は、購入後の納得感を作っている。 衝動買いが成功する時は、実は頭の中に理想のイメージが先にできているのかもしれない。 第12.5回は、身近な話題から選択の基準と自己理解を掘っていく回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram ギャルマスター☆ゆかりんフォトグラファー。心のギャルズと対話して解決する合議制モデル思考&ワタシマルチアカウントの使い手。漠然スタイルは「刹那」。今この瞬間を直視して漠然を拾う。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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漫画サウナ体験記 ~上手の先にある何か~ 漠然♯12
突如、『HUNTER×HUNTER(冨樫義博:著)』にドハマりしたハマナカ。同じく愛読者であるどてらいと、その魅力を語り合う。「上手の先にある何か」「あなた、柄が良いですね」「引き算の美学」「創作物は命の光で輝き放つ」など、とりとめのない話を繰り広げながら、名作がなぜ名作たりえるのかを議論する。今夜も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00 漫画サウナ体験記 06:40 上手の先にある何か 13:46 名作に宿る神話性 19:13 「触発」の連鎖 27:26 あなた、柄が良いですね 31:46 未来視をする紙折り師 38:52 ライター業の制約と誓約 42:42 引き算の美学 48:21 創作物は命の光で輝き放つ要約 00:00 漫画サウナ体験記ハマナカが突如『HUNTER×HUNTER』にドハマりしたところからスタート。アニメから漫画へ移行し、一気にキメラアント編、選挙編まで読み進めたという。その体験は、作品世界にどっぷり浸かり、日常へ戻ってもなお熱が残る「漫画サウナ体験」に近いものとして語られる。 06:40 上手の先にある何か『HUNTER×HUNTER』の面白さは、絵が上手い、設定が緻密というだけでは説明できない。キャラクターが本当にそこにいそうな自然さ、ルールや制約が複雑に作用し合うことで生まれる深みがある、と二人は語る。 13:46 名作に宿る神話性名作が神話のように感じられるのは、作者が作ったものという意識を越えて、最初からそういう世界が存在していたように見えるからではないか。キャラクターが勝手に動き、物語が立ち上がっている感覚が神話性を生む。 19:13 「触発」の連鎖優れた作品は、人の心を動かし、次の行動や創作を開かせる力がある。ハマナカはそれを「触発」と捉える。作品は、受け手の中に眠っている回路を開き、文化のバトンを次へ渡していく。 27:26 あなた、柄が良いですねレトロサイクルの看板猫・ミャウタの「柄がいい」という言葉から、普段は意識の底に沈んでいる言葉や感覚が、強い体験によって浮かび上がるのではないかという話へ広がる。 31:46 未来視をする紙折り師ハマナカは、良い作品や強い体験に触れたあと、これから自分が作るもののビジョンが見えることがあるという。一方どてらいは、今ある素材や制約の中で「どうしてやろうか」と考えるタイプだと語る。 38:52 ライター業の制約と誓約どてらいは、ライター業には多くの制約があると語る。その制約の中でどう自分らしさを出すかが腕の見せどころであり、ハマナカはそれを『HUNTER×HUNTER』の「制約と誓約」に重ねる。 42:42 引き算の美学制約があると、考えなくていいことを捨てられる。何でもできることより、何を選び、何を捨てたかが輪郭を作る。引き算は美学であり、専門特化はある種の覚悟でもある。 48:21 創作物は命の光で輝き放つ良い創作物には、作り手が命を削って他人の命を少し明るくするような尊さがある。漫画は、絵、文字、コマ割り、構図が一体になった総合芸術であり、静止しているからこそ完成している表現だと語られる。漠然なる気付き 漫画を読む体験は、サウナに似ていることがある。物語の熱が、読後もしばらく身体に残る。 『HUNTER×HUNTER』の面白さは、単に絵が上手い、設定が緻密という話では終わらない。上手さの先に、世界が自律しているようなリアリティがある。 制約は創作を縛るものではなく、遊び場を成立させるルールでもある。 名作には神話性がある。作者が作ったものだと意識させず、最初からそういう世界があったように感じさせる。 優れた作品は、人の何かを開く。受け手の中に眠っていた感覚や行動モードを起動させる。 普段は意識の底に沈んでいる言葉や感覚も、強い体験によってふっと浮かび上がる。 ハマナカは未来のビジョンが見えるタイプ、どてらいは制約の中で攻略するタイプ。創作の入口がかなり違う。 ライター業の制約は、どてらいのトンチキ念能力を強化している。 引き算は美学である。何を捨てたか、何に特化したかが、その人の輪郭を作る。 専門特化は、ある意味で自己犠牲でもある。その覚悟が創作物に強度を与える。 漫画は、静止しているからこそ完成している総合芸術である。 良い創作物は、作り手が命を削って生み出した光で、受け手の命を少し明るくする。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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エンジョイ勢の運慶展 ~漢字の読めない大人たち~ 漠然♯11.5
東京国立博物館で催されていた特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」。仏像に興味のあるハマナカと、仏像にあまり馴染みのないどてらい&さかまさみが、ノリと勢いで展示へ。漢字が読めずに導入文で止まる二人、空いている作品から攻めるハマナカ。仏像の造形、ポージング、四天王のキャラ、推し仏像、グッズ売り場まで、見方は三者三様。エンジョイ勢の運慶展。今日もお聴き流しください。目次 00:00 運慶よく知らないけど、いま、会いにゆきます 02:28 漢字の読めない大人たち 04:13 紙折り師の効率的な回り方 10:05 今にも動き出さんとする躍動感 15:32 弥勒菩薩の静かなる圧にサーセン 18:31 四天王吹き替え遊び 21:45 それぞれの推しメン討論会 30:18 さかまさみはツボにはまる 36:14 エンジョイ勢の運慶展要約 00:00 運慶よく知らないけど、いま、会いにゆきます今回は、ハマナカ、どてらい、さかまさみの3人で東京国立博物館の運慶展へ行った報告回。