EPISODE · Apr 30, 2026 · 10 MIN
【ライヴレポート】michi.、ソロワンマンのアンコールでALICE IN MENSWEARの新曲披露「ギタリストは“誰かな?”」
from Music News Japan · host keisuke horota
https://barks.jp/news/1064199 michi.が4月25日、東京・赤羽ReNY alphaにてソロワンマン<THE SPELL CALLED ETERNITY>を開催した。 MASCHERAに続き、ALICE IN MENSWEARの復活とエネルギッシュな活動でファンも驚かせているmichi.。先ごろ開催されたLa’cryma Christi、ALvino、ALICE IN MENSWEARといった3組集結による東京・豊洲PITでのイベント<KOJI Memorial & Birthday Live 2026 〜Eternal Blue〜>を経ての本ワンマンでは、ソロ名義の新曲のみならず、ALICE IN MENSWEARとしての新曲もアンコールで披露。同新曲では、<Eternal Blue>のアンコールにもゲスト出演したKOJIの実子であるKAZUKIがスペシャルゲストとして招かれた。 MASCHERAとALICE IN MENSWEARの対バン公演が今夏に予定されるなど、今後の活動もますます充実していくが、自身がボーカリストを務めてきたバンドたちとソロ活動を並行させることへの躊躇やプレッシャーを微塵も感じさせないほど、この日のmichi.は自信に溢れたオーラを放っていた。 菅大助(G)、古谷圭介(B)、竹村忠臣(Dr)によるおなじみのサポートメンバーに続いて、michi.が登場。ライヴは「Alice」(MASCHERA)で幕を開けた。その一挙一動、射抜くような視線で魅了し、ALICE IN MENSWEARの世界観を受け継いだmichi.名義初のオリジナルによるシャッフルナンバー「Dance in the rabbit hole」では機械仕掛けのウサギが飛び出してきそうな情景をボーカルとパフォーマンスで浮かび上がらせた。 LEDスクリーンがクラブ仕様へとシフトした「Abracadabra」(S.Q.F)は本ライヴタイトル(THE SPELL CALLED ETERNITY=永遠という名の呪文)の意味にもリンクした呪文をかけるようなダンスチューン。生誕50周年のライヴでも披露された「SUPER FLOWER」(S.Q.F)では変わらぬポジティヴな意志を伝え、前半から説得力あるステージ運びでmichi.ワールドへといざなった。 「今夜は<THE SPELL CALLED ETERNITY>。“永遠という名の呪文”という、ちょっとミステリアスなタイトルになっております。3月あたりは春の嵐にもみくちゃにされながら、みんなも大変だったと思いますが、ようやく気候も落ち着いて、安定の晴れ男です(笑)。4月12日の豊洲PITから2週間しか空いてないですが、今日、みんなに会えて嬉しいです。そして名義を関係なく言えば、前回が2026年の1stライヴでしたが、michi.ソロとしては今年初のワンマンとなります!」──michi. 「公約通り、素敵なナンバーを用意してきました。皆さん、準備はいいですか?」と青い扇子を手に呼びかけ、準備が必要な理由について「“michi.さん、そろそろ扇子曲の新曲はどうですか?”というリクエストをたくさんいただいておりましたので、急遽、新しく作った曲を扇子が似合う曲にアレンジしてまいりました」と伝えると拍手喝采。 この新曲のタイトルこそが「THE SPELL CALLED ETERNITY」。色とりどりの鮮やかな扇子が揺れるフロアで鳴らされたのはmichi.が影響を受けた’80年代の英国バンドのデッド・オア・アライヴと地続きにあるような艶やかなダンスロックだった。“永遠という名の呪文で” “心も身体も溶かしてく”というフレーズとエレクトリックなビートが混ざり合い、新曲とは思えないほどの高揚感あふれる景色が広がった。 ライヴで先行して披露されてきたソロ名義の曲たちが次々に披露されていく没入感たっぷりのセクションも今のmichi.ならでは。最新曲から一転、ムーディでジャジーな「Midnight blue -淡い月の下で-」では月の光が照らす夜へと導き、michi.の表情、仕草、ボーカルスタイルが男性と女性の境界線を溶かしていく。そして、ダークサイドに移行していく「Deeper than Darkness -漆黒の瞳-」から、ヘヴィチューン「INCUBUS」では赤く染まったステージで狂気と快楽を叩きつけ、曲の持つダイナミズムと背徳感を見事に表現。 客席を圧倒した後にはデジタル世界で愛を交わすテクノポップテイストの「バイナリ・ラブ」を投下。エフェクティヴなボーカルと中毒性のあるビートでフロアを揺らせていく。曲ごとに振り切った表現をしているからこそ、多様なアプローチに説得力が生まれるのだろう。 インサイドからアウトサイドへとシフトするような開放感のある「TRUTH IN […]
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