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PODCAST · sports

ジョンの山RUNラジオ

マラソンのこと、山のこと、みなさんのトレーニングのモチベーションアップにつながることを話していきます

  1. 110

    人類は100年、カエルの夢を見ていた――乳酸悪者説という巨大な霧を晴らしたもの

    長年、アスリートやランナーの間で「疲労物質」として忌み嫌われてきた乳酸。しかし、最新の科学はその常識を根底から覆しています。なぜ私たちは100年もの間、カエルの実験から生まれた誤解を信じ続けてしまったのか?ジョージ・ブルックス教授が提唱した「乳酸シャトル理論」が一般に浸透するまで40年を要した裏側にある、科学界の論争とポッドキャストが果たした役割をお届けします。根拠論文・出典​論文名: The Lactate Shuttle During Exercise and Recovery / George A. Brooks (1986)URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3522223/主要な知見: 乳酸が細胞間で輸送され、エネルギー源として再利用される「乳酸シャトル」という概念を確立した記念碑的論文。​論文名: Molecular identification of a high-affinity muscular lactate transporter (MCT1) / Garcia et al. (1994)URL: https://www.jbc.org/article/S0021-9258(17)36800-4/fulltext主要な知見: 乳酸を細胞内外へ運ぶ輸送体(MCT)を特定し、ブルックスの理論に物理的な裏付けを与えた。​論文名: Lactate as a major myokine and exerkine / Brooks, G. A. (2020)URL: https://nature.com/articles/s42255-020-0243-4主要な知見: 乳酸が単なる燃料ではなく、シグナル分子として全身の代謝を調節する重要な役割を持つことを解説。​論文名: Is lactate a cause of fatigue? / Lamb & Stephenson (2006)URL: https://link.springer.com/article/10.1007/s00421-006-0234-x主要な知見: 乳酸が筋肉の収縮を阻害するのではなく、むしろ高負荷下での筋機能を保護する可能性について議論。​論文名: Metabolic Characteristics of Keto-Adapted Ultra-Endurance Runners / Volek et al. (2016)URL: https://www.metabolismjournal.com/article/S0026-0495(15)00334-0/fulltext主要な知見: エリートランナーにおけるエネルギー代謝の柔軟性を調査。乳酸を含む基質の利用効率がパフォーマンスに直結することを示唆。​ The Peter Attia Drive Podcast #85​ 出演:Iñigo San-Millán, Ph.D.​ 内容:ミトコンドリアの機能、乳酸、そして「ゾーン2」トレーニングの重要性について。​ URL: https://peterattiamd.com/inigosanmillan/​ The Peter Attia Drive Podcast #201(上記ゲストの再登場・深掘り回)​ URL: https://peterattiamd.com/inigosanmillan2/

  2. 109

    「サブエガ林道」の奇跡:自動ファルトレクと野生のスタビライザー

    ある伝説の道があります。片道6km、累積標高450m。ここを3ヶ月走り込んだ私は、サブスリー達成からわずか半年足らずでサブエガを突破しました。仲間のランナーたちも次々と壁を越えていったことから、いつしかこの道は「サブエガ林道」と呼ばれるようになりました。なぜ、この道を走るだけで人は強くなってしまうのか?今回は、地形が強制的にインターバルを課す「自動ファルトレク」の生理学的メカニズム、ジョージ・ブルックスが提唱した「乳酸シャトル」理論との関係、不整地が腸腰筋と体幹を鍛える「天然のスタビライザー効果」、そして森林環境がコルチゾールを抑制するという科学的データまで、サブエガ林道の秘密を徹底解剖します。また、「足を止めたら帰れない」という退路を断つ精神修行が、マラソン終盤の地獄をどう乗り越えるかについても深掘りします。シリアスランナー必聴。あなたにとっての「サブエガ林道」を、ぜひ見つけてください。

  3. 108

    ボウズの美学。潔さと、剥き出しの悔しさ。テンカラが教える「山の謙虚さ」

    かつてのトレランの師匠であり、UTMF完走の翌日に普通に働いていたという伝説の鉄人「ガッキー」。久々に再会した彼は、相変わらずのランナー体型で、雪代が流れる冷涼な沢に「七分丈のズボン」で突っ込んでいく気合の塊でした。今回はそんな彼をテンカラ釣りの世界へ。「美学を背中で見せる」と意気込んだものの、結果は無残なボウズ……。日本古来の「走る釣り」テンカラが持つ潔さと、エサ釣りにはない「知恵比べ」の面白さ。そして何より、そんな美学をすべて台無しにするほどの「くっそー、やっぱり釣りたかった!」という剥き出しの悔しさ。成果や効率を求める日常から離れ、山の「陰」に身を置いて見えてきた、大人の遊びの真髄を語ります。

  4. 107

    視聴者の問いが深くなっている。続編「統合モデル」が必然である理由

    ランニングコーチ・ディープダイブ全14回を完走してくれた視聴者から、核心をつくフィードバックが届きました。「理論のキーワードだけを切り取って実践するリスク」と「コーチや仲間の存在が見えにくい」という二つの指摘です。今回はそのコメントをきっかけに気づいたことを正直に話しています。理論書には書かれていない「暗黙の前提」として、常にコーチや集団がある。Social Facilitation、最近接発達領域——集団でトレーニングすることの効果は、スポーツ科学でも理論化されています。また、COROSやGarminの普及によって市民ランナーの情報リテラシーが変わってきている、という話もしています。データを持つことで「なぜ」を知りたいランナーが増えた。その問いに応えるために、続編「統合モデル」シリーズが必要だと確信しています。続編スケジュール:・5月7日(木)19時 ガイダンス動画公開・5月9日(土)18時 第1回「細胞レベルの真実」公開・以降毎週金曜配信、全6回予定再生リスト→ https://www.youtube.com/playlist?list=PLVMdX4g9Bz_A7Za-cQ9d6bxPq25AlePcN

  5. 106

    自分のフェーズを見失わない。LT1の快楽とスプリントへの牙をとぐ

    ゴールデンウィーク真っ只中、気温22度まで上がった休日に隣町の陸協の練習会に参加した体験談。ハーフマラソンに向けてペースを上げるランナーたちの中で、あえて自分のフェーズを見極め「LT1(第一乳酸閾値)」の低強度トレーニングに徹した気づきを語ります。外部負荷(時計のペース)ではなく内部負荷(心拍や体感)に集中することの多幸感と重要性、そして今後予定している「爆発的なスプリント練習」への意図について深く掘り下げます。