仏像に興味のあるハマナカと、あまり馴染みのないどてらい・さかまさみが、それぞれまったく違う視点で展示を味わっていく。 02:28 漢字の読めない大人たち展示室に入って早々、どてらいとさかまさみは入口の解説文で足止めを食らう。仏教用語と漢字に引っかかりながら一文ずつ読み進める二人と、まず空いている作品へ向かうハマナカ。初手から鑑賞スタイルの違いがくっきり出る。 04:13 紙折り師の効率的な回り方ハマナカは、混雑している展示では、まず全体をざっと回り、空いている作品から見るという。展示は時計回りに見るものだと思っていた初心者組は、その動きに驚く。展示を見る前から、三者三様の処理モデルが立ち上がっている。 10:05 今にも動き出さんとする躍動感運慶の仏像の魅力として、ハマナカは躍動感や筋肉表現、リアルな造形を挙げる。どてらいは、四天王のポージングに武道的な合理性を見出し、止まっているのに次の一手が宿っている気配を感じる。 15:32 弥勒菩薩の静かなる圧にサーセン弥勒菩薩の表情について、どてらいとさかまさみは「不機嫌そう」「ふてぶてしい」と感じ、思わず謝りたくなるような静かな圧を見る。後ろにいる世親と無著にも妙な人間関係を見出し、仏像鑑賞はいつの間にか劇場鑑賞へ変わっていく。 18:31 四天王吹き替え遊びどてらいは、仏像を見ているとどうしても吹き替えをしたくなるという。四天王や世親、無著の表情から会話を勝手に想像し、展示室の荘厳な空気の中で群像劇が上演されていく。 21:45 それぞれの推しメン討論会四天王をアイドルグループのように見立て、3人はそれぞれの推しについて語り合う。キャラクター性を見るどてらい、質感や表情を見るさかまさみ、造形や重心を見るハマナカで、同じ像でも視点がまったく違う。 30:18 さかまさみはツボにはまるグッズ売り場では、仏像のブロマイドやアクリルスタンドを見ながら、どてらいとさかまさみがさらに盛り上がる。真面目な展示であればあるほどコメディフィルターがかかり、二人はツボにはまっていく。 36:14 エンジョイ勢の運慶展終盤では、運慶作品の時代背景や仏像文化の広がり方にも触れられる。仏像に詳しくなくても、それぞれの補助線があれば展示は楽しめる。3人は次の鑑賞の扉も開いていく。漠然なる気付き 美術展や博物館は、詳しい人だけのものではない。詳しくないからこそ勝手な物語や補助線が立ち上がる。 展示の見方には処理モデルが出る。ハマナカは効率重視、どてらいとさかまさみは入口の文章から丁寧に引っかかっていくタイプである。 漢字が読めないことは、悪いことばかりではない。立ち止まることで世界観をじわじわ浴びることになる。 運慶の仏像は、静止しているのに動き出しそうな気配がある。 武道の補助線を引くと、仏像のポージングが急に「構え」として見えてくる。 仏像にはキャラクター性がある。四天王はもはや推しメン討論の対象になる。 どてらいの劇場フィルターは、荘厳な展示すら群像劇に変えてしまう。 さかまさみは、真面目な展示の中にある哀愁やズレに反応する。 ハマナカは造形と制作プロセスに目が向く。紙折り師らしい視点である。 同じ展示を見ても、歴史、造形、物語、キャラクター、グッズ、武道、笑いなど、入り口はいくらでもある。 第11.5回は、仏像に詳しくないエンジョイ勢が、好き勝手に見て、笑って、学び、次の鑑賞へ興味を持つ回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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それが私の宿りモデル 漠然#11
#10で語られた違いを受けて、今回は3人それぞれの「宿りモデル」を深掘り。神が自分に宿るハマナカ。神はあらゆるものに宿ると考えるどてらい。そこにいるものと周波数を合わせ、調和するさかまさみ。創作、写真、文章、演技、好きなものへの向き合い方をたどると、ものづくりだけでなく世界の楽しみ方まで違ってくる。三者三様の宿り方。今日もお聴き流しください。目次 00:00 マイスター3人寄ればかしましい 02:49 ハマナカの「神降ろしモデル」 05:02 どてらいの「八百万ニュートラルモデル」 06:52 さかまさみの「八百万コネクト・ハーモナイズモデル」 09:50 神宿さねば届かぬ場所 12:40 切り取るか、産み出すか 15:36 イタコ物書きのアカウント論 22:46 私じゃない誰かになる瞬間 28:46 究極奥義・記憶デリート 33:18 神視点と人視点 37:33 好きなことに「なぜ」は必要ない 40:40 ガスメーター大好きお姉さんは一期一会の鮮度に萌える 44:21 紙折り師は研究がお好き 49:51 それが私の宿りモデル要約 00:00 マイスター3人寄ればかしましい#10の宗教観の違いを受け、今回は3人の宿りモデルを深掘りしていく。 02:49 ハマナカの「神降ろしモデル」ハマナカは、良い作品が生まれる瞬間は自分に神が宿り、自分ではない何かが折っている感覚に近いと語る。 05:02 どてらいの「八百万ニュートラルモデル」どてらいは、自分に神が宿るというより、書き終わってから「そこにいた」と気づくモデルだという。 06:52 さかまさみの「八百万コネクト・ハーモナイズモデル」さかまさみは、まず「そこにいる」と感じ、対象とうまく調和できた時にいい写真が撮れると語る。 09:50 神宿さねば届かぬ場所写真では対象と調和し、折り紙では紙そのものと調和しないと届かないポイントがある。 12:40 切り取るか、産み出すか写真と文章は「そこにあるものを切り取る」創作、折り紙は素材から形を産み出す創作として語られる。 15:36 イタコ物書きのアカウント論どてらいは、書き手、編集、読者などのアカウントを切り替えながら表現している。 22:46 私じゃない誰かになる瞬間さかまさみは、演技では身体感覚から人格に入り、普段の自分から離れて言葉に集中すると語る。 28:46 究極奥義・記憶デリートどてらいは、取材時に下調べで得た情報を一時的に忘れるようにして自然な質問を可能にしているという。 33:18 神視点と人視点ハマナカは神視点で世界全体に没入し、どてらいとさかまさみは人視点で物語の中に入るタイプだという。 37:33 好きなことに「なぜ」は必要ない好きなものには、理由より先にときめきがあり、匂いや温度や記憶が複雑に絡んでいる。 40:40 ガスメーター大好きお姉さんは一期一会の鮮度に萌えるさかまさみにとって、ガスメーターとの出会いは一期一会で、その瞬間の「この子が好き」が何より大事である。 