EPISODE · Dec 15, 2021 · 24 MIN
難しくない「経済統計」 見ておくのはGDPと物価の2つだけ
from REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび) · host 日本経済新聞社 マネーのまなび
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーとお金のイロハを学んでいきます。 第21回のテーマは「経済統計の見方」です。株式市場や為替相場はごく簡単にいうと「景気が良くなったか、悪くなったか」で上下します。つまり我々が株や外貨預金に投資する際にも景気の実態を知っておく必要があるわけですが、それに役立つのが経済統計です。経済統計というと何やら難しそうで、実際世の中には数百、数千もの統計がありとても全部は把握できないのですが、今回はその中でも最も重要な2種類に絞って分かりやすく説明します。解説は日経新聞「マネーのまなび」チームリーダーの小栗太です。 まず知っておきたい最初の指標は「国内総生産」(GDP)です。これは国や地域が一定の期間にどれくらいの物やサービスなどの付加価値を生み出したかを示します。「経済統計の総まとめ」といった感じの便利な数字ですが、取りまとめて発表されるまでにかなりのタイムラグがあるのが難点です。そこで投資には、予測値である国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し」もよく使われます。 もう1つの重要な指標は物価と雇用に関わるもので、例えば消費者物価指数やアメリカの雇用統計がそれに当たります。各国の中央銀行はこの物価や雇用の状況を見て金利の上げ下げを行い、マーケットのお金はそれに応じて有望そうな所に流れていきます。従って中央銀行の動きを予測するために、物価と雇用の状況を知るのが重要になるわけです。この2種類だけ分かればOK、と思うと少しは簡単そうに見えてこないでしょうか。 人気の「American Money Life」のテーマは、「日米の銀行との付き合い方・Part2」です。アメリカでは銀行のATMに並ばなくても、スーパーのレジで代金を支払う際に現金を合わせて受け取れるそうです。日本では最近解禁されたばかりで、まだごく一部でしかお目にかかれないサービスですが、今後普及していけば便利になると思います。一方で「アメリカの銀行は個人からも口座維持手数料を取るのが一般的」(REINAさん)で、その額は毎月5〜15ドルと結構なものだといいます。残高を増やすなどで手数料をゼロにもできるようですが、こちらは日本人には抵抗感がありそうです。
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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーとお金のイロハを学んでいきます。 第21回のテーマは「経済統計の見方」です。株式市場や為替相場はごく簡単にいうと「景気が良くなったか、悪くなったか」で上下します。つまり我々が株や外貨預金に投資する際にも景気の実態を知っておく必要があるわけですが、それに役立つのが経済統計です。経済統計というと何やら難しそうで、実際世の中には数百、数千もの統計がありとても全部は把握できないのですが、今回はその中でも最も重要な2種類に絞って分かりやすく説明します。解説は日経新聞「マネーのまなび」チームリーダーの小栗太です。 まず知っておきたい最初の指標は「国内総生産」(GDP)です。これは国や地域が一定の期間にどれくらいの物やサービスなどの付加価値を生み出したかを示します。「経済統計の総まとめ」といった感じの便利な数字ですが、取りまとめて発表されるまでにかなりのタイムラグがあるのが難点です。そこで投資には、予測値である国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し」もよく使われます。 もう1つの重要な指標は物価と雇用に関わるもので、例えば消費者物価指数やアメリカの雇用統計がそれに当たります。各国の中央銀行はこの物価や雇用の状況を見て金利の上げ下げを行い、マーケットのお金はそれに応じて有望そうな所に流れていきます。従って中央銀行の動きを予測するために、物価と雇用の状況を知るのが重要になるわけです。この2種類だけ分かればOK、と思うと少しは簡単そうに見えてこないでしょうか。 人気の「American Money Life」のテーマは、「日米の銀行との付き合い方・Part2」です。アメリカでは銀行のATMに並ばなくても、スーパーのレジで代金を支払う際に現金を合わせて受け取れるそうです。日本では最近解禁されたばかりで、まだごく一部でしかお目にかかれないサービスですが、今後普及していけば便利になると思います。一方で「アメリカの銀行は個人からも口座維持手数料を取るのが一般的」(REINAさん)で、その額は毎月5〜15ドルと結構なものだといいます。残高を増やすなどで手数料をゼロにもできるようですが、こちらは日本人には抵抗感がありそうです。
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