  6. 105

    新緑の瞑想、朝靄の林道を走る

    いよいよ5月、新潟の山々も新緑の美しい季節を迎えました。今回は、片道6km・累積標高450mD+の通称「サブエガ林道」での朝ランの様子をお届けします。木漏れ日と小鳥の囀りの中、心拍を上げずにゆったりと走ることで得られた「走る瞑想」の感覚。そして、あえて予定の距離を短縮し夕方にもう一度走る「二部練」に切り替えた理由について語ります。日々タイムや数字を追いかけるランナーにこそ聴いてほしい、自然のエネルギーを取り込むリカバリーとマインドセットのエピソードです。

  7. 104

    【新シリーズ始動】「ゆっくり走れ」か「レースペース」か? ランニング理論の迷宮を抜け出す『統合モデル』への招待

    14回にわたる世界のコーチ・ディープダイブシリーズを終え、いよいよ新シリーズが始動。リディアード、セイラー、カノーバ、そしてノルウェー式……。一見すると矛盾し合っているように見える現代のランニング理論を、生理学という共通言語で読み解き、一つの「統合された地図(ファンネルモデル)」として再構築します。全6回のシリーズを通して、自分の身体をいかにプロジェクトマネジメントし、サブ2:30という高い目標へ向けて最適化していくか。そのためのガイダンスをお届けします。https://youtube.com/playlist?list=PLVMdX4g9Bz_A7Za-cQ9d6bxPq25AlePcN&si=wa2sOIiyA84GL0EV

  8. 103

    持久力進化の系譜・完結! 〜14人の巨人と歩んだ知の旅〜

    全14回にわたる大型シリーズ「ランニングコーチ・ディープダイブ」を終えた今、ジョンが独自の視点でこの膨大な知見を振り返ります。日本の陸上界に欠けていた情報のミッシングリンク、6年のタイムラグを経て上陸した『アップヒルアスリート』の衝撃、そしてリディアードからキリアンへと繋がる「乳酸と特異性」の正体とは。今夜18時のキリアン編公開を前に、人類がサブ2時代に突入した現代ランニング理論の核心に迫ります。高みをめざすアップヒルアスリートのトレーニングマニュアルhttps://amzn.to/4tIou2j------ランニングコーチディープダイブhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLVMdX4g9Bz_AIl2AddoFD1rM03afXWK_v「手法は100万通りあるが、原則は少ない」。 あなたが日々こなしているその練習メニューは、一体誰が、いつ、どんな目的で作り出したものか知っていますか?本シリーズ『ランニングコーチ・ディープダイブ:持久力進化の系譜』は、古今東西の伝説的なランニングコーチや理論家14名を一人ずつ取り上げ、その人物像、理論の核心、そして現代の市民ランナーへの応用術までを深く掘り下げる「走るための教養講座」です。1950年代の「経験と直感の時代」から、ペースと心拍数を完全に数値化した「科学とシステムの時代」、そして乳酸を精密にコントロールする「最先端データ科学の時代」まで。先人たちはどのようにして「有酸素の限界点」を見極め、引き上げてきたのか?点と点だった知識が、一本の美しい「線」に繋がります。 あなた自身が「自分自身の最高のコーチ」になるための、果てしない知の旅へ出かけましょう! Don't Study. Just Run.--------------------------------------------------------------------------------🏃‍♂️ 各回の内容(目次)【第0回:ガイダンス】 持久系スポーツ理論の系譜と基礎 シリーズの全体マップと、今後頻出する必須の生理学用語(VO2max、乳酸閾値、最高安定状態など)をわかりやすく定義。「なぜ過去の歴史を学ぶのか?」を紐解くプロローグ。https://youtu.be/3SDb-lvFiMo▼ 第1部:経験と直感の時代(クラシック・エラ) 【第1回】アーサー・リディアード(近代トレーニングの父) 単なる「ゆっくり長く(LSD)」という誤解を払拭。「最高安定状態」での有酸素ベース構築と期分け(ピリオダイゼーション)の魔法を創り出した男の真実。https://youtu.be/tMDGWG73Ibw【第2回】パーシー・セラティ(ストータン哲学と野生の復権) リディアードの永遠のライバル。砂丘での過酷なトレーニングやウェイトリフティング、自然食を取り入れた、肉体と魂の完全なる解放「ストータン哲学」。https://youtu.be/DMlJxyXKCIg【第3回】中村清と瀬古利彦(「禅走法」と精神の極限) 月間1,500kmの走り込みと、死の縁を走る過酷なインターバル。東洋的神秘主義と自己規律が融合した、日本マラソン界の黄金時代を築いた師弟の絆。https://youtu.be/auN0Z8osgaA▼ 第2部:科学とシステム化の時代(システム・エラ) 【第4回】ジャック・ダニエルズ(VDOTとペースの完全数値化) 勘と根性を捨て、数学を導入。ランナーの走力を単一の数値「VDOT」で示し、5つの魔法のペース(E, M, T, I, R)を導き出した「長距離走科学の父」の革命。https://youtu.be/5Oe4j5wyHwg【第5回】フィル・マフェトン(MAF180と脂質代謝の極意) 「No Pain, No Gain」への反逆。「180 - 年齢」で導き出す最大有酸素心拍数(MAF HR)を用いて、無尽蔵の脂質代謝システムを作り上げる究極の健康とフィットネス。https://youtu.be/zVpcYiHGPsQ【第6回】ピート・フィッツィンジャー(アドバンスト・マラソニングの王道) 世界中のシリアスランナーが信奉する「Pfitz」のプラン。週半ばのモデレート・ロングラン(MLR)と緻密なメゾサイクルで限界を突破する王道の期分け。https://youtu.be/at9tugNrHak▼ 第3部:特異性と実践の時代(モダニズム・エラ)【第7回】ハンソンズ・マラソン・メソッド(累積疲労の科学) 「週末の30km走」神話を破壊。日々の練習で意図的に疲労を溜め、疲労した脚で26kmを走ることで「マラソン後半」を完全シミュレーションする累積疲労のハッキング。https://youtu.be/6d_r9RKV_BQ【第8回】ブラッド・ハドソン(適応型ランニング) 固定されたスケジュール表を破り捨てろ!日々の身体の反応に合わせて柔軟にメニューを組み替える「自律的コーチング」と、ヒルスプリントの秘密。https://youtu.be/hPTg9PZNHZg▼ 第4部:現代から未来へ(アフリカと最先端データ科学) 【第9回】レナート・カノーヴァ(特異的持久力とケニアの哲学) マラソンの「距離信仰」を破壊。目標とするレースペース(外部負荷)での疾走距離をひたすら拡張し、1日に2回の高強度をこなす「スペシャル・ブロック」の凄み。https://youtu.be/1Y_YtEFZ--4【第10回】パトリック・サング(カプタガトの修道院とキプチョゲのノート) データ至上主義の現代に、あえて「規律とアナログ」で最強ランナーを育てる。世界王者がトイレ掃除をし、手書きのノートで感覚を刻むカプタガトの人間学。https://youtu.be/uOvN9Wghyz8【第11回】スティーブン・セイラー(ポラライズド・トレーニングと80/20の法則) あなたが速くなれない理由は「中強度の罠(グレーゾーン)」にある。練習の80%を極端にゆっくり、20%を限界まで追い込む、世界最強アスリートの黄金比。https://youtu.be/ehf2Vl25N0Q【第12回】マリウス・バッケン(ノルウェー式メソッド) 感覚を捨て、データを信じろ。乳酸値「2.0〜3.0 mmol/L」のスイートスポットを狙い撃ち、1日2回の閾値走(ダブル・スレッショルド)を行う現代最強の狂気と科学。https://youtu.be/0tNq7mJmgqI▼ 番外編:垂直の世界(山岳スポーツとキリアン・ジョルネ)【第13回】スティーブ・ハウス&スコット・ジョンストン(Uphill Athleteの誕生と山岳生理学) 山の「根性論」に科学で挑む。山でバテる真の原因「有酸素欠乏症(ADS)」を心拍ドリフトテストで暴き、無尽蔵の山岳特異的スタミナを構築する。https://youtu.be/FOY0lkt5ep0【第14回】キリアン・ジョルネ(究極の山岳アスリートとデータ駆動型トレーニング) 「野生の直感」と「データサイエンス」の完全融合。心拍数・RPE・努力ペースの3指標を統合し、限界をハッキングしながら自然の保護を訴える孤高の哲学。https://youtu.be/_u_6VCmMMKg

