EPISODE · Sep 5, 2025 · 9 MIN
PiTaPaとフェアライドシステム…関西圏で残高不足でも改札通過できる秘密w from Radiotalk
from まもまもの雑談ラジオ · host 栗東少年まもまも
SNS上で、交通系ICカードの話題が盛り上がってる様だが、何で首都圏だとカード残高が初乗り運賃未満だと拒否されるのに、関西圏だと平気なのか?って話が度々出るのだが、これは、システム導入時の背景が、全く別だったからです。特に、ICOCAとPiTaPaという関西圏の交通系ICカードには、明確なルールの違いがあり、また、関西圏での乗車ルールには、とある“特例”を拡大解釈する事で、普及を促進させたのです。 そのキーワードこそ、阪急が1980年代に導入した“ラガールスルー”に付帯する“フェアライドシステム”と呼ばれる、降車時精算の自動化です。簡単に言えば、切符の代わりにプリペイドの乗車カードで利用する際、どうしても残高の端数が出るのと、急用で煩雑な時に残高を確認できないまま駅に駆け込む事もあるのを想定し、万一の場合は降車時の駅やバス車内で予備のカードか現金で精算する方式です。これの導入にあたり、当時の運輸省に打診し、旅客約款の特例を認めさせた訳です。 その応用で、JR西日本もICOCA導入時に関して、同じ様にカード残高が1円でもあれば、改札を通過して目的地まで乗車→出札時に不足分の清算を改札内で行える様にしたのです。また、スマートICOCA導入時に、当初はオートチャージのみだったのが、PiTaPaのポストペイ方式の方が手間が減る事を受け、ポストペイに切り替わった訳です。ある意味、クレカのタッチ決済機能を、公共交通機関の利用に特化したのがPiTaPaであり、ICOCAもまた、阪急から始まったスルッとKANSAIのシステムに準拠した訳です。
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