44:21 紙折り師は研究がお好きハマナカは、対象への反応や時間変化をモデル化し、研究したくなるタイプである。 49:51 それが私の宿りモデル3人の宿りモデルは、創作だけでなく、好きなものの見方や世界の楽しみ方にまで広がっていた。漠然なる気付き 宿りモデルは、創作時の集中方法だけでなく、世界の見方そのものに関わっている。 ハマナカの「神降ろしモデル」は、紙と調和し、自分の中に紙を宿さなければ届かない場所があるという感覚から生まれる。 どてらいの「八百万ニュートラルモデル」は、自分に神が降りるのではなく、あとから「そこにいた」と気づくモデルである。 さかまさみの「八百万コネクト・ハーモナイズモデル」は、そこにいる何かに気づき、周波数が合った瞬間に切り取るモデルだ。 切り取る創作と産み出す創作では、宿らせ方が違う。 どてらいのイタコ物書きモデルは、複数アカウントを切り替えることで成立している。 さかまさみの演技モデルでは、身体がアカウント切り替えのスイッチになる。 どてらいの記憶デリートはかなり特殊な取材技である。 ハマナカは神視点で世界全体に没入し、どてらいとさかまさみは人視点で物語の中に入る。 好きなものに「なぜ」を求めすぎると、かえって鮮度が落ちることがある。 さかまさみのガスメーター愛は、各自が自分の「この子」を見つける楽しみ方を広めたい感覚に近い。 ハマナカは研究者型で、さかまさみは一期一会型。どちらも対象を愛しているが、楽しみ方のレイヤーが違う。 第11回は、宿りモデルの話から創作、演技、取材、鑑賞まで広がった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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キンモクセンチメンタル(漠然研究報告会) 漠然#10.5
日常で去来する、言葉にできない感情や感覚を大胆にも言語化して図鑑に収録していく漠然マイスターたち。新シリーズ「漠然研究報告会」開幕。初回の研究対象は、季節の移ろいをエモーショナルに彩る「キンモクセンチメンタル」。漠然は人類の共有資源なのである。今日もお聴き流しください。目次 00:00 説明しよう! 漠然研究報告会とは 03:03 キンモクセンチメンタル 06:48 昼か?夜か?解釈割れる漠然マイスターたち 12:20 冬のフレーバー談義 15:57 直撃フレーバー「銀杏の匂い」 17:43 求む! 図鑑に載せたい漠然たち!要約 00:00 説明しよう! 漠然研究報告会とは今回から始まる新シリーズ「漠然研究報告会」。日常でふと湧いてくる、言葉にしづらい感情や感覚を「漠然」として観測し、名前をつけ、図鑑に収録していく取り組みである。漠然を自分たちだけの遊びではなく、人類の共有資源として扱おうとしている。 03:03 キンモクセンチメンタル初回の研究対象は「キンモクセンチメンタル」。秋にふと漂ってくる金木犀の香りによって、理由もなく胸がきゅっとなる感覚を指す。懐かしさ、寂しさ、夕暮れ、帰り道、誰かを思い出す気配が入り混じる、秋特有の漠然がついに言語化される。 06:48 昼か?夜か?解釈割れる漠然マイスターたち「キンモクセンチメンタル」は昼の感覚なのか、夜の感覚なのか。昼の金木犀は生活の中に混ざる明るい郷愁、夜の金木犀は見えない記憶や感情を呼び起こす妖しさに近い。同じ香りでも、時間帯によって呼び出される感情は違う。 12:20 冬のフレーバー談義金木犀から話は季節ごとの香りへ。秋には金木犀、冬には乾いた空気、暖房、鍋、街の匂いがある。季節は景色や気温だけでなく、匂いや空気の質によっても感じ取られていることが見えてくる。 15:57 直撃フレーバー「銀杏の匂い」香りの話は、避けて通れない「銀杏の匂い」へ。金木犀がセンチメンタルを運ぶ香りなら、銀杏はもっと直接的に鼻と記憶へ突撃してくる直撃フレーバー。快い香りだけでなく、ちょっと困る匂いもまた都市の季節感を構成している。 17:43 求む! 図鑑に載せたい漠然たち!最後は、リスナーへ向けた漠然募集へ。キンモクセンチメンタルのように、名前をつけることで共有できる感覚はまだ無数にある。みんなの中に眠る漠然こそ、学会の燃料である。漠然なる気付き 「漠然研究報告会」は、番組で生まれた漠然を整理し、言葉として共有していくための新シリーズである。 漠然は、人類の共有資源である。名前がつくと、他の人も使えるようになる。 「キンモクセンチメンタル」は、香りによって発生する季節性の感情である。 金木犀は、秋のBGMならぬ秋のBGF。気づいた瞬間、勝手に心の場面転換が起きる。 同じ金木犀でも、昼に感じるか夜に感じるかで意味が変わる。 季節は、気温や暦だけではなく、匂いでも切り替わる。人はかなり嗅覚で季節を読んでいる。 銀杏の匂いは、かなり強引な季節通知である。快・不快だけでは測れない。 良い香りだけでなく、ちょっと困る匂いも記憶に残る。街や季節の実感にはクセやノイズも必要なのかもしれない。 漠然図鑑に載せたい感覚は、まだ無数にある。名前がないだけで、世界には漠然が群生している。 第10.5回は、「漠然を見つける」から「漠然を研究し、共有する」へ進む節目の回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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紙折り師に神降りし時 漠然#10
#7から続いてきた「ワタシマルチアカウント理論」、「集合アカウント国家論」の中で「自国(=自己)の中の神の存在」を主張するハマナカ。一方、「神も仏もありゃしねえ」と無神論を唱えるどてらい。果たして自分の心に神は宿るのか? 「紙折り師に神降りし時」に端を発する短編小説のような漠然トークをお楽しみください。あ、毎週金曜20時更新です。目次 00:00 自分の中の飼いならせない部分 08:50 紙折り師に神降りし時 16:59 その男、獣のように 21:01 神を宿さぬ物書きはファンタジーを信じてる 29:24 国家(人格)形成がもたらす宗教観の違い要約 00:00 自分の中の飼いならせない部分#7から続くアカウント論、国家論の流れを受けて、今回は「自分の中の宗教」の話へ。ハマナカは、自分の宗教観には一神教的な気づきと、禅や修行のように身体を通して悟る感覚が混ざっていると語る。折り紙を通じて、頭の中のイメージをどう形にするか試行錯誤を重ねる中で、自分の中の飼いならせない部分と、それに気づきを与える別アカウントの存在が見えてきた。 