EPISODE · May 23, 2025 · 8 MIN
欧米ヴィーガンの勘違い…江戸時代の日本人の食事情w from Radiotalk
from まもまもの雑談ラジオ · host 栗東少年まもまも
以前にも解説したかと思うが、基本、日本人の食事で肉や魚介をモリモリ食べる様になったのは戦後の農業改革や養殖漁業技術の発展、および物流システムの進歩が要因にあって、それ以前はむしろ、特に今でいう“海無し県”を中心に、ほぼヴィーガンな食生活だったのは、江戸時代の文献からも明白な話です。何故なら、奈良時代に仏教伝来と共に、狩猟生活から農耕生活へのシフトが格段に進み、江戸時代までには都市部以外では自給自足生活であり、かつ、獣肉を食す事を“穢らわしい行為”として封じたのです。但し、使役家畜の“最終処分”や、飢饉以外での栄養失調による体調不良時は、その禁を破って、“サクラ(馬)”とか、“ボタン(猪・豚)”“モミジ(鹿)”“カシワ(鶏・雉)”等という隠語を使って、“薬食(くすりしょく)”として口にしたのです。 また、魚介類も鮮度の良いまま輸送するのは困難だったからこそ、干物や塩蔵で輸送した訳であり、それらを塩抜きやふやかす際に水を使ったら、その水に適度な味が付いてたから、出汁が発明されて、味に変化をもたらしたのです。その行き着く先が和食の基本であり、今日の“豊かな食卓”が形成された訳です。つまり、日本の食文化は、元来はヴィーガンの理想と“モッタイナイ”に基づいた調理技術であり、欧米人のヴィーガン思考が、実はとんでもない愚行の産物でしかないのです。 欧米人的なヴィーガンの矛盾は、普段から動物性蛋白質や脂質、糖分の過剰摂取を“食の豊かさ”の指標にした結果の反動であり、また、生産農家や漁師への侮蔑であり、食事よりも他の快楽(主に性関連)に重きを置いたツケであり、また、食糧難を“他人事”にして責任逃れに躍起なだけの恥ずかしい話なのです。
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