EPISODE · Apr 25, 2023 · 12 MIN
シャドーアクション02:シャドームーブ
from REAM アクションと立回り · host 石田憲一
<シャドー・ムーブ> ●アクション進化論で発表済みである。 ●アクションの技とは、単独で成立しているのではなく、受ける(やられる)相手との●協働運動とセットで成立している。その相手の協働運動をシャドームーブという。 ●「殴り」を例にとる。 ・「殴り」は、なぜ殴りなのか?という疑問。 ・「殴り」とは、「殴る」という運動と「殴られる」という運動、つまり「殴る側」と「殴られる側」双方の運動の協働によって成立している。そこに「殴り」という言い回しの微妙な意味性が含まれている。 ・しかし実際はそうでも、視覚的には見世物として主役側、つまり殴る側の動作が目立ってしまうだけでなく、意図的に目立たせようという表現上の力学が働くために、打撃技としてのパンチ=殴る行為だけが「殴り」だと思われがちになってしまい、殴られる側の運動は見過ごされてしまう。 ・この本来なら「殴る」+「殴られる」=「殴り」であるはずの、等価であり協働運動としての一つの表現の片側「殴られる」が「殴る」の影に隠されてしまうことをシャドー・ムーブと表現した。 そんな話をしています。
What this episode covers
<シャドー・ムーブ> ●アクション進化論で発表済みである。 ●アクションの技とは、単独で成立しているのではなく、受ける(やられる)相手との●協働運動とセットで成立している。その相手の協働運動をシャドームーブという。 ●「殴り」を例にとる。 ・「殴り」は、なぜ殴りなのか?という疑問。 ・「殴り」とは、「殴る」という運動と「殴られる」という運動、つまり「殴る側」と「殴られる側」双方の運動の協働によって成立している。そこに「殴り」という言い回しの微妙な意味性が含まれている。 ・しかし実際はそうでも、視覚的には見世物として主役側、つまり殴る側の動作が目立ってしまうだけでなく、意図的に目立たせようという表現上の力学が働くために、打撃技としてのパンチ=殴る行為だけが「殴り」だと思われがちになってしまい、殴られる側の運動は見過ごされてしまう。 ・この本来なら「殴る」+「殴られる」=「殴り」であるはずの、等価であり協働運動としての一つの表現の片側「殴られる」が「殴る」の影に隠されてしまうことをシャドー・ムーブと表現した。 そんな話をしています。
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