08:50 紙折り師に神降りし時折り紙をしていると、ある瞬間に形がすっとまとまることがある。ハマナカはそれを、紙の中に折られるべき形を見出すような感覚だと語る。自分が作っているようで、すでに存在していた答えへ到達しているような感覚。理論を使い、修行のように折り進め、最後にふと「できている」と気づく。そのジャンプの瞬間に、ハマナカは神的なものとの接触を感じているのかもしれない。 16:59 その男、獣のようにどてらいは大きな前提に気づく。ハマナカは常に自分を俯瞰している人だと思っていたが、折り紙をしている時はむしろ最も主観的で、野生的な状態になっているという。言葉で考えるのではなく、手の感覚や紙の抵抗、直感に従って没入している。理性と本能、客観と没入の往復が、ハマナカの折り紙を支えている。 21:01 神を宿さぬ物書きはファンタジーを信じてる一方どてらいは、自分に神が宿った経験はないと語る。文章を書く時もトランス状態にはならず、どこかで冷静に先の展開を見ている自分がいる。だが、見えない力や偶然の重なりには、どこかファンタジーを信じたい気持ちがある。合理的に説明できる出来事だとしても、そこに亡くなった人のいたずらや会いに行ったような物語を感じたくなる。 29:24 国家(人格)形成がもたらす宗教観の違いハマナカは、自分の外側に絶対的な神のようなものを感じ、折り紙の制作時にはそれを自分に宿している感覚がある。一方どてらいは、神は特別に自分へ降りてくるものではなく、人や物や出来事のそばにいるものだと感じている。二人の宗教観の違いは、それぞれの国の成り立ちそのものだった。最後は、神が宿る人、華やかさ、オーラの話へと次回の扉が開いていく。漠然なる気付き 宗教観は、特定の宗教を信じているかどうかだけではなく、自分の中の世界の見方や、見えない力の捉え方として存在している。 ハマナカの折り紙は、自分で作っているようで、すでに世界に存在していた答えを探している感覚に近い。 紙の表と裏は表裏一体であり、表から裏は見えない。この当たり前を身体で理解するまでには、試行錯誤と失敗の時間が必要だった。 ハマナカは普段かなり俯瞰型に見えるが、折り紙をしている時はむしろ最も主観的で野生的になる。 どてらいはトランスしない。文章を書いている時も、先の展開や場の反応を見ている冷静な監視役がいる。 どてらいの宗教観は、唯一神よりも八百万の神に近い。自分だけに神が宿るのではなく、人にも物にも出来事にも、何かが宿っていると感じている。 合理的には偶然かもしれない出来事にも、物語やいたずらや会いに行く意思を見出したくなる気持ちがある。 若いどてらいが「神も仏もあるものか」と思っていたとしても、宗教観は国家と同じく形成され、変化していく。 第10回は、アカウント国家論が宗教編に入った回。ハマナカ国は外から神を宿し、どて国は日常に神を見る。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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コンビニ・エモーション ~おみやげのみやげ話~(ゲスト:おみやげ) 漠然#9.5
「いいコンビニから感じるエモみを摂取したいんです」。今夜はどてらいのお友達・おみやげさんが登場。一見どこも同じに見えるコンビニに宿る「コンビニ・エモーション」、さらに「おいしくないというおいしさ」「ちーちゃいタトゥーをいれたい」など、上質な漠然を持ち込む。ゲスト回恒例の漠然マイスター認定試験もこっそり開催。今日もお聴き流しください。目次 00:00 おみやげからの謎の投書 02:24 コンビニ・エモーション 13:39 おいしくないというおいしさ 26:46 ちーちゃいタトゥーをいれたい 38:23 なるか? 漠然マイスター要約 00:00 おみやげからの謎の投書今回は、どてらいの友人であるおみやげが登場。まずは本人から届いた謎めいた投書をきっかけに、ゲスト回らしい賑やかな空気でスタートする。本人の知らぬ間に、漠然マイスター認定試験もこっそり始まっている。 02:24 コンビニ・エモーションおみやげが語るのは、コンビニに宿るエモみ。見た目は同じようでも、品揃え、立地、客層、照明、棚の空気、微妙な寂しさや生活感が違う。おみやげは、その差異を「コンビニ・エモーション」として摂取しているらしい。 13:39 おいしくないというおいしさ話題は「おいしくないというおいしさ」へ。単純に味が優れているかどうかではなく、妙に記憶に残る味、なぜかまた食べたくなる味、状況込みで成立する味があるのではないかと話が広がる。 26:46 ちーちゃいタトゥーをいれたい続いて語られるのは「ちーちゃいタトゥーをいれたい」という漠然。大きな覚悟を背負ったものではなく、ささやかな遊び心や自分だけの印のような小ささにこそ、絶妙なエモさがあるのかもしれない。 38:23 なるか? 漠然マイスターおみやげの持ち込んだ漠然は、いずれも言われてみればわかるのに、なかなか言葉にされてこなかった感覚ばかり。ハマナカとどてらいはその視点と表現力に引き込まれ、こっそり進んでいた認定試験はいよいよ判定へ向かう。漠然なる気付き コンビニは、どこに行っても同じようで、実はかなり違う。そこには店舗ごとの「生活のにじみ」がある。 「コンビニ・エモーション」は、均質なチェーン店の中にあるわずかな差異を愛でる感覚である。 おみやげは、普通なら見過ごすものにフィルターをかけ、独自の味わいとして取り出す力がある。まさに漠然スタイル「複眼」。 「おいしくないというおいしさ」はかなり重要な概念。味覚の優劣ではなく、記憶、状況、チープさ、愛着、ズレによって成立するおいしさがある。 完璧なものより、少し欠けているものの方が記憶に残ることがある。 「ちーちゃいタトゥー」は、自己表現と照れのあいだにある漠然だ。強く主張したいわけではないが、自分だけの印は欲しい。 おみやげの語りは、発想そのものより言葉の角度が面白い。日常のものが急に変な輝きを帯びる。 ゲスト回の面白さは、番組外から持ち込まれる視点にある。学会の観測範囲が広がる。 漠然マイスター認定試験は、本人が出願していなくても始まる。恐ろしい制度である。 第9.5回は、コンビニ、味覚、タトゥーという身近な題材を通して、おみやげの観察眼と表現の強さが見えた回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagram おみやげ某出版社で編集をしているどてらいの友人。コンビニにエモさを感じとり、ネオイオン国家構想に心躍る過激派。漠然スタイルは「複眼」。多角的な見方で日常を変な輝きに変える剛の者。リンク情報は番組内紹介ベース。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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国家形成型アイデンティティ説 漠然#9