  9. 102

    「無」が生む純度—西蒲三山N3PUCに見た、トレランの生存戦略

    春のマラソンシーズンが終わり、基礎構築期の一環として新潟・西蒲三山を9時間走った日、「異様な光景」に出会いました。ゼッケンもチップもコースマークもエイドもない。スタートゲートすらない。それでもITRAポイントが付与される本格レース——N3PUC(Nishikan 3 Peaks Ultra Challenge)です。最高標高634mの低山を何度も往復し、3ループで累積標高12,000m超え。数字だけでも狂っていますが、私が本当に衝撃を受けたのはその「運営形態」でした。管理を極限まで削ぎ落とすことで生まれる純度。存在を消すことで守られる挑戦の自由。これは手抜きではなく、人口減少・ボランティア不足という現実に対する、一つのリアルな答えかもしれません。今回は越後スカイクラブ代表小幡さんとの「2人とも回復走のつもりだった9時間」の話と合わせて、これからの日本のトレイルランニングの形について考えます。https://youtu.be/MlY32bEL6gk?si=k48i-0LBuB5Kmst8

  10. 101

    雨を味方につける空気の跳躍「エア縄跳び」:スタミナとスピードを繋ぐ神経系チューニング

    昨日の夕方、山菜の様子を見に山へ向かうはずが、予期せぬ大雨。急遽ジムへと足先を変えたジョンが、今シーズンから取り入れた秘密兵器「エア縄跳び」について熱く語ります。単なる代わりの練習と侮るなかれ。アーサー・リディアードのヒル・トレーニング理論を現代生理学の視点から再構築し、アキレス腱を「最強のバネ」に変えるための、マニアックで哲学的なトレーニング論。雨の日のジムが、あなたの走りを変える聖域に変わります。

  11. 100

    生産性10倍の真実と肉体の限界を超えた先にある景色

    2月から始まった劇的な機材アップデートと生成AIの導入。それがYouTube活動や生産性にどのような革命をもたらしたのかを語ります。登録者数の急増、メンバーシップの開始、そして「24時間という制限」の中で、テクノロジーがいかにして人間の限界を拡張するのか。ランニングとビジネス、そして最新ガジェットへの欲望を織り交ぜた、思考のトレイルランニングをお届けします。格安chromebookhttps://amzn.to/4tKC7O8Mac minihttps://www.apple.com/jp/mac-mini/MacBookNeohttps://amzn.to/4tGnV8Ndji osmo nanohttps://amzn.to/4taQFqFinsta360 go ultrahttps://amzn.to/3OfHPIX

  12. 99

    トラックに響く「野蛮な声」〜それは指導か、それとも敗北宣言か〜

    市民ランナーとして出場したトラックレースで目撃した、指導者による暴言とリスペクトの欠如。選手を「無様」と切り捨てる言葉の裏にある、指導者のマネジメント放棄を鋭く分析。2026年のスポーツ現場が抱える課題と、あるべき指導の姿を問う。https://youtu.be/U54zJ7-m94A

  13. 98

    見えない敵と走る——AQIとHRVが教える、現代のスマート・アスリート論

    春の訪れとともに、新潟の山々も芽吹き始めています。しかし、ランナーにとってこの季節は「花粉」「黄砂」「PM2.5」という見えない壁が立ちはだかる時期でもあります。本日は、Outside Onlineの最新レポートを紐解きながら、大気質指数(AQI)が私たちの身体に与える科学的影響と、GarminやCOROSなどのウェアラブルデバイスから読み取る「身体の悲鳴」について深掘りします。根性論で突破するのではなく、データを味方につけて長く走り続けるための「思考のアップデート」をお届けします。根拠論文・出典の提示1. 論文名: Exercise and air pollution: an editorial / Giles, L. V., & Koehle, M. S. (2014)• URL: https://bjsm.bmj.com/content/48/12/945• 主要な知見: 高強度運動中の換気量の増大と口呼吸への移行が、汚染物質の肺深部への到達を促進し、健康リスクを高めるメカニズムを解説。2. 論文名: Short-term effects of air pollution on heart rate variability: a systematic review / Buteau, S., & Goldberg, M. S. (2016)• URL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S104727971500406X• 主要な知見: 大気汚染物質(特にPM2.5)への短期間の曝露が、自律神経系に影響を与え、心拍変動(HRV)を低下させることを証明。3. 記事名: Why You Should Check the Air Quality Before You Head Out for a Run / Outside Online (2026)• URL: https://www.outsideonline.com/health/training-performance/air-quality-exercise-safety/• 主要な知見: AQI(大気質指数)に基づく運動強度の調整基準と、最新のスポーツ医学が推奨する汚染回避戦略の提示。

