EPISODE · May 2, 2026 · 15 MIN
脳科学の貧困と存在論的差異と。
from 『芦田の毎日』 · host Hironao Ashida
この芦田先生のテキストは、脳科学による犯罪心理の解明には限界があることを、哲学的な視点から鋭く考察しています。著者は、脳の状態と個人の行動を安易に結びつける風潮を批判し、脳の内部が外部環境を完全に再現することは不可能だと説いています。議論の核心には、存在するものとその根拠を峻別する存在論的差異という概念があり、これを神学やハイデガーの思想を用いて紐解いています。また、原因と結果を単純な相関関係に落とし込む科学的アプローチの危うさを、ミステリーサークルの比喩を通して鮮やかに描き出しています。最終的に、自己の使命を果たすだけでなく、悪をも含めた全てを包摂する**親鸞の「還相」**の思想を引き合いに出し、存在のあり方を全肯定する哲学的境地を提示しています。元記事のリンクはこちら→https://ashidahironao.sakura.ne.jp/blog/cat3/post-510.html
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