#8で #7「わたしマルチアカウント理論」の進化系として「集合アカウント国家論」を提唱し始めた漠然マイスターの二人。外交にリソースを割かれ内政をおざなりにしてきたどて国と、内政が安定しているゆえに外交に不安を持つハマ国。互いの国の成り立ちが自己形成に大きな影響を与えるという「国家形成型アイデンティティ説」にのめり込んでいく……。上質な漠然を求めて取り留めのない話を展開する漠然マイスターの二人。毎週金曜20時公開。今日も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00 外務大臣のまいどスイッチ 08:36 知的栄養素の大量摂取 13:08 別アカへの責任転嫁が自分を救う 19:26 国家形成型アイデンティティ説 22:09 内政の安定化と国家併合の関係性 31:45 アカウント国家論は宗教編へ要約 00:00 外務大臣のまいどスイッチ#8で「人間とは複数アカウントの集合体であり、それは国家である」という話にたどり着いた二人。今回はその続きとして、人間関係や結婚を「国家間外交」や「国家併合」として見ていく。どてらいは、自分の中にいる外交大臣的なアカウントの話を始める。社交性を発揮しようとする“まいどスイッチ”は強いが、経験のない外交大臣を前線に出すと事故が起きるのだ。 08:36 知的栄養素の大量摂取話は、アカウントがどう育つのかへ。葬儀受付の経験、仕事の経験、人と関わる経験が身体知になり、次に似た場面で使えるアカウントが育つ。ハマナカはさらに、創作活動には知的な栄養が必要だと語る。映画、小説、漫画、ポッドキャストなどを摂取しなければ、知的なアウトプットは生まれにくい。自分の国の中に食料を供給し、飢えや内乱を防ぐこと。それが創作における内政でもある。 13:08 別アカへの責任転嫁が自分を救うどてらいは、複数アカウントがあると、自分の失敗を少し切り分けて考えられることに気づく。全部を「自分のせい」と背負うのではなく、「今回やらかしたのはこのアカウントだった」と考えることで、心が少し楽になる。複数のアカウントがあることは、自分を救う安全弁にもなる。一方で、統治者アカウントが暴君だと、どのアカウントにも「全部自分の責任だ」と迫ってしまうのかもしれない。 19:26 国家形成型アイデンティティ説ハマナカは、コンサル経験によって戦略を考えるアカウントが育ったと語る。活動全体のベースラインやコンセプトを持つことで、判断がしやすくなる。一方どてらいは、若い頃のどて国には国家戦略を立てるアカウントが不在で、周囲の国々からの外交圧に振り回され、内政も荒れていたと振り返る。自己とは、生まれ持った性格だけでなく、どういう国として形成されてきたかの履歴でもある。 22:09 内政の安定化と国家併合の関係性話題は、結婚や深い人間関係を「国家併合」として見る方向へ。ハマナカは内政が整っているからこそ、自分の中だけで新しいことを始めるのは得意だが、他人という別国家が入ってくる外交や併合には慎重になる。どてらいは、国家併合はかなり大きいと語る。自国も相手国もある程度内政が整い、自給自足できる豊かさがあれば、併合しても豊かになりやすい。 31:45 アカウント国家論は宗教編へ最後は、自分の国をどう見返すかという話へ。どてらいは、自分の人生を国家の歴史書のように振り返る「自分国絵巻」を作ってみたいと語る。小学校時代、中学校時代、外交に失敗していた時期、内戦が起きていた時期。それを歴史書や鳥獣戯画のように描けたら、自分を少し客観的に見られるかもしれない。こうしてアカウント国家論は、次なる宗教編へ進んでいく。漠然なる気付き 人間関係を国家間外交として見ると、妙に整理しやすくなる。友人関係は同盟、結婚は国家併合、仕事仲間は通商条約。ふざけているようで、かなり実用性がある。 外交には適材適所がある。葬儀受付に酒場の店主アカウントを出すと、明るすぎる“まいどスイッチ”が入ってしまう。 アカウントは経験によって育つ。身体知や経験は、国家における人材育成である。 創作には知的栄養素が必要。何かを摂取しないまま出力し続けると、国が飢えて内乱が起きる。 複数アカウントを持つことは、自分を救う。失敗した時に「自分全部がダメ」ではなく、「このアカウントが今回は失敗した」と考えられると、少しだけ生き延びやすい。 ただし、統治者アカウントが暴君だと、どのアカウントにも過酷な責任を押しつけてしまう。 ハマナカ国は、コンサル神話時代に戦略アカウントを育てたことで、内政が安定している。一方どて国は、外交経験は多いが、戦略アカウントの不在で長らく内政が荒れていた。 国家形成型アイデンティティ説はかなり大事。自分とは「何者か」ではなく、「どういう歴史と地形を持つ国として形成されてきたか」で見ると、過去の失敗や癖も理解しやすくなる。 国家併合は、自国と相手国の内政がある程度整っていないと難しい。 自分国絵巻は相当おもしろい。自分史を歴史書や風刺画として描くことで、自分を笑いながら俯瞰できるかもしれない。 第9回は、アカウント国家論が「自己統治」と「人間関係の外交戦略」へ進んだ回。次はいよいよ、国家を支える宗教の話へ向かっていく。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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ラジオにはノイズが必要だ(リスナー投稿紹介回)漠然#8.5