  14. 97

    前半の”貯金”は3倍になって消える|10-10-10戦略でマラソンを制覇する

    マラソンの前半、気持ちよく飛ばしていませんか?Runners Connectのデータによれば、最初の16kmで"貯金"を作ろうとしたランナーの85%以上が、30km以降でその3倍以上のタイムを失っています。前半1分の貯金が、後半3分以上の借金になる。マラソンはそういう競技です。今回は、この問題への処方箋として注目されている「10-10-10戦略」を徹底解説します。42.195kmを最初の10マイル・次の10マイル・ラスト10kmの3フェーズに分け、それぞれに「節約・維持・攻撃」という役割を持たせる、ネガティブスプリットの究極形です。特にラスト10kmの話に力を入れました。32km地点で「耐えるレース」をするか「攻めるレース」をするか。その分岐点は、じつはスタートラインに立つ前から決まっています。前半を設計通りに走ってきたランナーだけが、周りがペースを落とす中で加速できる。その快感を知ってしまうと、前半突っ込みたい衝動が「もったいない」に変わります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━📎 参考記事━━━━━━━━━━━━━━━━━━The 10-10-10 Marathon Pacing Strategy: Train to Negative Splithttps://runnersconnect.net/marathon-pacing-training/【レース記】いわきサンシャインマラソン2025 山の神に突き動かされキロ4を刻むhttps://youtu.be/rDS5nCF-Y_g#マラソン #レース戦略 #ネガティブスプリット #サブ235 #ランニング #10-10-10

  15. 96

    1.01の法則で速くなる?んなわけあるかい!

    毎日1%の改善を積み重ねれば、1年後には37.8倍の成果が出る。自己啓発の世界で愛されるこの数学的マジックを、スポーツ科学と運動生理学の視点からジョンの独自の視点で斬ります。公認会計士試験のような「知識の積み上げ」と、腱や骨、心肺機能が司る「身体の適応」は何が違うのか。オーバーユース(過度な使用)が招くケガのメカニズムや、最新の「期分け(ピリオダイゼーション)」理論を交えながら、私たちが本当に目指すべき「1%の質」について語ります。

  16. 95

    翼か、それとも消耗品か?厚底時代の「アキレス腱」再考

    多くのエリートランナーを絶望の淵に突き落としてきた「アキレス腱」の故障。果たしてアキレス腱は、走れば走るほど磨り減る「消耗品」なのでしょうか?それとも、進化の過程で手に入れた「最強の翼」なのでしょうか?最新の生体力学、炭素14を用いた衝撃の研究データ、そして厚底カーボンシューズが身体に強いる「代償」まで。トレイルを走る息遣いと共に、私たちランナーの「資本」であるアキレス腱の真実に迫ります。科学的なケア方法や、賢いシューズの履き分け術も徹底解説。【補足】カーポンプレートシューズの影響です。遠位制限・近位補償(えんいせいげん・きんいほしょう)スーパーシューズの中に入っている硬いカーボンプレートは、足の指の付け根が曲がるのを防ぎます。これが「遠位の制限」。すると身体はどうするか。足首で使えなくなった動きを、膝や股関節で補おうとします。これが「近位の補償」です。結果として、アキレス腱への負担は減る場合もありますが、その分、股関節周りの筋肉や、足の甲にある「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という骨に、これまでにないストレスがかかる。1. アキレス腱の代謝・年齢推定(2013年)Lack of tissue renewal in human adult Achilles tendon is revealed by nuclear bomb ^{14}Chttps://faseb.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1096/fj.13-2342032. 腱症の連続体(コンティニュアム)モデル(2009年)Is tendon pathology a continuum? A pathology model to explain the clinical presentation of load-induced tendinopathyhttps://bjsm.bmj.com/content/43/6/4093. ビタミンC・ゼラチンとコラーゲン合成(2017年)Vitamin C-enriched gelatin supplementation before intermittent activity augments collagen synthesishttps://academic.oup.com/ajcn/article/105/1/136/45698304. 厚底カーボンシューズの経済性とバイオメカニクス(2018年)A Comparison of the Energetic Cost of Running in Marathon Racing Shoeshttps://link.springer.com/article/10.1007/s40279-017-0811-25. アイソメトリック収縮による鎮痛効果(2015年)Isometric exercise induces analgesia and reduces inhibition in patellar tendinopathyhttps://bjsm.bmj.com/content/49/19/1277

  17. 94

    VO2maxという「嘘」を暴け:スピードの壁を壊すレペティションの真実

    VO2maxインターバルはスピード練習ではない!多くの市民ランナーが信仰する「VO2max至上主義」に科学で切り込み、その”上”に存在するレペティショントレーニングと無酸素性スピードリザーブ(ASR)の真価を解説します。山を走り続けて気づいた「努力の方向性」についても、正直に語ります。

  18. 93

    坂、唸る筋肉!リディアード式ヒルトレーニングで『鹿の足』を手に入れる!

    板橋シティマラソン完走から2週間。心身を解き放つ「放牧期間」を終えました。次なるターゲットであるトラックシーズンに向けて再始動します。今、あえて行うのは、伝説のコーチ、アーサー・リディアードが提唱した「ヒルトレーニング」。「ただの坂ダッシュとは何が違うのか?」「なぜ下り坂を全力で走る必要があるのか?」生理学的メカニズムからバイオメカニクス、そして「走る哲学者」としてのマインドセットまで、1時間のヒルサーキットに込められた真髄を深掘りします。怪我を防ぎ、ダイナミックなフォームを手に入れたい全ランナー必聴です。リディアードのランニング・バイブルhttps://amzn.asia/d/01hPhSryリディアードのランニング・トレーニングhttps://amzn.to/4sRNF1W

