EPISODE · May 5, 2026 · 10 MIN
【ライブレポート】Nothing’s Carved In Stone、ツアー<Fire Inside Us Tour>が称えた全員の未来「“Us”はみんなのこと」
from Music News Japan · host keisuke horota
https://barks.jp/news/1064541 Nothing’s Carved In Stoneが4月22日(水)、東京・Zepp DiverCityにてツアー<Nothing’s Carved In Stone “Fire Inside Us Tour”>のファイナル公演を開催した。同ツアーは3月14日の神奈川・Yokohama Bay Hallを皮切りに、Zepp DiverCityまで全国11公演の規模で行われたもの。そのツアーファイナルのレポートをお届けしたい。 「ツアーファイナル! 帰って来たぞ。各地でめっちゃパワーをもらった。ここで全部返すから最後まで一緒に音楽しよう!」──村松拓(Vo, G) <Fire Inside Us Tour>のツアーファイナルとなった4月22日の東京・Zepp DiverCity公演の盛り上がりからも、各地のファンがNothing’s Carved In Stoneを熱烈に歓迎したことは容易に想像できた。しかし、村松自身も自負していたとおり、アルバム『Fire Inside Us』の出来映えを考えれば、それも当然だろう、とファイナル公演のレポートを書き進める前に、まずは声を大にして言っておきたい。 イントロを聴いただけで観客全員が一斉に拳を振りはじめた1曲目の「孤独の先」をはじめ、この日、ステージの4人が披露した『Fire Inside Us』の全10曲を聴きながら、Nothing’s Carved In Stoneが結成から18年を経てもなお、さらにひと皮剥けたことを感じて、快哉を叫ばずにいられなかった。 中盤のブリッジでいったんテンポダウンしてから、ドラムの連打とともに一気に加速するように再びテンポアップして、サビになだれ込む展開が、“孤独の先の君を越えていこう このまま”というサビのパンチラインとともに観客の気持ちを鷲掴みにした「孤独の先」から、アルバムの曲順通りに「Find the Color」に繋げると、大喜多崇規(Dr)がキックするバスドラの4つ打ちに合わせ、観客がハンドクラップ。スタンディングのフロアが揺れ始める。その「Find the Color」はジェット音を混ぜながら、フレーズをうねらせるなど、バッキング、ソロ、リフ、とパートごとにギターらしからぬ音も含め、さまざまな音色を使い分ける生形真一(G, Cho)によるギターの音作りも聴きどころだった。また、イントロとサビで鳴らしたシンセがバンドサウンドに埋もれず、耳に残るところにフレーズ作りの巧さを改めて感じたりも。 そして、サビのダンサブルなリズムで観客を跳ねさせた「Spirit Inspiration」から、メランコリックな歌をテクニカルなバンドアンサブルに落とし込んだ「白昼」に繋げ、持ち前のミュージシャンシップを見せつけることも忘れない。演奏の軸となる日向秀和(B)のベースリフ、生形が村松の歌に重ねるハーモニーなど、この曲も聴きどころが少なくない。そして、ドラムソロからギターソロに展開した後、大喜多を中心に円陣を組むように4人が向かい合い、エンディングをキメる。 「最後まで一緒に音楽しよう!」──村松拓 村松がライブの意気込みを語ると、続けてバンドは「It Burns to Save You」を披露。リズムが8ビートに変わって、テンポアップするサビの展開がエモい。そこに「In Future」を繋げると、ブルージーなリフとともにアグレッシヴな演奏を繰り広げ、気迫を見せつける。さらにレイヴともディスコとも言える「Idols」、ファンキーな「シリウスの月」と繋げ、フロアを揺らしつつ、「Looking for a Reason」「(as if it’s) […]
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