バク然らいぶらりには、リスナーから漠然を送ってもらう投書箱がある。今回はマイスターネーム「お菓子よりステッカーください」さんからのお便りをご紹介。「ラジオは昔ながらのダイヤル式でチャンネルを合わせるのが好き」という投書から、ラジオっ子のどてらいと、ラジオより先に動画に触れたハマナカの感覚の違いも浮かび上がる。投書からさらに広がる漠然の世界。今日もお聴き流しください。目次 00:00 本日のリスナー投稿 04:11 ダイヤルまわして放送とつながる 07:11 クリアすぎる生放送は収録と錯覚してしまうという話 14:11 アナログ音声の評価は「加点方式」 17:18 三大欲求の新解釈? 「食欲、睡眠欲、●●欲」 21:42 物書きの存在しない記憶 26:59 制作者の顔が見えるコンテンツ 33:22 ラジオにはノイズが必要だ要約 00:00 本日のリスナー投稿今回は、バク然投書箱に届いたマイスターネーム「お菓子よりステッカーください」さんからのお便りを紹介。ダイヤル式ラジオで電波を探し、雑音まじりに聴く感覚が好きだという投書に、ハマナカとどてらいはかなり上質な漠然だとうれしそうに反応する。 04:11 ダイヤルまわして放送とつながるどてらいは、自分にとって最初のメディア体験がラジオだったと語る。つまみを回して電波を探す行為は、単なる操作ではなく、ラジオを聴くモードへ入る儀式だったのかもしれない。一方ハマナカは、ラジオより先に映像メディアに触れていた世代だという。 07:11 クリアすぎる生放送は収録と錯覚してしまうという話雑音はただの邪魔な音なのか、それともライブ感を生む要素なのか。ハマナカは、情報そのもの以外の手触りや環境が体験を豊かにしているのではないかと考える。どてらいは、あまりにもクリアすぎる生放送は、かえって収録音源のように聞こえてしまうと語る。 14:11 アナログ音声の評価は「加点方式」どてらいは、クリアな音声と雑音まじりの音声では、評価の仕方が違うのではないかと考える。前者は減点方式、後者は少しずつ聞こえやすくなるたびに加点される体験だという。 17:18 三大欲求の新解釈? 「食欲、睡眠欲、●●欲」ラジオを聴いている時の「誰かと同じ時間を共有している」感覚は、人間の寂しさを埋めるものなのではないか。雑音があるからこそ人心地を感じる、という話から、ラジオはメンタルを少し整える装置でもあるのかもしれないと語られる。 21:42 物書きの存在しない記憶どてらいは、中学生の頃に聴いていた深夜ラジオの最終回らしき記憶を語る。しかし番組名もわからず、誰に話しても通じない。寝ぼけながら聴いたラジオと想像が混ざってできた「存在しない記憶」かもしれないという。 26:59 制作者の顔が見えるコンテンツ音声メディアや荒い映像には、情報が足りないからこそ想像の余地がある。どてらいは、制作者の顔が見えることや、顔を知らないリスナー同士がつながることが大事なのではないかと語る。 33:22 ラジオにはノイズが必要だAIや便利な制作ツールによって、きれいなものは誰でも作れるようになっていく。だからこそ、作り手の気持ちや偏り、取り繕いすぎない感覚が重要になる。クリアな音質でも、中身には人の雑味が必要なのかもしれない。漠然なる気付き ラジオの雑音は、ただの邪魔な音ではなく、受信している実感やライブ感を生む要素でもある。 ダイヤルを回して電波を探す行為は、ラジオを聴くための儀式だった可能性がある。 クリアな音声は減点方式、雑音まじりのアナログ音声は加点方式で味わわれる。 特撮や昔のアニメ、ドット絵、アナログラジオには、情報が足りないからこそ生まれる想像の余地がある。 ラジオは、パーソナリティだけでなく、同じ時間に聴いている他のリスナーの存在も感じられるメディアだった。 人間の三大欲求のひとつは「寂しさを埋めたい欲」なのではないか。 存在しない記憶も、ラジオ体験の一部かもしれない。雑音と眠気と想像が混ざって、自分だけの番組記憶ができあがる。 制作者の顔が見えるコンテンツには強さがある。実際の顔写真より、「どういう気持ちで作っているか」が想像できることが大事だ。 リスナー同士がつながる仕掛けは、ラジオ文化の大きな魅力だった。 AI時代には、きれいに整ったものよりも、作り手の偏りや取り繕わなさが価値になるかもしれない。中身にはノイズが必要だ。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。単なる容れ物志向の男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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集合アカウント国家説 漠然#8
#7で突如生えてきた「ワタシマルチアカウント理論」。今回はその理論がさらにエスカレート! 「アカウントの集合体である個人は“国家”である」と熱く議論する!実は性格が全く違うハマ・どてコンビ。それでも同じ視線でモノつくりをできる理由は、まさに国単位での相性の良さがあった。上質な漠然を求めて取り留めのない話を展開する漠然マイスターの二人。毎週金曜20時公開。今日も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00 無意識ジブンスイッチャー 05:16 メンタル強者の自己暗示 09:56 マルチアカウントの分岐点 14:12 自分の身代わりを探してる 17:59 集合アカウント国家説 23:50 海洋国家人格と、大陸国家人格 30:32 心の中の箱庭は拡張できる要約 00:00 無意識ジブンスイッチャー#7で生まれた「ワタシマルチアカウント理論」を受けて、ハマナカとどてらいがそれぞれの中にある複数アカウントを掘り下げていく。ハマナカは、折り紙をしている自分、プログラミングをしている自分、どてらいと話している自分はそれぞれ違う感覚があると語る。環境や相手によって無意識に自分が切り替わる「ジブンスイッチャー」状態が見えてくる。 05:16 メンタル強者の自己暗示どてらいは、格闘技のスパーリング中に起きるアカウント切り替えを語る。始まる前の穏やかな自分、戦闘開始と同時に出てくる強気な自分、攻撃を受けた時に勝手に立ち上がる弱気な自分。ハマナカは、トップアスリートのメンタル強者は、弱気に傾いたアカウントを意識的にポジティブなアカウントへ戻す力があるのではないかと考える。 09:56 マルチアカウントの分岐点複数アカウントは、ただ分かれて存在しているだけではなく、時に割り込んでくる。ハマナカは、折り紙をしている時にプログラミング的な思考が割り込んだり、逆にプログラミングをしている時に折り紙的な発想が入ってきたりすると語る。そこから生まれたのが、折り紙の「コンポーネント」シリーズだった。 14:12 自分の身代わりを探してるどてらいは、プライベートで楽しんでいるはずのチャーケストラを、ビジネスアカウントが横から分析していたことに気づく。個人アカウントで楽しみ、ビジネスアカウントで意味を理解する。その両方があるから体験は豊かになっていた。どれか一つだけを本物と決める必要はない。全部、自分なのだ。 17:59 集合アカウント国家説複数のアカウントを持つ人間は、もはや一人の人格ではなく、アカウントの集合体なのではないか。そこから、個人とは「国家」であるという説が生まれる。