  19. 92

    狂気と浄化:伝説の指導者・中村清から学ぶ「命を懸けて走る」ということ

    早稲田大学、そして日本マラソン界に君臨した「鬼」の指導者、中村清。戦後の闇市で稼いだ金をすべて選手の食事に注ぎ込み、自ら血が流れるまで顔を殴り、雑草を引き抜いて食べた男。その「狂気」とも言える行動の裏には、凄惨な戦争体験と、独自の死生観、そして「禅走法」という究極の哲学がありました。現代の常識を遥かに超越した彼の人生を紐解き、私たちが山を、人生を走る意味を問い直します。瀬古利彦のすべてのランナーに伝えたいことhttps://amzn.to/4867WZn瀬古利彦マラソンの真髄: 世界をつかんだ男の“走りの哲学” https://amzn.to/4dkrjBA

  20. 91

    「外に出るだけじゃ足りない? —— 最新科学が解き明かす『畏怖(Awe)』とサイトカインの魔法」

    2026年3月24日、アウトドア界の権威『Outside Online』が衝撃の研究結果を報じました。カリフォルニア大学バークレー校がタホ湖で行った調査で判明したのは、「単なる運動」を超えた「畏怖(Awe)の念」が持つ驚異的な生理学的パワー。体内の炎症を引き起こすサイトカインを劇的に減少させ、私たちの心身を細胞レベルで書き換えるプロセスとは?板橋Cityマラソン後のリカバリーに悩むジョンが、伝説のコーチ・リディアードの哲学と最新エビデンスを交えて語り尽くします。• タイトル: Spending Time Outdoors is Great. Experiencing Awe is Even Better.• メディア: Outside Online• 著者: Brian Higgins• 研究の核心: カリフォルニア大学アーバイン校(UC Irvine)のポール・ピフ博士(Paul Piff)らのチームがタホ湖で行った調査。

  21. 90

    凍てつく守門岳と呼吸の記憶。「花粉症」を克服した身体の調律法

    早朝、氷点下の守門岳を走ったジョン。登山口に広がる杉林を通り抜けながら、かつて東京のビル群で絶望的な花粉症に悩まされていた10数年前の自分を思い出します。なぜ今の自分は、これほどまでに深い呼吸ができるのか? 都市特有の「凶暴な花粉」の正体から、自律神経を整える走りの哲学、そして食生活が免疫系に与えた影響まで、自らの身体を実験台にして得た「思考のアップダウン」を語ります。https://youtu.be/cgEAsP8EESY?si=lu1cqunqS48mACaH

  22. 89

    20260322John Yama Run Tech News

    【概要欄用】放送日: 2026年3月22日(日)主なトピック: Google AI Studio大型アップデート/3月AIモデル出揃い(Gemini 3.1 Pro・GPT-5.4)/世界室内陸上800m・1500m最終日/Fotyen Tesfay女子歴代2位デビュー/HBR才能を組織の強さに変える設計思想/睡眠と怪我リスクの運動生理学参考記事URL一覧:https://blog.google/innovation-and-ai/technology/developers-tools/full-stack-vibe-coding-google-ai-studio/https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-3-1-pro/https://techcrunch.com/2026/03/05/openai-launches-gpt-5-4-with-pro-and-thinking-versions/https://www.flotrack.org/articles/15660649-olympic-podium-rematches-in-the-1500m-and-3k-at-2026-world-indoor-champshttps://worldathletics.org/news/report/barcelona-marathon-2026-fotyen-tesfayhttps://hbr.org/2026/03/how-to-turn-individual-talent-into-organizational-excellencehttps://www.sciencedaily.com/releases/2025/11/251111005945.htm

  23. 88

    20260321John Yama Run Tech News

    放送日: 2026年3月21日(土)主なトピック:NVIDIA(エヌビディア)がAIエージェント基盤「OpenShell(オープンシェル)」発表(GTC 2026)Apple(アップル)M5 Pro/Max MacBook Pro(マックブック・プロ)発売・AI性能4倍超MCP(エムシーピー)がエージェント業界標準へ世界室内陸上選手権2026開幕(Toruń(トルン)、ポーランド)— 今日が最大の山場Duplantis(デュプランティス)が第15回世界記録6.31mで大会へ東京マラソン2026:Kosgei(コスゲイ)コースレコード、Takele(タケレ)連覇運動生理学:ロングランがランニングエコノミーのデュラビリティを守る参考記事URL一覧:https://nvidianews.nvidia.com/news/ai-agentshttps://www.apple.com/newsroom/2026/03/apple-debuts-m5-pro-and-m5-max-to-supercharge-the-most-demanding-pro-workflows/https://techcrunch.com/2026/01/02/in-2026-ai-will-move-from-hype-to-pragmatism/https://www.letsrun.com/news/2026/03/2026-world-indoors-mens-3k-paris-olympic-1500m-rematch-is-the-race-of-the-meet/https://www.nbcsports.com/olympics/news/mondo-duplantis-pole-vault-world-record-2026https://run247.com/running-news/marathon-news/tokyo-marathon-results-report-2026https://news.microsoft.com/source/features/ai/whats-next-in-ai-7-trends-to-watch-in-2026/https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40878015/

  24. 87

    20260320 John Yama Run Tech News

    2026年3月20日放送の「John Yama Run Tech News」では、ビジネスと走りをアップデートする最新トピックを厳選。AIが自ら考えて実行する「エージェント時代」の到来から、ランナー必見のCOROSベータ版新機能、そして最新の運動生理学に基づいた筋トレ指針まで、濃縮してお届けします。【Tech】AIエージェントが実務を担う時代へソフトバンクが自律型ネットワーク運用を開始。NTTデータがリサーチ期間を99%短縮した驚異の検証結果。【Running】COROS 3月アップデート&マラソンの「土台」新機能「Pace Strategy」と「Hill Alerts」でレース戦略が変わる。最新研究:数ヶ月前の「走行ボリューム」がタイムを決定づける。【Management】2026年のキーワードは「リスキリング」変化に素早く学び直す「適応型リーダーシップ」の重要性。【Deep Dive】ACSMが17年ぶりに更新した筋トレガイドライン完璧を求めるより「週2回の継続」がランニングエコノミーを救う。[Tech & AI]SoftBank: Autonomous AI Agent Platform (2026/03/12)NTT DATA: Product Research Time Reduction (2026/03/19)[Running & Health]COROS: March Beta Update Features / Reddit (2026/03/19)VCU Health: Science-Based Marathon Performance (2026/03/11)ACSM: New Resistance Training Guidelines (2026/03/15)[Strategy]World Business Forum: 5 Management Trends for 2026 (2026/03/19)

