EPISODE · Jul 23, 2026 · 16 MIN
なぜこの強度が効くのか?ゴールデンゾーンを支える5つのメカニズム
from ジョンの山RUNラジオ · host ジョン
「The Norwegian Method Applied キーワードシリーズ」、今回は何度も登場してきた「ゴールデンゾーン」――血中乳酸2.3〜3.0 mmol/L、閾値のほんの少し下の狭い強度帯――が、なぜ効くのかを掘り下げます。著者マリウス・バッケンは、この問いに対して1つの理由ではなく、5つの独立したメカニズムで答えています。しかも「ゴールデンゾーンは妥協ではない」とはっきり言い切っています。安全側に振った控えめな選択ではなく、複数の生理システムが同時に噛み合う、狙って設計された交差点だ、と。5つのメカニズムにはすべて共通する構造があります。「効果を引き出すのに十分な刺激」と「やりすぎて逆効果になる上限」。その間に挟まれた狭い帯が、ミトコンドリア・乳酸処理・グリコーゲン・ホルモン反応・筋の動員、それぞれに存在していて、ゴールデンゾーンはその5つの帯がぴたりと重なる、たった一つの共通区間なのです。後半では、「なぜ真の限界は心臓ではなく筋肉なのか」という、本書全体を貫くもう一つの核心にも触れます。自転車選手が週25〜30時間走り込めるのに、エリートランナーが週12〜15時間しか走れない理由。トライアスリートが週35時間トレーニングできる理由。そして著者自身の「エンジンはあったのに、脚がついてこられなかった」という現役時代のエピソードまで。【今回の内容】・「妥協ではない」――ゴールデンゾーンという発想そのものへの著者の宣言・すべてのメカニズムに共通する物差し:「十分な刺激」と「やりすぎない上限」・メカニズム① ミトコンドリア新生 ― AMPK経路とカルシウム経路・メカニズム② 乳酸処理 ― 乳酸-ペースカーブを右にシフトさせる・メカニズム③ グリコーゲン代謝 ― 枯渇はさせるが、空にはしない・メカニズム④ ホルモン反応 ― 「よく眠れる」こと自体が機能している証拠・メカニズム⑤ 筋の動員 ― 階層的な動員と、Xセッションへの伏線・真の限界は心臓ではなく筋肉 ― 自転車との比較、著者自身の経験📖 書籍:Marius Bakken『The Norwegian Method Applied』https://amzn.to/4we7OkF#ランニング #ノルウェー式トレーニング #NorwegianMethod #ゴールデンゾーン #運動生理学 #マラソン
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