EPISODE · Jun 5, 2026 · 1 MIN
NASAが火星探査ミッション「MAVEN」終了を発表 11年以上の大気観測と通信中継でも貢献
from sorae · host 株式会社sorae
「NASAが火星探査ミッション「MAVEN」終了を発表 11年以上の大気観測と通信中継でも貢献」 NASA(アメリカ航空宇宙局)は2026年6月3日付で、火星の大気進化を調査してきた「MAVEN(メイブン)」ミッションを終了すると発表しました。2014年の火星周回軌道投入から11年以上にわたり、火星環境の謎に迫る科学観測と、火星表面の探査車(ローバー)と地球の通信中継という重要な役割を担ってきたMAVEN探査機の運用に、正式に幕が下ろされました。MAVEN(Mars Atmosphere and Volatile EvolutioN)は、かつて温暖で液体の水が存在したと考えられる火星が、なぜ現在のような寒冷で乾燥した惑星になったのかを解き明かすことを主な目的としたミッションです。2013年11月に打ち上げられたMAVEN探査機は、2014年9月に火星周回軌道へ到着し、以来11年以上にわたって観測を続けてきました。NASAによると、2025年12月6日、MAVEN探査機は地球から見て火星の裏側を通過した直後に予期せぬ通信途絶に陥りました。ディープスペースネットワーク(DSN)が受信したわずかなテレメトリデータの断片を解析した結果、探査機がセーフモードに入り、毎分約2.7回という想定外の速度で回転していたことが判明しています。
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