自分の中に複数のアカウント、派閥、価値観、身代わりがあり、それらが集まってひとつの「どてらい国」や「ハマナカ国」を作っている。人と人が話しているように見えて、実は国と国が外交しているのだ。 23:50 海洋国家人格と、大陸国家人格国家の性格は土地に縛られる。海に囲まれた海洋国家と、地続きで他国と接する大陸国家では、守り方も攻め方も違う。その話を個人に当てはめると、どてらいとハマナカはどちらも島国型、つまり海洋国家人格なのではないかという見立てに至る。二人が話しやすいのは、国としての地政学が近いからなのかもしれない。 30:32 心の中の箱庭は拡張できる自分の中の箱庭は、固定された土地ではなく、移動したり、拡張したり、変化したりできる。どてらいは、自営業で生きる自分を、ぷかぷか浮かぶ流氷の島のように感じると語る。人は海洋国家から大陸国家になることもできるし、結婚や関係性によって国家併合が起きることもある。国家モデルはまだまだ拡張可能なのだった。漠然なる気付き 人は自分で意識していなくても、環境や相手によってアカウントを切り替えている。 メンタルの強さは、弱気にならないことではなく、弱気なアカウントに切り替わった時に戻せる力なのかもしれない。 複数のアカウントは、分かれているだけではなく、割り込んでくる。割り込みは創造性の入口でもある。 個人アカウントもビジネスアカウントも、どちらか一方だけが本当の自分ではない。全部、自分の身代わりである。 人間はひとつの人格ではなく、複数アカウントの集合体として動いている。だとすれば、個人とは国家である。 海洋国家人格と大陸国家人格という分類はかなり使える。人との距離感や会話の戦略に妙な納得感がある。 どてらいとハマナカは性格が違うようで、どちらも島国型の海洋国家人格らしい。 国家人格のルーツには、家庭、土地、育ち、所属してきた環境が関係しているのかもしれない。 自分の中の箱庭国家は固定ではない。移動できるし、拡張できるし、併合することもある。 第8回は、マルチアカウント理論が「集合アカウント国家説」に進化した回。もはや内面地政学の開幕である。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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ワタシマルチアカウント理論 漠然#7
互いにクリエイターでありながら伝えたいことのある、なしで考えが割れるハマナカとどてらい。ああでもない、こうでもないと意見を交わし、たどり着くは「ワタシマルチアカウント理論」。きっと誰もが自分の中にたくさんのアカウントを持っている! 白熱する議論はどこへ向かうのか!上質な漠然を求めて取り留めのない話を展開する漠然マイスターの二人。毎週金曜20時公開。今日も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00 紙折り師は文化を伝えたい 05:12 わたしをのせて 08:51 物書きは言いたいことが特にない 11:36 ワタシマルチアカウント理論 16:34 ビジネスとプライベート、ふたつの自分が溶けあう時 19:52 自己を見誤るから事故が起きる 24:11 ニッチを輝かせるために、メジャーでバフをかけてみる 26:17 ごめんね、プライベートアカウント要約 00:00 紙折り師は文化を伝えたい前回の「創作において伝えたいことがあるか、ないか」という話を受け、ハマナカとどてらいがそれぞれの創作観を掘り下げていく。ハマナカにとって、作品を作ることは、自分の主張を一方的に叫ぶことではなく、文化や価値観のバトンを次の人へ渡すことに近い。紙折り師は、ただ作品を折るのではなく、文化のリレー走者でもあるのだ。 05:12 わたしをのせて文化を受け継ぐだけでなく、そこへ「わたし」をどう乗せるのか。ハマナカは、自分の折り紙における作家性を、立体的でポリゴン的な形状や、アナログな紙でデジタルっぽさを表現する感覚に見出している。そこに、ハマナカが次の人へ渡したい「わたし」が乗っている。 08:51 物書きは言いたいことが特にない一方、前回「伝えたいことがない」と語ったどてらいも、1週間考えた結果、自分の中にやりたいことや見せたいことはあると気づく。ただし、商業誌の物書きとしては、取材先の魅力、読者、雑誌の色が優先されるため、自分の主張を前面に出す場面は少ない。伝えたいことがないのではなく、出す場所が限られていたのかもしれない。 11:36 ワタシマルチアカウント理論ここで生まれるのが「ワタシマルチアカウント理論」。どてらいの中には、商業誌で書く「ビジネスアカウントのどてらい」と、松戸や沼袋のように自分の感情を前に出す「個人アカウントのどてらい」がいる。伝えたいことがないのではなく、ビジネスアカウントが個人アカウントを押さえ込んでいたのだと、どてらいは気づく。 16:34 ビジネスとプライベート、ふたつの自分が溶けあう時個人の熱量とビジネスの仕組みがうまく重なった例として、どてらいは「チャージマン研!」の音楽祭を挙げる。個人的な愛と、イベントとして成立させるビジネスアカウントの力が融合したからこそ、大きな会場を埋める熱狂が生まれた。個人アカウントでやりたいことを、ビジネスアカウントの資産を使って実現する理想形が見えてくる。 19:52 自己を見誤るから事故が起きるただし、ビジネスアカウントと個人アカウントの扱いを誤ると、事故が起きる。ビジネスアカウントが育っていないのに、個人アカウントだけが大きなことを言ってしまうと虚勢に見える。自分のアカウント力を正確に見積もること。それが、マルチアカウント運用の第一歩になる。 24:11 ニッチを輝かせるために、メジャーでバフをかけてみるハマナカは、大衆向けコンテンツとニッチな作家性のあるコンテンツを、両方作る重要性を語る。大衆向けの入り口を作ることで、多くの人に届き、その中から深い表現や作家性に興味を持つ人が現れる。ビジネスアカウントは、個人アカウントの表現を広げるための装置にもなりうる。 26:17 ごめんね、プライベートアカウント話を聞きながら、どてらいは自分の中の個人アカウントをかなり押し込めてきたことに気づく。昔から場所ごとに違う自分を演じ分けるのが好きだったが、演じる自分が増えるほど、個人アカウントが開かれる時間は短くなる。ビジネスアカウントのどてらいが、プライベートアカウントのどてらいに「ごめんね」と謝る。まだまだ掘りがいのある鉱脈だ。漠然なる気付き 「伝えたいことがある/ない」は、単純な二択ではなかった。どのアカウントで語るかによって答えはかなり変わる。 