  25. 86

    シーズン終了。最終戦、板橋Cityマラソン2026で考えたこと

    シーズン最終戦、板橋Cityマラソン。目標に届かなかった2時間41分の記録。その裏側で起きていた、埼京線から総武線へと続く「鉄橋の旅」と、心拍数が語る生理学的ドラマを深掘りします。なぜペースが落ちても心拍は下がらなかったのか? 「心拍ドリフト」という現象から紐解く、メンタルの矜持と次戦へのモチベーション。【マラソン記】板橋Cityマラソン2026 2:41:16https://youtu.be/0d0Bn76NYRY

  26. 85

    「いいね」のために走ってるんじゃねえ!Strava半引退とデータの聖域

    記録、通知、そして「いいね」。走ることがいつの間にか誰かの承認を求めるツールになっていないか?ジョンがStravaを非公開にし、Garminの監視から逃れ、AIコーチと共に「自分だけの走り」を取り戻した理由を語ります。SNSの「馴れ合い」に疲れたすべてのランナーへ。

  27. 84

    ハガキと弁当とトラック ― 陸協登録の深すぎる迷宮を走る

    春、ランナーたちがそわそわし始める「陸協登録」の季節。「なぜ、いまだに事務連絡がハガキで届くのか?」「なぜ、審判員は1日働いて『お弁当』が報酬なのか?」そんな素朴な疑問の先には、明治維新から続く日本の軍事的・教育的な統治構造と、現代の「善意の搾取」という険しい登り坂が待ち構えていました。今回は、3年間所属した陸協を離れる決意をしたジョンが、山道を走りながら日本の陸上界を支える「システムの正体」を徹底解剖。100年以上変わらないアナログな現場の実態から、2040年に向けた「アスレティックファミリー」構想まで、僕たちが走る「地面」の歴史と未来を思考のアップダウンとともに駆け抜けます。公認記録という「信頼」を守るために、僕たちが脱ぎ捨てるべき過去の装備とは何か?すべての競技者、そして走ることを愛する人へ贈る、少し泥臭くて、最高にエキサイティングな「陸上組織論」です。

  28. 83

    【マニアック】FITバイナリ生データ×LLMで作る「次世代ランニングコーチングAI」の裏側

    既存のスポーツAIによくある「アプリ画面のスクショ解析」は、データが極端に丸め込まれる「抽象化の罠」に陥っています。 本動画では、ウェアラブルデバイスの奥底に眠る「FIT(Flexible and Interoperable Data Transfer)形式のバイナリ生データ」を直接解析し、大規模言語モデル(LLM)と組み合わせた次世代ランニングコーチング・システムの4層アーキテクチャをディープに解説します。時系列データベースの構築から、空間情報処理、深層学習による疲労検知、そしてLLM特有のトークン制限やハルシネーション対策まで、データサイエンスとAI開発の知見が詰まった技術解説です。

  29. 82

    ランニング・モチベーションの科学 〜脳と身体をハックする行動変容の技術〜

    【概要】「今日は寒いから」「疲れているから」——ランニングのモチベーションが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。脳と身体のメカニズムを理解していないだけです。この動画では、曖昧な「気合」や「根性」といった精神論を一切排除し、脳科学・心理学・身体生理学の3つの視点から『意欲の正体』を徹底解剖します。プロのランニングコーチが、ドーパミンの正しいメカニズムから、意志力に頼らずに行動を起こす「If-thenプランニング」などの実践的なテクニックまでを解説。あなたのランニングを、苦痛から「自己コントロール可能な技術」へと昇華させるための必見の講義です。【この動画で学べること】・ドーパミンの罠:なぜ「走った後」ではなく「走る前」が重要なのか?・気合の限界:意志の力(前頭前野)が枯渇するメカニズム・自己決定理論:外発的動機から内発的動機への進化プロセス・最強のメンタルハック:行動心理学を用いた「自動化」のテクニック・明日からできるたった1つのアクション

  30. 81

    高地トレーニングと睡眠の科学|涼しさのメリットと低酸素のデメリットの「損益分岐点」

    夏になると、涼しさを求めて少し標高の高い場所(桧原湖や蔵王、湯の丸など)へ練習に行くランナーは多いと思います。しかし、そこは単なる「避暑地」でしょうか?それとも体に負荷のかかる「高地」でしょうか?「涼しいはずなのに、なぜか疲れが抜けない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」その原因は、気のせいではなく「標高」が引き起こす明確な生理学的なメカニズムにありました。この動画では、標高が自律神経と睡眠に与える影響を科学的に解説し、夏の走り込みの質を最大化するための戦略(宿泊か日帰りか)を提案します。今年の夏は「考えて走る」ことで、秋のレースに向けた最高の土台を作りましょう!

  31. 80

    なぜ突然、脚は止まるのか?打ち上がりの科学を読み解く

    マラソンや中長距離レースで、全ランナーが恐れる「打ち上がり(ボンキング)」。それは単なる根性不足ではなく、体内で起きている「生理学的な破綻」の結果です。今回の講義では、プロのランニングコーチの視点から、打ち上がりの正体である「代謝性アシドーシス」のメカニズムを世界一わかりやすく解説します。さらに、Garminなどのスマートウォッチに現れる「心拍ドリフト」や「接地時間の変化」から、破綻の予兆を事前に察知するプロの技を伝授。「Don't Study. Just Run.(学ぶだけで満足せず、走りに変えろ)」知識を武器に、次のレースで自己ベストを更新しましょう。

  32. 79

    #73 学ぶことは大切だ。でも、走ることはもっと大事だ。〜データと意志の狭間で〜

    新しいMac miniを導入し、AIを活用したフォーム分析やデータ解析に没頭する日々。テクノロジーの進化によって、市民ランナーでも高度なセルフコーチングが可能になる時代がやってきました。新企画のメンバーシップや講義動画についてもお話ししつつ、最後に行き着いたのは「どれだけ賢いAIコーチを作っても、一歩を踏み出すのは自分自身の意志」というシンプルな真実。頭はスマートに、足元は泥臭く。今日も一緒に走りましょう。

  33. 78

    #72 シーズン終盤の劇薬!カノーバ式「スペシフィック・ブロック」と変化走の極意

    マラソントレーニングにおいて、不変の基礎とされる「リディアード式」と、現代のエリート界を席巻する「カノーバ式」。今、この二大巨頭のトレーニング理論をどう統合し、我々市民ランナーが自己ベスト更新(Sub 2:30/2:40)に繋げていくべきか。その生理学的・哲学的な核心を徹底解説します。今週末、私自身が挑戦する「カノーバ式変化走30km」の狙いや、雪国での環境マネジメントについても触れています。シーズン終盤、後半の失速に悩むすべてのランナーに捧げる保存版です。

