EPISODE · Mar 15, 2025 · 1H 6M
S2#26 人間関係よりカードゲームを選んだ男の話
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或虎's social mediahttps://www.instagram.com/uuuu_ultra/『ショユータ、蟲神器を極める』第1話:狂気の少年、カードを手にする「これが……蟲神器か……」廃ビルの屋上。崩れかけたフェンスにもたれかかり、少年・ショユータは震える指で一枚のカードを握りしめていた。その目は異様にギラつき、口元は不敵に歪んでいる。蟲神器——それは昆虫をモチーフにしたカードバトルゲーム。全国大会まで開催されるほどの人気を誇るが、ショユータにとっては今日が初めてのプレイだった。「蟲……いいね……小さくて、強くて、残酷で、合理的……最高じゃないか……」少年はハイエナのような笑みを浮かべた。⸻第2話:天才、覚醒する翌日——「えっ、お前初心者なんだよな!? なんでそんな強ぇんだよ!」カードショップ『バグズ・ネスト』。ショユータはたった二時間で店の常連を全員叩きのめした。そのプレイングは異常だった。「このターンでお前は詰んだよ。」対戦相手がカードを引く前に、勝利宣言。だが、その通りになる。相手のデッキ、手札、思考すら読んでいるかのような戦い方。「いや、ありえねぇ! 初心者がそんな……」「初心者……?」ショユータの目が狂気に濁る。「違うよ。俺は……全知全能の神さ。」⸻第3話:戦いの舞台へ「……大会、出るのか?」カードショップの店長・タケオが呆れ顔で聞くと、ショユータは不敵に笑った。「当然。蟲の王として、俺がこのゲームの頂点に立つ。」かくして、狂気の天才は全国大会へと歩みを進めるのだった——。⸻第4話:全国大会、開幕!日本最大のカードバトルイベント——『蟲神器グランドマスターズ』。全国から集まった猛者たちが一堂に会するこの舞台に、狂気の少年ショユータは現れた。彼のデッキは、誰も見たことのない構築。**“バグ・エンペラー”**を中心にした超攻撃型で、誰もが「無理がある」と笑うようなデッキだった。——だが、違った。「この蟲たちは俺の分身さ。」予選開始。ショユータは初戦から4ターンキルの連発。「は、速ぇ! しかも、戦略が意味不明なのに勝ってる……!」「バカな……! こいつ、カードを“操って”いる……?」観客席がざわつく。対戦相手は恐怖で手が震えていた。彼は、読んでいる。デッキの流れ、相手の心理、すべてを超越した異常なプレイング。そして、ショユータは決勝へと駒を進める。⸻第5話:決勝戦——神を名乗る男「決勝で待ってるぞ、狂気の天才くん。」ショユータの前に立ちはだかったのは、蟲神器界のレジェンド——神無月(かんなづき)レイジ。「ふーん……アンタがボスキャラか。」「ほう、ボスキャラ扱いとは光栄だね。でも君に勝ち目はないよ。」レイジのデッキは完全無欠。どんな戦法も通じない。過去五年間、誰も彼を倒せなかった。しかし——「いや、俺が勝つよ。」「……ほう?」「俺は……すでに“見えている”んだ。」ショユータは不敵に笑い、カードを引いた。⸻第6話:世界を超越する一手「行くぜ……《バグ・エンペラー—無限進化》発動!」「なっ!?」ショユータの場に、未発表のカードが現れる。それは、公式すら存在を認めていないカード——「ま、まさか……! お前、ゲームの枠を超越したのか……!?」「そうさ……これは、俺だけの道……」レイジの場は一瞬で制圧される。「俺の勝ちだ。」その瞬間——レイジのライフがゼロになった。ショユータ、優勝。全知全能の神、誕生——。⸻第7話:狂気の果てに表彰式。優勝トロフィーを手に、ショユータは高らかに笑う。「ははははは!! 俺は神だ!! 蟲神器の神だ!!」だが、司会者が震える声で告げる。「……実は、君の勝利は公式ルール上、認められない。」「……は?」「君の使ったカード、《バグ・エンペラー—無限進化》は……存在しないカードだ。」「……いや、あるよ?」ショユータはカードを掲げる。「ほら、ここにある。俺の手に。」しかし、誰もそれを見ることはできなかった。「お前……何と戦ってたんだよ……?」会場に、恐怖の沈黙が流れた——。(完)
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