ハマナカにとって創作は、自分の主張を叫ぶことよりも、文化や価値観のバトンを次に渡すことに近い。 どてらいの「伝えたいことがない」は、実はビジネスアカウント側の発言だった可能性がある。 ワタシマルチアカウント理論はかなり使える。人はひとつの自分だけで動いているのではなく、複数のアカウントを内側で切り替えている。 ビジネスアカウントは、個人アカウントを抑圧することもあるが、育てれば夢を実現するための資産にもなる。 自分のアカウント力を見誤ると事故が起きる。どこまでが自分の力で、どこからが外部の力かを見分ける必要がある。 大衆向けコンテンツは、ニッチな表現を広げるための入口になる。 どてらいは昔から場所ごとに別アカウントを運用していた。マルチアカウント運用歴が長い。 第7回は、創作論の話をしていたはずが、自分の中にいる複数の自分をどう扱うかという話に変わっていった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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お気にの映画、外から観るか?中から観るか? #漠然6
好きな映画や漫画を鑑賞するとき、人はどこにフォーカスするのだろう?世界観をまるっと頭に詰め込むハマナカと、登場人物の言動に興味深々などてらい。「お気にの映画、外から観るか?中から観るか?」議論が、いま始まる!上質な漠然を求めて取り留めのない話を展開する漠然マイスターの二人。毎週金曜20時公開。今日も短編小説のような漠然トークをお楽しみください。目次 00:00 B型母ちゃんの手料理ループ 03:54 ループ型読書とツリー型読書 06:35 台詞回しのドライブ感 08:06 世界を覗き、己を覗く 11:20 忘れん坊のコメディ論 14:00 それぞれの映画鑑賞処理モデル 19:29 お気にの映画、外から観るか?中から観るか? 25:19 設定創作師と人描き屋要約 00:00 B型母ちゃんの手料理ループどてらいが、母親の料理ループから話を始める。ハマった料理があると同じメニューがしばらく続くB型母ちゃん。その傾向は自分にも引き継がれているのではないかと語り、同じ漫画、映画、アニメを何度も読み返し、観返しても新鮮に楽しめてしまう感覚を明かす。一方、ハマナカは新しいものへ次々向かうタイプで、二人の違いが冒頭から見えてくる。 03:54 ループ型読書とツリー型読書面白い漫画に出会ったとき、どてらいは同じ作品を何度も読み返す。気に入った作品を元気を出すためのツールとして使い、忘れたころにもう一度味わう。一方ハマナカは、その作品から連想される別の漫画や音楽へと進んでいく。読書ひとつ取っても、二人の処理モデルはかなり違う。 06:35 台詞回しのドライブ感どてらいが漫画で気になるのは、台詞回しや構成の妙。特にコメディにおいて、どの言葉をどのタイミングで置くのか、キャラクターが本当にその言葉を言いそうかどうかに強く惹かれる。どてらいにとって、面白さは一発のギャグではなく、言葉と構成が走り出すドライブ感に宿っている。 08:06 世界を覗き、己を覗くハマナカは漫画や映画を読むとき、台詞よりも頭の中に立ち上がる映像や世界を見ている。文字や絵から、自分の中に映画のような光景を再生し、その世界をまるごと受け取る。一方でどてらいは、気になったシーンや台詞を再確認しながら、そこに至る構成を見に行く。二人が見ているものは少し違う。 11:20 忘れん坊のコメディ論どてらいは、笑った瞬間の光景や言葉が強く記憶に残る一方で、その前後をあまり覚えていないことがある。だからこそ、なぜそこで笑ったのか、どんな構成でそこに運ばれたのかをもう一度確かめたくなる。忘れん坊であることが、むしろ構成を読み直すきっかけになっているのかもしれない。 14:00 それぞれの映画鑑賞処理モデルハマナカは、映画や漫画を圧縮せず、大容量の情報としてまるごと受け取るタイプ。だから処理には時間がかかり、良い映画を観た後は考えがまとまらず眠れなくなることもある。どてらいは、一度情報をテーブルやデスクトップに置き、目立つ部分から順にインストールしていくタイプ。二人の鑑賞モデルの違いがかなり具体的に見えてくる。 19:29 お気にの映画、外から観るか?中から観るか?どてらいは、物語の中に入り込み、登場人物の言動や感情を見たいタイプ。箱庭があるなら、その中で遊びたい。一方ハマナカは、箱庭を外から眺め、世界観や構造、要素同士の関係を見るタイプ。お気に入りの映画をどう観るかという話は、二人の現実逃避の仕方の違いにもつながっていく。 25:19 設定創作師と人描き屋創作の話になると、どてらいはキャラクター作りは得意だが、世界設定が苦手だと語る。一方ハマナカは、世界設定や思考実験の土台を作るのは得意だが、人間味あるキャラクター作りは苦手。設定創作師と人描き屋が組むと、かなり変なSFコメディが生まれる可能性が見えてくる。漠然なる気付き 同じ作品を何度も味わう人と、新しい作品へ枝分かれしていく人では、鑑賞の神経回路がかなり違う。 どてらいの作品鑑賞は、気に入ったものを何度も食べる「B型母ちゃんの手料理ループ」に近い。 ハマナカの読書や鑑賞は、ひとつの作品から似た感覚を持つ別作品へ移動するツリー型。 どてらいは台詞回しやキャラクターの言動に臨場感を求める。かなり人描き屋の感覚である。 ハマナカは世界全体をまるごと受け取る。鑑賞後に眠れなくなるのは、巨大な未圧縮ファイルが脳内で展開されているからかもしれない。 コメディは瞬間芸に見えて、実は構成の芸である。 どてらいは箱庭の中に入りたい人、ハマナカは箱庭を外から眺めたい人。 創作において、どてらいは人を描くのが得意で、ハマナカは世界を組むのが得意。 第6回は、鑑賞の話から創作の役割分担までつながった回だった。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree
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ABOUT THIS SHOW
忙しい日常の中でふと去来する漠然とした気持ちとか、感覚とか。それは言葉にしたくてもできず、あっという間に消え去っていく。けれど、たまらなく愛おしい。そんな愛すべき“漠然”を紙折り・ハマナカと物書き・どてらいが拾い集め、そっと収蔵する──「バク然らいぶらり」、つくりました。毎週金曜20時公開。夜更かしのおともに聴いてください。
HOSTED BY
ハマナカ,どてらい
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