  34. 77

    #71 技術と体力で挑む「走るテンカラ」の哲学

    必要なのは竿、糸、毛鉤の3つだけ。道具を極限まで削ぎ落とし、トレイルランニングの機動力で源流の最奥へ。人間を見たことのないイワナに出会うため、藪を漕ぎ、山を駆ける「JohnYamaRun流・テンカラ」の世界。本エピソードでは、ミニマルな装備でリスク(熊・蜂・怪我)を管理するサバイバル術から、「自分の手で殺して、自分を生かす」という命の倫理観まで、源流に没入するための独自哲学を語ります。

  35. 76

    #70 時計の裏側で何が起きている? ランニングデータの構造と未来予測

    普段何気なく見ているGarminやCOROSの数値。その裏側ではどんな計算が行われているのでしょうか?今回は、自作アプリの開発を通じて見えてきた「データの深層」について語ります。GPXとFITファイルの違いから、動画へのデータオーバーレイ技術、さらには2026年に実用化が期待される「非侵襲センサー」まで。データに使われるのではなく、データを使いこなすためのポッドキャストです。

  36. 75

    #69 Vibe Codingが世界を変える?ランナーのための『爆速』動画アプリ開発記

    最近、ポッドキャストやYouTubeの更新が止まっていた理由……それは「サボり」ではなく、ある熱狂的なプロジェクトへの没入でした。今回の放送では、ジョンが現在開発中の「ランナー向け動画編集Webアプリ」について初公開します。なぜ既存のメーカーアプリでは満足できなかったのか?「Vibe Coding」という新しい開発スタイルが、いかに個人のモノづくりを加速させるのか?勝田マラソンを終え、板橋Cityマラソンを控えた今、ランナーでありエンジニア?であるジョンが、技術と走りの境界線で見つけた「世界を変える予感」についてたっぷりと語ります。

  37. 74

    #68 40km地点の衝撃。時計を捨てた先輩の背中に学んだ「意志の力」

    勝田全国マラソンから2週間。板橋シティに向けて再始動した私の耳に残るのは、40km地点でかけられた「一緒に行くぞ!」という先輩の声でした。最新のウェアラブルデバイスと科学的データで武装した私を、時計さえ持たない「感覚スタイル」の50代の先輩がぶち抜いていったあの瞬間。生成AIがあらゆる最適解を提示してくれる現代において、最後の一歩を押し出す「人間だけの聖域」とは何か? 言い訳を捨てて限界を書き換えるためのアジャイルな挑戦について語ります。

  38. 73

    #67 脳内興奮!生成AIが『やりたい』を爆速で現実にする時代

    今回の「ジョンの山ランラジオ」は、最近の生成AIの進歩に脳が震えっぱなしのジョンが、興奮冷めやらぬままにお届けします。仕事の効率化はもちろん、趣味のランニングをより科学的に楽しむためのツール開発について。なんと、中古15,000円で手に入れたChromebookと、最強のAIパートナーClaude、Gemini、ChatGPTを駆使して、わずか1時間で自作アプリを作り上げた裏側を語ります。また、父の背中を見て(?)、目を血走らせてゲーム開発に没頭する息子のエピソードや、AIを活用して「17時に帰って走りまくる」理想のライフスタイルについても深掘りします。15000円PChttps://amzn.to/4a2zUqA18000円PChttps://amzn.to/3OnSAs8

  39. 72

    #66 カフェインとランニングの「ちょうどいい関係」

    「コーヒーなしでは走れない!」という皆さま、お待たせしました。今回は、私たちが愛してやまない「カフェイン」について。1日5杯飲むこともある僕自身が気になっていた「これって本当に走りに効いてるの?」という疑問を、世界的なスポーツ栄養学会の指標をもとに深掘りします。今回紹介した「体重1kgあたり3〜6mg / 運動60分前」という指標は、スポーツ栄養学の権威である国際スポーツ栄養学会(ISSN)の見解に基づいています。• ISSN Position Stand: Caffeine and Exercise Performancehttps://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12970-020-00383-4☕️ レース当日の摂取目安(体重60kgの場合:180mg〜360mg)• ドリップコーヒー:2〜3杯• 缶コーヒー:2〜3缶• エナジードリンク(大容量):1〜2本

  40. 71

    #65 マラソン前夜のヨガは「毒」か「薬」か?マラソンで見えたバネ消失の正体

    1月25日に開催された「勝田全国マラソン」。前日の大雪による7時間の長距離移動で、体はボロボロ……。そんな状況を打破するために行った「20分間のヨガ」が、翌日のレースに意外な影響を及ぼしました。「リラックスできたし、よく眠れた。なのに、なぜか走りにバネを感じない——。」この不思議な感覚の正体を、最新の運動生理学とバイオメカニクスの視点から深掘りします。キーワードは「粘弾性体(ねんだんせいたい)」と「筋紡錘(きんぼうすい)」。ランナーにとって「柔軟性」は本当に善なのか?それとも適度な「硬さ」こそが武器なのか?自己ベスト更新を目指す全ランナー必聴の、科学的コンディショニング回です。

  41. 70

    #64 ポッドキャストを「聴ける」という才能 〜YouTubeショートの野蛮さと、ランナーの知性〜

    今回は「走る話題」を一度お休みして、ポッドキャストを始めて3ヶ月で見えてきた「メディアの心理学」について深掘りします。​ なぜポッドキャストリスナーは「高学歴・高所得」と言われるのか?​ YouTubeショートに潜む「野蛮なコメント」の正体​ 「走ること」と「深い思考」の意外な共通点​ 完聴率70%という数字が証明する、リスナーの「自己規律」の高さ最新のマーケティングデータと認知心理学の視点から、私たちが「あえて耳で情報を得る理由」を解き明かします。荒れたコメント欄の例https://youtube.com/shorts/c17ab8Zs3do?si=yJWWoi_htdepHRtS

  42. 69

    #63 40km走6回の功罪。スタミナという『貯金』をスピードへ換金する板橋への全戦略

    勝田全国マラソンで自己ベストを更新したものの、目標とする2時間33分切りには届かなかった。その「わずかな乖離」を埋めるものは何か?今シーズン、計6回実施した40km走が生理学的に身体に何をもたらしたのかを徹底分析。板橋シティマラソンまでの残り7週間、「40km走からの卒業」を宣言し、スタミナを爆発的なスピードへと転換する具体的なトレーニングプランを曝け出します。

  43. 68

    #62 「40kmのふらつき」を考える:脂質代謝ランナーにこそ必要な脳の燃料戦略

    「脂質代謝を鍛えているのに、なぜ35km過ぎに力が入らなくなるのか?」先日の勝田マラソンで40km地点からの失速と「ふらつき」を経験したパーソナリティのジョンが、その生理学的な原因と対策を徹底考察します。筋肉のエネルギー源としての「脂質」は十分でも、私たちの「脳」は糖質しか受け付けません。今回のエピソードでは、シリアスランナーが陥りがちな「中枢神経系疲労」の正体と、呼吸リズムを一切乱さずに脳へエネルギーを届けるための「スマートな補給戦略」についてお話しします。

  44. 67

    #61 走る哲学:スプリンターの脳、長距離ランナーの哲学

    陸上競技という一つの枠組みの中にいながら、なぜ短距離選手と長距離ランナーはこれほどまでに「別の人種」に見えるのでしょうか?今回は、最新のスポーツ心理学や行動学のデータをもとに、専門種目によって形作られるアスリートの精神構造を徹底解剖します。• 遺伝子で決まる?: ACE遺伝子と種目選択の意外な関係• スプリンターの脳: コンマ数秒のために「あえて思考を止める」高度な技術• 長距離ランナーの哲学: 孤独と苦痛を「客観的なデータ」として処理するストア派的思考• リスペクトの欠如の正体: 「自分たちの苦痛こそが本物だ」というバイアスが生む種目間の壁「短距離はチャラい」「長距離は修行僧」……そんなステレオタイプの裏側にある、切実で合理的な生存戦略とは?お互いの「地獄」の質を理解したとき、競技場に新しいリスペクトが生まれます。• ACE遺伝子と競技適応の研究(Scott et al., 2010)• エリート選手のメンタルスキル比較(Hammami et al., 2014)• 脳電位(Ne/ERN)による自己監視機能の分析(Brain and Cognition)• ストア派哲学と持久系競技のレジリエンス(Modern Stoicism)

  45. 66

    #60 素数を数えて白米を食べろ!マラソン遠征の胃腸マネジメント術

    マラソン遠征、前日の食事で「エネルギーを詰め込もう」として失敗していませんか?今回は、生理学的な消化・吸収のメカニズムに基づいた「守りの食事戦略」を徹底解説します。せっかくの遠征、ご当地グルメの誘惑は強烈です。私自身、前橋の「おもウマい」街中華で、山盛りの青椒肉絲や回鍋肉を前に「生殺し」状態になりながら、素数を唱えて白米のみを貫いた実体験をお話しします。「何を食べるか」以上に大切な「いつ、どう断るか」。胃腸の平穏と質の高い睡眠を確保し、ベストコンディションでスタートラインに立つための実務報告書です。

  46. 65

    #59 その疲労は細胞の悲鳴か?マラソン後の身体で起きていること

    マラソンで限界に挑むランナーの身体には、ゴール直後、一体何が起きているのでしょうか?1キロ3分台の衝撃が筋肉を破壊し、内臓から血液が消え、免疫の窓が開き、さらには脳の物理的構造にまで影響が及ぶ。今回は、そんな「限界突破の代償」を生理学的な視点から徹底解剖。単なる根性論や経験則ではない、最新のスポーツ科学に基づいた「科学的リカバリー戦略」を解説します。次の勝利のために、今こそ「休む技術」をアップデートしましょう。

  47. 64

    #58 走る、飲む、狂う。ランナーとアルコールの切っても切れない危険な相関

    「速いランナーには、なぜか酒好きが多い気がしませんか?」先日の勝田全国マラソン遠征。レース前夜にビールを楽しむ仲間たちを横目に、一滴も飲まない私が抱いた素朴な疑問——「アルコールは、実際のところランナーの体に何をしているのか?」。今回は、お酒の「おいしさ」と「中毒性」を熟知した上で断酒した私が、酒と長距離走の間に潜む生理学的・心理学的なメカニズムを徹底解剖します。厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38541.html

  48. 63

    #57 「やめるわけねーだろ」勝田の風に刻んだランナーの意地

    勝田全国マラソン走ってきました。タイムは残念ながら目標に届かず2時間40分。目標タイムから遅れ、事前に決めていた「撤退ライン」に到達したとき、一人のランナーの心に何が起きたのか。スマートな戦略が崩れ去った後半戦、視界がかすむ極限状態で私を突き動かしたのは、計算ではない「本能」の声でした。2時間40分12秒、ボロボロになりながらも完走を選んだ理由と、その代償として得た「次への火種」について語ります。【マラソン記】勝田全国マラソン2026 行けなかった2:40:12https://youtu.be/08w8TK8OQGk

  49. 62

    #56 道化か、求道者か。猫ひろしが走り抜けた「空白の4年間」

    今回のテーマは、カンボジア代表としてリオ五輪を走った芸人、猫ひろし。「売名」「話題作り」と批判されたロンドン五輪代表取り消し騒動から4年、彼が裏側で積み上げていたのは、仕事をしながらの「月間1000km」という常識外れの練習量でした。ドキュメンタリー映像で見た彼の孤独な闘いと、私自身の月間700kmの走行実感を重ね合わせながら、一人のランナーとしての「猫ひろし」の凄みを語ります。なぜ彼は走るのを止めなかったのか?そして、ゴール後の「にゃー!」に込められた本当の意味とは?

  50. 61

    #55 勝田全国マラソン直前!風とアップダウンがあるのに「自己ベスト」が出る本当の理由

    いよいよ今週末に迫った第73回勝田全国マラソン。今回はレース直前スペシャルとして、私たちが挑むこの「歴史ある難コース」を徹底解剖します。「勝田の風」や名物「三段坂」に不安を感じていませんか?実は、その厳しい環境こそが記録を生み出す鍵だったのです。歴史的背景や独自の「硬派」な文化、そしてランナー心理の側面から、勝田が愛され続ける理由を深掘りしました。今週末、スタートラインに立つすべてのランナーへ。移動中やテーパリングのお供に、ぜひ聴いてください。

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